ブラッド・ダイヤモンド~重い映画でした=いい映画です♪
1990年代後半のアフリカ、シエラレオネでの激しい内戦を描いた社会派アクション映画。
“ブラッド・ダイヤモンド”というダイヤモンドの、不正な取引をめぐって繰り広げられる手に汗握るシーンの数々。
最初の場面 反政府組織が、のどかな村を機関銃で容赦なく殺戮して行きます。
使える大人は捕らえてダイヤモンドの採掘をさせます。
男の子は少年兵として捕らえ訓練し薬漬けにし、意思の持たない殺人ロボットのごとく洗脳されていきます。
主演のダイヤ密売人アーチャー(レオナルド・ディカプリオ)と
採掘場で働かされ大粒のピンクダイヤモンドを発見した村人ソロモン
ソロモンの子供で反政府組織に少年兵として捕らえられたディア
アメリカ人ジャーナリストのマディー(ジェニファー・コネリー)
なんとしてもダイヤモンドを発見し、商売から足抜けをしたいアーチャー
ソロモンはなんとしても子供を助け出したい。
マディーは密輸ダイヤモンドのルートを解明したい。
それぞれの思惑が絡みあい、危険な反政府組織の元に近づいていきます。
正視できない残酷な場面も数々ありますが、
これがニュース等で伝えられるアフリカの内戦なのかと考えさせられます。
反政府組織のアジトでは大型の衛星テレビを見ていました。
電気の無いジャングルでも、お金さえあれば何でもありのようです。
ダイヤモンドを密輸し手にしたお金で武器を買う。
ダイヤモンドを買う人。武器を売る人。
知らなかったアフリカの現状が見えてきました。
最後に少年はお父さんとディカプリオに助け出されますが、
少年はお父さんを理解できなく、銃を向けます。
しかし、お父さんは子供にお母さんのこと、小さかった時の思い出などを話し
やっと、子供の目に涙があふれてお父さんを思い出します。
そして、3人で逃げますが、アーチャーは胸に玉が当たりもう一歩という所で動けなくなります。
ダイヤをお父さんに渡し、ジャーナリストのマディーに連絡するように言います。
マディーの記事がブラッド・ダイヤモンドの解明になり、
密輸取引ができない法律が作られたということです。
非常に重く、考えさせられる映画です。
内容を理解できない子供には、残虐シーンだけが心に残るでしょう。
けれども世界のすべての人に見てほしい。
観て感じて、人間同士の殺し合いが無い世界になってほしい。
主演のディカプリオは良かった。
ディパーテッドといい、激しい役がはまっている。
タイタニックの頃はファンじゃなかったけど、今では大ファンです(^^♪
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