オショロコマの森ブログ5

渓流の宝石オショロコマを軸に北海道の渓流魚たちと自然を美麗画像で紹介します、

空知川源流で良型アメマス爆釣  その壱

2020-03-10 20:15:58 | 渓流魚、蝶、自然
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空知川源流で良型アメマス爆釣  その壱





       


2018-9-15 (土) 晴れ 暑い。


勇んで富良野プリンスホテルから出撃したのだが現実はそう甘くはなかった。



当初の目的であった鵡川源流の支流群へいたる林道はことごとくゲートに厳重な鍵がかかっており諦めざるを得なかった。



オホーツクや道東では特に理由が無ければ滅多に林道に施錠はされていないのだが、この付近ではむしろ開いていない林道の方が多いようで驚いた。



どうも、近年に至り急速にその傾向が強まっているようだ。



実際、最近の異常気象による大雨で林道が崩壊しているところも多いとは思うが、その時には施錠ゲート入り口に施錠理由の掲示があるはずだ。



しかし、こちらではそのようなことは無く問答無用の林道閉鎖が多く、あらかじめ管理者等に状況を聞いてから来る必要があると思われた。



当初、入念に地図を調べて入渓を予定していたところは、ことごとく林道閉鎖ですべて諦めるしかなかった。


そこで、急遽作戦を変更し、とある有名な山の登山路入り口まで続く林道へ入った。



各地の有名な山の登山路入り口までは、普通林道閉鎖はなく、登山者のためよく整備されていることが多いのだ。



予想通り、行ってみるとその林道のゲートは開いていたが、なんと登山道入り口の数Km手前で林道崩壊のため車は通れず徒歩でゆくようにとの掲示がありがっかり。



そこは深い渓谷沿いの林道をつめたあたりで空知川の最源流に相当する場所であった。



しかたない、とりあえず行けるところまで行ってみることにした。 



林道沿いの川は深い渓谷の底を流れており渓相はよいが川までおりることは絶望的だとおもう。



渓谷沿いの古い林道をゆっくり慎重に走っていると、すぐ後ろに車が一台ついて来ているのに気づいた。




とうとう問題の通行止め付近、進入禁止のトラテープのあるところまで来て停車すると、後ろの車には林道補修の工事関係の人が乗っていた。 




私がオショロコマ調査をしていることを熱心に話し、この川の源流にオショロコマがいないかはるばる北見市から調べにきたのだが、なんとかこの先ゆけるところまで入らせてほしいのだが,,,,,とお願いすると、無理をしない約束なら行ってもかまわないだろうとの許可を得た。





結局、路肩が崩壊し危なっかしいところが何カ所かあったが、なんとかそれらを突破して、とうとう登山道入り口まで入れてしまった。




地図では左手の渓流はしばらく遡行すればその付近が今回のターゲットポイントである。





ここまで来ると渓谷もあまり深くなくて、なんとか渓流まで降りて行けそうな感じ。




渓相はすばらしく、立派な大たまりが連続して、いかにも沢山の魚がいそうな雰囲気に満ちている。




川はここで二本に別れ、上流へ向かって左が本流、右はやや細くなり支流と思われた。




まずなんとかがんばって本流へおり、わくわくしながら素晴らしい大たまりに振り込むがまったく魚信なし。











ウソダローッと言いたくなるほどの意外さで魚はおらず、結局どこまでいっても魚がいない川であることがわかってがっかり、とうとう遡行をやめて引き返す。




すばらしい渓相なのに、まさにおもわせぶりにもほどがあるといった感じであった。 




仕方なく川をあがり登山道を登りながら下方にみえる右支流を見ながら山を登っていった。




10分ほど登山道を登るとだらだら川であった右支流の渓相がとても良くなっているのに気づいた。




しかし川まではこの登山路から約50m 、すごい急斜面を降りなければならない。




なんとか急斜面を降りようと試みたが滑落の危険を感じ怖くなって途中で中止、また登山路まで這い登った。



登山路を下って本流との合流付近までもどり、そこからこの支流をしばらく遡ってポイントへ到達することにした。 









ポイントは意外に近く、二度ほど急流の徒渉を余儀なくされたがなんとか突破し、ほどなく到達した。





勇んで釣り始めたが良型アメマスが、ワンキャストワンアメマスといった風に釣れはじめた。

















































何故かとてもアタリがとりにくく慣れるまで呑ませる個体が続いたが、撮影後ハリスを切って放す糸切りリリースを繰り返した。



アメマスたちの斑紋パターンは様々で まさにエゾイワナを思わせる暗褐色で白点紋理が細かなものから、明るい銀色の斑紋を呈する銀ピカものまで様々だ。





ギンピカ良型アメマス。




エゾイワナをおもわせる、やや暗色調で細かな白点の個体。















     この項、続く。




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