オショロコマの森ブログ5

渓流の宝石オショロコマを軸に北海道の渓流魚たちと自然を美麗画像で紹介します、

初冬のオショロコマ、過酷

2013-11-25 20:01:49 | 渓流魚、蝶、自然
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20XX-11-23(月) 晴れたり曇ったり 気温6度C
初冬のオショロコマ
勤労感謝の日でお休み。今日は天気予報では暖かい日で日中+9°C とのこと。急遽、近くの十勝川水系T川へ初冬のオショロコマを撮影に向かうことになった。 

午前11時15分北見市の自宅を出発。この渓流に入るのは数年ぶりだ。もう、やや複雑な道筋をおおかた忘れてしまっていた。途中で道を間違い、試行錯誤しながらやっとT川沿いの林道にたどりついた。








山間部に入り、標高を増すにつれて少しずつ雪がでてきて狭い林道には鹿撃ちランクルの浅いわだちがあった。やがて川が見え隠れしはじめた。

まずいなあ。初冬の川岸は、もうがちがちに凍っているではないか。






橋のある通行止めの林道分岐に駐車。橋の下から川へ降りて釣ったが 魚はとても少ない。


やっと、しっかりしたたまり一カ所で良型オショロコマ5匹が釣れた。しかし、他にはあまりポイントがなく川岸が凍って滑り、危険なので200mほど釣り下って川を上がった。








オショロコマたちは産卵後、はや体力を回復し太りつつあるが、産卵行動の傷跡はまだ痛々しい。婚姻色のなごりで体の色調はどぎつい感じが残っている。









川岸に沿った林道を上流にむかって車で登ってゆくと左下方にポイント。ここで2匹を釣って撮影。灰色のランクルが一台降りてきてぎりぎりですれちがった。そこからは川幅は狭くなって浅いダラダラ川でほとんどたまりなし。

 
最後の橋を渡ったところの広場で遅い昼食をとり山を下り始めた。途中で立派なたまりが数カ所あり。そこで、さらにオショロコマを計5匹釣って撮影した。











水中に手を入れての撮影はあまりの冷たさにもう限界だ。午後3時に武装解除し帰路についた。体が冷え切ってしまった。


途中の道の駅で熱い甘酒を買って飲んだが震えがとまらない。


この時期の釣りは寒さと川が凍って滑りやすいため体力・気力を消耗し、しばしば危険を伴う。無理は禁物だ。

オショロコマの春夏秋冬を撮影してきたが、やはり冬の情報はかなり不足しているので本当はもう少しがんばりたいところだ。 

しかし、今年はこのあたりでおしまいにしようと話し合った。

この日も撮影させていただいたオショロコマたちは全て丁寧にもとの場所にリリースしました。


やっと下界に降りてきて山のほうを見ると、オショロコマの森は雪のなかです。





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