今日はコットンクラブに、超一流ベーシストのWill Lee率いる「Will Lee's Family」を聴きに行く予定でした。しかし、やんごとなき用事ができてしまい、泣く泣くキャンセル。日曜までステージがありますが、去年も聴きに行ったので、もう今回はパスしちゃおうかなあと。なんか東京まで出て行く気力がないのであります。
で、予定が空いたので、ライブレヴューの代わりにジャンクレコードです。やっぱりWill Leeです。
おねいちゃんはミッシェル・ドレイク。79年度のプレイメイト!
1980年の暮れにパイオニアが発売したシステムコンポ「PROJECT A77」のCFソング「愛のサスペンス(I Believe In Love)」です。これ、歌っているのはWill Leeでございます。演奏もNYのファーストコールミュージシャン達。便宜的にニューヨーカーズってグループ名を付けてますが。
クレジット。大メジャーから知る人ぞ知るマイナーまで。
Will Lee(b,vo)
Steve Gadd(ds)
Michael Brecker(ts)
Randy Brecker(tp)
Jon Faddis(tp)
Barry Rogers(tb)
Warren Bernhardt(key)
Crusher Bennett(per)
Clifford Morris(g)
Georg Wadenius(g) ←ジャケットでは「ジョージ・ウェイドゥネアス」となってますが、「ゲオルグ・ウェデニアス」なの。
松木恒秀(g) ←ジャケットで「松本」になっているのは誤植なの。
いやあスゴイメンツですね。このうち松木さんはB面のインストバージョンでメロディーを弾いてます。後からかぶせたもので、他のメンバーと一緒にプレイしているわけではありません。松木さんも日本を代表する凄腕ギタリストです。
この曲はパイオニアのCF曲ということで、日本で企画されたもののようです。作曲は井上忠夫(大輔)、作詞は八木正生、編曲はコルゲンさんこと鈴木宏昌(全員故人)。多分、日本からスコアを持っていき、一日だけ集めた面々にプレイしてもらったものでしょう。
では、とりあえず音を聴いてみましょう。幸いなことにユーチューブにアップしてくれている人がいます。
愛のサスペンス
愛のサスペンス(インスト)
どうでしょう?ボーカルの合間を縫って鳴るホーンがいい感じですね。いかにも当時のNYサウンドって感じです。
この曲が使われたパイオニアのCMですが、残念ながら自分は覚えがありません。この頃は今と違ってステレオコンポのCMがよく流れてました。それだけ宣伝費もかけられた、いい時代だったんですねえ。
しかし、原題「I Beliene In Love」がどうして「愛のサスペンス」となるのでしょう?歌詞自体は、君が天使のように微笑むのが好きだとか、君の微笑みは雨を降り止ませ青空にするとか、抱きしめるとき僕は愛を信じるよとか、女性礼賛のベタなものなんですが。サスペンスっていうほどの手に汗握る状況ではありません。まぁ昔の邦題なんて耳辺りのいい単語を組み合わせたものばかりでしたからねえ。「愛の」がつく曲名はゴマンとあるし。あぁあれもそう、「愛と青春の」ってやつ。
あまり存在を知られていないこの曲ですが、当時の「Heibon Song」(雑誌「平凡」1981年4月号の付録)にも載ってます。
ノーランズ。この前メンバーの一人が亡くなりました。合掌。
君は平凡派?明星派?
コットンクラブでこの曲を演ってくれるんなら俄然行く気にもなるんですが。。。。ないよね。
最後におまけ。
かーわいー
Heibon Songの裏表紙。元祖プッツン女優でググってくださいw
で、予定が空いたので、ライブレヴューの代わりにジャンクレコードです。やっぱりWill Leeです。
おねいちゃんはミッシェル・ドレイク。79年度のプレイメイト!
1980年の暮れにパイオニアが発売したシステムコンポ「PROJECT A77」のCFソング「愛のサスペンス(I Believe In Love)」です。これ、歌っているのはWill Leeでございます。演奏もNYのファーストコールミュージシャン達。便宜的にニューヨーカーズってグループ名を付けてますが。
クレジット。大メジャーから知る人ぞ知るマイナーまで。
Will Lee(b,vo)
Steve Gadd(ds)
Michael Brecker(ts)
Randy Brecker(tp)
Jon Faddis(tp)
Barry Rogers(tb)
Warren Bernhardt(key)
Crusher Bennett(per)
Clifford Morris(g)
Georg Wadenius(g) ←ジャケットでは「ジョージ・ウェイドゥネアス」となってますが、「ゲオルグ・ウェデニアス」なの。
松木恒秀(g) ←ジャケットで「松本」になっているのは誤植なの。
いやあスゴイメンツですね。このうち松木さんはB面のインストバージョンでメロディーを弾いてます。後からかぶせたもので、他のメンバーと一緒にプレイしているわけではありません。松木さんも日本を代表する凄腕ギタリストです。
この曲はパイオニアのCF曲ということで、日本で企画されたもののようです。作曲は井上忠夫(大輔)、作詞は八木正生、編曲はコルゲンさんこと鈴木宏昌(全員故人)。多分、日本からスコアを持っていき、一日だけ集めた面々にプレイしてもらったものでしょう。
では、とりあえず音を聴いてみましょう。幸いなことにユーチューブにアップしてくれている人がいます。
愛のサスペンス
愛のサスペンス(インスト)
どうでしょう?ボーカルの合間を縫って鳴るホーンがいい感じですね。いかにも当時のNYサウンドって感じです。
この曲が使われたパイオニアのCMですが、残念ながら自分は覚えがありません。この頃は今と違ってステレオコンポのCMがよく流れてました。それだけ宣伝費もかけられた、いい時代だったんですねえ。
しかし、原題「I Beliene In Love」がどうして「愛のサスペンス」となるのでしょう?歌詞自体は、君が天使のように微笑むのが好きだとか、君の微笑みは雨を降り止ませ青空にするとか、抱きしめるとき僕は愛を信じるよとか、女性礼賛のベタなものなんですが。サスペンスっていうほどの手に汗握る状況ではありません。まぁ昔の邦題なんて耳辺りのいい単語を組み合わせたものばかりでしたからねえ。「愛の」がつく曲名はゴマンとあるし。あぁあれもそう、「愛と青春の」ってやつ。
あまり存在を知られていないこの曲ですが、当時の「Heibon Song」(雑誌「平凡」1981年4月号の付録)にも載ってます。
ノーランズ。この前メンバーの一人が亡くなりました。合掌。
君は平凡派?明星派?
コットンクラブでこの曲を演ってくれるんなら俄然行く気にもなるんですが。。。。ないよね。
最後におまけ。
かーわいー
Heibon Songの裏表紙。元祖プッツン女優でググってくださいw