本日の「電源入りました。」

 ジャンクオーディオを修理しては放置するという非生産的なことをやってます。最近飽きてきた・・・

AKBとしげーる

2012年06月07日 23時36分28秒 | 音楽
 昨日は一日中、AKBの総選挙一色でしたね。特にフジテレビはその様子を生中継するとあって、朝っぱらからAKBAKBAKBAKBAKABAKABAKABAKABAKABAKA・・・・まぁ自分は興味ないんで順位なんてどーでもいいんですが。

 しかし、CDに投票権を付けるという売り方はいつもながら疑問です。コアなファンはイチオシのメンバーの順位を上げるため同じCDを大量に購入。中には5500枚買ったという猛者もいるようで、計算すると1,600円×5,500枚=8,800,000円(!)。ヲイヲイって感じですが、自分のお金でやってるぶんには何も文句は言えません。みなさん楽しそうでなによりです。

 かくゆう私も数年ぶりにCDシングルを買いました。といってもAKBではありません。

シブッ!そしてクロッ!!

 昨日、AKB総選挙の陰に隠れてひっそりとリリースされた”芸能界一クロイ男”しげーる松崎の「愛のメモリー」です。好きな曲の一つであります。カラオケで歌うと気持ちE(©沖田浩之)曲なのであります。

 なんでも今年は愛のメモリー発売35周年ということで、その記念盤としてリリースされたようです。この一曲で食ってきたしげーる師匠ですから(ライオンズの応援歌もあるけどね)、その収録内容もものすごく奢ってます。

ドーン

 なんと愛のメモリーだけで歌入り12ヴァージョン+インスト2ヴァージョンwww その驚愕の全容は・・・

 1.愛のメモリー 2012ver 亀田誠治氏プロデュース 新録
 2.愛のメモリー ボサver  亀田誠治氏プロデュース 新録
 3.愛のメモリー 2000年、「OLD FASHON LOVE SONG」より
 4.愛のメモリー 2005年、「My Favorite Songs」より
 5.愛のメモリー2009 2009年、「Yes We Can!!」より
 6.愛のメモリー21   2000年、「OLD FASHON LOVE SONG」より
 7.愛のメモリー 1994年、「Memories of love」より
 8.愛のメモリー 2007年、「愛と復讐の嵐」より
 9.愛のメモリー 2003年、「Emotional Live」より
 10.愛のメモリー 1988年、「TIME」より
 11.愛のメモリー 1977年、「愛のメモリー」シングル
 12.愛の微笑 1975年、愛のメモリー原曲
 13.愛のメモリー2012verインスト
 14.愛のメモリーボサverインスト

 全14曲、トータル67分41秒。どうでしょう、1,000円でこのボリューム。さすがはミスターダイナマイト、AKBより良心的w 但し、現在はどこも売り切れらしく、アマゾンでもさっきまでストア出品の最後の1枚が2,480円で売られておりました。

虚空を見つめるしげーる。バックには「2012年感」を出すためにスカイツリーが!

 昨日の夕食後の満腹時、通しで聴いてみましたが、まぁその・・・暑苦しいですね(ゲップ)。まさに梅雨時のマストアイテムって感じです。しかし、いい曲はしげーるの肌同様、いつまでも色褪せないですね。

 しげーる松崎って人は若い頃、のちに「ガロ」を結成する日高富明、堀内護と一緒に「ミルク」というバンドを組んでいたんですよね。で、この「ミルク」ですが、夏は「アイスミルク」、冬は「ホットミルク」という名前で活動しておりました。しげーるは「ミルク」がレコードデビューする前に脱退し、その後ソロとしてデビューしています。ですから松崎しげるwikiに載っているプロフィールは若干事実関係が異なるようです。

 この人の特徴はそのダイナミックな歌声はもちろんですが、通常の右利きギターを左利きで演奏すること。このような弾き方だと6弦(一番太い弦)が一番下になります。ですから、コードも変態チックな押さえ方になるようです。このような弾き方をする人は他にも甲斐バンドの甲斐よしひろ(グレッチをしゃくりあげるように弾くのがトレードマーク)やアルバート・キングが有名です。

 しげーる師匠、このCDのリリースに合わせて7月に「ブルーノート名古屋」と「ビルボードライブ大阪」でライブをやるそうです。生でダイナミックな歌声と変態チックなギター演奏を体験するのも面白そうですね。会場では目が慣れるまで、顔の表情は読めそうにありませんが・・・