本日の「電源入りました。」

 ジャンクオーディオを修理しては放置するという非生産的なことをやってます。最近飽きてきた・・・

ノートパソコンを分解してしまうの巻

2012年12月02日 18時28分31秒 | その他の修理
 先日、ヤフオクで「動作確認済」というB5ノートパソコンをなにげにポチったら、競合者もなくそのまま落札してしまいました。富士通のFMV-820MTという2004年発売のもので、PentiumM 1.1GHz・メモリ256MB・HD20GB・OSなしで送料含めて3,500円。高いのか安いのかわかりませんが、リビングでブログやるのにちょうどいいかなあと思って(自室は寒いのだ)。自分、エイサーのネットブックも持っているんですけど、あれ、使いづらくてねえ。やはり文字打つにはB5以上のサイズないとツライです。


 外見はごらんのとおり。企業のリースアップ品みたいで、シールは貼られてるわ、マジックの書き込みはあるわでなんとも汚い。


 で、クリンボーイとイソプロピルアルコールで一生懸命クリーニングいたしました。一説によるとパソコンのキーボードは便器並みに雑菌だらけということなので、ここはかなり念入りに行いました。


 OSなしのはずでしたが、立ち上げてみるとWinXP-Proがインストールされてました。所有しているWinXP-Homeをインストールする前に、試しでLANケーブルを繋いでみたのですが、なぜかネットに繋がりません。なにげにLANポートを見たところ、接点が4本しかないのに気付きました。「接点折れてるじゃん。これじゃネットに繋がんないわ。」ってことで、なんとかこのLANポートを交換できないかと、いつものように分解をおっ始めてしまいました。

すんげー苦労した

 分解してみたところ、LANポートへの配線は4本しかありませんでした。おっかしいなあということで調べてみたところ、LANって元々4本しかチャンネル使ってないそうで・・・つまり接点は折れていなかったと。


 これ、元通りにできるかなあ・・・・(汗)

パソコンHD交換

2012年05月09日 23時59分19秒 | その他の修理
 パソコンのバックアップ用に500GBの外付けハードディスクを2台使っていたのですが、これが邪魔でしょうがないということで、思い切って1TBのものを中古で買ってしまいました。そして退役となった外付けHDのうち1台からHD本体を取り出し、空き領域の少なくなったメインパソコンのHD(320GB)と交換するという作業を月曜から行なっておりました。その顛末です。

 まず、パソコンHD内のデータを外付けHDに移す作業から。クローンHDを作成するわけです。これにはフリーソフトのEaseUS Todo Backupを使用。かなり時間がかかるので、オートシャットオフを有効にしたうえで寝る直前にスタートさせました。これが月曜日のこと。


 で、翌日火曜日。クローンデータが作成された外付けHDからHD本体を取り出し、パソコンのHDと交換する作業。まず、パソコンのHDを取り出すためにPCケースのフタを開けます。


 予想はしてましたがすんごいホコリ。HD交換前にお掃除をいたします。


 CPUクーラーです。こんなんじゃ冷却効果もかなり悪くなっていることでしょう。再取り付けの際には放熱用シリコンをヌリヌリしました。


 ケースファンもかなりのホコリ。これもお掃除。


 やるときは徹底的にということで、電源のファンもお掃除。


 パソコンが綺麗になったので、外付けHDからHD本体を摘出します。ケースの開け方がわからなくて20分も悩みましたが、背面を押したらトコロテンのようにあっけなくケースから外れました。


 しかし、接続方法(規格)が違うものでした。PCのはSerialATAで、外付けのはUltraATA。 orz


 仕方なくもう一つの外付けHDの中を確認したところ、こちらはPCと同じSerialATA。こっちを使うことにします。で、また一晩かけてクローンHDの作成し直し。


 そして本日、やっと交換できることに。これがSerialATAの端子です。


 接続してフタを閉めたら作業終了。ちゃんと認識してくれました。データも当然のことながらそのままです。

 これでパソコンのHDに余裕ができました。おまけに内部清掃もしたのでファンの音もだいぶ静かに。めでたしめでたし。

リモコン表面のベタつき

2012年05月05日 22時40分12秒 | その他の修理
 うちの居間にあるテレビは東芝のレグザなのですが、リモコンの表面が最近ベタついてきました。このリモコン、表面を樹脂でマット仕上げにしてあるのですが、これが経年劣化で溶けてきているのです。経年といってもまだ3年位なんだけど。


 試しにウェットティッシュで拭いたら、ケバが表面に付きまくりでこの有り様。


 無水アルコールやイソプロピルアルコール、シールはがしを使ってみたけど、ベタつきがどうしても取れない・・・


 で、普段からジャンク弄りに使っているクリーナー、カネヨの「クリンボーイ」を使ってみますた。塗ってしばらく放置。


 「ベタベタ」が「ヌルヌル」になったら拭き取ります(水洗いはしない)。拭きとりにはケバの出ない不織布「ベンコット」を使用しますた。これ、ジャンクレコードのクリーニングに使っているものです。


 ベタベタ取れました。表面サラサラ。恐るべし、クリンボーイ。


 ベタつきは取れましたが、よーく見るとマダラ状になっているところがあります。まだ溶けていない樹脂です。これも数年したら溶けるでしょうから、そんときはまたクリンボーイにご登場願いましょう。

 レグザのリモコンは、プラボディに文字プリントした上で樹脂コーティングしているのでこの方法が使えます。樹脂に直接文字がプリントされているものだと、文字も一緒に消えてしまいますのでこの方法は使えないですね。もしこの記事を見てクリーニングにトライする方がいましたら自己責任でおながいします。

 しかし、東芝さんにはもうちょっとマテリアルに気を使っていただきたいものです。

プリンタの分解

2012年04月22日 23時19分43秒 | その他の修理

 7年前に購入したプリンタ(キヤノンのPIXUS iP7100)が壊れてしまいました。「サービスエラーが発生しました云々」というメッセージが出て、何をやっても復旧しません。修理に出そうかと一瞬考えましたが、こういったものは技術料が6000円、部品代(部品といっても基盤ごと交換)が数千円というのが相場で、手間も考えると新しいものを買ってしまうほうが得策です(エコではありませんが)。複合機が欲しかったこともあり、思い切って新品を買うことにしました。

 どれを買うかさんざん迷いました。まずインクがバカ高い二大メーカー(C社とE社)は除外。自分、インクは互換品しか使わないけれど、それでもこの2社用のものは高い。で、いろんなサイトを参考に3機種ほどに絞って、最終的にブラザーのMyMio DCP-J925Nに決定。約11,000円。自分、年賀状とサービスマニュアルの印刷にしか使わないので安いので十分なのです。プリンタって壊れやすいので高級品買っても元が取れませんし。また、この機種なら純正インクが3,200円程度。互換品なら上海問屋で999円。ランニングコストも大幅に削減できそうです。しかし、ブラザーっていつの間にOA機器メーカーになったのでしょう?HPを見ると、ミシンは製品リストでも後順位。確かに最近は裁縫する人っていませんものね。そう言えばこのブラザー、昔はラジカセとかも売ってました。

 さて、粗大ごみとして捨ててしまうiP7100ですが、念のため(?)分解して中を見てみることにします。このプリンタ、デザインに重点を置いた機種で、非常にすっきりとした美しいフォルムをしています。そのためか分解するにもネジが見当たりません。ケースはハメコミ式になっています。以下にケースの取り外し方を写真にて。


 赤丸のところに△の印がついています。ここにマイナスドライバーを突っ込みます。


 寄って撮影。こんなふうになっています。


 次にここもドライバーを突っ込みます。すると・・・


 サイドのカバーが浮くので、底面のツメを外しますと・・・


 サイドカバーが外れます。


 次に上カバーを外します。正面に2ヶ所あるスリットにドライバーを突っ込み・・・


 後部のスリットにも同様に突っ込むと・・・


 上カバーが外れます。


 完全に分離。左手にある縦長のボックスは電源部です。


 メイン基板。裏には表面実装部品がぎっしり。こういうのは修理できません、自分は。


 コンデンサはルビコンとG-LUXONの併用。G-LUXONは台湾のメーカーで、パソコン関係によく使われていますが、信頼性には疑問符がつきます。

 このあと部品取りもせず元に戻しておしまい。ネットで粗大ごみの申し込みをしました。ちょっともったいない気もしますが・・・

リモコンの修理

2011年09月17日 14時26分52秒 | その他の修理
 やっと今日から夏休みです。たまったジャンクを少しずつ修理していこうと思います。今日はまず手始めに、友人I君から頼まれたLDのリモコンCU-CLD111を修理しました。ボタンを押しても全く無反応というシロモノです。

 まず動作確認。

 赤外線ダイオードから信号が出ているかどうかは、デジカメを通してみると目視できます。正常ならばボタンを押したときにダイオードが発光しますが、こいつは全く光りません。


 いやな予感がしますが、とりあえず分解にとりかかります。裏蓋を開けるには、時計分解用の「コジアケ」を使用します。このコジアケ、最近ではダイソーでも売っていますね。こじ開けるときに多少傷がつきますが、気にしないことにします。リモコンって修理前提に作られていないので、非常に分解しづらいのです。メーカーへ修理に出しても、新品交換となりますし。


 電池ボックス内のバネから伸びる電源供給用の鉄線が錆びてボロボロになっていました。これでは作動しないはずです。


 もちろん電池ボックス内の接点もこの有り様。


 鉄線を取り外し、腐ってない部分で電池の接点を作りました。


 鉄線を外してしまったので、基板への配線はリード線を使用。


 どうやらこのリモコンは水没の過去があるみたいです。鉄線が腐っているのみならず、電極シートもボロボロでした。カーボンが剥がれて向こう側が透けて見えるのが写真でわかるでしょうか?重症です。


 一縷の望みにかけて修理続行。ボタン裏の導電性ゴムは劣化する部分なので、一つ一つ丁寧にアルミホイルを貼って行きました。これはリモコン修理のキモですね。


 組み上げて再度デジカメでダイオードの発光確認。おお、光った。

 しかしながら、残念なことにところどころ反応しないボタンがあります。やっぱり電極シートが劣化していると完全修復は無理ですね。申し訳ないねえ、I君。