本日の「電源入りました。」

 ジャンクオーディオを修理しては放置するという非生産的なことをやってます。最近飽きてきた・・・

つかちゃん死去と「まだ宵の口」

2012年06月27日 22時27分11秒 | ラジオ
 元ニッポン放送の人気アナウンサー「つかちゃん」こと塚越孝さんが自殺なさったそうです。享年57。

 最初、「塚越孝」という名前を見てもピンときませんでした。よくよく記事を見ると「つかちゃん」の文字が。そこで初めて気付きましたが、つかちゃんは自分が小学生の頃よく聴いていたニッポン放送「大入りダイヤルまだ宵の口」のパーソナリティーだった方でした。同じ「宵の口」を担当していた高島ヒゲ武やくり万太郎、はた金次郎の名前は強烈に記憶に残っていましたが、「塚越孝」という名前はそれほど記憶に残っていなかったのです。このようなかたちで久しぶりに「つかちゃん」の名前に接するとは。懐かしさと寂しさがないまぜになります。

 「宵の口」は平日の20時に始まり、途中に欽ちゃんの番組などを挟んで日付が変わる頃まで放送されました。リスナーに生電話したり、ハガキを紹介したり、時のヒット曲やこれからヒットするであろう曲を紹介したり・・・。とても面白い番組でしたが、22時から始まる内包番組「日立ミュージックハイフォニック」のオープニングがかかると、小学生の自分は眠気に逆らえなくなり最後まで聴いたことはありません。

 小学生時代はこの「宵の口」のほかに「財津和夫の人生ゲーム」、「森田公一の青春ベストテン」、ロイ・ジェームスがパーソナリティーの「不二家歌謡ベストテン」がAMラジオでよく聴いた番組でした。多感な時期にこれらのラジオ番組で音楽に親んだことが、その後の自分の音楽趣味を決定づけました。その意味ではつかちゃんも恩人の一人なのでしょう。

 57歳。つかちゃんに何が起こったのかはわかりませんが非常に残念です。安らかにお眠りください。