THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

チェリーブラッサム

2016-05-04 01:08:28 | リハーサル

札幌も、あちこちの沿道で桜が綺麗に咲き誇っています。

アイドル歌手松田聖子の1981年大ヒット曲「チェリーブラッサム(3:20)」はチューリップの財津和夫氏の作曲なのですね。

何故か、EP盤が2枚もあった・・・・。

 

トランペッターのファニーはダニー・セラフィン率いる「カリフォルニア・トランジット・オーソリティ」のアルバム2枚を購入。メチャクチャに絶賛してくれました。

たしかに彼にはドンズバにお勧めです。

今時硬派なブラスロックが、これでもかあ!というくらいテクニカルに炸裂しているわけですからね。

ファーストがいまだに日本発売されていないなんて、なんたることだ!

 

今月のS・T・Aは小樽でのライブが2本。

まずは8日お気楽ライブでのメンバー全員が集結。

勇ましく7人編成。

TPx2、DR,G,B,TB,AS。

野郎ばかりなので、さすがに骨太サウンドで頼もしい。

その反面笑いの止まらない愉快なリハーサルとなりました。

1回きりのスタジオ入りなのに相当の余裕。

しかも久しぶりの曲、メンバーによっては初プレイの曲があるにも関わらずね。

ヤスは早くも復帰4本目のライブ。

益々グルーブに味わい深さが加味されてきましたね。

クニは当初、参加メンバーではなかったのですが、ニュー・トランペットを携えて急遽合流。

そのまま意気投合して、ファニーとツイントランペットで出演することになりました。

こいつは楽しみだ!

今回のリハーサルは、2時間を全てライブのために集中プレイ。

まずはいつものように馴らし程度に1曲ずつ分担チェック。

ファニーがまたまたS・T・Aレパートリーのブラススコアを、改訂版として清書。大助かりです。

肩慣らしとして、最も強烈なのを、最初にぶちかましたら全員が早速汗ばんで苦笑い。

カツからトロンボーン・ソロ前のブレイク部分でヤスに簡単な質問。

数度あわせてみて解決。

トランペット・ソロに入る箇所もピアノが不在のため、ベース・プレイで間合いを計るためにヤスと抜粋プレイ。

(ヤスは黒のフェンダーキャップ。ジュンはロックっぽいヘア・スタイルにイメージ・チェンジ)

エンディングのベルトーン・トップでもハモンドがいないので必然的にギターが第一音を奏でるため、ブラス隊がノブの指先に注視する姿が微笑ましい。

2曲目はテンポが肝。

イントロのドラミングのアタック感が秀逸。ヤスはダニー・セラフィンにプラス、独自の影響下にあったドラマーのエッセンスを注入しているので、すこぶるドライブ感が際立っています。

意外にも、何テイクもやり直したのが3曲目。

S・T・Aは基本的にアメリカンロックが中心なのですが、珍しくブリティッシュの金字塔をチョイス。

しかもブラス・ロックではないし・・・・。

(シカゴやBS&T、コラシアムは取り上げていますが)

演奏はなまらかっこいいんだけど、小節数が噛み合わない・・・・。

オリジナルにはないホーン隊が入り、ヤスもオリジナルの野暮ったいドラミングを排除して、独自の解釈によるリズムをキープしているから、馴れてきたらとても現代的に仕上がりました。

エンディングの長さはリズムセクションで打ち合わせ。

ノブによるエリック・クラプトン・モデルのブラッキーがジャスト・フィットなトーンを奏でています。

メドレー部分もマサが指示してバラードへ。

ファニーがフリューゲルホーン。ヤスはワイヤーブラシにチェンジ。

休憩中、カツのリクエストによるシカゴのファンファーレをプレイ。

いい感じ。

「これはびびらないで、思い切りが肝心さ。」「第一音が勝負だ!」と意見交換で励ましあい。

その光景を見ていたマサ「なあんだ。この曲やりたいのなら、組み込むかい?MCひとつカットすればそれでスムーズに収まるからさあ!」

ホーン隊、あわてて「いやいや、MCは大切だよ!!(笑)」

クニはそばで第3者的立場を装うのであった・・・・・!。

「さあ!後半は本番さながらにバッチリといくぞお!!」

残り時間は、いまいちしっくりこなくて馴染まない曲を2曲みっちり総仕上げ!!

 

 

 

 

コメント
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