熟年ドラキチ  さぁ人生はこれからだぁ^^ 

ドラキチ歴50年、 熟年・「オレ竜」の今日の”脳ミソの中身”

パチンコ業界

2008-05-18 | 路地裏の経済
[パチンコ台] ブログ村キーワード

確かバブルが終わりかけの頃、”黄門ちゃま”の曲があちこちの
パチンコ屋から流れて、 パチンコブームともてはやされていた。
私もあの頃はパチンカーの一人だったかな (笑)

ただ、やる以上は勝てねば意味がないと思い、
雑誌も毎週買い込み、店の研究も自分なりにして、
勝負には毎年、勝越しをしていた。

しかし、勝ち越すために、休みの大半の時間をあの騒音のうるさい中、
自分の体力を注ぎ込まなければならず、体力の限界(笑)を感じ、
パーラー通いから足が遠のいた。

あの頃の全国のパチンコ屋さん  18,000店
あの頃のパチンコ人口       3,000万人

で、今はどうなのかと調べたら、

   今の全国のパチンコ店   12,000店
   今のパチンコ人口      2,000万人

店の数も、お客の数も 3分の2に。
この数字と傾向見れば 斜陽産業への道を辿っているということか?

これは判断の分かれるところでなないかな。

パチンコはある意味、日本の代表的な娯楽、むしろ日本の文化の一部とも
言えるのでは。(注 決して私はパチンコ産業を擁護する者ではない)。
パチンコは一時台湾にも中古機が輸出され、台湾でもパチンコ屋があった。
いずれも正式な認可ではなく、アンダーグラウンドな営業で、
私も台湾出張時にはやったことがあるけど、 見るからに台湾のその筋の人という
感じの店員も見た。

外国人からしたら、パチンコのようなギャンブルはなかなかじれったく、
どうも受け入れないようで、今ではもう台湾ではそのパチンコ屋も見受けられない。

パチンコ産業には韓国・北朝鮮系の人が多いという。
今でこそ日本の娯楽産業までに認められる社会権を持つに至ったが、
その歴史はむしろ韓国・北朝鮮系の人たちの努力が大いに貢献しているとも
言われている。

戦後、日本は高度成長へ。 在日の韓国・北朝鮮系の人たちも自分で日本で
会社を興して事業をしようとしても、 日本の社会(産業界・金融業界)は
偏見とかが強く、 銀行融資や産業への新規参入も拒んだらしい。

で、行き場を失った彼らがなんとか仕事をしなくちゃいけないということで、
パチンコという既存にない産業を細々と始めたのが始まりとか。

今は立派な建物で綺麗な店のパチンコ屋さんだが、21世紀に入って
パチンコ店の廃業・倒産が続いているらしい。
だから 18,000店から12,000店に減っているのであろう。

パチンコ店は経営が苦しくなっているが、パチンコ機・パチスロ機を
作っているメーカーはどこも大いに儲かっているらしい。
最近、テレビのCMでも解るように、パチンコ機のCMが物凄く増えている
のも、これらの裏づけの一つといえよう。

何故、パチンコ機・パチスロ機のメーカーだけが儲かるのか?

  その 1

   メーカー団体がお互い協力して、新たな新規参入メーカーの
   参入を防いでいる。

  その 2

   毎週のごとく 新台入替 で 需要を目いっぱい拡大させた。

  その 3

   パチンコ機・パチスロ機を充分高価に価格を維持している。
   1台 30万から40万らしい。
   10台入れ替えるだけで、300万円から400万かかってしう
   投資。 早いものでは1ヶ月も経たずに店から撤去されるものも
   あるらしい。

   これじゃぁ パチンコ店も 新台入替の経費だけで 店の経営も
   圧迫されちゃうよね。

 私はパチンコは日本の娯楽産業の一つとして、まったく否定はせず
 肯定すらしているが、 地球温暖化、リサイクル社会、循環型社会を
 目指す今日、 こんな短命にパチンコ機・パチスロ機を生産・廃棄していて
 いいのだろうかとも思う。

 

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2 Comments

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賛成!! (kaferate1124)
2008-05-18 18:27:48
初めまして。私はパチンコ店内でコーヒーワゴンを展開しています。
この意見に同感です。
うちが入ってるお店も年々少なくなっていき、ヤバイ雰囲気ですよ

きっと経費が掛かり過ぎて、出玉が減ったんだと思います。
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やっぱり、そうですか (オレ竜)
2008-05-18 18:53:16
パチンコ店も経営が苦しくなるから、
出玉を減らさざるを得ない。

出玉が減って、お客も勝ちにくくなるから
全体的にパチンコ店から足が遠のく。

現場からの実感のこもったkaferateさんの声、
有難うございます。


今の現状は、勝ち組は パチンコ機械メーカー、
そして負け組みは、 パチンコ店とそのお客。

物を作るメーカーはお客の事を考えないと、
いずれそのツケはメーカー自身にも、
跳ね返ってきますよね。

最後にお客ばかりが、どんどんやせ細っちゃったら
小さくなったパチンコ市場で、今度はメーカー同士が
生き残りをかけて過当競争に。

長く業界を維持発展を考えるなら、
メーカーも大きな利益を上げている今から、
機械の価格を下げたほうが賢明だと私も思いますね。
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