オショロコマの森ブログ5

渓流の宝石オショロコマを軸に北海道の渓流魚たちと自然を美麗画像で紹介します、

西別川水系でアメマスとカワマスの雑交F1を初めて確認

2013-02-26 19:18:04 | カワマス
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2008-5-4(日) 朝曇り寒い 後  晴れ
西別川水系でアメマスとカワマスの雑交F1を初めて確認した。




そこで、引き続きオショロコマ、カワマス、ニジマスが生息している別の西別川水系支流のとある小渓流に向かった。

オショロコマとの雑交F1 、ニジマス若魚のほかこの水域の主役のオショロコマが結構釣れた。

越冬後のオショロコマ♀はとてもやせていて落下昆虫など少ないこの時期、エサがあまり無いためと思われる。
































ここもこの付近の他の渓流と同様、川岸は泥の堆積でぬかりやすく、木々の枝に釣り糸がひっかかりやすく、ストレスの多い釣りになった。





かなり下流域で一見カワマス純系かと思われる1♂が釣れたがよくみるとやはりF1 であろう。


そこから下流域は純系とおもわれるオショロコマばかりになった。








この水系では上流域にのみオショロコマとカワマスの雑交F1 がみられた。







カワマスはオショロコマよりも上流域を好むのだろうか。















ここで思いがけずカワマスとアメマスの雑交F1を思わせる個体が1匹かかり撮影する事が出来た。

一見、アメマスのように見えるが背ビレにカワマス様の斑紋がある。普通アメマスの背ビレは無紋である。





西別川水系でアメマスとカワマスの雑交F1と考えられる個体を確認したのはこれが初めてである。

従来、この川ではアメマスは見たことがなかったのでアメマスは分布しないと考えてきた。

分布調査では確認できたものについては問題ないが、いないと断言するのは難しいことを改めて痛感した。

今日も撮影させていただいた渓流魚たちはすべて丁寧にリリースした。



 

午後2時 相当に疲れてはて腹ぺこになり、灌木の茂る遊水池をなんとか突破して川をあがった。

今日は予定していた調査水域をなんとか全部釣りきった。

川からあがったところは思いがけず広大な牧草地であった。



仕方なく心ならずも牧草地をえんえんと歩いて車にもどった。


実はこのようなところを牧草農家にみつかるとこっぴどく叱られる。

牧草地は畑と同じで、本当はよそ者が勝手に入ってはいけない場所なのだ。ごめんなさい。





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