オショロコマの森ブログ5

渓流の宝石オショロコマを軸に北海道の渓流魚たちと自然を美麗画像で紹介します、

カワマスとオショロコマの雑交F1 の渓流 2018

2018-06-21 02:02:06 | カワマス
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カワマスとオショロコマの雑交F1 の渓流 2018



    



2018-5-6 (日)  曇り のち雨

9:30. 予報では午後雨なので出撃するかどうか、かなり迷ったが、久しぶりに道東の渓流にカワマスとオショロコマの雑交F1 の観察に出発。


湿原の中を屈曲蛇行しながら流れるこの渓流は、草木の葉が茂り川岸が湿潤になると足元がずぶずぶ沈むため単独釣り行は危険。





夏場は川面がクレッソンや金魚藻でびっしり覆われ、おおいかぶさる草木で釣り竿操作もしばしば困難となり釣りそのものが困難になる。


そのため私はこの早春の一時期を狙って入渓することにしている。




早めの昼食のあと、11時30分入渓。


この付近は何カ所かカワマスの棲む水域があるが、この日入渓した沢は、この時期、他の渓流よりも自然度が低く金魚藻が少なく川底の石にも生活排水の気配を感じさせる、ぬるぬる黒いコケがみられたりする。
 


魚はいつもと同じくとても少なかった。


雪解け増水時には川岸が相当広がるようで、その時の名残でヘドロが両岸の笹の葉にびっしりたまっていた。



オショロコマ純系かと思われるものは幼魚が合計12匹。成魚4匹。 



































カワマスとオショロコマの雑交 F1 は若魚4匹のみ釣れた。


ただここでいう純系、またはF1 というのはあくまで外見的に判断しているもので遺伝子チェックをしたものではない。


F1 の大まかな外見的特徴としては、一見オショロコマに見えるものの、よく観察すると


  1. 大きな頭と大きな口 


  2. 体側にブルーの縁取りを有する赤点紋理 

  
  3. 背びれにカワマスの斑紋出現  があげられる。 


F1 ではこれらの外見的特徴が単独または複合して見られる。 


























この他、ニジマス若魚5匹。ここのニジマス若魚は以前よりごらんのように背びれに明らかな特徴がある。











この水域ではニジマスの勢力は今のところ必ずしも強くはない。



音もなく流れるこの渓流では、魚がたまりやすい所謂良たまりは少ない。


密生する金魚藻のせいで釣りにくい。



この日、ここでは純系カワマスは釣れなかった。


これは毎度のことで他の水域ではたいてい何匹かの純系カワマスが釣れるが、何故かこの渓流ではF1しか釣ったことがない。






人影で走る魚影が見られ、魚はけっこうすれている気がするがこの渓流に多いカワガラスのせいかも知れない。



えんえんと釣り登っていったが 14:30 雨がパラパラ降り始め釣り中止。


この日撮影させていただいた渓流魚たちは 全て丁寧にもとの場所にリリースしました。



雨のなか30分ほど歩いて車にもどったが,やがて本降りとなり濡れ鼠になってしまった。




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