熟年ドラキチ  さぁ人生はこれからだぁ^^ 

ドラキチ歴50年、 熟年・「オレ竜」の今日の”脳ミソの中身”

嵐の中の世界経済の中で。 仕事でもあるから考えてみよう~と (1)

2008-10-28 | 路地裏の経済

9月15日のリーマンショック以降の世界金融危機は、世界を世界恐慌にしてしまっているのか?
アメリカのみならず、ヨーロッパ、ロシア、南米、アフリカ、そして日本のあるアジアも。

貿易関係の仕事をしている私にとっても、この1ヵ月半の目まぐるしい経済状況の
変化は、今のところただ見守っているというのが現状である。
毎日テレビや新聞から飛び込んでくるニュースは、どれも暗い物ばかり。

何十年後の学校の教科書には、2008年世界金融危機という出来事が
載ってしまうくらいの事が起きているのだろうか。
と色々私も日々に世界の動きを見てるのだが、私なりにこの歴史的出来事にも
生き残れるように、少しは考えを巡らさねばと。

野球のドラゴンズの事みたいに、熱心に、そして、たとえどんなにドラゴンズが
劣勢に置かれても、そこに僅かな可能性を見出し、希望と期待に前進する。

好きなドラゴンズで養った、このドラキチファンの精神構造が、こういう時にも
役立てば、まんざら野球も簡単に馬鹿にしちゃいけない~~~~。(苦笑)

東証終値は7162円 バブル後最安値、26年ぶり水準(朝日新聞) - goo ニュース 
(記事引用-朝日新聞)
27日の東京株式市場は、世界的な景気減速が長期化するとの不安が高まり、日経平均株価は03年4月28日につけたバブル後の最安値7607円88銭を大きく割り込んで取引を終えた。終値は、前週末比486円18銭安い7162円90銭。82年以来、約26年ぶりの安値水準まで落ち込んだ。

アイスランド国有化銀行、サムライ債の利払い不履行(読売新聞) - goo ニュース  
(記事引用-読売新聞)
アイスランド政府が国有化した最大手銀行カウプシング銀行は27日、猶予期限を迎えていた円建て外債(サムライ債)の利払いを見送り、事実上のデフォルト(債務不履行)状態となった。

 国有化された銀行のデフォルトは極めて異例だ。

 サムライ債は外国の政府や金融機関などが資金調達のため日本国内で募集し、円建てで発行する債券。利払いがなかったのは、2006年10月に発行した500億円のサムライ債。利払い期限の20日までに支払いがなかったため、7日間の猶予期間に入っていた。

 主要行すべてが国有化されたアイスランドは24日、国際通貨基金(IMF)と20億ドルの緊急融資を受けることで合意。しかし、資金はすぐに振り込まれないため資金不足に陥ったとみられる。アイスランドでは、国有化した他の銀行でも資金不足から決済に遅れが出ている模様だ。各銀行は欧州を中心に海外で積極的に資金調達をしており、今回のような債務不履行が続けば、世界に混乱が広がる恐れもある。


【熟年ドラキチ】
あのバブル後の最安値の株価、7607円をいとも簡単に下回ってしまった。
そして今日の東京市場では一時的にではあるが、7000円という大台も
一時割り込んだ。  どこまで底なし沼が続くのだろうかぁ~

別に私は株を運用しているわけではないが、これだけ株価が下がってしまうと、
世の中の企業の資産も減ってしまい、企業活動が消極的に一気になってくるだろう。
設備投資の予定も、延期・キャンセルという事態も。
機械を製造販売する会社の私にも、今後、影響がさらに出てくる事は容易に
想像できる。

そして私の持ち場である海外市場、これは既に今年の4月辺りから
景気の潮目の変わりは感じていた。 それでも、今までどおりに粛々と地道に
海外とやっていけばなんとかなる感じで来ていたのが、この1ヶ月で激変。

中国、台湾、シンガポール、タイ、韓国、ベトナム、インドネシア、アメリカのお客の状況を聞いても、まぁ~いいニュースは殆ど無い。
それもその筈。 上の記事にあるようにアイスランドの国有銀行もデフォルトする始末だし。  日本で解りやすく言えば、日本のメガバンクが借金の返済を期日どおり
に出来ないということがアイスランドで起こっている。
アメリカやヨーロッパの銀行でも同じ事が起こらないように、その国の政府が
公的資金を投入してなんとか起こらないようにしているのが、今の世界の状況。

世界の銀行が一斉にお金が無い状況になったものだから、仮に機械設備を買いたいという外国の優良なお客が、いつも通りに銀行に機械設備を輸入するから
融資をして欲しいと銀行に話を持ち込んでも、銀行はなかなか応じない。

この現象が現実的に起こっている。

まさに金融危機が、私達のビジネスの流れを止めるという事が、日本ではまだ
起こっていないが、世界ではもう既に。
実態経済に悪い影響を現実に与え始めている。

そして同時に円高の進行。 輸出産業には大きな痛手である。

日本は輸出大国であり、そのお陰で世界第2位のGDPを出しているのだから
今の世界の状況が日本経済に影響しないわけが無い。
もう既に、トヨタ、キャノン、ソニー、ホンダ、三菱自動車という名だたる大企業は
相当な影響が出ている。  生産縮小により、製造要員の削減、派遣社員の
契約終了というニュースも、私の周りから色々と聞こえ始めている。

     
 嵐の中の世界経済の中で。 仕事でもあるから考えてみよう~と (2) に 続く




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