札幌も、あちこちの沿道で桜が綺麗に咲き誇っています。
アイドル歌手松田聖子の1981年大ヒット曲「チェリーブラッサム(3:20)」はチューリップの財津和夫氏の作曲なのですね。
何故か、EP盤が2枚もあった・・・・。
トランペッターのファニーはダニー・セラフィン率いる「カリフォルニア・トランジット・オーソリティ」のアルバム2枚を購入。メチャクチャに絶賛してくれました。
たしかに彼にはドンズバにお勧めです。
今時硬派なブラスロックが、これでもかあ!というくらいテクニカルに炸裂しているわけですからね。
ファーストがいまだに日本発売されていないなんて、なんたることだ!
今月のS・T・Aは小樽でのライブが2本。
まずは8日お気楽ライブでのメンバー全員が集結。
勇ましく7人編成。
TPx2、DR,G,B,TB,AS。
野郎ばかりなので、さすがに骨太サウンドで頼もしい。
その反面笑いの止まらない愉快なリハーサルとなりました。
1回きりのスタジオ入りなのに相当の余裕。
しかも久しぶりの曲、メンバーによっては初プレイの曲があるにも関わらずね。
ヤスは早くも復帰4本目のライブ。
益々グルーブに味わい深さが加味されてきましたね。
クニは当初、参加メンバーではなかったのですが、ニュー・トランペットを携えて急遽合流。
そのまま意気投合して、ファニーとツイントランペットで出演することになりました。
こいつは楽しみだ!
今回のリハーサルは、2時間を全てライブのために集中プレイ。
まずはいつものように馴らし程度に1曲ずつ分担チェック。
ファニーがまたまたS・T・Aレパートリーのブラススコアを、改訂版として清書。大助かりです。
肩慣らしとして、最も強烈なのを、最初にぶちかましたら全員が早速汗ばんで苦笑い。
カツからトロンボーン・ソロ前のブレイク部分でヤスに簡単な質問。
数度あわせてみて解決。
トランペット・ソロに入る箇所もピアノが不在のため、ベース・プレイで間合いを計るためにヤスと抜粋プレイ。
(ヤスは黒のフェンダーキャップ。ジュンはロックっぽいヘア・スタイルにイメージ・チェンジ)
エンディングのベルトーン・トップでもハモンドがいないので必然的にギターが第一音を奏でるため、ブラス隊がノブの指先に注視する姿が微笑ましい。
2曲目はテンポが肝。
イントロのドラミングのアタック感が秀逸。ヤスはダニー・セラフィンにプラス、独自の影響下にあったドラマーのエッセンスを注入しているので、すこぶるドライブ感が際立っています。
意外にも、何テイクもやり直したのが3曲目。
S・T・Aは基本的にアメリカンロックが中心なのですが、珍しくブリティッシュの金字塔をチョイス。
しかもブラス・ロックではないし・・・・。
(シカゴやBS&T、コラシアムは取り上げていますが)
演奏はなまらかっこいいんだけど、小節数が噛み合わない・・・・。
オリジナルにはないホーン隊が入り、ヤスもオリジナルの野暮ったいドラミングを排除して、独自の解釈によるリズムをキープしているから、馴れてきたらとても現代的に仕上がりました。
エンディングの長さはリズムセクションで打ち合わせ。
ノブによるエリック・クラプトン・モデルのブラッキーがジャスト・フィットなトーンを奏でています。
メドレー部分もマサが指示してバラードへ。
ファニーがフリューゲルホーン。ヤスはワイヤーブラシにチェンジ。
休憩中、カツのリクエストによるシカゴのファンファーレをプレイ。
いい感じ。
「これはびびらないで、思い切りが肝心さ。」「第一音が勝負だ!」と意見交換で励ましあい。
その光景を見ていたマサ「なあんだ。この曲やりたいのなら、組み込むかい?MCひとつカットすればそれでスムーズに収まるからさあ!」
ホーン隊、あわてて「いやいや、MCは大切だよ!!(笑)」
クニはそばで第3者的立場を装うのであった・・・・・!。
「さあ!後半は本番さながらにバッチリといくぞお!!」
残り時間は、いまいちしっくりこなくて馴染まない曲を2曲みっちり総仕上げ!!