ちいさな幸せみっけた

「ちいさな幸せ」を幸せと感じられますように。

*QRコード

2005年03月16日 | にんげん観察記 *A to Z*

以前、仕事でQRコードに関する提案書を作ったことがありました。

 ←表紙がこんなの

打ち合わせの場でそれを見た取引先の部長・・・

QRコードをジーーーッと見つめている。

そして、顔に近づけたり離したりしてみる。


「これ、何にも見えないぞ?」


一同シーン



課長はきっと、昔流行った「ステレオグラム」だと思ったに違いない。
普通に見ている分には、なんてことのない平面模様が、視点をずらしてみることにより模様の中から立体画像が浮き出てくるという三次元画像、ありましたよね。


どんなに頑張っても見えませんよ、課長。


所詮、バーコードですから・・・
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価値観の違い

2005年03月16日 | じぶん観察
先週、デザインの学校で先生からこんな提案がだされた。

『1年デザインの勉強をした暁には、デザイン展を開催したらどうか』と。

まぁ、以前からチラホラそういった話は聞いていたが
クラスの全員が後半の半年も申し込みを済ませたため、
本格的にデザイン展の話を持ち出したんだと思う。
(この講座、半年ごとの更新になってまして、当初は私、前半だけ受けようと思って申し込んでいた。)

デザイン展、開催するとしても10月なわけだが、
どうせやるなら、4月から着々と準備を進め、きっちりとした企画の上で行ったらどうかと。

あくまで提案。やるかどうかは生徒次第。

そこでみんなに意見を求められた。

私はこの環境でできる事を最大限に活用したかった。
現状、デザイン展なんてものは一人では出来ない、
みんなでひとつの目標に向かう、ということも、社会人になった今、なかなか出来ることではない。
ましてや『学生』という立場で『失敗してもいい』という前提の元で挑戦出来るなんて願ってもないことだ。
だから、どういった結果になろうと、仮にデザイン展自体は出来なかったとしても、何か得るものがあるだろうと思って「やりたい」と言った。

ほとんどの人が「やってみたいです」という中、最後の一人が神妙な面持ちで自分の意見を述べた。

「やってみたいというのは簡単だ。でも、やるには色んな負担もあることを忘れてはいけない。みんながみんな違った環境で暮らしている中、それに費やせる時間も人によって違えば、かけられるお金だって違うわけで。それを踏まえた上でみんながやりたいというなら自分も参加したい。そのためにも、みんなで理解し合うことが先決だと思う。」

要約すればこんな感じのことを言ったのだ。
みんな、圧倒された。とても説得力のある発言だった。

もちろん、みんなデザインの勉強をするためにこの学校に来ているわけだから「やりたい」と言う気持ちは一緒だと思う。
それに、デザイン展をするにあたっての負担も各々それなりに覚悟はしていたと思う。

でも、半年一緒に勉強してきたとはいえ、みんなのことは大してよく知らないわけで。
学生もいれば社会人もいるし、フリーターだっている。
そんな人たちが一緒にやっていくためには、自分の都合ばかり言ってられない。
多少無理しなくてはならないことだってあるだろう。
そんな時に不満が出ないよう、彼は事前に釘を刺したのだ。

そこで、先生抜きにして話し合いがもたれた。

技術的な面はみんなでカバーし合って行けばよいことだ。
現実的に一番問題なのは、時間とお金だろう。
でも、時間に関しては自分も仕事上どうなるか分からないし、どれだけ必要とされるのかも明確ではない。
ただ、その時々に出来ることを一人一が精一杯やっていくしかない。
そして時間よりもシビアなのがお金の問題だと思う。

実際問題、お金はいくらかかるのか?
まぁ、どれだけのことをするかによって金額はピンキリだが、相場は一人1万5千円から3万円とのことだった。

3万円。

この金額を聞いてそれぞれどう思ったか。

確かにデザイン展をするために場所を借りて、DMを作って、と考えるとそんなに高くないのかもしれない。
でも、そんなもんだったら簡単に出せる、って言う金額ではない。
正直、痛い。
まだ入社三年目で東京での一人暮らしは決して余裕のある生活ではない。
そこへ学校へ通うために毎月ローンを組んでるわけで・・・それだけで既にいっぱいいっぱいである。


一人の男の子があっさり言った。
「そんなもんなんだ。安いじゃん。」と。

まぁ、彼は正直な感想を述べたまでだろう。

「せっかくのチャンスがあるのに、お金とか出し渋りたくないんだよね」とも言った。

彼は大学生だ。
若さゆえだろうか、彼には熱意がある。それが、ひしひしと伝わってくる。

でも、その発言は私的に「ちょっと待った!!」だった。

人にはそれぞれの事情がある。
もちろん、自分への投資を惜しみたくない気持ちは分かる。
でも、勉強の前に生活ってものがあるわけで。
学生のあんたにそんなこたぁ、言われたくない!!
彼の事をよく知らないので言うのもなんだが・・・
仮に「授業料は自分で全部出してます」だったとしても、そんなんこっちからしてみりゃ当たり前のことだ!!
生活費まで自分で稼ぐようになってから言え!!!

と、彼には言えなかったが・・・
いい子なんですよ、基本的には。
悪気のない発言って言うのはよく分かるんだなぁ。
それだけにタチが悪い。

そこへ以前『今日も飲んでまいりました。』で、ちろっとご紹介したフリーターの彼が一言。

「俺は1万円以上はキツイ」と。

ふむ。フリーターだもんね。いつもお金ないって言ってるし。

「実は俺、ガキがいるんだよね」

ん???

えーーーーーーっ!?

まじっすか?

イヤ、それほど驚くことではなかろう。
だって、22歳ですもん。結婚しててもおかしくない年齢ですもんね。
さすが、元ヤン。

考えがしっかりしてるな~とは思ってましたが、まさか家庭を持っていたとはねぇ。

そういえば、お金なくって、やりかけの「ドラクエ8」売ったって言ってたな~・・・
ついにはプレステ2まで手放したって言ってたな~~~・・・

切実だなぁ~~~・・・

そう『出し渋り』ではない人だっているってことだ。
出したくても、出せる金がない場合だってあるのだ。



わけのわかんないことを長々とうだうだ書いてしまってごめんなさい。
ともかく、デザイン展はやることになりました。
これから忙しい毎日になるでしょうが、心の底では楽しみでしょうがありません☆
早速木曜までに企画をいくつか考えていかなければならなく、大変です。
(てか、現時点で考えてないあたりで無理なんじゃ・・・)

あ~わくわく
コメント (4)
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