本日の「電源入りました。」

 ジャンクオーディオを修理しては放置するという非生産的なことをやってます。最近飽きてきた・・・

日立パディスコ CP-1(その5)

2012年09月17日 21時00分44秒 | ウォークマン
 この三連休、初日にもみじを病院に連れてった以外はずっと寝て過ごしました。やっぱりトシですねえ。日頃の疲れが全然抜けません。部屋も糞暑いし、もみじは心配だしで、ジャンク弄りは当分先になりそうです。

 さて、今日はCP-1の続きです。といっても機能や付属品の紹介のみ。ホントはメンテ完了した日の翌日にアップするつもりだったのですが、もみじの脳梗塞騒ぎですっかり忘れておりました。時期を逸してしまったけれど、せっかく写真を撮っておいたので・・・ね。


 はい、これが見事復活したCP-1。「技術の日立」のウォーキングステレオです。


 メイン操作部です。旧態依然の押し込み型スイッチ。テープセレクタもデカイです。厚みもありますし。ソニーのWM-2がいかに偉大かがわかります。


 上部です。ヘッドホンジャックは2つ。この頃はジャック2つがデフォでしたね。


 メイン操作部の反対側。ACアダプタは別売り。


 裏面。信頼の証「MADE IN JAPAN」。そう言えば電子部品で有名なミツミの中国子会社、やばいことになってます。早く騒動が収束するのを祈るばかりです。


 蓋を開けて再生ボタンを押してみました。再生ヘッドが見えますね。WM-2はヘッドを蓋側に付けてコンパクト化を図りましたが、こいつはやはり旧態依然。当然、再生ボタンのストロークは深くなります。


 オープンエアー型ヘッドホンです。音漏れ大。


 ヘッドホンには「トークスイッチ」なるものが。押すと音量が減衰します。


 その他の付属品。バッテリーパックは単一を2本使用。


 デモンストレーションテープ。A面しか入っていません。西木栄二の曲のようです。聴いてみましょう。


 導入部はシンセ。生ぬるい演奏だなと思った瞬間、ブラスが炸裂しました。ん、これどこかで聴いたような・・・Earth,Wind &Fireの「Rock That!」(アルバム「I Am」収録)のモロパクリでした。この頃はEW&F人気も下火になったとはいえ、大ヒットアルバムの曲をパクるとは・・・


 添付書類です。保証書は未記入。


 スペック。しょぼいですが、出力だけは大きいです。


 「ご相談窓口一覧表」に57.4との表記が。1982年産のようです。


 いかがでしたでしょうか?このCP-1、ネット検索してもほとんど情報がありません。やっぱり売れなかったんでしょうねえ。CMキャラのせいではないと思いますが・・・


 ※追記 ユーチューブにCP-1の動画がアップされてました。どっかの外人さんがアップしたもののようです。型番が「CP-1EX」となっているのは、海外仕様だからでしょうか・・・・再生しているのはソニーのカセットのようですね。