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THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

VOL.219 FAR EAST friends live99

2024-12-26 14:52:40 | Live Set List





2024.12.22(日)
🤠🎶‼️
例によって長文レポート😓

極上のラインナップには全く遜色無しで
、無事に我がsapporo transit authorityは2024年の締めくくりライブ出演を盛大に終える事が出来ました

皆さん、本当にご苦労様でした
めちゃくちゃ盛り上がったね

イベント開催中は最初から最後までテンションマックス状態
ジャンルもバラエティにどのバンドも熱演を繰り広げた

テクニカルなプレイはもとより、コール&レスポンスに合唱、手拍子やらで爆笑を含めて歓声が吹き荒れる
自然と和気藹々の雰囲気に酔いしれる
賑やかこの上ないね

という事で更にギアをあげて北国唯一無二の熱いブラスロックサウンドがパワフルに炸裂しましたよ!

最強の8人編成で意気揚々と登場!

個性的なスーパーギタリストを筆頭に男顔負けなキーボードの魔術師、グルーヴィーなるリズムセクション、嵐を呼ぶホーンセクションだあ!
そして更には札幌を代表するハイノートトランペッターのヨッシーを迎え入れるという布陣

そこでこのテクニカルなメンバー達だからこそ再現可能な初期Chicagoの濃厚なるナンバーで全てを網羅

「今日は8年ぶりに9月にChicagoが来日した記念のライブだ!」とステージ上から思いっきりアピールしたら一気にヒートアップ🤠🎶‼️
心強い仲間達もいてhappy mode全開
よってメンバー全員がとことんにまで燃え上がりました

ライブの真髄とロックの醍醐味を存分に堪能
いやはやなんとも素晴らしいひと時でした

ゴージャスなステージと超ド派手な照明にアドレナリンの噴出が止まらないよ〜🤠
前後左右自由自在に駆けずり回ってジャンピングキック

STAset listはChicagoが来日公演でプレイした珠玉の鉄板曲ばかり😉

リスペクトしてやまない定番ヒットから超絶マニアックモノ、更には鉄壁の組曲までをも披露
体力ギリギリを賭けた真剣勝負‼️
これがコアなロック通達にすこぶる好評を博したから嬉しかったよ
会場のあちこちから演奏前後に「黄金期のChicagoは痺れるね」「全曲知ってたから感動しました」「Chicago大好き!
あまりの迫力に圧倒されました」などなどエキサイティングなメッセージをいただきました

絶えず八面六臂の活躍を繰り広げてくれた主催&司会のヒコちゃん、なんまらイカした対バン達、プロフェッショナルな捌きも鮮やかなオーナー&スタッフの皆さん、ナイスショット連発の撮影班の方々、そしてノリノリに絶えず声援を送り続けてくれた愛すべきオーディエンスと全てに於いて
very special thanksだ!👍

何から何までお世話になりました

お馴染みのバンド連中とも楽屋で延々と会話が弾む訳さ
心地良い疲労感に浸ってみるというのも乙なもの
引き続き来年もよろしくね🤠👍‼️🎶

〜member〜
masa…B VO PER
aki…KB CHO PER
tomochan…AS PER
taka…TS PER
MITSU…TB PER
yasu…DR
maechan…G CHO VO
yoshi…TP PER CHO

〜STAsetlist〜
サウンドチェック…一体、現実を把握している者はいるだろうか?

1、イントロダクション
2、サタディ・イン・ザ・パーク
3、ぼくらに微笑みを
4、言いたいことが沢山
5、不安の日々
6、今こそ自由を
7、愛は限りなく
8、アイム・ア・マン
9、愛のきずな
10、長い夜











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VOL,218 小樽市文化祭 SPECIAL LIVE STAGE5 小樽市民会館(S・T・A編)PART,2

2024-11-20 16:07:37 | Live Set List


***LIVE REPORT1からの続きだよね!!***

もっちんの閃きで前曲のラスト音が第6楽章の最初の音になるスリリングな連結アレンジを施した
それがこの「今こそ自由を」
(実は直前のリハまで2音の追加で討論を重ねた
結局はそれも採用で功を奏した)
これも最近から重要なレパートリーとして晴れて蘇った
新たな息吹を目いっぱいに吹き込んでね
ここの曲も1分ちょっとの超変態的リズムを誇る迷路のようなインストウルメンタル
この箇所も今回のライブでは全員にとって引き攣る難関
目まぐるしく襲いかかる落とし穴を通過してようやく辿り着いた
序盤の想像を絶するアクセントはモッチンも指摘していたけど、最大のトラップ
テンションマックスのシーンだ
何度も訪れる難所でもあり見せ場だ
ボンゾスタイルの爆裂的ドラミングに会場中からヤンヤの喝采が沸き起こる
とにもかくにも、入り組んだ展開だから生半可な気持ちでトライしたらば即座に木っ端みじんなのだ
コロコロと景色の変動に忙殺される・・・・正直な話が予測不可能なプログレッシブ
究極の場面は後半に訪れるベースとトロンボーンによる捻りの効いた珍しきユニゾンライン
特別枠としてマサとキーボードのアキによるコラボレーションが実現
これを2人はものの見事にやってのけたのだ!
イメトレではどうもシックリと噛み合わなかったんだけど、相当に鍛錬を積んできたのでしょう
マサはアキの真ん前まで歩み寄ってパーフェクトにはまり込んで乗り切ったよ
磨きがかかってきて冴え渡る音色
緊迫感溢れる雰囲気の中、一緒にプレイしていてもそのカッコイイ姿にゾクゾクと戦慄が走ったものです
ご本家同様にマサ&アキは堂々とコブシを突き上げてのハイタッチだ
実はこれもお約束で見せ場の一つ
一切打ち合わせ無しのガチにぶっつけ本番サプライズ
気合も十分にバッチリ
阿吽の呼吸で
「やったあ!!」
アッキーは今までマサとミツのその様を見て、とっても羨ましかったんだってさあ((´∀`))
両手を叩きながら喜び勇んで何度も飛び跳ねていた
「自分も一緒にやりたかった!!」だって
ここさえ乗り切れば、もうこのライブはいただいたも同然
大船にのったつもりで、突破していこう
まだまだ続くデンジャーゾーン!


壮大なる組曲の最終楽章(第7楽章)も1分少々の「愛は限りなく」だ
原題は「NOW MORE THAN EVER」
シカゴ1970年リリースのセカンドアルバム「シカゴ(邦題はシカゴと23の誓い)」に収録
ジェームス・パンコウの作品
濃厚この上なきラブストーリーからの抜粋
目まぐるしく変化に富んだ独走態勢を誇る集大成
ああ・・・・こういうタイプの曲を演奏するたびにパーカッション&コーラス・プレイヤーが欲しいよう・・・・・と、今までならばしみじみ心から願っていたんだけど、この日はモッチン&アッキーがその両方を心置きなくこなしてくれた
念願成就
想いは叶うものなんだねえ
それもふんだんにさ
初めて聞いた人達ならば誰もが口々に「なんじゃ、こりゃあ!!」と思わず驚愕の雄叫びをあげちゃう拷問のような、それでいて癖になるアート・ロック
地響きのごときボトムサウンドを打ち砕くようなモッチンのフィルインでメインテーマに戻り、想像もつかないくらいのマーチへ一丸となって渾身のプレイ
気を抜く暇を全く与えてくれない、ひじょうにやりがいのある曲
(エンディングではジェフ・ポーカロ風にすっくと立ち上がって連打をぶちかますモッチンは・・・・20カウント引っ張ってと希望を提出)
マサとアイコンタクトを交し合って2度目のジャンピング2段キックでTHE END
出血サーヴィスときたもんだ
最後の1音に到達し終えると、観客達は一瞬我を忘れていたのか無反応状態
一息入れてから拍手がドッと沸き起こる
どこからともなく「おいおい、なんまら難しそうだなあ・・・・」という声が聞こえてきた
そうなのです、難しいのですよ(笑)
大役をこなしきった清々しきメンバー達の満足そうな表情がどことなく誇らしげだ
だってまともに演奏できるメンバーが、過去に全然いなかったものでなおさらのことだね・・・・
今までに北海道でここまでシカゴを再現したバンドは皆無
もちろん今後も現れることは絶対にないでしょうよ!

「これらをカバーしているバンドはまずいないでしょう
じゃあ、調子にのってもう一発いきます
熱冷ましも与えずに場面転換・・・・・
まだまだ、強烈なる傑作をお送りしたいと思います!!
立て続けに、いかしたやついくよ~!
この後に控えしは・・・・
隠れシカゴファン垂涎ものの 残り2曲、一気に攻め込みます!
聞いてください・・・・・
フリー!!!
(邦題は、自由になりたい
オリジナル・アルバムのシカゴⅢに収録
シングル・カットもされた
ロバート・ラムの作品
彼は甘いポップソングからこのようなハードロックまでジャンルの壁など軽く超越するほどにコンポーザーの手腕をフルに発揮する
シカゴの顔といえば彼の事
この意見に異議を唱える人など、どこにも存在しないでしょうよ)」
モッチンのテクニカルでキレッキレなフィルインから、図太いドラム音が不気味に炸裂
強烈なアクセントを目印に、マサがモニターぎりぎりまで駆け出してきて「1・2・3--!!」
 実験的要素満載なチャレンジ・ソング
実はタメの効いたイントロのドラミングは、トリス・インボーデンによるもの
あまり深く考えないで、目印代わりに説明を兼ねてマサがモッチンに聞かせたライブバージョン
「おお!これは、かっこいいねえ
いかにもスタジオ・ミュージシャンが叩きそうなオカズ!」
これをサラッと最初のスタジオ・リハで再現してくれたものだから、再度モッチンの実力を痛感した次第さ
素直にリスペクトしちゃうよ
だって、今までにこの難攻不落なフレーズをプレイしたドラマーは一人もいなかったんだから・・・
もっともっとと追加フレーズで膨らんでいった
驚愕的に感動モノさ
今回のバージョンは手前みそながらも最高傑作な仕上がりだったと思う
さてさて、2分ちょっとの曲なんだけど、その間をメンバー全員が全力疾走するような息継ぎ不可の中間パートに突入
 世の若者達の悩める想いが交錯するストーリーを多分に含んだ不穏な展開が秀逸
 マサとバックコーラス(モッチン&アキ)とのコントラストがソウルフルなる様相をも呈しています
喉が張り裂けんばかりの泥臭い雄叫びリフレイン
時折ゴスペルチックな合いの手でも、魂の絶叫を重ねる
重量級なタッチで、ベース&ギターがストレート且つごく控えめに奏でられます
 疾風のごとく耳をつんざくホーンの狭間に、変態チックなリズムの鬩ぎ合い!
イントロ、エンディング、そして中間部分における変則的な流れはリズムセクションの真骨頂
スタジオ最終リハ時でも、全員が徹底的にこだわって取り組んだ箇所
ホーン隊は幾度もテンポダウンを希望しながら、なぞっていたもんね
本番での完成度はいかがだったかな!?
何度もマサとアッキー、モッチンとで意見を交わす
ホーンの3人も徹底的に特訓に次ぐ猛特訓
これに挑みかかる情熱は全員が同じ
完全パートスコアをマサが送るとマエちゃんがコードを把握
これにて光明が見えてきた
ラインで数度のやりとりをしてマサのベースフレーズに修正箇所を施す
これでパーフェクト
マエちゃんのエキセントリックなる采配で問題をクリアした
大した男だぜ、彼は
それにつけても本家シカゴの手強さには舌を巻いちゃうね
ブラス隊含めて全員が残響音を轟かせる中、あっという間にエンディング
息も絶え絶え・・・・
アバンギャルドこの上ないね
今度機会があれば、本家本元のヒステリックなる長尺ライブ・バージョンにも挑んでみたいなあ
ちょっと間をおいて、会場から「凄い!!」と声援が飛んできた
そりゃあそうだろうよ
自他ともに認める「創造を生む最高の共同体」
大風呂敷ばかり広げている自画自賛の不細工なさらし者にはなりたくないからねえ


****、最終局面を迎えた
白熱のライブは、まだまだ続く・・・・・!!!!****

果てしなき怒涛のライブ攻勢なのだ・・・
もちろん、お約束のメガトン級なナンバーで息の根を止める所存****

「・・・・・今は何時くらいかな?
(チラッと時計を見る)
・・・・・・極上のミッドナイト・ソングでラストを締めくくってみたいと思います」

この時、マエちゃんは素早くエフェクターの操作を終えギターを掲げて小刻みに震わせ来るべきその時を待ちつつも,唸りを発する・・・・・
(段取りは綿密に話し合っていたから余裕があるよん)
「ウィ~~~ン・・・・・・」

マサは前傾姿勢で、モニター・スピーカーに左足を乗せたまま
「いきます!
盛大に盛り上がっていきましょう~!
 松山千春の曲ではないですよ(笑)
・・・・・・25or6to4!!!」 
(EDIT/ VER
これはあう君が速攻でわかっていた
ここまで詳細に聞き入って理解していたシカゴ・ファンは初めてだ
大した男だねえ
北海道ピカイチのシカゴ通
オリジナル・セカンドアルバム「シカゴと23の誓い」に収録のこちらもロバート・ラム作品
この曲がワールドワイドにブレイクをして人気を決定づけた)

マサがマエちゃんの方向を左手で指差すと、ドンピシャのタイミングで「ギュイーン!」のスライディングから
「ガガガガガーン!」
ギターが、これ以上ないほどの速さで過激に攻め立てる
マサも一緒にメインリフを弾き始めると、モッチンも問答無用とばかりシンバル類総出で便乗する形にて熾烈になぞってくる
追随してユーちゃん、アッキー、ワッキー、トモちゃんらを交えたメンバー全員が「ヘイ!ヘイ!」
「会場後ろの方も一緒に!!
HEY! HEY!」
驚いたことにメンバー全員が一丸となってそれに連動
ノリノリに手拍子を交え、しきりに楽器を振っている

いつの間にかアキちゃんは伝家の宝刀とばかり、黒い真ん丸型タンバリンを手にシェイクしながら元気一杯、ピョンピョン飛び跳ねているではないか
(またもや出番直前にこれを忘れていて慌てて楽屋テント内に取りにいった経緯あり
このタンバリンはよく問題を起こすのだ
別にタンバリンに罪はないんだけどね・・・・)

疾風のごとく耳をつんざくホーンセクションの狭間に、キーボードも参戦でリズムの鬩ぎ合い! 
(この曲でマサは以前にシンセ・ブラス・スコアをアキに送付した
初代TBコイズミくんの採譜)

あるバンドは「STAはスペシャル軍団」

パープル・ブリンガーのギタリスト、シンちゃんいわく「ギタリストは上手いし、いい音を出しているね~!」

あるパーカション奏者いわく「STAはレベルが高い」

あるトランペッターいわく「STAはブラス殺しのナンバーばかり・・・」

あるミュージシャンいわく「STAは歴史と伝統あるバンド!」」

あるキーボードいわく「STAは憧れ💛!!」

マサは1フレーズごとにステージフロントに並べられているモニター・スピーカーに左足をのせながら移動

マエちゃん&マサが両サイドのフロントにて陣取り
この躍動感あるロックなコントラストが長年の理想形だったのさ

ギターが堂々と、必ず数歩ほど飛び出してきて自己主張を図る仕草
やはり花形楽器だもんね

各メンバー達も負けじと大奮闘
なるほど心強き存在感

この曲、マサのリードボーカルに、モッチン&アッキーを交えての白熱するコーラス隊体制も、俄然と馴染んできた

ホーン隊を筆頭に、拳を突き出すタイミングも絶妙

アッキーも延々と、エキサイティングなジャンプを披露しての挑発
礼儀正しく優しい対バンのキーボード奏者も、アッキーの超絶技巧パフォーマンスを楽屋口で称賛していたっけねえ

誰言うともなくメンバー達が合間を縫って
「イェーッ!!」
観客たちも「イェーッ!!!」のコール&レスポンス要求で半狂乱

もうこれで本当に終わりだと察してか、全員グチャグチャで、どこもかしこも必死の形相です

STA全員が右手を何度も振り回しての熱演

更にマサは仰け反って、オーディエンス達とコミュニケーションをはかる

ヘッドバンギングにて両膝つき、気迫のフォーメーション絡みを続行

マエちゃんは、虎視眈々、隙間という隙間をびっしりと雷鳴のごときチョーキング・ソロで埋めつくすほどに我を忘れ、ギターの鬼と化し、それに呼応しています
でも、抑揚のメリハリはバッチリ!!!
ありとあらゆるテクニックをぶち込んでいる様は、まるでギターの教科書、お手本を提示しているかのよう
あろうことか中央に飛び出してきてマサとの絡みまで演じてくれた
ユーちゃんも加わってきてがっぷり三位一体化を図る
これにはビックリ!
「まさかクールでポーカーフェイスのマエちゃんがあそこまで燃え上がるとは思わなかったよ」と言うと
「さすがにあの場面では飛び出さないわけにはいかないぜ」
うーん、マンダム~~((´∀`))
締めはエフェクター・ボードのスペースにもどって、ここでも秘密兵器オート・ワウワウペダルを踏み込む艦砲射撃で爆発寸前
(本家のソロをほぼそのまんまに再現
 これも究極のフィンガリングで完成形とみた
 オフステージの時にマサはマエちゃんに言った
テリーのソロを弾いている時って本当に満たされた表情をしているね、と
そう言われたマエちゃんもまんざらではない様子)
歴代STAギタリスト中ぶっちぎりのトップクラスでしょう、と太鼓判を押すアッキー

そして数年前からギターソロの後半でやりはじめた、シカゴ・ライブバージョンでのブラス・フレーズをマエちゃんの合図を待ってホーン隊が吹き込む

トドメはホーンセクションによる、きっつい嘶き音で息の根を止める

タカ&トモちゃんも、ウォルター・パラゼイダー顔負けなサックスで、他のメンバー達と対等に渡り合う
難攻不落なパートなど何のその
パワフルでバカテクの管楽器が3人も在籍しているという贅沢さが、良い方向に作用しているようだ

オフステージでは控えめで賑やかに楽しい((´∀`*))彼らも、いざステージに立つと強烈なる存在感を放っているのだ

ウカウカしてなどいられないよ、みんな
ヤワなヤツならば、一瞬で足元をすくわれるさ
マサがベースのネックを観客方向に突き出す
その時、正面に立ってノリノリの可愛い観客が、フレットをポンポンと撫でてくれた
下手袖に控えていたスタッフとは、はしゃぎすぎて激突!((´∀`*))
ワッキーがさりげなく譜面台を寄せてスペースを空けてくれたので、モッチンのところまで駆け寄って再びバスドラムに足をのせて、しつこいくらいに煽りまくり、シンバル連続キック攻撃
(実はこの時にマサはバスドラ前にセッティングされていた専用のマイクコードに足を絡めて倒してしまった・・・・
すぐにタカが駆け寄ってきて直してくれて事なきを得た
タカ、ありがとうね!((´∀`))
素早い対応だ)
更にはネックを振り回しながら、ホーンセクションのところへも訪れて、一緒に爆笑ダンシング

最近、モッチンが凝っている重ね録りのリズムとフィルを分担したパターン
ユーちゃんとの絡みを実現しようとこれにはひたすら苦慮しているらしい
「よし、うまくいったぞ!」と思い、自宅で改めて聞き返してみると納得がいかないのだとか
超難解な作業だ
曲の細部までをも、若い頃から聞き漁っていたからこそ、こんなところもトコトンにまで超絶なるこだわりがあるみたい・・・・・
しかも、リラックスしながら、ユーちゃんと和気あいあい楽しそうに不敵な笑みを浮かべつつね・・・・
これらを最近はユーちゃんのティンバレス(高音部)とのアンサンブルでようやく見事に再現してのけた
恐るべき究極のツワモノ・コンビ誕生の瞬間を目撃した
大体にして、こんな、奇想天外な発想にトライすること自体が、無謀すぎるよん
本家はもとより、カバーバンドでも見たことも聞いたこともないよ
いつでもどこでも、実験的な精神ほとばしる遊び心を持っているロッカー達
もう少しで恍惚の領域に到達するのではないか!?
これも血と汗と涙の果てに得られる特権
当然、並々ならぬ実力と経験とシカゴ愛も備わっていなければ話にならないね

メンバー達が俄然色めき立ってきた・・・この状況
どいつもこいつも、ビックリするぐらいに凄い奴らばっかりだ

何が飛び出して、どんな展開になるのか
我々にも皆目見当がつきません
まあ、こういったスリリングな崖っぷち綱渡りパターンも、STAトラの穴ならではの持ち味だね
どれだけの哀れな輩が奈落の底へと消えていったことだろうか・・・?
やはり現在は役者がヒトアジもふた味も違います

マサが自分の楽器を垂直に突き上げて、揺すりまくるの図

尚もマエちゃんのソロは轟き渡り、ホーンセクションは管体が破裂するんじゃない!? と、思えるほどの気迫プレイをクローズ・アップ

撮影スタッフがSTAのメンバー達を追うのは大変な作業だ
(事前に、ミキサーへは、とにかく思い切りサイケデリックにアーティスティックにヘヴィーに音作りしてと希望を提出しておきました
相変わらず無理難題な注文だよなあ・・・・・・・・・笑)

プレイしている我々でさえも、痺れちゃうほどの高評価を下したくなる
不気味にステージではドンドン効果を倍増させるべき企みが虎視眈々と張り巡らされていく
エンディングではベースのネックを天高くに立てホップステップ
ベースギターを肩からはずして、頭上高々に掲げるポーズ
いつもならばここで終了なんだけど、この日のプッツン度合いは異常だった。

多分、数年前の7月に食らった「小樽の旋風」に対する憂さ晴らしか!?
もう制御がきかない

あまりにも危険とメンバーや観客たちからクレームが入りお蔵入りしていたアクションも、いきなり首をもたげちゃった
ベースギターを脳天に乗せての衝撃音・・・・しつこいくらいに「グワングワーン!!」
さすがにベース破壊とアンプにガソリン爆破と客席落下はなし
・・・・当たり前だよ(爆笑)
とどめはベースをマシンガンに見たてての抱きかかえ連射攻撃してからボディを目前に突き出す(これはベーシストのあう君も今後採り入れたいと言っていた)
最前列に陣取ったカメラ小僧達もシャッターチャンスとばかり、激写に次ぐ激写で忙しそう
悲鳴をあげるベース「グワ~ン、ギュワーン!」
小樽で以前、可愛い弟分のサッサが「マサさんはいつもあれだけ複雑で難解なベースラインを弾きながらよく歌って動き回れるなあ」と感嘆の声を寄せてくれた
これは快挙だ!

極めつけのフィニッシュは
素早くアンプ横のスタンドにベースを置いて
前方に走り出し「YEAH!!」
一礼して、マサが再びモニター・スピーカーの上に上り、3度目なる豪快空中2段蹴り一閃!!!
着地してからは「押忍」の構えも取り入れた
(カメラ小僧たちが空中浮遊マサ会心のショットを撮ったそうだ
この日、一番の作品だとのこと
皆にも見せびらかせてた((´∀`))
その様を後方からスタンディングドラミング状態でずっと見ていたもっちんは爆笑🤣


「ありがとうございました。
喜んでいただけたでしょうか?
我々も堪能しちゃいました
存分に暴れさせてもらいましたよ」

興奮状態の斉藤さん
「あの・・・・ビックリしましたあ・・・・・」
としばらく言葉を失っていた((´∀`))
熱気が漂う豪放磊落な祭りの後の静けさ・・・・
「足を骨折しなかった・・・??!!
あ、それって俺のことかあ・・・((´∀`))」
自虐なギャグをぶち込んできた憎い男(-_-;)・・・・・


****心底、全員にお疲れさまでしたの言葉を送ろう
心地よい疲労感に包まれた
もう何も思い残すことはありませんよ・・・・と満足そうで笑顔いっぱい((´∀`*))
シカゴの硬派なカバーバンドという重責を、軽く十分に果たしました****

会場内に流れるBGMはスティックスの「ベイブ」
ジミ・ヘンドリックスで「サード・ストーン・フロム・ザ・サン」

温かい拍手に感謝感激です
一通りのご挨拶を済ませて、電源オフ、コードを抜いて後かたずけに取り掛かりはじめるメンバーたち・・・・

これこそがライブならではの醍醐味
真剣勝負の真髄
ある観客からは直々に「セットリストの全曲が申し分なくたまらない・・・」と感想をいただきました
やっぱりあれやこれやと濃密に取り上げて大正解でしたなあ
ある程度は、確信犯なんだけどね・・・((´∀`*))

一致団結の賜物
メンバー達の知り合いも見えていたんだけど、STAを見たのは初めてだ、という人が多数いて異口同音に衝撃的だったらしい
(トモちゃんの上司も観覧
何とシカゴ・ファンなのだそうだ!
素晴らしいお方だ!!
タカのお父さんもまたまた来てくれたよ
理想の父親と息子像だね
そのタカは9月14日に晴れてめでたくご結婚されました
改めておめでとう!!!)
もちろん想像以上のパフォーマンスに話題騒然だったことは当然でしょう
多方面からの反響も上々で、益々株があがったね
新体制での小樽・市民会館文化祭ライブ・フェスティヴァル初進出は、手ごたえも良好
(というか、他でもけっこう同一メンバーで臨んだ試しがないかも・・・(-_-;)

この後には珍しく控えスペースで、メンバー一同が絶えず出入りしているミュージシャン達とリラックスしながら笑いを交えて歓談と写真撮影に勤しむ
こんな事も今までは滅多にありえなかったことだ

興奮状態の対バンのベーシスト君がマサの元に駆け寄ってきた
「控えめに言わせてください・・・最高でした!!!」
とあるバンドマンも珍しく賛辞を贈ってくれた。
「特に鉄壁のホーンセクションには圧倒されました」
「今のSTAは以前とは比較にならないくらいのまとまりで迫力があった
ビックリしちゃったあ
マサさんがとっても嬉しそうに演奏しているのも印象的」と述べていたそうだ
よく見ているもんだねえ
ある対バンからも後日のラインで「勘違いしているような他のバンドとは別格の存在・・・めっちゃくちゃに受けたよお!」と賛辞を贈ってくれた
だからこそ、これ程度では微塵たりとも、浮かれたり、油断したりできないものだ
身の引き締まる思い
油断大敵
とにもかくにも、嬉しいコメントばかりだね
わかる者には、難しい説明なんて皆無
フィーリングで以心伝心!
能書きばかり垂れ流している頭でっかちな連中も有無をも言わせぬ音を一発でいいからぶちかましてみろよ・・・ってなあもんさ

確実にSTAは良い方向に向かっている
バンド内の輪を台無しにする人間なんかが介入する余地なんかは一切なし
有言実行に尽きる
たった今まで演奏していた内容に対する満足感が、ここでのメンバー達の表情に集約されています
手ごたえ溢れる、充実感の証明
当然一人一人、反省点は数々あれど、以前と比較しても飛躍的に伸びてきています

耳の肥えているシビアな対バンや観客達が言うのだから間違いなし
同じ過ちは繰り返さない
それを糧にもっと向上心を養っていこう!

方々からも、膨大な写真や心温まるメッセージを送ってくれました
励みになるなあ
痒いところに手の届く若きプロフェッショナルなスタッフさんたちにも改めて感謝の意を表します


これで今回のライブレポートはすべて終了
((´∀`))

ライブ後のドリンクと食事が至福の味で筆舌に尽くしがたい((´∀`*))

予告編・・・・・
さあ、早くもニューラインナップによるSTAが219回目の12月末、初のライブ会場イベントに向けて狙いを定めているよ
名物男ヒコちゃんの企画
スペースは綺麗に改修されて更に広々としているらしい
あのガッシリとした立派なステージは健在
ああ・・・・楽しみ
要注目の箱だ
2024年、後半のSTAも、遠慮なくシカゴを中心としたブラス・ロック道を開拓して前進してきた!!
すでに来年へ向けて予定は膨大に進行中!
(2025年2月まで、ほぼスケジュールは埋まりつつある)
まだ見ぬ輝かしい世界がたくさん控えているんだからね
独走態勢を誇っている
また話題を独占するなあ!!
半端なコケ脅しが嫌いなタチなものでしてねえ!!

VERY SPECIAL THANKS TO・・・STV&YUMENOTANE RADIO&SECONDHAND CLOTHING STORE TEN&SAITOHSAN&MIWAKUN&KAZAMAKUN&STAFF&GREEN-TEA&MINERAL WATER&AUKUN&WIFE&CHICAGO&GOODS&TSHIRT&HOODIE&TOWEL&NOBUSAN&TEZUKAKUN&LADY&THE PARTYS&CHOCOLATE&INARIZUSHI&KEI&IKU&KYON KYON&TAKKY&GUSKUN&ARAISAN&HIKOCHAN&YAMAZAKIKUN&GEORGESAN&CAMERAMAN&KUDOHSAN&KOBACHAN&TATSUKIKUN&ASAKUSABASHI・ALL・DAYS・NIGHT・EXECUTIVE・COMMITTEE!!


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VOL,218 小樽市文化祭 SPECIAL LIVE STAGE5 小樽市民会館(S・T・A編)PART,1

2024-11-19 18:24:46 | Live Set List


****このライブレポートって、意外にも根強いファンがいるのですよ
チェックも中々に手厳しく、叱咤激励を日々受けております
今後とも、どうぞお手柔らかに
もちろん果てしなく書き進めていくよん!!
( `・∀・´)ノヨロシク・・・・****

まずはステージ上にセットされている機材類の紹介をします
ドラムセットはシルバーシェルのパール
モニターはJBLが4台前面の各所に設置されている
ギターアンプは3台
赤いツィードのフェンダー、そしてマーシャル・バルブ・ステート、ピーヴィー
それらを支える黒い斜めの専用スタンドはフェンダー製
キーボード用アンプはベリンガーとローランドのJCシリーズ
ベースアンプはご存じのスピーカーはピーヴィー、ヘッドはA-35ハートキーシステムMODEL HA-350WATTS

熱気を帯びた会場内に絶えず流れ続けているノリノリのBGM
めっちゃムード満点
B’Zのスーパー・ギタリスト、タック松本の「ミュージック・ステーション」のかっこいいテーマソングも飛び出した
他にもご機嫌な音楽がこれでもかあ、というほどにあふれ出てくる 
アイム・セクシー(ロッド・スチュワート)、セレブレーション(クール&ザ・ギャング、ドゥ・ゼイ・ノウ・イッツ・クリスマス?(バンド・エイド)、シャウト(ティアーズ・フォー・フィアーズ)、ファンキー・タウン(リップス)、ミスティー・ハート(クオーターフラッシュ)チキチータ(アバ),ギミ―ギミーギミー(アバ)、ショー・ミー・ザ・ウェイ(ピーター・フランプトン)、オールナイト・ロング(レインボウ)、愛ある限り(キャプテン&テニール)、ボーン・トウ・ビー・ワイルド(ステッペン・ウルフ)、スイング・アウト・シスター(ブレイクアウト)、ダンス・ウイズ・ミー(オーリアンズ)、ヴェンチャーズ(10番街の殺人)、バグルス(ラジオ・スターの悲劇)、オリジナル・キャスト(ミスター・マンディ)、レインボウ(アイ・サレンダー)、ザ・ビートルズ(レボリューション)&(アイ・フィール・ファイン)、ストーリーズ(ブラザールイ)、愛の願い(ミッシェル・ポルナレフ)、ハイヤー・ラブ(スティーブ・ウインウッド)、グッバイ・イエロー・ブリック・ロード(エルトン・ジョン)、ドント・クライ(ASIA)・・・・

****
気分の方は益々と高揚するんだからねえ

景気よくライブに突入と参りましょうか!
心行くまで楽しんじゃおう
もう下手な屁理屈抜きにして、それっきゃない!!

お次の番だよ
時間の方は相変わらず多少押し気味での進行

そんなプレッシャーなんか、軽く吹き飛ばしちゃったベテラン勢

まずは主催者のサイトウさんが、マイクを手にステージ下手から軽くご挨拶
まあ、いつものように和気藹々と進行
趣味の音楽、イベント告知、各バンドやら諸々と愉快痛快に語った
次に登場する連中たちも、表情がグッと引き締まるね
あいかわらずのタフガイばかりなんだから((´∀`))
・・・・・悪しからず!!

BGMが轟く中、ミュージシャン達は談笑中

いよいよもって本編に
熱狂的なるファンが多数会場入り
早速最前列を陣取っています

残すところあと1バンド
あっという間だね
まだまだたっぷりと素晴らしいステージが展開されますよ
一切のダレた空間なんて皆無だ

****さあ、オオトリに満を持しての登場なるは、我らがSTA
このブログの主役故にタップリとお届けしますよ
というわけでして、それでは、目いっぱいにゾクゾクと陶酔してね~~!!
覚悟のほうはいいかな!?****
貴重なるバンドの登場だあ!****

2024年も早いもので2ヶ月を切ってしまいましたね
STAとしても今年ほどライブ活動がスムーズに行えた年はなかったのでは?
それも現在のメンバー達がとても充実している証でしょう
まさにライブバンド面目躍如といったところ
2月、7月&8月と続いている毎月の小樽ライブに今月も参加しました
残すところ今年もあと2本のライブのみ
珍しくも最近は直前にドラマーが交代するというアクシデントに見舞われましたが、そこは百戦錬磨のモッチンとヤスが交互に担当するということに収まり事無きをえました
新規のメンバー用に一部セットリストを変更,主催者サイドにその旨伝達して当日を迎えました
ここのところ、寒い日が続いていましたが、本番当日は気持ちの良いくらいの抜けるような晴天
札幌から小樽に向かう道中は右手に海を臨みながら、通常はヨットハーバー、運河通りを走行するのですが、今回は街の中心を貫く5号線を1直線
そして左手の山側を登っていきます
住宅地をひたすら走ると高台に小学校、裁判所、グラウンド(野球をやってた)、体育館など市民憩いの場が次々と現れます
その中に築60年目を迎えるという由緒ある多目的ホール「小樽市民会館」がそびえ立っています
小樽を代表するキャパ1216人のホールだけに数々の大物がこのステージに立っています
「のど自慢」「新婚さんいらしゃい」のテレビ収録、2015年2月にも朝の連続テレビドラマ「マッサン」の主役2人が「土曜スタジオパーク」の特別ゲストとして訪れて撮影裏話を全国生放送でお披露目したそうですよ
(これ、実は私テレビで観ていました)
古くは岡林信康、遠藤賢司、他にもロック界からは、アルバム「ゴールドラッシュ」、シングル「時間よ、とまれ」、自伝本「成り上がり」の大ヒットでスーパースターの地位を得た頃の矢沢永ちゃんも1978年4月にツアーで訪れています
(他にもB’Z,SUPERFLY,奥田民生も来ています)
なんと2015年11月9日には「井上陽水」が12年ぶりにここでのコンサート出演、同年11月15日には養老孟司氏&茂木健一郎氏らを招いての文化セミナー、同年11月19日には社会を鋭く風刺するコント集団「ザ・ニュース・ペーパー(リーダーの故・渡部又兵衛さんは小樽出身)」が、同年11月21日には地元出身のサカナクション、2016年年1月には「東京スカ・パラダイスオーケストラ」も来ています

さて、マサが例によって1番ノリで会場に到着
早速、歴史の重みを感じさせる階段を上がって玄関を通るとニコヤカな2人のスタッフであろうお兄さん達が迎え入れてくれました
多忙の中ロビーを通って楽屋からステージ、ロビーなどの案内役をかってでてくれました
そうこうしているうちにザ・パーティーズのメンバーも会場入り
主催のサイトウ氏達も到着
今回の小樽市イベントはビックリの75回目
パンフレットに目を通してみると小樽市内のあらゆる会場で長期にわたり文化交流の催しが行われているのです
ところが、ロックコンサートが導入されたのは意外にも20215年が初だそうですよ
(過去にカントリーはあったらしいけど・・・)
STAは3度目の参加(2回目はマリンホールだった)
ホールでの演奏も超久しぶりです(アッキーは今までに立ったステージで1番広いと感動していた)
大所帯の編成でものびのびとプレイに専念できるということで、メンバー一同燃えています(特にマサは色々と頭の中で早速プランを立てているし((´∀`)
斎藤さんやミワくんにも見抜かれていた!)
楽屋も広々としていてテーブル、イス、ハンガーから鏡、トイレまできっちりしていて至れり尽くせり
廊下は入り組んでいるので、おっちょこちょいな人はすぐに迷子になります(-_-;)・・・・
螺旋階段からホール内に入りゆったりしたシートに腰をおろしてみるとステージが想像していたとおりでお見事です
(観客席後方は立ち入り禁止となっていましたが二階席あり)
昭和の香りぷんぷんで、シャンデリアやバルコニーにもそれは顕著
この「音楽の集い」
斉藤さんがステージ脇に備え付けられたアナウンスブースからマイクで司会進行役
「カミカミで大変です」と言いながら一生懸命頑張っていました
この日は当然のことながらありとあらゆる事柄に興味を惹かれました
アナウンスが時々流れて幕が下り11:30まで休憩です
お馴染み小樽ライブにおける音響界の重鎮、ミワ君がこの日も全幅の信頼を持って請け負ってくれています
客席中央に陣取る風間君も風格が増してきたね
「このホールは音がいい!」と評判だし、これで皆安心だ
次々に会場入りしてきた顔見知りの連中と挨拶を交わしつつ、ロビーや楽屋で和んでいる間、この1時間でステージが立派なロックスペースに変身していました
驚きです
全スタッフ達の無駄のないフットワークに敬服
沢山の大きな木製台設置からアンプ(マーシャルなど)、モニター、PA,ドラムセット、配線などがステージ上に見事に備え付けられています
ついさっきまではパイプイスしかなかったガランとした空間だったのにね
マサも事前に用意しておいたSTAのステージング一覧表(MC、SETLIST、メンバー構成、パート、照明希望欄ETC・・・)をスタッフに手渡し
ロックバンド専用楽屋はバンドマン全員が1階に移動しました
これで楽屋からステージ下手に直行できますよ
窓(ロビー)からは小樽市街地が一望できるし、別の角度(楽屋)からはうっそうと生い茂った樹木が眼前に迫ってきます
ライブのたび応援に駆けつけてくれる人々が今回も賑やかにやって来てくれました
簡単なリハーサルをトップのバンドが行い、12:00ブザーの音が会場全体に鳴り響き開演のお知らせアナウンス
幕が上がり多種多様な9バンドの熱演が繰り広げられてきました

9、16:30~16:55
オオトリのブラスロックバンド「THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY(S・T・A)」ライブ・レポート
楽器の量が半端じゃあないくらいに多いSTAにとって楽屋、通路、ステージ脇が広いということは大助かりさあ!

覚悟して臨むように・・・・・夕闇迫る頃合いにはピッタリな大所帯の連中だよん!!****
ゴージャスなるツワモノ達
今更説明するのも野暮ってなあもんですなあ
今度お送りするジャンルは、シカゴずくめではっちゃける内容!

いつもならば、飲んで歌って踊ってるオーディエンスでイキまくりのぶっ飛び状態なのですが、まだまだ感染防止のため慎重かつ抑え気味な各自パフォーマンスです
(マスク装着は自由意志だけど・・・・・)

 もう数え切れないくらい、このバンドではライブ演奏をしてきたんだけど、何度体験しても夢の世界にトリップするほど癖になっちゃうよ

バンド名に相応しいお祭りバンドだけに、一切気兼ねしないでいきましょう

 さてさて、もはやお馴染みのメンツだけれども、改めてメンバーの紹介をば・・・・・・

リーダー兼ベーシストのマサはただ一人のオリジナルメンバー
紆余曲折を経て早19年目を迎えたSTAをずっと牽引してきた
山あり谷あり乗り越え、長年歯を食いしばって頑張ってきた甲斐があった
継続は力なりを地で行く勢いさ
テンガロンハットに長髪、サングラスにド派手なシャツ姿
9月のシカゴ来日グッズ黒Tシャツ、ブーツベルト付きのウエスタンブーツに数年ぶりに復活した黒い皮パン、ごっついベルトに黒のアームレスト、クイーン&ポール・ロジャースのドックタグ、チェーン型ブレスレット2つ・・・と完全装備

ずっと頭を悩ませ続けていたテナーサックス・パートもコロナ騒動が一段落してタカが元気よく復帰した・・・・・
別格のマルチプレイヤーなのに腰の低い好青年
今回トランペットが急遽参加が不可能な事態に・・・・
ずっとトランペットのメンバーを探していたんだけど見つからず
どうしよう・・・と思案を巡らせてみた
以前にチャレンジしたトランペットのパートをミツとタカで振り分けるアイディア
それを振ってみると両者ともに快諾
早速スタジオで個人練習をし出したらしい
その後、タカから「自分がソプラノサックスでトランペットのパートを吹いてみましょうか
まだ一度も本番では吹いたことないのですが・・・・」
もちろんだよん
絶対的な信頼を受けているんだから
実際スタジオでリハしてみると全く違和感がない
これは新たな発見
心強い存在でしょう
もっと早くに取り上げていればよかったねえ
ホッとしたあ
灯台下暗しとはこのことさ
これで無限の可能性が拡大したわけですから、早くも今後のライブ展開が待ちきれませんよ
眼鏡とチノパン、赤いシャツ姿にグレーのジージャンをラフに着こなす
因みに彼は新婚ほやほやだよん(⋈◍>◡<◍)。✧♡

もう一人
札幌で音楽を聴く人ならば知らない人はいないと言われる古くからの知り合い、ソーエンの前ちゃん
北海道ライブ・シーンにおける巨匠かつご意見番とは彼のこと
数多くの1流ミュージシャンたちとも共演していたのだそうです
現在も凄腕どもと火花散るインプロビゼーションを展開中
ギター・パートで猛烈に奮起
彼とは長年スタジオでよく顔を合わせていた
たまに対バンも組んでいた
STA企画「リブレーション」にも出演した
その後、ソーエンのシンガー塚本くんがフラッグで付き合いがある縁でマエちゃんを紹介してもらった
完璧主義の前ちゃん故にブランクのあるギター・リハビリ期間を経てこの都度めでたく合流の運びとなった次第
期待してまっせ!
キャップを逆にかぶって黒いテレキャスターを大股開きで弾きまくるのが定番
ローズ指板
眼鏡を着用して黒シャツの右胸には「SOEN」のスペルが神々しく君臨
お互いに夕張のご近所に繋がりがあることを偶然知ってビックリ

そしてアッキーとの縁で、頼もしきアルトサックスのトモちゃんを新たに迎え入れたことが、去年最大の収穫です
(な、な、なんともうあれから1年が経過したんだあ!)
彼女はSTAに加入以来メキメキと頭角を現してきているテクニックの持ち主(ミツの折り紙付き)
サックス教室へと熱心に通って益々腕を磨いている
余裕と貫禄の演奏は必見だ
というわけで、多忙の中をなんとかスケジュールの調整をしてくれた
スタジオリハは4時間にも満たなかったけど、呑み込みが早い
本人もシカゴの演奏をとっても楽しみにしているのだそうだ
(好きこそものの上手なれ、とは昔の人うまいことを言った)
特に組曲は大のお気に入り
何という恐るべき努力家
ライブの度にファンが増殖しているモテモテのトモちゃん
チャーミングなルックスで人気急上昇中!
今回も全身を黒一色で統一
中々にミステリアスなオシャレ・ファッションで着飾ってきましたよ(写真参照の事!)
スコアの背面にはマサがプレゼントしたSTAステッカー3種類をなんまらと目立つポジションへ早速貼り付けてくれた
もう少しで新たな相棒が届くようだよん
待ち遠しいね

札幌トロンボーン界屈指のジャズプレイヤー・ワッキーは初の参加
パーカッションのユーちゃんとは同郷で学生時代の吹奏楽部で一緒だった
その縁で今回の加入に発展したわけ
彼もシカゴ好きでマサと意気投合してからは、ずっと仲良く関係を維持している
STAのホーンセクションでは稀なこと
共通の話題は常にシカゴ
でも、彼のおかげで最近はよりコアな初期シカゴをセットリストに組み込むことに成功している
長年のブランクをものともせずに活性化運動絶好調さ
あちこちから常にひっぱりだこのワッキーによる、絶妙なるトロンボーンは相変わらずいぶし銀
ちなみにワッキーはありとあらゆるウンチクの事柄にも精通しているのだ
この日はジャケット、シャツ、パンツ、靴にと全身をブラックでビシッと着こんできた

笑顔が可愛らしいキーボードのアッキーは男顔負けな実力派
毎度おなじみの器用なチャーミング・レディでコーラス、パーカッションも軽くこなす
キュートで華麗なる衣装も楽しみの一つ
マサとはパープル・ブリンガーも率いているアクティブなスーパーウーマン
自身のライフワーク「マ・シェリ」も含めてね
今年からは念願のラジオDJデビューも華やかに飾った
(第1回のゲストは2週連続マサ!!
今月2回目のゲスト出演も好評を博した
当然今回も2週にわたってシカゴ来日公演の話が中心
東京編と大阪編)
何といってもすでに中核のポジションにいる彼女の尽力が大きい
ライブのオファー、メンバー探し、グループライン、フライヤー&ポスターの製作、もちろん音楽的アドバイスにと八面六臂に奔走中
((´∀`*))
最近ゲットしたばかりのショッキング・ピンク・テンガロンハット
シカゴの激レア黒Tシャツ、黒いフリルのロングスカート、ストッキングも黒
髪型はずっとボブ

心強き相棒のモッチンはマサとリズム・セクション&コーラスに専念
別格の存在でもあるドラマーのモッチンは音楽はもとより人生においても大先輩ゆえにこれからもご贔屓によろしくお願いします
彼は多方面の伝説的なる大御所とも共演
今も尚、休むことなく心境著しい
数多くのミュージシャン達からリスペクトを仰いでいます
この日は長年在籍しているバンド、ランチの黒Tシャツとデニムのシャツを着こんできた

髭を蓄えたパーカッションのユーちゃんはダンディーでラテン系のノリが売りのナイスガイ
彼も全身を黒い衣装でバッチリと決めてきた
アッキーとはDJの先輩でもある
コミュニティーFM「ラジオ・カロス」で毎週番組を持っています
他にもドラム&パーカッションの講師や、北海道ミュージシャンサークル「エッグ」の副会長でもある
シンガー&ダンサー兼コーラス・ガールでもある奥さんは若くて美人だしなあ・・・・
バンドを膨大に掛け持ちしている羨ましきご夫婦

とにもかくにも近年はS・T・A出戻り組みやニューフェイスが特に多くて、懐かしいやら、賑やかやらで活性化が進みけっこうなことですなあ
ガス抜きも施して心機一転生まれ変わったかのようだ
(しかも各自の、貢献度が絶大!)
S・T・Aの長い歴史の重みを痛感する次第

去年の初夏から、よくもまあこれだけの人材に恵まれてきたSTAってやっぱりもってるよなあ
それ以前が一瞬で霞んでしまうほどだ

期待にワクワクとときめいている輩もチラホラ見受けられます
もう我慢できないと、虎視眈眈その瞬間を待ち焦がれている人も含めてね

緞帳が降ろされたステージの入れ替えには10分が用意されている

その最強のメンバー達が各ポジションについて、セットアップ、ウオーミングアップ、チューニングに勤しむ
俄然、燃えてきた!
サウンドチェックも無事に終了

メンバー達に、マサが逐一確認をとる
事細かにマサがスタッフと打ち合わせ
そして彼らの指示に従ったところで、ほどなくして
「さあてと、そろそろいくぜい!!」
覚悟の上でご参加くださいませよ((´∀`*))

前置きが大変長くなってしまいました
焦らしに焦らされ、いよいよ参上だ
泣く子も黙って失禁しちゃう、北海道が誇るベテランロックの存在感に注目せよ
8人という剛腕揃い
来るべきその瞬間を、今か今かと待ち焦がれて感無量の極致だ

皆さん、しっかりとついてきていますか
準備万端整いましたよ
何時でもオーケーのゴーサインが出た

それではそろそろ本格的に「S・T・A」のライブ・レポートと参りましょうか
特別の持ち時間は25分
ジョージさんはマサの依頼でどっさりと写真撮影をしてくれた
マサもカザマくんのミキサー・サイドで映像を撮った
のっているね~~!
なんまら力が漲ってきたぞ
心して臨め!
必聴!!
瞬き厳禁!!

それに導かれての豪快なるブラスロック・ショーの開演
盛大なるアナウンス導かれて、豪華絢爛なるショーの幕が切って落とされた!!
壮大なるシカゴ・ワールドを、たっぷりとご堪能くださいませ
怒涛のアメリカン・ニューロックの夜明け編へと突入していましょう!!

なんまら力が漲ってきたぞ
ARE YOU READY!?
OH!YEAH,
HEY!
LET'S GO!



***SET LIST***
1、INTRODUCTION
2、SATURDAY IN THE PARK
3、MAKE ME SMILE(ぼくらに微笑み)
4、SO MUCH TO SAY,SO MUCH TO GIVE(言いたい事がたくさん)
5、ANXIETY MOMENT(不安の日々)
6、TO BE FREE(今こそ自由を)
7、NOW MORE THAN EVER(愛は限りなく)
8、FREE(自由になりたい)
9、25OR6TO4(長い夜)



***MEMBER***
MASA・・・B VO CHO
TAKA・・・SS
MAE-CHAN・・・G
MOCTHIN・・・DR CHO
AKI・・・KB CHO PER
WAKKY・・・TB
TOMO-CHAN・・・AS
YUH-CHAN・・・PER



まずはアキ嬢が、プログレッシブかつスペイシーなシンセサイザーサウンドで、一種独特なる異空間を作り上げる
(彼女は何でも受け入れてくれるから、調子にのったマサは無理難題をしょっちょう投げかけるんだけど、それら全てを軽くその場で仕上げてくれるんだよね
その手腕は大袈裟ではなくゴッドハンドの如しだ!
ひじょうに頼もしい限り
このミステリアスなるSEも、事前にスタジオで膨大なるシンセ内蔵音源からじっくりと時間をかけてセレクトしたもの)

マサがすかさず、後方に鎮座するモッチンらに、手拍子でテンポのメッセージを送ると、それに便乗するかたちで、歯切れのよいギターコードミュートカッティング、剃刀のごとき小刻みなハイハットで応える

一斉に緞帳が上昇!

マサは大股開きでふてぶてしく会場中をゆっくりと見渡しながら、頃合いを見計らう

盛大なるBGMに誘われてマイクを手にした司会者兼主催者の斎藤氏がバンドを懇切丁寧声高らかに紹介する
((´∀`)ステージの下手袖から)

「ハーイ!
たいへん長らくお待たせいたしました。
いよいよはじまりますよ!
今か今かとお待ちかねの皆さん
そうですよね
これから極上のステージをお届けして参ります
もはやお馴染みの大所帯バンドが登場
北国唯一無二の札幌発本格派ブラスロックバンド!
ド迫力ホーンセクションの熱きサウンドを、心ゆくまでドップリとご堪能ください!
メンバー一同は、この日この時この瞬間を心待ちにしていました!
それではヨロシク!
レディース&ジェントルメン!
THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY~!!」 

ジャストなタイミングで「1・2・3~!!」
(思い切りミキサーがリバーブを深めにかけてくれたよ!)

波状攻撃へ、火蓋が切って落とされました

猪突猛進の狼煙を上げる「イントロダクション」

さすが、この顔ぶれだけに勢いが桁違い

プレイしている我々でさえ自分たちの音にエキサイトして、アドレナリンの噴出が止まらない

すでに掴みはバッチリとオーケーだ

普段は寡黙なモッチンもスティックを手にスィッチが入ると、ドラム・ビーストに豹変するのです

その上、数年前の4月にマサが東京で観て来たCTAの土産話が、相当感動的に残っているらしくて、ずっと刺激を受けている御様子
如実にドラミングの随所へ、ダニー・セラフィン成果が現れていますよ!

爆音が、情け容赦なく多方面へと襲い掛かる!

ほほえましい光景に、常連組が客席でやや控えめに参戦
写真&ビデオ撮影にと勤しんでいます

皆さん、この変拍子の連続やコロコロ変わる変態リズムに、よくもまあピッタリと手拍子をあわせてくれますねえ・・・と舞台上から失礼ではありますが、しばし見とれてしまいました

もうどれだけの回数、この曲をオープニングでプレイしてきたことでしょうか
(ヒコちゃんも同様の事を言っていた)
メンバー一同愛して愛してやまない、じゃじゃ馬のようなナンバー
その中でもこの日ほど、迫力一杯の完成度を誇ったことはなかったのでは?!
出色の出来と自画自賛
方々からもマジに絶賛の嵐だった

モニター・スピーカーに左足を乗せて、マサが野獣のごとく吠えまくる
豪快に襲いかかりながらも、アグレッシブなアクションを巻き起こす
(マサの正面最前列にイスで陣取った対バン達曰く、「マサさんはあれでもまだスペースが狭そうに動きにくそうでしたね」と言ってきた
スタッフはマサのステージング用に、わざわざ動線を確保までしてくれたんだけどね‥‥(-_-;)
まことにありがたいことだ)

それでも以前のような、飛沫飛翔防止用パーテイションもビニール幕もないので、自由自在に動きまわれる
もちろん、そこそこに意識して加減はしていますよ

計算されつくしたマエちゃんによる独特でシャープな音色のギターが、モッチンのタイトかつパワフルなドラミングに絡みつく

看板ともいえる3管によるホーンセクションのリフは、益々厚みを増してきましたね
目をつむって聴いていると、とてもじゃあないけれどトリオだとは思えない音圧だよ
マジにこのホーン・セクションはモンスター級!
驚異的な奴らだ
タカのことをあう君曰く「江別のローランド・カーク」
ワッキーのことを「とってもアンサンブルとして吹きやすい」
トモちゃんのことも「グッとグレードアップしたね」
言い得て妙だ・・・・。((´∀`*))

舞台両サイドからの弦楽器達による絶え間ない猛追
ドラムが遠慮なしにグルーブを構築しながらの進撃展開

会場をまるごと覆いつくすかのような、ホーン隊による異次元模様の高鳴り
なんという高揚感であろうか
鉄壁を誇るホーン・アンサンブルが吹き荒れて、全体をリズム・セクションが引き締めるという構図が今回のおおまかなる課題

さてさてライブの魔物はどこに潜んでいるのかな?
・・・・今回は一体全体、何を仕掛けてくるのか??

さあ、2番の歌詞がカットされたエディットヴァージョンから、第一関門の地獄にガッシリと突入だ

先月の反省点は見事にクリア
手堅く突破した後に待ち受けていたのは、ブレイクによる一瞬の静寂
切り込み隊長はいきなりニューフェイスのワッキーによる、やや食い気味かつ流麗なるトロンボーン・ソロを奏でての場面転換
ほぼギリギリのぶっつけ本番だから正直な話、不安要素てんこ盛りだったんだろうけど、それも取り越し苦労だったようです
大した度胸の持ち主だ
さすがに百戦錬磨、ジャズの達人だからこそ成しえる技
何事もなかったかのように振舞っていたよ
(モッチンによる縁の下の力持ちも忘れてはいけない)
ここがワッキーの凄いところ
なんと自宅に宿題として持ち帰り、3つのコードで繰り広げられるソロ・パートを、極上のエモーショナル・ラインで纏め上げてきて披露したのだ!!
能あるタカは爪隠す!と、昔の人はうまいことを言ったモノだ
(スタジオリハ前にブレイク部分による拍数の謎を解明するべく、独自でスコアを探しだしてきて見事に解明したのだそうですよ
すさまじき探求心
正直な話、この曲はトップがキツイとのこと・・・・それは、うなずける‥‥でもご挨拶ソングだからねえ
不動のポジションなのですよ
悪しからず
そもそも、この曲の演奏を一番熱望していたワッキーが、ブラス・フル・スコアを用意して、実現化へと導いてくれた張本人なんだからねえ((´∀`*)))

アキのピアノ旋律が、とびっきりに美しくて効果絶大さ
(その直前に刺しこまれるホーンのリット具合はみっちりと修正を施した)
マサによる、流麗なるオクターブベースに導かれて場面転換

マサいわく「STAのバディ・リッチ」と言わしめた手数王から、リム・ショットに切り替えてのモッチンが職人芸で猛然と先導しつつ、お次はベテラン・タカの出番
スッとステージ中央前方に歩み寄ってのソプラノサックス・ソロは、熟練の極致なので、大船に乗った気分に浸れます
一聴しただけで安定感抜群
時折ヒステリックなハイノートなども懇切丁寧クールにヒットしていてニンマリ
いついかなる時にでも、才能溢れるプレイヤー

バッキングによる強弱のサポートも効果覿面だ

もうこのあたりにたどりついた時点で会場中の空気は一変
なにやら恐ろしいくらいに、もの凄いことがステージで起こっているぞ・・・てな感じでかぶりついている


そして第3の男、マエちゃんによるワイルドなギターが火を噴いた
臨機応変、歪みからコーラスサウンドまでコンスタントに幅広く音色をエフェクターで器用に切り替える
(ここはスタジオリハ時に取り決めたこと)
いきなり過激なハーモニクスが導入部分に一気呵成に飛び出して、益々進化したソロを、これでもかあ!と言うくらいにぶちかます
(よくもまあチューニングが狂わないねえ)
陶酔の表情を浮かべつつも、ただひたすらにエキセントリック
序盤はテリー・キャスのフレーズに敬意を表する・・・・
へヴィーなサウンドは、これだけにとどまらずフィードバックにより加速
音数がドンドンと増していき、とどまることを知りません
身をのけぞらせてイナバウアー・アクション
チョーキングなどを交える際にはギターを激しく揺さぶって身をよじる
あれだけのプレイだけでも引き攣るところなのに、ビジュアル面も大きい

(掛け持ちミュージシャンのマエちゃんは、多方面でも大活躍中
いくつものプロジェクトに関わっている超売れっ子
STAでは常に横向きポーズで全体を注視している
これが彼のステージ・スタイルなんだね)

そして遂にテリー・キャスのギター・ソロを、ほぼ忠実にコピーしちゃったんじゃあないのかい!?
ビブラート、グリッサンドに至るまで再現しているよ
この前面へのせり出しシーンは、歌姫ヒロリンのリクエスト

間髪入れず、極めつけは第2期JBG時代のコージー・パウエル直伝によるモッチンが、力漲る究極の稲妻フィルインで拍手喝采

サンキュー!

いつもは沈着冷静なるモッチンもノリノリな様子で、このヒトトキを満喫している様子
すっかりと脳天ヒューズはスパークしちゃったみたいだ
いくつもの修羅場を潜り抜けてきたからこその、説得力ある支柱だ

エンディングにおけるベルトーンも、アッキー渾身の1音を筆頭にマエちゃんを経て見事な連携で繋がった
ここで繰り出したマエちゃん入魂のピッキングがジミヘンのようにウォームで破壊力があって戦慄が走りました
これぞまさしくロックの原石
いかなるアクロバティックなテクニックをひけらかすよりも、「ギュウイ~ン!」一発でひれ伏させるほどの衝撃と説得力
トモちゃんからタカへのホーンセクションに受け渡す流れへ

マサが後方のバスドラムに左足を乗せ、右手を頭上に掲げてグルグルと何度も素早く回転
振り返りざま、モニター・スピーカーにまで走り寄って乗っかる
モッチンと呼吸合わせ、雷鳴のような怒涛の連打をスリリングに交えて激しいジャンプで空中2段キック・フィニッシュ
な、な、なんとお、アッキーも特大のジャンプを公開していた!!

以前、ASの女傑ミキティいわく「マサとモッチンは何かにとりつかれているようだった」とのコメントを述べていましたっけ
度肝を抜かれた観客は、ため息混じりに唖然している



****アッキー長年のお友達でもある「.J、そうきあ&稲葉美紀DEAR FRIENDS」のMIKIMIKIちゃんが「アッキーちゃんが加入したからSTAは確実にパワーアップですね!」とのこと
もちろんその通りだよ
去年の初夏からはギアを1段アップして臨んでいる新生STA故に大袈裟な話ではなく、方々から賞賛のメッセージが絶え間なく届いている
この日に出演した各キーボード達もアッキーの全身全霊をフル活用したそのパフォーマンスを羨望の眼差し込めて大絶賛していたもんなあ****

当然ここでの主役は、最初から最後までピア二ストのアッキー
いつも艶やかなる着こなしのアキ真骨頂
(彼女の根性の入り方は筋金入り
メイクもバッチリと施している
ワイルドなスカートと黒ファッションで統一しているではないか
テンガロンハットと激レアなシカゴTシャツも彼女最大のチャームポイント
こんな煌びやかな曲をプレイするバンドってナンマラいかしているでしょう

やたらと口うるさいスジものでも思わずニンマリ
とっくに全身汗まみれながらも、すこぶるご機嫌麗しゅう((´∀`))

 (回想シーン・・・・)
ある日、スタジオリハ時にマサがふと閃いた

「1972年シカゴ・ライブ・イン・ジャパン(大阪の音源)」の再現なんていかすよね、ってさあ
曲に入る前にロバート・ラムがムード満点にピアノでいくつかのコードをルーズに流す
トークも交えてね
焦らしに焦らした挙句に・・・・っていうあれ
(ついこの間リリースされたシカゴのケネディセンターこけら落としロックコンサート3枚組でもプレイされていた)
それを臨機応変に対応してくれるアッキーちゃんならば、呑み込みがいいからアッという間に弾いてくれるだろう、と踏んだ
結果は?・・・・もちろん大成功だったよん

これ、マサのトークとアッキーちゃんのピアノがうまく噛み合わないと悲惨
スタジオではまあまあの出来だった
ラインでも事細かく説明を加えて調整を加え改良
別にキッカリとした台本なんか用意してはいない
大体のおしゃべり内容は決めてあるけどね
「それでは、トップには、凄まじい勢いで吹き荒れるブラスロックをお送りしました
(不敵な笑みを浮かべつつも)
バラエティに富んだセットリストでお送りしますよ
特に人気の高い曲をやります
盛大なる拍手で迎えてください!」
BGMのピアノは、その場の空気感で延々と進行
タイミングを逃したマサはタイトルを言おうにもずれちゃう
もう1周弾いてもらう!?
ところがアッキーちゃんが見事にクリア
かえって効果が倍増したよ
これまたご機嫌なメドレー
「あれ!?
どこかで聞いたことのあるピアノだ・・・・
お次はメローな響きで・・・・
俺はいつも同じMCだと、ある女傑から突っ込みを入れられたんだけど、やっぱりこれだけは言わせて!
今日は日曜日だけど、この公園にうってつけの曲をやるよ!
・・・・どうぞ~~サタディ・イン・ザ・パーク!!」
と言った途端にアッキー親分
(もっちんがそう呼んでいる((´∀`*))
寸分の狂いもない間合いで、それまでのスローテンポから力強い連打へ!!
(前曲からの音色チェンジも素早くこなす)
絶妙のシンコペーションを基調とした、あまりにも有名なるイントロをピアノで嬉々としながら響かせる
後から聞いたんだけど、アッキーちゃんは「今でいいや!」と独自の判断で、ここから本編に突入したのだそうです
ありがたいことに大正解だよん!
(オーディエンス達いわく、この曲がはじまるといつでも誰もが最高の喜びを滲ませてノリノリなんだそうですよ
こんな話を聞くと、ミュージシャン冥利に尽きるね
長年にわたるブラスロック&シカゴ普及活動も着実に実を結びつつあるようだ)
シカゴ初の記念すべき反戦的意味合いを含んだミリオン・ナンバーがはじまった
(1972年7月リリース初の1枚組オリジナルスタジオ・アルバムCHICAGOⅤからのファーストシングル
ビルボードHOT100にて最高チャートで第3位を記録)

裏話・・・・・スタジオリハでは特別なる思い入れを込めて取り組みました
当初マサはピアノなしではやる意味なし、と判断してストレス回避も含め、泣く泣くお蔵入りさせようとした
ところが当時STAに在籍していた久留ちゃんが、機転を効かせギターコードでのパターンを演じて「どうかなあ!?」とさりげなく主張してきた
半信半疑それで演じてみると思いのほか、心地よい仕上がりなので、以降はギターアレンジバージョンでずっと披露していたのだ
もはや手慣れたもんだよ
これはこれで、斬新で快感
まるで違和感もなく、結果的にはやって良かったねえ
これをギターメインで演奏することを密かに夢見ていたんだから、そりゃあ至福の瞬間で天にも昇るでような心持ちだったことでしょうねえ
加入前にアキ嬢はSTAライブを目前で見て「なるほど
こういう風にやっているんですね!」と目から鱗状態
感心しきりだった
(最近キースとジェフによるプレイヤーズでも3人編成でこの曲を見事に演奏していた
さすがプロフェッショナル!)
それも参考に加えて、アキちゃんはありとあらゆる音源を片っ端から発掘してきて指癖や強弱、微妙なるタッチ感を調べ上げた
その結果がここに結実したんだよ
文句の付けようなんて微塵もあるわけがないっしょやあ
大役を果たしたね
涙腺が崩壊しそうなほどだ・・・・
この感動がずっと欲しかったのさ
本物だ
(近年は本家のロバートラムさんが、ショルダーキーボードやシンセで弾いてるんだけど、やっぱり生ピアノのニュアンスには程遠い
これが生命線なんだから
シビアな意見かなあ、これって・・・・だって愛するが故の正直な感想なんだから)

もちろん、それに呼応するように会場全体も熱烈なる声援へと反応が変わっていく

それにしても、この曲、一聴する限りだとシンプルに聞こえるんだけど、リズムの違いが如実に現れるのですよ
サビにも奥の深い部分が垣間見えます
マサは絶え間無く左右に、トレードマークともいえる軽快なステップを踏む

モッチンは、特にこの曲でのドラミングとコーラスが冴えわたっていた
リハではテイクを重ねるごとにドンドンと難所を克服していき、本番ではご機嫌なスティックさばきで終始していた
黙して語らずのツワモノだね

マエちゃんもギター・ストロークの隠し味で、より皆さんが贅沢極まりないハッピーモードに浸れちゃうように美味しいオブリをつま弾いているのだから、不思議なものですよね

この曲に対する思い入れがすこぶる強い熟練のファンも、満足そうにニコニコしながら手拍子を打つ!
アウくんの大好物だけにシカゴのタオルを猛烈に振って熱狂的なエールを送ってくれた(アッキーがしっかりと目撃していた)
それどころか一緒になって歌っているではないか
心底愛してやまないチューンなんだね
シカゴ愛好家冥利に尽きるよ
腕組みして目を閉じ、唸りながら、ジックリと聞き入っている対バンも発見
会場のあちこちで嬉しそうに、両手をあげて大はしゃぎしている人たちも見えるではないか!?
数人のオーディエンス達も、ずっと横並びでタンバリンを打ち鳴らし続けているよん
ステージサイド(マサの目の前)では、常連組の観客が簡単な振り付けを指導しながら曲と一体になってステップを踏んでいます

ホーン隊も時折横目でバンドを確認しつつも、リズムカッティングにのって延々と体を揺らしながら手拍子を要求
そろそろ肩の力が抜けてきたのか、爽やかな疲労感がかえって心地よいようだ

世界平和を声高らかに提唱する、これこそスケールの大きいマンモス・チューン
まさしくシカゴ版「イマジン」との呼び声高き、ターニング・ポイントともいえるアンセム
愛と平和を謳歌しながらも反戦を訴える部分もさりげなく含まれているんだから、さすがしたたかで思慮深い我らのシカゴだ

満面の笑みを湛えた成長著しいアキちゃんも、エキサイティングな観客達にすこぶる癒されたそうで右手を大きく突き出して煽っていたよ
マサが歌いながら最前列に歩み寄ると、客同士が微笑み返し

バックのミュージシャンらも、すこぶる気を吐いていますよ

エンディングでのモッチンによるハミングに至るまで、マサのアイディアが見事に実を結んだ
(今春から取り入れたアッキー&モッチンによるコーラス・ワーク
これもスタジオ入りしてみっちりとトレーニングしたもんね
過去にここまでこだわって突きつめた人は皆無だ
今後も、もっともっと事細かく煮詰めてまいろう!!)
歌メロには人一倍のこだわりをもって挑んだ
最近は、マサ長年の夢だったドンドンと複雑になっていくツインボーカル・パートをも現実のものとした
モッチンと軽くラインで文章とシカゴのライブ映像で打ち合わせしてから、スタジオでプレイ
3番の歌い出し入り口も高低のパートをぶっつけ本番で入れ替えた
すると一発で思いが噛み合って大成功
(ステージに上がる直前まで、モッチンはマサへ最終確認を求めてきたほどさ)
妥協なく、またまたハーモニーにテコ入れを図った
(メインのボーカルとコーラスの入れ替え)
その様には、皆も感服していたよ
これを今まで、一度も実現できなかったのは、一体全体何だったんだあ・・・・?
「YEAH,YEAH~~!!」
アッキー&モッチン渾身のハーモニー
うっとりするほどポップで幻想的なラストに至るまで、気合十分パーフェクト
丁々発止に完奏
普段はホノボノと佇んでいるモッチンではありますが、やる時は綿密にヴォーカルとコーラスを決めてくるところなんかさすがですよね

ファッションリーダーのトモちゃんは、ようやくこの頃になると先ほどまでの緊張感は収まってきてリラックスしてきた
彼女も毎回シックな姿で着こなしていてめっちゃセクシーなのだ
この日はロングフリルの黒い服装にセンスの良いネールや髪型で、いつもにもましてオシャレ
襟にはサックスのバッジが付けられている
それをマサが指摘したらトモちゃんは得意げに胸を張って見せてくれた!((´∀`))
マサも対抗意識向きだしにベースのバッジをつけてきて見せたらバカ受け
彼女は「STAに人生を捧げるぜ!」とフェイスブック上で宣言もしてくれた
感動的なレディにファンも急増
祝福の乾杯を捧げよう

あららら・・・・!?
いつの間にか、最前列には小樽市から派遣されてきた音楽大好きなレディが高級カメラを構えて激写状態
(望遠レンズを落として壊してしまったらしい・・・・
哀しそうに教えてくれた・・・・(´;ω;`)
それとともに目に焼き付けようと、食い入るようにステージを見上げている
マサは目前まで寄っていて跪きの猛アピール・ポーズで構える


「改めまして!
サッポロ・トランジット・オーソリティです。
皆さん、楽しんでますか!!
(アキちゃんの秘密兵器、鍵盤による大歓声がここで炸裂)
OH,YEAH!
我々は頑固一徹、ブラスロック街道を19年にわたって貫いています
本日は小樽市民会館文化祭ライブ・イベントということで申し分のない場所だねえ
ということでして、今回はスペシャル・バージョンですよ
当然100パーセント濃厚なるシカゴでセットリストを組んでいますが、数曲は超絶マニアック
見てもらえばおわかりのとおり、本日は我々の売りでもあるホーンセクションをはじめメンバー達が豪華です・・・((´∀`*))
そういうわけで思いっきりゴージャスな内容でお送りしたいと思いますので、最後までよろしく!!
NEXT NUMBER 
・・・・MAKE ME SMILE !!!」

(1・2・3・4!)
ここでもジャストなタイミングで、モッチンによる軽快な4カウントが即座に空間を痛烈に切り裂く

 ドテッパラに炸裂する一撃が狂おしいくらいに激しく、やはりイントロが常に豹変、それでいてごり押し感なくスッキリとスマートにまとまっているところがやたらと発揮されていて痺れます

 実はね、この曲、特に小樽界隈でSTAがライブのたび、会場にいる外国人の方達から「MAKE ME SMILE !」とリクエストされていたのですよ
 あちらサイドのほうにめっぽうウケがいいみたい
 でもいろいろとややこしい事情があり、これもしばらくお蔵入りしていたんだけど、昨年末からめでたくそれも解除されて、遂に日の目をみたというわけ
でも再度取り組むからにはグレードアップは常識
みっともないノイジーな不協和音も晴れて排除され、STA流の果てし無き王道ともいえるパーフェクトな曲になったよね
 最近のS・T・Aはけっこう、こいつに馴染んできたよ
(ホーン隊にとっては鬼門かな!?
だってトロンボーン・プレイヤーが作った曲だからね)
この曲でもリード・ボーカルはマサ
近年トライ中なんだよ
すこぶる苦労しましたよ
マサはユラユラと腰振りダンスで観客を誘惑?・・・・挑発??
アキちゃんは、ここでも、相変わらず虎視眈々と大奮闘
(先輩たちは優しく彼女を好サポート)
 血沸き、肉踊る現象とはまさにこのこと
各メンバー達は多方面の分野にまたがり、八面六臂のフル稼働をしているから、このくらいお茶の子さいさい
クールでニヒリストなワッキーは、なかなか堂に入ったプレイスタイルで、男ならではの色香をタップリと漂わせて吹き込む
真横で負けじとタカもハイノートヒッター
これにはマサも、毎度のごとく鳥肌が立つのだとか
3管という編成だけでも贅沢すぎるのに、ホーン3人とも全くタイプの異なるプレイヤーゆえに面白い化学反応がしょっちゅう勃発するものだからたまらないよ
 シンセによるバッキングは疾走感の塊のようなシカゴ流ブラスロック代名詞をはかる
エンディングではマエちゃんによるトリッキーなる16フュージョン仕込みの速射砲ピッキング・ギター・ソロ
(アキちゃんが特に好きなところ)
マエちゃんのギター音って大きいんだけど、ちっとも耳障りだったり、うるさく感じたりしないんだよね
これってやっぱり丁寧で巧みなる音作りだ
最早アートの領域に踏み込んだ感あり
特にトーンが美しい
(トモちゃん好みの音なんだそう)
性格や人間性が如実に反映されることを実証してくれた好例
特筆すべき点は最前列のオーディエンス達
爆音に圧倒されて、けっこうきつかったらしんだけど、バッチリとのってくれてこちらもゾクッときちゃったさ
ブラス隊による緻密に構築されたアレンジの妙が、更なる完成度と緊張感を増幅させつつも第1楽章を終了
(本来ならば全部で7楽章なのだ)
 フェイドアウト部分は入念にスタジオで打ち合わせたとおり・・・・・メドレーでいきなり過激この上なき極上のアンセムへとバトンを渡す



第2楽章はモッチンによる怒涛のフィルインから図太きミディアム・テンポ「言いたい事がたくさん」
 延々と踏み続ける光速バスドラ音が爆発
1分ほどのドラマティック・チャレンジ・ソング
 恋人との出逢いから、想いが交錯して思い悩むストーリーを多分に含んだ不穏さが秀逸
 マサとバックコーラス(モッチン&アッキー)とのコントラストがミュージカルの様相をも呈しています。
猛特訓したもんなあ
努力は決して裏切らないのだ
その成果が花開いた瞬間をシッカリと目撃した
 重量級なタッチで、ベースがごく控えめに奏でられます
 前半の暗い曲調から一転、パアッと霧が晴れたかのような心象表現の役割分担も良い仕事しているなあ



第3楽章「不安の日々」も前曲に引き続きの小曲だけれどインストウルメンタル
(バレー・フォー・ア・ガール・イン・ブキャノンというタイトルが組曲名
初期のシカゴには数多くの組曲があるのですが、その中の最高峰がこれ
現在もライブのハイライトとして必ず取り上げられている)
静かで厳かなるピアノタッチに、ベースがメロディアスに印象的なラインを描き上げます
この抒情的な曲を披露するのは9度目
初演奏はヴィニーズバーにて
2度目は記録を紐解くと2019年4月21日(日)の白石区ピグスティ・・・・
「163回のリブレーション」だった
完全に失念していたんだけどね‥‥(-_-;)
メンバーはマサ以外違いますしね
あの時の他メンバーによる失態がトラウマになっていて長らく封印していたのです
でも今回のメンバー達ならば、と奮い立ち熱烈的に再チャレンジしたのですが、大正解!
バッチリとはまった
期待以上、想像以上の出来でしたね
アッキーもテコ入れに一役かったし
タカが正真正銘、一発勝負の哀愁含んだ流麗なる音色でソプラノサックス・ソロ(ニニ・ロッソ風)を
はたで聞いていてもビックリするほどに完璧再現
迂闊にも鋼の涙腺が決壊しそうになったほど・・・・(´;ω;`)
後半ドラムとバック陣によるタイトな演劇風ユニゾンも、荒削りながらたいしたトラブルもなく難関突破でクリア
ここでパアッと音世界が華やかに開ける



****LIVE REPORT1はこれにて終了
続きはPART2へ
頑張って読んでいってね!!****





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VOL,218 小樽市文化祭 SPECIAL LIVE STAGE5 小樽市民会館(ザ・パーティーズ編)

2024-11-18 23:11:35 | Live Set List
****このライブレポートって、意外にも根強いファンがいるのですよ
チェックも中々に手厳しく、叱咤激励を日々受けております
今後とも、どうぞお手柔らかに
もちろん果てしなく書き進めていくよん!!
( `・∀・´)ノヨロシク・・・・****

まずはステージ上にセットされている機材類の紹介をします
ドラムセットはシルバーシェルのパール
モニターはJBLが4台前面の各所に設置されている
ギターアンプは3台
赤いツィードのフェンダー、そしてマーシャル・バルブ・ステート、ピーヴィー
それらを支える黒い斜めの専用スタンドはフェンダー製
キーボード用アンプはベリンガーとローランドのJCシリーズ
ベースアンプはご存じのスピーカーはピーヴィー、ヘッドはA-35ハートキーシステムMODEL HA-350WATTS

熱気を帯びた会場内に絶えず流れ続けているノリノリのBGM
めっちゃムード満点
B’Zのスーパー・ギタリスト、タック松本の「ミュージック・ステーション」のかっこいいテーマソングも飛び出した
他にもご機嫌な音楽がこれでもかあ、というほどにあふれ出てくる 
アイム・セクシー(ロッド・スチュワート)、セレブレーション(クール&ザ・ギャング、ドゥ・ゼイ・ノウ・イッツ・クリスマス?(バンド・エイド)、シャウト(ティアーズ・フォー・フィアーズ)、ファンキー・タウン(リップス)、ミスティー・ハート(クオーターフラッシュ)チキチータ(アバ),ギミ―ギミーギミー(アバ)、ショー・ミー・ザ・ウェイ(ピーター・フランプトン)、オールナイト・ロング(レインボウ)、愛ある限り(キャプテン&テニール)、ボーン・トウ・ビー・ワイルド(ステッペン・ウルフ)、スイング・アウト・シスター(ブレイクアウト)、ダンス・ウイズ・ミー(オーリアンズ)、ヴェンチャーズ(10番街の殺人)、バグルス(ラジオ・スターの悲劇)、オリジナル・キャスト(ミスター・マンディ)、レインボウ(アイ・サレンダー)、ザ・ビートルズ(レボリューション)&(アイ・フィール・ファイン)、ストーリーズ(ブラザールイ)、愛の願い(ミッシェル・ポルナレフ)、ハイヤー・ラブ(スティーブ・ウインウッド)、グッバイ・イエロー・ブリック・ロード(エルトン・ジョン)、ドント・クライ(ASIA)・・・・

我らがSTAはオオトリ
このブログの主役故最後にタップリとお届けしますよ
というわけでして、それでは、目いっぱいにゾクゾクと陶酔してね~~!!
覚悟のほうはいいかな!?****

****
気分の方は益々と高揚するんだからねえ

景気よくライブに突入と参りましょうか!
心行くまで楽しんじゃおう
もう下手な屁理屈抜きにして、それっきゃない!!

お次の番だよ
時間の方は相変わらず多少押し気味での進行

そんなプレッシャーなんか、軽く吹き飛ばしちゃったベテラン勢

まずは主催者のサイトウさんが、マイクを手にステージ下手から軽くご挨拶
まあ、いつものように和気藹々と進行
趣味の音楽、イベント告知、各バンドやら諸々と愉快痛快に語った
次に登場する連中たちも、表情がグッと引き締まるね
あいかわらずのタフガイばかりなんだから((´∀`))
・・・・・悪しからず!!

BGMが轟く中、ミュージシャン達は談笑中

いよいよもって本編に
熱狂的なるファンが多数会場入り
早速最前列を陣取っています

残すところあと2バンド
あっという間だね
まだまだたっぷりと素晴らしいステージが展開されますよ
一切のダレた空間なんて皆無だ

****さあ、満を持しての登場なるは、我らが盟友斎藤氏&テズカちゃんらを擁する貴重なるバンドの登場だあ!****

8、15:55~16:20
地元の小樽から「ザ・パーティーズ」
ジャンルはオールラウンドに網羅!
バンドから盛大なるメッセージが届いています
「今年もパーティーズと一緒に歌って踊りましょう!!!」
そのとおりだ
異議なし
了解です

小樽・文化祭スペシャル・ライブは、個性溢れるバンド達が馴染み深い音楽を演奏するために、小樽界隈から大集結するという名物イベント

今年は初出演組も含めて、9組がエントリー

お気に入りの小樽イベントだから、雰囲気がとっても気持ちがいいんだよね((´∀`*))

客席サイドには家族連れやカップル、はたまたバンドマン達も大挙して応援に駆けつけてくれました

実行委員会サイドも数多くの席を用意して皆様のご来場をお待ちしておりましたよ

まずは主催者のサイトウさんが、バンドの入れ替え時間を利用して、場がダレないような配慮も含めて、マイクを手にステージ後方からご挨拶
まあ、いつものように和気藹々と進行
あの忌まわしきコロナ禍や、趣味の音楽、イベント告知、各バンドやらの事を諸々と愉快痛快に語ってくれた

これで、次に登場するミュージシャンたちも、表情がグッと引き締まるね
あいかわらずのタフガイばかりなんだから
おっとと!!‥‥‼
実は何を隠そう、「ザ・パーティーズ」はこのイベントの仕掛け人でもあり小樽音楽界のご意見番、サイトウ氏が率いるベテラン勢なのですよ((´∀`*))
・・・・・悪しからず!!
年中、何度も小樽界隈のイベントでお互いタイムテーブルに組み込まれているから久しぶり感が全くなしだけど・・・・((´∀`))
だってさあ今年2月25日の日曜日、「小樽公会堂大ホール(市民会館の真向かい!)雪明かりの路」以来の対バンなのだ
7月、8月の夏にも恒例の「浅草橋」「北運河」屋外会場でメンバー達とは会っているしね

改めて噂の「ザ・パーティーズ」に突入します
****このライブ・レポートももちろん果てしなく書き進めていくよん!!
****
皆さん、よろしくね~!!!

****いよいよもって、トリ前の時間帯となりました

覚悟して臨むように・・・・・夕闇迫る頃合いにはピッタリな大所帯の連中だよん!!****

ライブレポとしてSTAの前に控えしは・・・・・・・って、今更説明するのも野暮ってなあもんですなあ
今度お送りするジャンルは、オールマイティーにはっちゃける内容!

いつもならば、飲んで歌って踊ってるオーディエンスでイキまくりのぶっ飛び状態なのですが、まだまだ感染防止のため慎重かつ抑え気味な各自パフォーマンスです
(マスク装着は自由意志だけど・・・・・)

 もう数え切れないくらい、このバンドの演奏は見てきたんだけど、何度体験しても夢の世界に導いてくれるほどに癖になっちゃうよ

バンド名に相応しいお祭りバンドだけに、一切気兼ねしないでお任せしていきましょう

 もはやお馴染みのメンツだけれども、改めてメンバーの紹介だ

編成は鉄壁なる不動の7人組み
・・・・・・バンドのマスコット的アイドルの存在感を遺憾なく発揮する紅一点の眼鏡がキュートなナオちゃん
(キーボード&コーラス担当)
ヤマハの愛器MODX6を使用・・・・
下手にてスタンディング・プレイ・スタイルを誇示
シックな花柄シャツとジーンズを着こなしていた

毎度、全身黒づくめファッション(キャップ、ジャケット、シャツ、パンツ、靴)と黄色いネクタイがお似合いのテヅカくんは、塗装の剥げ具合も年季が入っているフェンダーUSAジャズベースでプレイ
(3トーンサンバースト
ローズ指板)
コーラスも兼任
サングラスもトレードマーク
フィンガー・ピッキングも彼のこだわりどころだね~!
グッとボディが引き締まって痩せたようだ
(ダイエットのコツを教えてくれい!)
マサと会うたび、愉快痛快な会話に花が咲くのですよ
STAの機材運搬も、迅速に手伝ってくれるので大助かりさ
ライブの前半はマスクを装着していた
そうそう、本番ギリギリに駆けつけてきたから、ちょっと肝を冷やしたよん((´∀`*))

孤軍奮闘のギタリスト&コーラスのニシやん
マサとは同い年でシカゴ通
可愛いお孫さん2人も、すくすく幸せに育っているとのことで何より
以前にも使用していた懐かしきストラトキャスター
(明るい赤のサンバーストボディ
メイプル指板)でプレイ
彼も全身を黒衣装でまとめて体を絶えず反らせながらも白熱のギターサウンドを轟かせていた

リードヴォーカルは、司会者から素早く着替えたお洒落な開襟シャツと白の渋いパンツと靴が一際鮮やかな眼鏡姿のサイトウ氏
オフステージでスタッフに徹している最中は常にエプロンを着用
しかも目にも鮮やかなショッキングピンクのジャケットを着こんでいるではないか!!
(以前に受付担当の素敵な奥様がパソコンで検索したら、必ずLA&ソウル・オリンピックの柔道で金メダルをとった同姓同名の故・斎藤仁氏が出てくると教えてくれたものです((´∀`))
私が会場到着時にはいつも丁重なるご挨拶を頂戴いただくのですよ)

そしていつもかわいらしい息子さん同伴のロマンスグレーのドラマーみっちゃん
客席でちょっとだけ会話をしたよ
ベージュのシャツがひと際目をひく
(お子さんはどう見ても完全なるパパっ子だね)

昨年からの新加入メンバーはアルト・サックス・プレイヤー
(パーカッションも兼任)通称「おとぼけマーちゃん」と呼ばれています((´∀`*))
キャップと髭がポイント
黒ジャケットとグレーのパンツ
これで音造りが更に可能性を拡大してきた
variationも豊富にね
本番直前まで楽屋内にてずっとストイックなほどに、吹き込み練習をしていた姿が印象的でした

最後に若手のユリちゃんが加わった
正に鬼に金棒状態
時に彼は「バリータウン4」とも掛け持ちを務めあげるのだ
愛器レスポール・スタンダードを使用
つまりはツインギターなのだ
眼鏡姿に、全身を黒いファッションで統一
ユリちゃんは、何から何までもが名物バンド「蘭島発動機」のギタリストとしてずっと活動中なのですが、パーティーズのマスターが亡くなった事で、近年後任として迎えられたのです・・・
マスターもユリちゃんならば安心して任せられる、ときっと優しく見守ってくれていることでしょう((´∀`))
特筆すべき点は、彼の加入でグッと平均年齢が下がったことだよん((´∀`))!
そして音響から機材関連のスタッフとしても活躍している

いぶし銀の貴重なる布陣は見ごたえ満点で瞬き厳禁
一時たりとも気を緩める隙さえ与えてくれないほどに、ノンストップの真剣勝負
阿吽の呼吸ならではの骨太な徹底したグルーヴでまくし立ててくれました
素晴らしい事だなあ

ああ、それにしても、パーマネントな編成が羨ましい・・・・
恐るべしだ!!
自信に満ち溢れて意欲満々だしねえ
参考にしなきゃあ
とっても勉強になるチームワークの賜物

ちなみにパーティーズは、ライブ全体のスタッフとしても常に活躍していました
それは、いつものことだけどね
本当にご苦労様でした・・・・

この日のライブでは、選曲にウイットとユーモアをさりげなく加味して世相の流れも鋭く狙っているね
今回は他にもオールディズのリクエストが多数飛び交っています
なんたって多種多様なるレパートリーが膨大故に、25分の枠では到底収まりきらないという嬉しい悲鳴をあげています
ただ、残念ながらこの日は時間が押し気味なのですよ・・・・・(´;ω;`)

前置きが大変長くなっちゃいました
最も美味しい時間帯だけにラッキーだねえ
極上の華麗なるザ・パーティーズ・ワールドだ!!
皆さん、準備の方はよろしいかな!?
度肝を抜かれることは間違いなしだ
なんまら力が漲ってきたぞ
せっかくだから、以前に書いた、濃厚なるライブレポートも引用して加筆していこうと思います

期待にワクワクとときめいている輩もチラホラ見受けられます
もう我慢できないと、虎視眈眈その瞬間を待ち焦がれている人も含めてね

緞帳が降ろされたステージの入れ替えには10分が用意されている
・・・・(-_-;)
念入りなるリハーサルとサウンドチェックを終えて・・・・・個人的にも興味津々
準備万端整った
ステージサイドからメンバー達がスタンバイオーケーとばかりに、ミキサーのミワくんへアイコンタクトを送っていました

ド派手な照明もビシバシと点滅しだした
歓声が沸きおこる

盛大なるBGMに誘われてまずは、オープニング前にマイクを手にした司会者兼主催者の斎藤氏からパーティーズの近況報告も兼ね今後の小樽ライブイベントについてのご挨拶とご報告
懇切丁寧声高らかに・・・・
((´∀`)ステージの下手袖から)

「はい、さてさて、お待たせしました!
小樽市民会館スペシャルライブ文化祭はおかげさまで順調ですよ
運営してくれている小樽教育委員会の職員の皆様もご苦労様です
今日はあちこちでライブイベントが開催されている中、こちらを選んでご来場いただきありがとうございます
数多くの観客が訪れてくれました
まだまだ素敵なバンドが登場します
私は司会進行以外にもこれからザ・パーティーズ出演があるのでバタバタですが・・・(-_-;)
1人でMCを担当させていただきます
演奏に先駆けてちょっと説明させてください
今後もお気楽ライブ、雪明りの路、そして夏7月の浅草橋オールディズ、8月の北運河サウンドエナジー、マリンウエーヴ、天狗山山頂、銭函市民センター、小樽市民会館と市内のあらゆる箇所で少しずつライブイベントを開催していく予定です
ワイワイガヤガヤと騒いでもらいたいところではあります
思いっきりにノッてください
広い会場ですからダンスもバッチリ
((´∀`))
お次に控えしバンド、力強い展開で凄い楽しみですよ
これからもドンドンと活躍の場を広めていきます
興味津々のジャンルはうるさ型も唸るほどに洋楽&邦楽がてんこ盛り
今日は踊れる曲を集めてきましたので、どうぞ遠慮なく存分にはじけまくってください
とことんまで心待ちにしていたことでしょう
さあ、それでは、そろそろまいりましょうか!
応援のほどをどうぞよろしくお願いいたします!!」

ARE YOU READY!?
OH!YEAH,
HEY!
LET'S GO!

スタートソングは、合いの手も軽妙に
「・・・・レイジー・ママ(柳ジョージ)」のスタンダード・ソングで口火を切った
一気呵成に波状攻撃の開始
景気づけにはもってこいの采配
どんどんといきましょう
サイトウ氏らは相当前からこの曲を取り上げていたので、すっかりとお手のもの
語りかけるような淡々とした序盤から、一挙にヒート・アップするサビのボーカルを、想い込めてせつせつと歌いこなすサイトウ氏には興奮を禁じ得ません
どちらかというと、パーティーズのバージョンは、シンプルだけど斎藤氏の個性的な泥臭いヴォーカルを反映してか、多少アクの強い拳や節回しを強調しているようです
もちろんそのほうが即座に勢いが増し、ゴージャス感がふんだんに散りばめられていて正解だよ
むせび泣くギターのトーンも手馴れたものだ
金縛りになっちゃうよ
まるで自分達の楽曲みたいにソウルフルにこなしています
リズミックな落ち着いたムードで、しっとりサウンドを演出するという配慮だ
タイトに決めまくるミッチャンのドラミングからはラテンカラーをも醸し出す
しばらく棚上げ状態だったところを、ここ1年前くらいからこれが復活したのですね
心境の変化っていうやつかな?
何だかんだいいながらも、相当に思い入れがあるのは明らか
パーティーズ・レパートリーの中でも、タメの効かせ方や味わい深い表現力
がクセになりそうなくらいのチューン
まずは名刺交換代わりのナンバー
これ一発でバッチリと掴みはオーケー!


「どんどんと景気よくいきましょう!」
間髪入れずに2曲目は「東京(やしきたかじん最大のヒット曲)」をぶちかましてきた
コテコテのムード歌謡曲で、和気藹々の咆哮
古くから誰にも愛されている楽曲
ここ数年パーティーズのレパートリーに必ず入っているけど、よほどカリスマ・サイトウ氏のツボにはまっているのかな?
タイトルに反して大阪弁で歌われているという、ユニークな歌詞も伴って中々に評判も反応もいい
このバンドにもジャストフィットしていて、スムーズに馴染んだ感あり
バンドのイメージ的にも斎藤さんのキャラクターとしてもね((´∀`))
ちなみにこのオリジナル曲アレンジは小樽出身の川村栄二さんだそうです
(以前にMCでサイトウ氏が言っていたのを聞いて初めて知ったよ) 
やっぱり愛だろ・・・・・・色々な愛の遍歴をかたどった大人の男女の歌
ステージも客席も見慣れた面々ゆえに、いい意味ユルユルでの空気感が素敵だ
アクセントとしての、ニシヤンによる歯切れのよいコード・バッキングが効果てきめん
それに便乗したかのように、名物男のクドウさんはしょっぱなから、客席からノリノリでハミングしながら腰をくねらせている
手にはマラカス、タンバリンと、次々に持ち替えてステージ上の演奏に合流する始末
ありとあらゆる引き出しの多さには定評のある帝王パーティーズ
客席でごく控えめに小さくステップを踏んでいるオーディエンスも散見

3曲目・・・・
「次は80年代のディスコでも重宝された・・・・サニー(ボニーM)」 
これも近年導入のレパートリーでしょう
でもオリジナルは、1966年にボビー・ヘブが歌ったもの
時代やジャンルを軽く超越して数多く色々なタイプのカヴァーソングが存在します
何度かこれをテーマに映画化もされたし(あれはホノボノとしていて、とってもいいストーリーだったなあ)
実はシカゴのロバート・ラムもソロでレコーディングしているのだよ
伝説のブラスロックバンド「エレクトリック・フラッグ」も同様に・・・
だからというわけでもありませんが、マサの飛びっきりなお気に入りソング
ツインギターから繰り出されるシャープでワイルドなバッキング・リフ・アンサンブル
みっちゃんが叩き出す効果覿面のグルーヴィーなるラテン系のリズムにも戦慄が走った!
ほらね!
ひっそりと感極まっているファンもいますよ
多種多様なるステージを経てきて、組み立てられたセットリストだからこそ、どこに出演しても臨機応変に対応できるバンド
なるほど、多方面から重宝されるわけです
酸いも甘いも噛み分けた、人生観が滲み出る悩殺系オーラを発するサイトウ氏は、会場を見渡して心から満足そうに雄叫びをあげています
転調後のステージ上ではユリちゃんのギターが、マシンガン連射にようにフレーズを弾き飛ばす
ユリちゃんもおとぼけマーちゃんもスッカリとパーティーズに馴染んだご様子
10年くらい前から在籍していたかのような錯覚を覚えるくらい

「はい、ありがとうございます
ロビー受付で配布されているパンフレットに我々ザ・パーティーズはジャンル色々と書かれています
歌謡曲、オールディズ、洋楽、演歌、ロックンロール、ソウル、アニメ、ルンバ、ディスコ、ブルース、となんでもござれなのですが、次にお送りするのは・・・・再度洋楽へ
しかも黄金の70年代ロック
スリー・ドッグ・ナイトの金字塔で・・・・・喜びの世界!!」
(1970年アルバム「ナチュラリー」に収録
リリースは1971年2月
全米1位を獲得
3DNとしては2作目の1位
シングルの計測タイムは3分17秒
アルバムバージョンは3分40秒
日本ではテレビドラマの収録曲やコマーシャルによるタイアップとしても有名)
守備範囲が広すぎて、何でもござれの火薬ご飯状態
御見それしました
ナオちゃんによる軽快なイントロのキーボードが流れてきた
アップテンポの音色がそっくりで即座に感動
感涙もののアンセム
マサはすっかりと鳥肌が立ってしまった
この日、一番の琴線をビンビンに震わす一発
そのことは後にサイトウ氏にメッセージで伝えたら喜んでいました
これって超難しい曲だ
特にあのはちきれんばかりな魂のシャウト
これをものの見事にハスキーでドスを効かせ再現してくれた
サイトウ氏は己のものとして豪快無比に消化吸収していたね
天晴だ
努力は決して裏切らないということを身をもって実証してくれた形だね
血と汗と涙の結晶
ニシヤンによる陶酔のギターソロも絶好調で、さすが匠の技で大満足
余裕で紡ぎだす
ご本家3DNは札幌にも数回来てくれた
マサも市民会館へ見に行ったよ
その時には残念ながら、すでにチャックネグロンはいなかったけれど・・・・
で、そのチャックが70年代初期に札幌公演でこの曲を歌いだした際、出だしの決めボーカルを思いっきりとミスったんだそうです・・・・(笑)

「じゃあ次でラストです・・・・いきますよ!!
しっかりとついてきてくださいね
・・・・・アンチェイン・マイ・ハート
(レイ・チャールズ・・・のテイクだとずっと思っていたのですが、アストロノーツversionなんだそうですよ
とことんまでこだわりどころが深いなあ)」
STAも、この曲はレパートリー
ただし、ジョー・コッカーのヴァージョンであります
サイトウ氏らは、相当前からこのジルバを取り上げていたので(前身のクラッシュビート時代から)すっかりとお手のもの
手馴れているのだ
ソウルフルなテイストも加味しています(多分、最も演奏しているはず!)
ニシヤンも、渾身のギターソロを轟かせる
リズミックな落ち着いた雰囲気で、しっとりサウンドを演出するという配慮だ
ここは筋金入りのツワモノ揃い
それもそのはずで、ここにきて最大のピークに達した感あり
やる気満々のテズカくんは潔く、みっちゃんと共に安定感抜群なコーラスも披露
追随するかのように、マーちゃん渾身の荘厳なるアルト・サックスがブローして果てしなく響き渡る
ツインギターの特性を最大限まで活かしつつ、ニシヤン&ユリちゃんという、タイプの異なる贅沢過ぎな火花散るほどに嬉々として白熱ギター・ソロ・バトルを延々と展開
もうここまできたら、どこを見ていいのやら目移りして悩んじゃうよ
火傷しないように要注意
これまた毎度お馴染み、華やぎの光景ですがね
これほどまでに演じきれたらさぞかし気持ちもいいんだろうなあ
快感という言葉でしか表現できない・・・・
一瞬たりともその音像からは目が離せない
流麗に描き出す情景が衝撃だ
全員が余力を振り絞ってエネルギー全開で燃え尽きたね
汗だくなんだけど、笑みは絶やさない
アドレナリン噴出で目まぐるしい起承転結の臨場感
自然なアンサンブルは抜群
そこから一気呵成に終曲を迎える
汗水飛び散らせながらも、ギターソロが儚い終焉を告げる
斎藤さんがメンバー1人1人を懇切丁寧に紹介
それの呼応するかのようにメンバー達はそれぞれに持ちうる限りのお得意なソロ・フレーズで応戦
この新しいフォーメーションにふさわしき鬩ぎ合いで大騒ぎ
織り交ぜて、大団円となりました
「WOW!!・・・・・!!!」であっという間の締め括り
やはり一丸となってのエンディングで決まりさ
大役を果たした

タイミングを見計らったかのように緞帳が降ろされた
惜しみない歓声があちこちから飛び交う

 なんまらとプレッシャーのかかる時間帯を、盛大に飾ってくれました
完全燃焼で賑やか
もうこれ以上、何も思い残すことはないといったご様子
疲労困憊のメンバー達だけれども、また一段とギアをあげてきたね

司会進行役に戻った斎藤氏もマイクを手に豪快なるアナウンス
「まだ、この後もイベントは続きますよ
最後までゆっくりと気軽に楽しんでいってください
本日はありがとうございました!
あ!?どうぞ、この後もよろしくお願いします
((´∀`*)!!」

このライブを観ていてマサは羨む
・・・ああ・・・
もう大評判
全体が一体となっての凄まじき光景
だからこそ、やめられないライブイベント出演
安心で信頼度の高いステージング
とりあえずはオールマイティー・オン・ステージはこれにて無事終了だ
ザ・パーティーズは達成感に満たされて袖に戻っていきました
心地よい疲労感も伴った汗を流せたね
ザ・パーティーズのライブは観戦した皆が異口同音に完成度がピカイチだったとのこと
断然に異議なし!!
プロフェッショナルな形態を完成させるコツを今度ご教授願おう・・・・((´∀`))
ステージ後、観客席のあちこちからも賞賛の声が絶え間なく漏れ聞こえてきた
それも致し方ないだろうね
正直な感想なんだもん
中身は十分にエキサイティングのままで終了
方々から絶賛をたまわりつつ上機嫌
お疲れ様でした

今さらながらに上手いなあ・・・・

真っ白な灰になって燃え果てた
やれるだけのことはやりつくした
満足感に満ち溢れたメンバーらを見れば、それも一目瞭然
熱気ムンムンの渦
すぐにでもまた、ステージに戻ってきたいなあ、という表情を浮かべていた
ソフトドリンクがすこぶる美味しいだろう!!
このユニットの今後益々の大躍進にも期待していますよ!
ひじょうに器用な連中だけに、まだまだ秘密兵器を忍ばせているのでしょう
まあ、それは次回までに取っておきましょう!((´∀`*))
もう一度、ぜひとも見てみたいバンドでした

貴重な空間のひと時を過ごしちゃった

あまりにも熱狂し過ぎて、世の憂さもあっさりと吹き飛んじゃいそうだ
7人も後のイベントライブを堪能していましたよ
とっても研究熱心に没頭していたところは感心だ
そうなんだよねえ・・・・
勉強になる事柄だらけ
本当にこの日のライブは何から何までもが大収穫だ・・・・((´∀`*))

感謝感激雨あられ状態だよ((´∀`*))

さて、様々なロック、ポップにと多彩なるジャンルのバンドが、長丁場、入れ替わり立ち代わりにエネルギッシュなプレイを披露してくれました
それぞれに目指す音楽は違えど、拘り抜かれたポリシーは誠実に貫かれています
粋な凄腕が目白押しだしねえ
ぜひとも最後の瞬間まで、このひと時を満喫していってください!!

****この熱量そのままにお次も負けてはいられません
お次に控えしは、ユニークなベテラン勢の登場
また違った意味で泣いても笑っても、大御所勢だあ~~・・・・・・!!!!
こいつらもクセモノ連中故に、ゾクゾクとしちゃうね((´∀`*))
これまた異色のバンドが参上しますよ!!****

会場に流れるBGMは・・・・
トム・ジョーンズ「デライラ」
スプリームス「ストップ・イン・ザ・ネーム・オブ・ラブ」
ボーイズ・タウン・ギャング「君の瞳に恋してる」
近年復活したABBA で「チキチータ」
マーヴィン・ゲイ「ホワッツ・ゴーイン・オン」
10CC「アイム・ノット・イン・ラブ」
グラス・ルーツ「恋は二人のハーモニー」
サンタナ「君に捧げるサンバ」

****これで8バンド目が終わった
****
次はオオトリのレポート
お待たせしました
泣いても笑っても残り1バンドのみだよ((´∀`))
いよいよもって大詰め
まだまだ続く~~
いってみよう!!
それは・・・・・どこでやっても浮きまくりの(良い意味で)THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITYだ!
熱いブラスロックが小樽全域に目いっぱい響くのだ!!****
それではまたねえ!!**** 







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VOL,218 小樽市文化祭 SPECIAL LIVE STAGE5 小樽市民会館(鬼音KING編)

2024-11-17 22:34:30 | Live Set List
****このライブレポートって、意外にも根強いファンがいるのですよ
チェックも中々に手厳しく、叱咤激励を日々受けております
今後とも、どうぞお手柔らかに
もちろん果てしなく書き進めていくよん!!
( `・∀・´)ノヨロシク・・・・****

まずはステージ上にセットされている機材類の紹介をします
ドラムセットはシルバーシェルのパール
モニターはJBLが4台前面の各所に設置されている
ギターアンプは3台
赤いツィードのフェンダー、そしてマーシャル・バルブ・ステート、ピーヴィー
それらを支える黒い斜めの専用スタンドはフェンダー製
キーボード用アンプはベリンガーとローランドのJCシリーズ
ベースアンプはご存じのスピーカーはピーヴィー、ヘッドはA-35ハートキーシステムMODEL HA-350WATTS

熱気を帯びた会場内に絶えず流れ続けているノリノリのBGM
めっちゃムード満点
B’Zのスーパー・ギタリスト、タック松本の「ミュージック・ステーション」のかっこいいテーマソングも飛び出した
他にもご機嫌な音楽がこれでもかあ、というほどにあふれ出てくる 
アイム・セクシー(ロッド・スチュワート)、セレブレーション(クール&ザ・ギャング、ドゥ・ゼイ・ノウ・イッツ・クリスマス?(バンド・エイド)、シャウト(ティアーズ・フォー・フィアーズ)、ファンキー・タウン(リップス)、ミスティー・ハート(クオーターフラッシュ)チキチータ(アバ),ギミ―ギミーギミー(アバ)、ショー・ミー・ザ・ウェイ(ピーター・フランプトン)、オールナイト・ロング(レインボウ)、愛ある限り(キャプテン&テニール)、ボーン・トウ・ビー・ワイルド(ステッペン・ウルフ)、スイング・アウト・シスター(ブレイクアウト)、ダンス・ウイズ・ミー(オーリアンズ)、ヴェンチャーズ(10番街の殺人)、バグルス(ラジオ・スターの悲劇)、オリジナル・キャスト(ミスター・マンディ)、レインボウ(アイ・サレンダー)、ザ・ビートルズ(レボリューション)&(アイ・フィール・ファイン)、ストーリーズ(ブラザールイ)、愛の願い(ミッシェル・ポルナレフ)、ハイヤー・ラブ(スティーブ・ウインウッド)、グッバイ・イエロー・ブリック・ロード(エルトン・ジョン)、ドント・クライ(ASIA)・・・・

我らがSTAはオオトリ
このブログの主役故最後にタップリとお届けしますよ
というわけでして、それでは皆さん、目いっぱいにゾクゾクと陶酔してね~~!!
覚悟のほうはいいかな!?****

****もう6バンド目の時間となりました
気分の方は益々と高揚するんだからねえ

それでは景気よくライブに突入と参りましょうか!
心行くまで楽しんじゃおう
もう下手な屁理屈抜きにして、それっきゃない!!

お次の番だよ
時間の方は相変わらず多少押し気味での進行

****このライブ・レポートももちろん果てしなく書き進めていくよん!!
目いっぱいにゾクゾクと陶酔してね~~!!****

そんなプレッシャーなんか、軽く吹き飛ばしちゃった最早お馴染みのベテラン勢

まずは主催者のサイトウさんが、マイクを手にステージ下手から軽くご挨拶
まあ、いつものように和気藹々と進行
趣味の音楽、イベント告知、各バンドやら諸々と愉快痛快に語った
次に登場する連中たちも、表情がグッと引き締まるね
あいかわらずのタフガイばかりなんだから
・・・・・悪しからず!!

BGMが轟く中、ミュージシャン達は談笑中

いよいよもって本編に
早いもので後半戦の時間が訪れましたよ
熱狂的なるファンが多数会場入り
早速最前列を陣取っています

7、鬼音KING
15:20~15:45

満を持して景気よく「鬼音KING」だ
これは、オニオンキングと読みます
決してオニオトとは読まないでね!
ジャンルは邦楽ロックが基本的なコンセプト
札幌&小樽&岩見沢の男女混合メンバーで構成
住居がバラバラだけに、リハも大変なことだろうね
でもコンスタントにライブ活動を重ねてレパートリーも着実に充実している
正に好きこそ何とかを地で行く勢い

このバンドを見るのは恒例ともなった今年の小樽公会堂大ホール雪明かりの路以来(2月25日の日曜日)しかもだよ、全曲を入れ替えてきた
恐るべしだ!!
自信と意欲満々だねえ
参考にしなきゃあ
とっても勉強になるチームワークの賜物

今最も要注目な彼等から陽気なメッセージが届いていますよ!
「小樽の夏は浅草橋オールディズナイト、冬は雪明かりの路小樽市公会堂大ホール
ノリノリな曲を引っ提げて参りました
今回も思いっきり盛り上げていきますのでよろしくお願いいたします
手拍子、足拍子をヨロシクね!!」

元気いっぱいの7人組!
(以前に見た時は6人組だった)
その前には5人組の時もあったぞ( ´艸`)
つまりはその都度メンバーが1人ずつ増えているという塩梅
もちろん私も見るのは4回目なので、期待感にワクワクな状態だ
よくよく見て見たら知ってる顔ばかりだったさあ((´∀`*))

それでは気楽に和気あいあいと楽しもうっと!
メンバーのご夫婦からもバンドの入れ替え時に、ニコヤカなる挨拶までしていただきました!
ありがたいことだ

残り3バンドとなりました
終盤戦に差し掛かった
あっという間だね
最も美味しい時間帯だけにラッキーこの上ない

勢いにのって、熱気ムンムンの会場から詳細なるライブレポートをお届けしましょう
ド派手な照明もビシバシと点滅しだしたよん


早速メンバーの編成をば・・・・

ヴォーカルは、茶髪のサーやん
(動きやすさを考慮してか妖艶なるラフな全身黒い衣装を着こなしてのパフォーマンス
こういう大人っぽい落ち着いた衣装も中々に魅力的
マサは楽屋前の通路にボーっと考え事をして突っ立ってたら彼女に笑われたさあ・・・((´∀`)))

ベースに、非常に頼もしい体格の持ち主でもある大ちゃん
いかにもMR,BASSMANだ
(すべてが黒のジーンズとshirt&靴&アームレストを粋に着用
去年の雪明かりの路同様にフジゲンの渋い5弦FGNを使用
な、な、何と目にも鮮やかなる黒色のボディカラーのジャズベースをひっさげてきた
ローズ指板
これがまた最高な重低音を醸し出していたよん
もちろん音つくりのセンスにも長けてこその話だけどね
超絶に個性的なる拘り心の溢れるベースを次々に持ち替え、一体全体何本所有しているんだい
今度時間のある時にでもゆっくりと聞いてみようっと
サングラスもめちゃ似合っているよ。
ちなみに収縮チューブのリードシンガーとしても驚異のハイトーンを披露していたんだよ
夫婦共にものすごい才能だ
ビックリだよね)

ギターは、まくりん
(昨年7月の浅草橋オールディズナイトと同じ黒いボデイカラーの変型ギターを使用していた
グローバージャクソンかな?
攻撃的なシェイプがナイスだ!
彼もごっついストラップも含めて全身を黒で統一)

驚異の手数王ドラマーは、マーちゃん
((´∀`*)暴れ百恵のドラマーでもある)
彼も全身を黒い衣装で固めている
ドラムセッティングはいつも見ごたえ抜群
特に要塞のごとく聳え立つシンバルスタンド群は圧巻

キーボードは毎度の名物男、キムキム教授だ
眼鏡姿がトレードマーク
(愛器KORG KRONOS)
下手に椅子使用で鎮座

コーラスには去年の7月浅草橋オールディズナイトから新加入のリエちゃん
(下手に構える彼女も以前はSTAでボーカルを務めていた
帽子とフリルのミニドレスと白黒ファッションでオシャレに統一
(以前にはローランドのキーボードも容易に弾きこなしていたのだ)

そして一番新しいメンバーとしてコーラスガールのニシコちゃん
ジャンルの壁なんて軽く超越しちゃうほどに売れっ子の人気者
ショートカットのヘアスタイル姿
彼女も上から下までミニワンピース、ロングブーツにと黒ずくめ
見るからにロッカー然とした佇まい

先述のご挨拶してくれた2人はサーやんと大ちゃん
会場後方の楽屋でニコヤカに再会を喜んだ
そうさ、彼等は今までにも江別&ゴールドストーンで、チューブやリンドバーグのカバーバンドを見ている
私のライブレポートに関しても好評を得ていたご様子で誇らしかったよ
サーやんは今までにも、ボーイッシュ風だったり、ワイルドなルックスで男顔負けなダンスなど多彩なるパフォーマンスを披露してくれた
この日も絶え間ない声援に余裕と貫禄で応えていました
ダイちゃんはベースの腕前もピカイチなのに、ボーカルのテクニックも言葉を失うほどで腰を抜かしたよ
その声量と表現力は別格
このバンドでは、いぶし銀のプレイヤーに黙々と専念していたけどね

前置きが大変長くなってしまいました
緞帳が降ろされたステージの入れ替えには10分が用意されている
・・・・(-_-;)

念入りなるリハーサルとサウンドチェックを終えて・・・・・個人的にも興味津々
準備万端整いましたよん

さあ、そろそろ参りましょうか!!
せっかくだから、以前に書いた、濃厚なるライブレポートも引用して加筆していこうと思います

ステージサイドからメンバー達がスタンバイオーケーとばかりに、ミキサーのミワくんへアイコンタクトを送っていました

盛大なるBGMに誘われてマイクを手にした司会者兼主催者の斎藤氏がバンドを懇切丁寧声高らかに紹介する
((´∀`)ステージの下手袖から)

「はい、さてさて、お待たせしました!
小樽市民会館スペシャルライブ文化祭はおかげさまで順調ですよ
今日はあちこちでライブイベントが開催されている中、こちらを選んでご来場いただきありがとうございます
数多くの観客が訪れてくれました
まだまだ素敵なバンドがいっぱい登場します
私は司会進行以外にもトリ前にてザ・パーティーズ出演があるのでバタバタですが・・・(-_-;)
1人でMCを担当させていただきます
((´∀`))演奏に先駆けてちょっと説明させてください
お次に控えしバンド、力強い展開で凄い楽しみですよ
興味津々のジャンルはうるさ型も唸るほどのJ-POPが中心
これからもドンドンと活躍の場を広めていきたいそうです
それでは鬼音KINGの皆さんです
とことんまで心待ちにしていたでしょう
応援のほどをどうぞよろしくお願いいたします!!」


なんまら力が漲ってきたぞ
ARE YOU READY!?
OH!YEAH,
HEY!
LET'S GO!

それに導かれての鬼音キング・ショーの開演
壮大なる鬼音ワールドを、たっぷりとご堪能くださいませ
怒涛のJ-POP編へと突入しましょう!!


「知っている曲も知らない曲も踊らにゃあ損ですよ
・・・・・・中森明菜さんの・・・・・TATOOという曲を歌わせてもらいます・・・・・・・・」
(黄金期21枚目のシングルとして1988年5月18日にリリースされた
数多くの賞を受賞
アルバム「ベストⅡ」に収録
3分57秒
オリコンチャート週間では見事に1位を獲得!
以上ウィキペディアより引用)
伝説の昭和歌姫をカバー
怒涛の波状攻撃開始
開巻から矢継ぎ早の艦砲射撃
貴重なオープニングナンバーから一切遠慮なく情け無用の号砲が豪快に放たれた
もうこれ一発で観客たちの度肝を一気に貫いた
マーちゃんのスティックによるカウントから、爆音轟かせてストレートなアクセントにノってのドラミング
バックのアンサンブルは、骨太で男気溢れるサウンドにアレンジしているようです。
80年代に、これだけ貫禄に満ち溢れたJ-ロックが存在していたなんて驚きだ
今、改めて聴いてみても高速ブレイクビーツのカッコいいアタックサウンドに、挑戦的な歌詞が震えるほどメチャクチャにかっこいいね
全体的にタイトで抑え気味のグルーヴ・メイクが、的確に壮大なる音絵巻を構築
有り余る才能を、導入した展開は絶品
ちょっと捻りの効いた楽曲の特性を生かしつつも、コンビネーションも秀逸
まくりんの目を見張るギターフレーズが、天空へと自由自在に散りばめられる
「ギュィ~ン!!」
・・・・相変わらず凄いなあ・・・・
うねりまくりのベース・ソロも、特筆すべき点
大ちゃんは、エフェクターを最大限に駆使して盛り立てる
切なき乙女心を歌わせたら、さーやんの右に出るレディはなかなか札幌界隈では存在しないでしょう
ツインコーラスとの掛け合いも聴きどころ
ああ・・・なんてゴージャスこの上ないシーン
まくりんのコードカッティングに乗って、ありとあらゆるエモーショナルな極上のテクニックを、惜しげもなく披露
オクターブを勢いよく上昇するさーやんの悩殺ボーカル・スタイルに皆が釘付け
脳天ヒューズもぶっちぎりにスパークしちゃったぞ
天衣無縫にいざなわれる
思わず唸っちゃうよねえ
オニオンキングも全く揺るがない、進撃の狼煙は留まることを知らないようだ
まずはご挨拶替わりといったところ
そんなことも含めて、これで掴みは、バッチリとオーケーさ(-_-;)

間髪入れずに2曲目メドレーで・・・・
「ロ・ロ・ロ・ロシアン・ルーレット」(中原めいこ
彼女自身の作詞・作曲!)
9枚目のシングル
1985年7月21日リリース
アルバム「MOODS」に収録
オリコンチャートでは最高ランキング13位を記録
テレビアニメ「ダーティペア」のオープニングテーマ
キムキムのシンセサイザーが全体を覆いつくすかのようにドラマティックな演出を図る
大ちゃんのテンポが良いベースラインもひと際ディスコグルーブを醸し出していてご機嫌さ
こまめに前後左右にと動き回る大ちゃんの采配も目を引く
デンジャラスな女性の世界観を扱ってるだけにさーやんも頑張ってセクシーなイメージに近づくべく熱唱
インパクト抜群な出だしといい、アレンジの妙が大勝利
成功へと導いている
大人の恋の駆け引きを命がけのゲームに重ねて表現
ちょっと世の男性陣よ
ビビッて後ずさりしないでよ
でもこういう女性像って憧れの的なんだよなあ・・・(-_-;)
まさしく、レディース・シンガーの王道路線を堂々と貫くべき最高峰に君臨する金字塔
カラオケ受けもいまだに健在
シャウトするサーヤンを支えるバック陣も、ひたすらに凌ぎを削るべく迫真のリフで猛追
もちろん、フロントセンターで常に女王様のごとく鎮座するサーやんをフュ―チャーしながら、虎視眈々と自己主張する様は頼もしい
大胆かつ繊細なフォーメーションを駆使しつつね
ド迫力盛り込んだスカっとした爽快な響きも気持ちいい
思いっきり汗水飛び散らせて、はじけまくっちゃおう
ハードな中華テイストも存分に加味されているサウンド効果
センスの良いセレクションだねえ
いつでも新鮮なショックを与えてくれてイチコロさ


「素晴らしく大きな会場ですね
楽しんでいただけたら幸いです
よろしくお願いいたします
・・・・・3曲目は「BLUE ROSE」(工藤静香)
21枚目のシングル
1994年3月18日リリース
アルバム「EXPOSE」1曲目に収録
オリコンチャートでは最高ランキング8位を記録
幻想的な序曲
そこから一転して過激な切り口から爆発
息も絶え絶え状態に陥りそう
そうなのです、このバンドは全曲を才能豊かなサーヤンに合わせて、すべてを日本の個性的な女性シンガーの名曲からピックアップしているのですよ
そこで結果として当然のごとく、これが飛び出した
この曲は振り付けもかなりヘヴィな動きも交えて難しそうだ
そうとうに練習したんだろうなあ
女性3人の息もピッタリ
努力は決して裏切らないということを身をもって実証してくれた形
正に阿吽の呼吸
歌詞が意味深で、ミステリアス度が満載
憧れの静香嬢同様に、ニシコちゃんも革のはっていないタンバリンを叩いた・・・
サーヤのキャラクターが、この曲に一番マッチしているね
極めつけは惚れ惚れするほどのビブラートと共に、グッときちゃうひと時に酔いしれてみるというのも一興
サーやんが、シャープでエモーショナルな喉を振るわせ表現し続ける
ダントツに完成度の高い最大の見せ場だけに真骨頂だね!
滑らかこの上なきギターソロが、文句なしにカッコいい!
情熱的な歌詞に差し掛かるとサーヤがスッとフロントに歩み寄る
大サービスにヤンヤの喝采が吹き荒れる
多分あれはアドリブなんだろうなあ
小悪魔的魅力も絶好調
どこもかしこも抜群に絶賛の嵐だ
フルスロットルで遥か彼方まで突き進んで行けえ、とばかりに猛驀進
後悔しないよう、各自がしっかりと脳裏に焼き付けて頂戴
ふと思った
「この曲にホーンセクションが入ったら面白いかも・・・」とね

4曲目もこのバンドでは初めて聞いたなあ
掟破りの反則技だよん
メンバーにライブ後、直接言っちゃったくらいさ
AKB48の「フライングゲット」が勢いに乗って猛追
2011年8月24日リリース
メジャーシングル22作目
アルバム「1830M」の14曲目に収録
各方面のチャートで1位を獲得!
社会現象にまで発展しちゃったモンスター級のアイドルグループにも食指を伸ばしてきたかあ
貪欲にまでジャンルを広げてきたね
オーディエンスのリアクションも良好
これを知らない人っていないもんね((´∀`))
もしかして確信犯!?・・・・・
ラテン音楽とロックの要素を持ったポップス
絢爛豪華を絵に描いたようなナンバー
恋愛感情ミュージックの新境地開拓ソングとも言える
女性シンガーのバンドにとっては、光輝くアンセム
サーやん歌唱として、これくらいふさわしい曲はない
ご多分に漏れず、アクロバティックに喉が張り裂けるほど
コーラスガールのニシコ&リエちゃんも、振り付け込みのハーモニーワークで好サポート
サーやんをダンサンブルに絶えず盛り立てる
クオリティが半端なく、非の打ちどころがない
これしかないね・・・うってつけさ
ライブに於ける、まさしく堂々の決定版そのものだ!!
それの枠には楽勝で入る
バンドもそろそろ体も温まってきてリラックスモード
お約束のように一致団結で燃えあがっている
心境著しいキムキム
クールにいいお仕事をこなしているね
最近はダイエットにも成功してダンディさに磨きもかかって、スーパー・ニヒリズムの振る舞いも板についてきた
彼の有り余る実力をフルに稼働
この日もスケールアップした鍵盤さばきで貢献していたよ
エンディングの1音に至るまで全力疾走の様相を呈しています
STA&パープル・ブリンガーの男顔負けなテクニシャンKBアッキーも鋭い眼力で絶えず注目していたくらいだ

最後にダメ押しとばかりに・・・・「六本木心中」
シンセサイザーによる、あの有名なる幻想的フレーズからスタート
1・2・3・4!!
そうなのですよ・・・アン・ルイスがアイドルという枠組みから脱却するキッカケにもなった楽曲
歌謡界を軽く超越するほどに、ジャパニーズ・ロッククィーンの称号を欲しいままにした
それをさーやんの持ち味でもあるミステリアス・キャラとが、激しくも情熱的に合流してメラメラ燃え上がっているような迫力で一気に聞かせてくれます
これで益々、知名度が広がったことでしょう
ニシコ&リエちゃんのコーラスもお手本の様にさりげなく絡んでいる
ここでもう我慢の限界
親衛隊たちは今回持参してきたセンスでパタパタと仰いでいました
居ても立ってもいられなくなり凄まじき本領を発揮しているご様子
他にもいつもならば仲良く対バンで出演を楽しんでいるミュージシャンたちが、かなりの人数で訪れていました
この状況を後部座席で見つめていた女性客の方がマサに「まるでフェスのようですね・・・」とビックリしていました
これほどまでに演じきれたらさぞかし気持ちもいいんだろうなあ
快感という言葉でしか表現できない・・・・
一瞬たりともその音像からは目が離せない
流麗に描き出す情景が衝撃だ
全員が余力を振り絞ってエネルギー全開で燃え尽きたね
汗だくなんだけど、笑みは絶やさない
目まぐるしい起承転結の臨場感
自然なアンサンブルは抜群
そこから一気呵成に終曲を迎える
汗水飛び散らせながらも、ギターソロが儚い終焉を告げる
メンバー紹介を織り交ぜて、大団円となりました
ラストにふさわしきせめぎ合いで大騒ぎ
「WOW!!・・・・・小樽!サイコーだぜ!!
アイ・ラブ・ユー!!!」であっという間の締め括り
やはり一丸となってのエンディングで決まりさ
笑顔も素敵だ
見事に大役を果たした

 なんまらとプレッシャーのかかる時間帯を、盛大に飾ってくれました
完全燃焼で賑やか
もうこれ以上、何も思い残すことはないといったご様子
疲労困憊のメンバー達だけれども、また一段とギアをあげてきたね

「まだまだ、この後もイベントは続きますよ
最後までゆっくりと気軽に楽しんでいってください
本日はお誘いいただきましてありがとうございました!
あ!?これからもこのステージに出たいので、どうぞ、今後共よろしくお願いします
((´∀`*))
興味のある方はぜひともお越しくださいませ
また、ライブイベントの話もあれば、どこでも駆け付けますよ(笑)!!」

このライブを観ていてマサは羨む
・・・ああ・・・
もう大評判
全体が一体となっての凄まじき光景
だからこそ、やめられないライブイベント出演
安心で信頼度の高いステージング
とりあえずはジャパニーズ・ポップ・オン・ステージはこれにて無事終了だ
鬼音KINGは達成感に満たされて楽屋に戻っていきました
心地よい疲労感も伴って汗を流せたね
鬼音KINGのライブは観戦した皆が異口同音に完成度がピカイチだったとのこと
断然に異議なし!!
プロフェッショナルな形態を完成させるコツを今度ご教授願おう・・・・((´∀`))
ステージ後、観客席のあちこちからも賞賛の声が絶え間なく漏れ聞こえてきた
それも致し方ないだろうね
正直な感想なんだもん
中身は十分にエキサイティングのままで終了
方々から絶賛をたまわりつつ上機嫌
お疲れ様でした

今さらながらに上手いなあ・・・・

司会進行役の斎藤氏も興奮したままでマイクを手に豪快なるアナウンス
最大級の賛辞を、袖より贈っていた

「鬼音KINGの皆さんにもう一度盛大なる拍手をおねがいします!」
惜しみない歓声があちこちから飛び交う

タイミングを見計らったかのように緞帳が降ろされた

真っ白な灰になって燃え果てた
やれるだけのことはやりつくした
満足感に満ち溢れたメンバーらを見れば、それも一目瞭然
熱気ムンムンの渦
すぐにでもまた、ステージに戻ってきたいなあ、という表情を浮かべていた
ソフトドリンクがすこぶる美味しいだろう!!
このユニットの今後益々の大躍進にも期待していますよ!
ひじょうに器用な連中だけに、まだまだ秘密兵器を忍ばせているのでしょう
まあ、それは次回までに取っておきましょう!((´∀`*))
もう一度、ぜひとも見てみたいバンドでした

貴重な空間のひと時を過ごしちゃった

あまりにも熱狂し過ぎて、世の憂さもあっさりと吹き飛んじゃいそうだ
7人も後のイベントライブを堪能していましたよ
とっても熱心に没頭していたところは感心だ
そうなんだよねえ・・・・
本当にこの日のライブは何から何までもが大収穫だ・・・・((´∀`*))

感謝感激雨あられ状態だよ((´∀`*))

さて、様々なロック、ポップにと多彩なるジャンルのバンドが、長丁場、入れ替わり立ち代わりにエネルギッシュなプレイを披露してくれますよ
それぞれに目指す音楽は違えど、拘り抜かれたポリシーは誠実に貫かれています
粋な凄腕が目白押しだしねえ
ぜひとも最後の瞬間まで、このひと時を満喫していってください!!

****この熱量そのままにお次も負けてはいられません
お次に控えしは、ユニークなベテラン勢の登場
また違った意味で泣いても笑っても、大御所勢だあ~~・・・・・・!!!!
こいつらもクセモノ連中故に、ゾクゾクとしちゃうね((´∀`*))
これまた異色のバンドが参上しますよ!!****

会場に流れるBGMは・・・・
トム・ジョーンズ「デライラ」
スプリームス「ストップ・イン・ザ・ネーム・オブ・ラブ」
ボーイズ・タウン・ギャング「君の瞳に恋してる」
近年復活したABBA で「チキチータ」
マーヴィン・ゲイ「ホワッツ・ゴーイン・オン」
10CC「アイム・ノット・イン・ラブ」
グラス・ルーツ「恋は二人のハーモニー」
サンタナ「君に捧げるサンバ」

****これで7バンド目が終わった
****
次からは後半戦のレポート
お待たせしました
泣いても笑っても残り2バンドだよ((´∀`))
いよいよもって大詰め
まだまだ続く~~
いってみよう!!
そして、どこでやっても浮きまくりの(良い意味で)THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITYは最後だ!
熱いブラスロックが小樽全域に目いっぱい響くのだ!!****
それではまたねえ!!**** 














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VOL,218 小樽市文化祭 SPECIAL LIVE STAGE5 小樽市民会館(MONSTER 飯店編)

2024-11-16 12:07:59 | Live Set List
****このライブレポートって、意外にも根強いファンがいるのですよ
チェックも中々に手厳しく、叱咤激励を日々受けております
今後とも、どうぞお手柔らかに
もちろん果てしなく書き進めていくよん!!
( `・∀・´)ノヨロシク・・・・****

まずはステージ上にセットされている機材類の紹介をします
ドラムセットはシルバーシェルのパール
モニターはJBLが4台前面の各所に設置されている
ギターアンプは3台
赤いツィードのフェンダー、そしてマーシャル・バルブ・ステート、ピーヴィー
それらを支える黒い斜めの専用スタンドはフェンダー製
キーボード用アンプはベリンガーとローランドのJCシリーズ
ベースアンプはご存じのスピーカーはピーヴィー、ヘッドはA-35ハートキーシステムMODEL HA-350WATTS

熱気を帯びた会場内に絶えず流れ続けているノリノリのBGM
めっちゃムード満点
B’Zのスーパー・ギタリスト、タック松本の「ミュージック・ステーション」でお馴染みのかっこいいテーマソングも壮大に飛び出した
他にもご機嫌な音楽がこれでもかあ、というほどにあふれ出てくる 
アイム・セクシー(ロッド・スチュワート)、セレブレーション(クール&ザ・ギャング、ドゥ・ゼイ・ノウ・イッツ・クリスマス?(バンド・エイド)、シャウト(ティアーズ・フォー・フィアーズ)、ファンキー・タウン(リップス)、ミスティー・ハート(クオーターフラッシュ)チキチータ(アバ),ギミ―ギミーギミー(アバ)、ショー・ミー・ザ・ウェイ(ピーター・フランプトン)、オールナイト・ロング(レインボウ)、愛ある限り(キャプテン&テニール)、ボーン・トウ・ビー・ワイルド(ステッペン・ウルフ)、スイング・アウト・シスター(ブレイクアウト)、ダンス・ウイズ・ミー(オーリアンズ)、ヴェンチャーズ(10番街の殺人)、バグルス(ラジオ・スターの悲劇)、オリジナル・キャスト(ミスター・マンディ)、レインボウ(アイ・サレンダー)、ザ・ビートルズ(レボリューション)&(アイ・フィール・ファイン)、ストーリーズ(ブラザールイ)、ハイヤー・ラブ(スティーブ・ウインウッド)、グッバイ・イエロー・ブリック・ロード(エルトン・ジョン)、ドント・クライ(ASIA)・・・・

我らがSTAはオオトリ
このブログの主役故最後にタップリとお届けしますよ
というわけでして、それでは皆さん、目いっぱいにゾクゾクと陶酔してね~~!!
覚悟のほうはいいかな!?****

****もう6バンド目の時間となりました
気分の方は益々と高揚するんだからねえ

それでは景気よくライブに突入と参りましょうか!
心行くまで楽しんじゃおう
もう下手な屁理屈抜きにして、それっきゃない!!

お次の番だよ
時間の方は相変わらず多少押し気味での進行

****このライブ・レポートももちろん果てしなく書き進めていくよん!!
目いっぱいにゾクゾクと陶酔してね~~!!****

そんなプレッシャーなんか、余裕と貫禄で軽く吹き飛ばしちゃった最早お馴染みのベテラン勢の登場だ

まずは主催者のサイトウさんが、マイクを手にステージ下手から軽くご挨拶
まあ、いつものように和気藹々と進行
趣味の音楽、イベント告知、各バンドやら諸々と愉快痛快に語った
次に登場する連中たちも、表情がグッと引き締まるね
あいかわらずのタフガイばかりなんだから
・・・・・悪しからず!!

盛大なるBGMが轟く中、観客とミュージシャン達は談笑中

はい!
いよいよもって本編に
早いもので後半戦の時間が訪れましたよ
熱狂的なるファンが多数会場入り
早速最前列を陣取っています

14:45~15:10
「MONSTER飯店」
このバンド名を聞いたらもうすでにおわかりでしょうよ
話題騒然だけに最早説明は不要です
私がこのバンドを知ったのは去年のあるイベントでのこと
主催者に尋ねてみると早速熱く説明してくれた
「滅茶苦茶にカッコいいバンドなんですよ
骨太で男気溢れるオリジナル曲を中心にハードな演奏展開でたっぷりと見せてくれます」
いざ蓋を開けてみたらば・・・そのとおりだった
いや、それ以上に数倍凄い
言葉を失うほどに圧倒されちゃった
こんな経験はマジに数年ぶり
だからこそインパクトも強烈で印象にバッチリと焼き付いていた
小樽近郊のロックンローラー達ともこのバンドは懇意にしているようだ
だからこそ今回の対バンを個人的にも本当に楽しみにしていた
結果ですか‥‥良かったにきまっているじゃあないですか
それもクオリティの高いパフォーマンスは心底勉強になった
だって更なるスケールアップした姿は本物のロッカーそのものだ
おいおい、そこいらにゴロゴロとたむろっているサッポロ界隈のバンドマンたちよ、ウカウカしてなどいられないぞ
近年彼等の噂は一気に拡散して、方々でその筋のウルサガタを唸らせてもいるよ
実際、対バン達も自分の後片付けそっちのけで駆けつけてきたくらいだ
膨大にまとめ上げられた楽曲群
紆余曲折を経て十分に練り上げ現在のスタイルを確立した次第
それもこれも才能あっての物種
とにもかくにもアクティブなる体制と意気込みは立派
こんな素晴らしいバンドがいたなんて道産子恐るべしだ
でっかいドウ、北海道の称号は伊達じゃあない
実は近年、地方都市の音楽が徐々にヒートアップしている
下手な理屈抜きなサウンド展開は必見、必聴
正にライブロッカーになるべくして生まれてきたような本物の連中
正真正銘ミュージシャンの鑑だね
百聞は一見にしかずだ
それにしても小樽の音楽シーン、恐るべし

因みにこのユニークなる名前の由来って何なんだろうか・・・?!
今度機会がある時にでも訊ねてみようっと((´∀`))

せっかくの機会なのでこのカッコいい5人のプロフィールといきましょうか・・・・・

センターフロントに陣取ったボーカル&G・・・
シマサキくん
服、パンツ、靴にいたるまで潔いくらい真っ黒に統一
愛器のギターとストラップも同様に
335を使用

ドラム&CHO・・・
眼鏡姿の工藤くん
ヘッドセットマイクを着用
彼もキャップ、Tシャツ、パンツを含めて黒いファッション

下手に位置するキーボード&PER・・・
スタンディング・プレイ・スタイルの小林くん
サングラスを着用
彼が醸し出す音は非常に個性的でいやが上にも引き込まれちゃうよん
全身を包むコスチュームはブラックで統一

ギター&CHO・・・
イケダくん
ベーシストの弟さんだ
ストラトキャスターを使用
ブラックのボディカラー
メイプル指板
キャップ、シャツ、パンツ全てが黒
サングラスもかけている

そしてベース・・・
兄のイケダくんは眼鏡姿
キャップ、ベスト、パンツ、ストラップは黒
彼のみシャツは白だった
グッと腰を落とし気味に身を反らせフィンガーピッキングでブイブイといかしたグルーブを醸し出していた
実は私は彼等がセッティング中に下手から見学していた
その時ベースがテーブルの上に置かれていた
「バッカスかな!!??・・・」とメーカーを確認したところ「サンドバーグ」とヘッドに描かれていた
ジャズベース・シェイプのそのベースは5弦仕様
白ボディカラーでローズ指板
そこへ池田くんがやってきた
とっても多忙な中をマサが「これってサンドバーグっていうんだね」と話しかけたら「そうなんですよ
あ!スペクターの方ですよね
ライブ見させていただいています
リスペクトしています!!」
と満面の笑顔で語ってくれた
おお!ライブを見てくれているんだねえ
嬉しい限り
「がんばってね
写真も撮るからねえ!」とコミュニケーションを図った
初めての会話でもひょんなキッカケで打ち解けるところがロッカー同士の相通ずる絆を感じちゃうよん
これもイベントならではの醍醐味

彼等は地元小樽では超が付くほどに有名な筋金入りのバンド
存在感もタップリに別格だよ
今年9月には観光も兼ねての釧路、帯広方面をツアーで回ったそうですよ
この辺がマジに本格的でしょう
そこで培ってきた経験をこの度披露してみようというコンセプトも含まれている

前置きが大変長くなりました
やる気満々の意気込みがヒシヒシと伝わってくる采配
期待感にワクワクときめきながらの観戦

ここいらで本番に入りますよ!

ステージの入れ替えには10分が用意されている
・・・・(-_-;)
サウンドチェックをとうに終えてセッティングは完了しているので十分に余裕があります

準備万端整いましたよん
さあ、そろそろ参りましょうか!!
過激に熾烈なるロック・ショーの幕開け
詳細なるレポートをお送りしていきたいと思います((´∀`))

ステージサイドからメンバー達がスタンバイオーケーとばかりに、ミキサーのミワくんへアイコンタクトを送っていました
豪華すぎて、中間出演にはもったいないくらいさ

BGMに誘われてマイクを手にした司会者兼主催者の斎藤氏がバンドを懇切丁寧声高らかに紹介する
((´∀`)ステージの下手から)

「はい、さてさて、お待たせしました!
小樽市民会館スペシャルライブ文化祭はおかげさまで順調ですよ
今日はあちこちでライブイベントが開催されている中、こちらを選んでご来場いただきありがとうございます
数多くの観客が訪れてくれました
まだまだ素敵なバンドがいっぱい登場しますよ
私は司会進行以外にもトリ前にてザ・パーティーズ出演があるのでバタバタですが・・・(-_-;)
1人でMCを担当させていただきます
((´∀`))演奏に先駆けてちょっと説明させてください
お次に控えしバンド、力強い展開で凄い楽しみですよ
興味津々のジャンルはうるさ型も唸るほどのオリジナルロックが中心
これからもドンドンと活躍の場を広めていきたいそうです
応援のほどをよろしくお願いいたします!
それではMONSTER飯店の皆さんです
心待ちにしていたでしょう
とことんまで楽しませますよ~~!
どうぞよろしくお願いいたします!!」

なんまら力が漲ってきたぞ
ARE YOU READY!?
OH!YEAH,
HEY!
LET'S GO!

バンドは万雷の拍手によって迎えられた
かなり、緊張感もほぐれてきたようでノリノリのご様子だ
写真で見てもおわかりでしょう
いよっ、待ってました
オーラが半端ない
息つく島もあたえてくれない
悪しからず・・・(-_-;)


「進行性バカ」
波状攻撃の開始
開巻から矢継ぎ早の艦砲射撃
貴重なオープニングナンバーから一切遠慮なく情け無用の号砲が豪快に放たれた
全くもって人を食ったようなタイトル
MONSTER大陸の楽曲
2017年11月1日リリースの7THアルバム「問題ない」5曲目に収録
もうこれ一発で観客たちの度肝を一気に貫いた
すこぶる爆音ドラムによるイントロから、元気一杯
そこに絡みつくようなリズム・セクション相棒のベースが、うねうねと怪しげなメロディを刻み続ける
それと共にアクセントを叩きつける
当然のごとくあちこちから歓声が沸き起こる
ここではグッと場面転換を図ってミディアムの様相を呈する心憎い進行
ヘヴィなブルースで豪快無比
ありとあらゆるテクニックを駆使しながらも最大限の武器として音像の火を噴き続ける
それに負けじと追い打ちをかけるがごとく、切れ味鋭いミュート・カッティングを注入するイケダくん弟
一聴しただけで往年のサイケデリックなナンバーと判断した
一致団結して右コブシを天高くに力強く突き上げる
おいおい、ドンドンと数段ギアが上がって神々しくないかい!?
さすが、百洗練磨の猛者集団だけに、客の心を手中に収めるのもお茶の子さいさい
超絶技巧に半端なくドライヴするステージングにこちらサイドは、すでにお手上げ状態さ
グイグイと強引なまでのコール&レスポンスに、いつの間にか引き込まれている自分に気づいた時はすでに手遅れ
言葉を失うほどに、誰もが一瞬で金縛り状態に陥る
彼らの術中にはまるといううってつけの算段だ
何という空恐ろしくも心憎い野郎どもに拍手が贈られる
脳天ヒューズもぶっちぎりにスパークしちゃったぞ
天衣無縫にいざなわれる
思わず唸っちゃうよねえ
まずはご挨拶替わりといったところ
そんなことも含めて、これで掴みは、バッチリとオーケーさ(-_-;)

間髪入れず、怒涛のメドレーでシンプルなんだけどタイトに圧倒してくる巨大なる音壁とドラミングがストレートに炸裂
渋めの「COLD CITY」を決める
こちらもモンスター大陸の作品
2015年1月28日リリースの5Thアルバム「MARRY」12曲目に収録
嶋崎くんはさりげなくギターを置いてブルースハープでイントロを奏でる
ギターコードがキモともいえる巧みなスピードチューンが爆発
先述どおりにべースのイケダちゃん兄はフィンガーとピック弾きとをバリエーション豊富に使い分けるクレバーな演出
キーボードによるアクセントがとってもいい仕事をこなしています
痒いところに手の届く配慮とアイディアは特筆もの
研究熱心なところを垣間見れたよう
職人芸的なフィンガリングは群を抜いている
彼にも膨大なバックボーンが時折透けて見え隠れする
非常に良い効果を発揮
そうそう、忘れてはならないのが北海道が誇る「フラッグ」&「スモーキーズ」
どちらも全員が男性のオリジナルロックバンド
いつかこの3バンドでのジョイント・ライブも見てみたいものだ
(実際の話、オサムちゃんも猛烈なるエールを送っていた!)
と、一人妄想を膨らませている間にもステージ上では淡々と偉大なるビートワールドがほとばしり続けている
この手のジャンルを模索している輩には是非ともお手本にして欲しいものだ
膨大なるヒントがそこかしこから得られることは間違いなしさ

嶋崎くんが水分を一飲みして補給
「今晩も飲みます!!」

ベースによるドラマティックないぶし銀の重低音からミディアムテンポの「ご満悦プレイス」
ここで極上のオリジナルが飛び出した
ハイハットが打ち鳴らされる中をギターのピック・スクラッチが「ギュギュ~ン・・・」と不気味に追随してきて絡みつく流れ
左右に雄々しく構えるしたたかな弦楽器コンビのポイントは高し・・・・
迂闊にも我を忘れちゃうほど
このバンドの佇まいは粋でムード満点さを誇る
再度ブルースハープを手にマイクスタンドへ向かって無心に吠えるボーカルが文句なしになんまら絵になるね
正に魂の咆哮
このバンドはルックス、曲、ステージング、そして曲のタイトルも徹底してクールそのもの
もう一点、全員アクションが様になっているんだけれども、一番世間一般に地味と観られがちなベースが最も激しい動きを披露していること
フラッグのオサムちゃん以来のショック
それでいて一糸乱れぬアンサンブルは凄まじい
よほど血と汗と涙の鍛錬を重ねてきた結果なんだろうなあ
努力は決して裏切らないことを身をもって実証してくれたような気がする
所狭しと縦横無尽にステップを踏みながら移動する動線が美しい
ダイナミックに轟き渡るギターのストロークも超絶
これってもしかしたら、レッド・ホット・チリペッパーズからの影響を多大に受けている・・・・?
決して妥協を許さない自己主張が反映された結果かいな!?
だとしたら、狙いは的中のご機嫌ソング
追い打ちをかけるがごとく煽りまくるようにカリスマのイケダちゃん兄によるベースラインが、ブリブリとセクシーなフレーズを描くという算段
ベースを上下に振り上げながらの自己陶酔
オーディエンスがもはや居ても立ってもいられないとばかり、ステージ前方に陣取って全身全霊でグルーブに身を預けている
それに追随する嶋崎くんの頑固一徹ヴォーカルは、STRONGヴォイスが売りの注目株
ギターを弾きながら右足を上げつつも、その強靭でエモーショナルな喉はしたたかでかつ痛快すぎるほど
世良公則ばりにシャープな雄叫びや、アクションの一挙手一投足に目が釘付け
鋭い眼差しで拳を握りしめて、腰を揺らす挑発的な動きも、ナイスなセンスを伺わせる
まるでマイクと一体化したような、シンガー然とした振る舞い
そして噛みしめる様に発する歌詞の一言一言が説得力あるエンターテイナー
一心不乱に体を揺する
結局のところは全員がハイテクニックの持ち主だということ
ハッキリと申しまして上手い

「こんばんは
モンスター飯店と申します
私たちは今夏に演奏旅行で道内の各地を回ってきて小樽に帰ってきました
色々な街を見てきて改めて小樽の魅力を再確認した次第です
それでも最後までよろしくお願いいたします・・・・
次の曲は・・・・KINGDOM」
感極まった嶋崎くんが再びギターを手にして威風堂々と告げる
三度モンスター大陸の楽曲
2017年11月1日リリースの7THアルバム「問題ない」の10曲目に収録
壮大なイントロによる駆け引きから淡々と打ち込まれるリム・ショット
ハードボイルドな、このバンド・イメージカラーに相応しいねえ
円熟味を増した渾身のソウルフルなシャウトを連発する嶋崎くんも、ときめきを隠せない
しっとりと余裕綽綽に目いっぱい声を震わせる
哀愁のメロディラインが心に染み入る
突き進む意気込みがここに丸ごと集約されているかのようだ
迫力で飲み込まれてしまいそう
最新の照明機材もそれに呼応するかのようにド派手なライト点滅を繰り返す
ライブの本質をまざまざと突き付けられちゃった
能書きばかり垂れ流している頭でっかちな輩どもに、王道の生き様として真っ向から提示してやりたいくらいだ
なめて挑んできたりしたら大火傷をこうむるよ
ご用心と言っておこう
起承転結の盛大なるセットリストも絶妙
ワウペダルを駆使しつつ、トリッキーにまとめあげられたギターソロでも自己主張を企てる
キーボード奏者の小林くんは真横のスタンドにセットされたカウベルも兼任
お約束は強引すぎるぐらい引っ張りに引っ張ったエンディングで、堂々のフィニッシュを迎えた
硬軟取り混ぜた巧妙なるアクトショーに、誰もが骨抜きになるほどやられたね


「どうも~~~!!」
と言ってまた水を飲む嶋崎君
喉のケアは大切だもんねえ
「カモン!!
1・2・3・・・YEAH!!」
再び脳天直下のごとき雷鳴が叩き込まれる
「WALKIN'・ON・THE・STREET」
こちらもモンスター大陸の曲
2014年10月19日リリースのアルバム「解放」1曲目を飾っている
更に進化の痕跡が伺える
ここいらあたりから終盤
でも全くエネルギーの衰えは垣間見れない
それどころか益々アクセルをふかしている
どこにこれほどまでのエネルギーを蓄えているのか
それにつれて観客のヴォルテージも上がる一方
したたかなる確信犯か・・・・・
1曲1曲がぜい肉を極限に排除して引き締めた構成で成立しているから、もったいぶったような長尺なルーズ・パートは皆無
アップテンポなリズムを主軸に置いて、めっちゃ暴れまわるベース・ランニングが凄まじい
けたたましく打ち込まれるカウベルとブレイクの連発がスリリングな様相を呈している
シンバル類をど派手に叩きまくる、痺れるような危険極まりない、随一のドラムビーストが猛り狂う
華麗なる乱れ打ちの手数王は打楽器の千手観音
ノイジーなギターリックを爪弾きながら、池田くん弟が踊るように最前列のフロントへ飛び出してきた
その、スマートな様はファン曰く「ブルースマンのようだ!」とのこと
入れ替わり立ち代わりの速弾きフレーズに目で追うのがやっとさ
素早く滑らかにフレット上を駆け巡る
まるでギターの教科書を見ているようだ
火花飛び散らせての鬩ぎあいは、まだ一向におさまらないようだ
パーフェクトな完成度の成長を誇っているではないか

「いいですねえ
早いもので最後の曲となります
のってくださいね!
・・・・TO HOT!!」
粗削りながらも鳥肌が立っちゃうような鋭いウオーキングベースがエキゾチックな音色を奏でるロックンロールの金字塔
目玉が飛び出すほどにビックリなオリジナルのプレゼント
これにより新境地を切り開いた
でもねえ、単純明快な括りだけで処理するほど野暮ではない
ありとあらゆるジャンルのエッセンスが根底に流れているのだ
それ等をファンキーに小気味よく料理したのがこれ
モンスター飯店の音楽遍歴の一部を垣間見れたようだ
嶋崎くんは次から次へと不敵な面構えで客を指差す
両サイドの弦楽器コンビはガっと大股開きでのポージング・フォーメーション
常にテンションマックスで手に汗を握りっぱなし
これこそがライブならではの醍醐味
素晴らしいギターが唸りをあげてレッドゾーンへと雪崩れ込む
これほどまでに演じきれたらさぞかし気持ちもいいんだろうなあ
快感という言葉でしか表現できない・・・・
一瞬たりともその音像からは目が離せない
流麗に描き出す情景が衝撃だ
全員が余力を振り絞ってエネルギー全開で燃え尽きたね
汗だくなんだけど、笑みは絶やさない
目まぐるしい起承転結の臨場感
自然なアンサンブルは抜群
そこから一気呵成に終曲を迎える
汗水飛び散らせながらも、ギターソロが儚い終焉を告げる
メンバー紹介を織り交ぜて、大団円となりました
ラストにふさわしきせめぎ合いで大騒ぎ
「WOW!!・・・・・小樽!サイコーだぜ!!
アイ・ラブ・ユー!!!」であっという間の締め括り
やはり一丸となってのエンディングで決まりさ
笑顔も素敵だ
見事に大役を果たした

 なんまらとプレッシャーのかかるセンターポジションを、盛大に飾ってくれました
完全燃焼で賑やか
もうこれ以上、何も思い残すことはないといったご様子
疲労困憊のメンバー達だけれども、また一段と男をあげたね

「まだまだ、この後もイベントは続きますよ
最後までゆっくりと気軽に楽しんでいってください
本日はお誘いいただきましてありがとうございました!
あ!?これからもこのステージに出たいので、どうぞ、今後共よろしくお願いします
((´∀`*))
興味のある方はぜひともお越しくださいませ
また、ライブイベントの話もあれば、どこでも駆け付けますよ(笑)!!」

このライブを観ていてマサは羨む
・・・ああ・・・
もう大評判
全体が一体となっての凄まじき光景
だからこそ、やめられないライブイベント出演
安心で信頼度の高いステージング
とりあえずは怒涛のジャパニーズ・ロック・オン・ステージはこれにて無事終了だ
彼等は達成感に満たされて席に戻っていきました
心地よい疲労感も伴って汗を流せたね
モンスター飯店のライブは観戦した皆が異口同音に完成度がピカイチだったとのこと
断然に異議なし!!
プロフェッショナルな形態を完成させるコツを今度ご教授願おう・・・・((´∀`))
ステージ後、観客席のあちこちからも賞賛の声が絶え間なく漏れ聞こえてきた
それも致し方ないだろうね
正直な感想なんだもん
中身は十分にエキサイティングのままで終了
方々から絶賛をたまわりつつ上機嫌
お疲れ様でした

今さらながらに上手いなあ・・・・

司会進行役の斎藤氏も興奮したままでマイクを手に豪快なるアナウンス
最大級の賛辞を、袖より贈っていた

「モンスター飯店の皆さんにもう一度盛大なる拍手をおねがいします!」
惜しみない歓声があちこちから飛び交う

タイミングを見計らったかのように緞帳が降ろされた

真っ白な灰になって燃え果てた
やれるだけのことはやりつくした
満足感に満ち溢れたメンバーらを見れば、それも一目瞭然
熱気ムンムンの渦
すぐにでもまた、ステージに戻ってきたいなあ、という表情を浮かべていた
ソフトドリンクがすこぶる美味しいだろう!!
このユニットの今後益々の大躍進にも期待していますよ!
ひじょうに器用な連中だけに、まだまだ秘密兵器を忍ばせているのでしょう
まあ、それは次回までに取っておきましょう!((´∀`*))
もう一度、ぜひとも見てみたいバンドでした

素晴らしい空間のひと時を過ごしちゃった

あまりにも熱狂し過ぎて、世の憂さもあっさりと吹き飛んじゃいそうだ
5人も後のイベントライブを堪能していましたよ
とっても熱心に没頭していたところは感心だ
そうなんだよねえ・・・・
本当にこの日のライブは何から何までもが大収穫だ・・・・((´∀`*))

追記・・・・一旦、モンスター飯店のメンバー達は機材を車に積むため退室
その後、改めてSTAの時間に間に合うように急いで池田兄さんたちは戻ってきてくれた
感謝感激雨あられ状態だよ((´∀`*))

さて、様々なロック、ポップにと多彩なるジャンルのバンドが、長丁場、入れ替わり立ち代わりにエネルギッシュなプレイを披露してくれますよ
それぞれに目指す音楽は違えど、拘り抜かれたポリシーは誠実に貫かれています
豪華な凄腕が目白押しだしねえ
ぜひとも最後の瞬間まで、このひと時を満喫していってください!!

中盤戦はここまで
****この熱量そのままにお次も負けてはいられません
お次に控えしは、ユニークなベテラン勢の登場
また違った意味で泣いても笑っても、大御所勢だあ~~・・・・・・!!!!
こいつらもクセモノ連中故に、ゾクゾクとしちゃうね((´∀`*))
これまた異色のバンドが参上しますよ!!****

会場に流れるBGMは・・・・
トム・ジョーンズ「デライラ」
スプリームス「ストップ・イン・ザ・ネーム・オブ・ラブ」
ボーイズ・タウン・ギャング「君の瞳に恋してる」
近年復活したABBA で「チキチータ」
マーヴィン・ゲイ「ホワッツ・ゴーイン・オン」
10CC「アイム・ノット・イン・ラブ」
グラス・ルーツ「恋は二人のハーモニー」
サンタナ「君に捧げるサンバ」

****これにて6バンド目は無事に終了!
****
次からは後半戦のレポート
泣いても笑っても残り3バンドだよ((´∀`))
まだまだ続く~~
いってみよう!!
お楽しみに!
お待たせしました
そして、どこでやっても浮きまくりの(良い意味で)THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITYは最後の登場だ!
骨太の熱いブラスロックが小樽全域に目いっぱい響くのだ!!****
それではまたねえ!!**** 



























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VOL,218 小樽市文化祭 SPECIAL LIVE STAGE5 小樽市民会館(沢田研二COVERクラブバンド編)

2024-11-15 13:50:34 | Live Set List
****このライブレポートって、意外にも根強いファンがいるのですよ
チェックも中々に手厳しく、叱咤激励を日々受けております
今後とも、どうぞお手柔らかに
もちろん果てしなく書き進めていくよん!!
( `・∀・´)ノヨロシク・・・・****

まずはステージ上にセットされている機材類の紹介をします
ドラムセットはシルバーシェルのパール
モニターはJBLが4台前面の各所に設置されている
ギターアンプは3台
赤いツィードのフェンダー、そしてマーシャル・バルブ・ステート、ピーヴィー
それらを支える黒い斜めの専用スタンドはフェンダー製
キーボード用アンプはベリンガーとローランドのJCシリーズ
ベースアンプはご存じのスピーカーはピーヴィー、ヘッドはA-35ハートキーシステムMODEL HA-350WATTS

早くも熱気を帯びはじめた会場内に絶えず流れ続けているノリノリのBGM
めっちゃムード満点
B’Zのスーパー・ギタリスト、タック松本の「ミュージック・ステーション」でお馴染みのかっこいいテーマソングも壮大に飛び出した
他にもご機嫌な音楽がこれでもかあ、というほどにあふれ出てくる 
アイム・セクシー(ロッド・スチュワート)、セレブレーション(クール&ザ・ギャング、ドゥ・ゼイ・ノウ・イッツ・クリスマス?(バンド・エイド)、シャウト(ティアーズ・フォー・フィアーズ)、ファンキー・タウン(リップス)、ミスティー・ハート(クオーターフラッシュ)チキチータ(アバ),ギミ―ギミーギミー(アバ)、ショー・ミー・ザ・ウェイ(ピーター・フランプトン)、オールナイト・ロング(レインボウ)、愛ある限り(キャプテン&テニール)、ボーン・トウ・ビー・ワイルド(ステッペン・ウルフ)、スイング・アウト・シスター(ブレイクアウト)、ヴェンチャーズ(10番街の殺人)、バグルス(ラジオ・スターの悲劇)、オリジナル・キャスト(ミスター・マンディ)、レインボウ(アイ・サレンダー)、ザ・ビートルズ(レボリューション)&(アイ・フィール・ファイン)、ストーリーズ(ブラザールイ)、ハイヤー・ラブ(スティーブ・ウインウッド)、グッバイ・イエロー・ブリック・ロード(エルトン・ジョン)、ドント・クライ(ASIA)・・・・

我らがSTAはオオトリ
このブログの主役故最後にタップリとお届けしますよ
というわけでして、それでは皆さん、目いっぱいにゾクゾクと陶酔してね~~!!
覚悟のほうはいいかな!?****

****さあ、もう5バンド目の時間となりました
気分の方は益々と高揚するんだからねえ

それでは景気よくライブに突入と参りましょうか!
心行くまで楽しんじゃおう
もう下手な屁理屈抜きにして、それっきゃない!!

お次の番だよ
時間の方は相変わらず多少押し気味での進行

****このライブ・レポートももちろん果てしなく書き進めていくよん!!
目いっぱいにゾクゾクと陶酔してね~~!!****

そんなプレッシャーなんか、余裕と貫禄で軽く吹き飛ばしちゃった最早お馴染みのベテラン勢の登場だ

まずは主催者のサイトウさんが、マイクを手にステージ下手から軽くご挨拶
まあ、いつものように和気藹々と進行
趣味の音楽、イベント告知、各バンドやら諸々と愉快痛快に語った
次に登場する連中たちも、表情がグッと引き締まるね
あいかわらずのタフガイばかりなんだから
・・・・・悪しからず!!
と言ってもマサの友人達による、あら、お懐かしや、7人組み「沢田研二COVERクラブバンド」だよ
(ちなみにジュリー現在の奥様、田中裕子さんはなんと札幌西区育ちなんだよねえ!)
彼らの姿を観るのは、202311月3日(金)銭函市民会館以来だ
(今年の2月、小樽公会堂大ホール・雪明かりの路にも出演していたけれども残念ながら土日のニアミスで対バンは叶わずじまい・・・・)

そろそろ3度目の(!!)出演を控えているヒコちゃんやナイスガイのカズくんと、STAリーダーのマサは、またじっくりと客席にて談笑した
1歳違いだけに、近況報告やらと話題がよく合う
バンドに対するスタンスは真逆だけど、音楽を愛する気持ちはいついかなる時も全く同じさ


カズ君はこのバンドの長い歴史を振り返りつつも感無量の表情を思い浮かべていた
紆余曲折あったもんねえ
その気持ちは痛いほどにわかるよん
バンドを長きにわたってコンスタントに牽引するというのは至難の業だもんなあ
マサはこのバンドは結成初期からずっと見ているから尚更だ
彼はキャロルのコピーバンドもやっていて、そちらではジョニー大倉役に徹しているからバランスとしては正解ではないでしょうか
そこではロックンローラーとしてギター&ボーカル兼任なんだけど、今回は歌のみに専念していました
ところでカズ君はキャロル・バンドは再始動しないのかい!?
久しぶりに見てみたいなあ・・・((´∀`))
今度機会がある時にでもそっと訊ねてみようっと・・・・
あれも密かにお気に入りなんだよん
カズ君はこのSTAブログや「ゆめのたね」FMラジオをよくチェックしているそうだ
嬉しい限りだ
とっても励みになるよ

ワーカホリックのヒコちゃんは頓挫しかかっている「ポール・マッカートニーとウィングス」のコピーバンドを近々はじめたいらしい
全盛期の名盤「ウィングスUSAライブ」を再現したい、と壮大なコンセプトを描いていた
なるほどなあ・・・・やることが半端なくでっかい
ちなみに高速なヘヴィーメタルよりは、断然フュージョンが好みなんだそうですよ
意外だよねえ
最近は、クラシック・ハードロック系に傾倒しつつあるヒコくんでした

5,沢田研二クラブBAND
14:10~14:35

 はい!
さてさて・・・・軽いリハーサルを経て、ほどよくステージが温まった頃に、ど真ん中のジュリー・コピーバンドが満を持して現れました
バンドは直前まで、バッチリと念入りに打ち合わせ済み
早速、有名過ぎるイントロのギターフレーズを何度も繰り返し弾いて指慣らし((´∀`*))

ここはマサも初期の頃から見ているけど、そもそもバンド結成時は4人組みだったのさ
その後、伊達男のテッチャンがギタリストで加入して5人組みに

以降もメンバーが入れ替わり立ち代わりして、いつの間にやら現在の7人というゴージャスな布陣に落ち着きました
しかも、いつの間にかチャッカリと色っぽいレディが2人も在籍しているし
カズくん、両手に花の状態だ((´∀`))
これには深い意味が含まれているのだ・・・
(今回のbackはほぼ無骨な男性陣ばかりで一大網羅
サッポロの井上尭之バンド然としていた((´∀`*))
で、ジュリーのコピーといえば「スギちゃんバンド」、そして名物男テツ率いる「ズリーとストリッパーズ」が、真っ先に思い浮かぶ
それぞれに個性的なサウンドで人気を博していたけど、このバンドが1番キャリアが長い
(しばらく、活動休止していたんだけどね・・・・)

そのイカシタ連中の紹介をば・・・・

ご無沙汰気味だったリーダーのカズくんはエネルギッシュなVO
センターのフロントに堂々と鎮座
(黒の皮パンツとサングラスがトレードマーク
ブーツとベルトとシャツも黒
例によって目にも鮮やかなブルーのロングジャケットもグッと目を引く
このジャケットは通販でマメにチェックして入手しているそうだ)
そのボーカル用マイクは、シュアーの骸骨マイクだっていうんだから芸が細かい
ストレートのスタンドに神々しくセッティング

上手ポジションの名手カサくん
(ブラウンサンバースト・ボディカラーのギブソン335を使用
ローズ指板)
このギターは今年の8月、小樽北運河サウンドエナジーにてボズプロでカサマイさんが出演していた時、テツが熱視線を絶えず送っていた
今年、小樽の楽器店「コウエイ堂」にて購入したそうで、当たりもの
テツに散々自慢をしたそうだ
「あれ、欲しいよ」とひたすらにこぼしていたもんなあ((´∀`))
以前はイスに座ってのプレイで、ロバート・フリップやジェフ・スカンク・バクスターを彷彿とさせていたね
真っ赤な靴以外は帽子、サングラス、シャツ、パンツを黒で潔く統一

ギター&CHOのヒコちゃん、今回はおとなしく3バンドのみ(((´∀`))の参加なんだけど、それでも妙に物足りなく感じちゃうんだから、なんとも不思議なのです
(相変わらず毎月彼のライブスケジュールはビッシリだけどね
そろそろ、それも熟成期に差し掛かってきたようだけど)
でも、ちゃっかり歯弾きと頭上奏法を最近のお馴染みギター、シェクターで、ものの見事、豪快に演じていました
(ボディはシースルーブルー・カラー
ローズ指板)
見せるところはしっかりと見せる姿勢は脱帽モノ
(黒いサングラスとジャケット、十字架のペンダントとshirtがロッカー然としている)

眼鏡姿でロマンスグレーのニーノ君はDRを担当
赤いチェックのシャツを粋に着こんでいる
着実なるバックビートを常に叩きこんでボトムラインを支えつづけていた職人肌

チャッピーからアライさんにチェンジしたBASS
今回は「蝦夷紫」にも出演していたね
その際には紫色のエゾムラサキTシャツを着用
(うちのアッキーが長年お世話になっておりました…今後ともよろしくお願いいたします((´∀`*))
(ワイヤレス使用
ご存じナチュラルボディのフェンダーUSAジャズベースを使用
メイプル指板
非常に年季の入った仕様)
マサが密かにインタビューしたんだけど、な、な、なんとPUはオールドにマウントされていたものに交換したんだそうです
どうりで一味も二味も違う、いぶし銀のサウンドを醸し出していたわけだ
マニアックなセレクションだね
さすがですよ
吉田拓郎のコピーバンド「シンシア」のメンバーでもある大御所
ちなみにシンシアにはSTAのレディース・ジョンロードことアッキーも数年前まで在籍していました
驚いたことに渋く髭をたくわえてイメージチェンジを図ってきたよ
ダンディーな佇まいが説得力満点さ
ガッと大股開きで腰を低く落として構えるいつもの奏法
 ジーンズに眼鏡姿で渋く黒シャツを着こんでいた

やはり眼鏡が良く似合うユカピョンはKB
(ローランドVR-09を使用)
譜面にはライトを装着
スタンディングでのプレイスタイルが彼女の信条
第2部ではそれまで控えめにしていたのに颯爽と前面へと歩み出てシンガー&ダンサーに変身した!

そして銭函ライブでは不在だった華麗なるコーラスガールに山本嬢が復帰した
彼女がいるといないとでは大違いだけに喜ばしい限り
カズ君と火花散る白熱のフォーメーションを繰り広げて進行に絶えず美しい花を添えていましたよ
カズ君、羨ましいなあ・・・・・

・・・・・という編成で、STAとは古い付き合いの連中ばかりです

ちなみに、カズくんは2018年、ヒコちゃんたちとキタエールへ本家のジュリー・コンサートを観にいったのだそうです
でも有名なヒット曲はほとんど歌ってくれなかったのだそう・・・(ワイドショーでもけっこう話題になっていたね)
同じくスギちゃんもがっかりの心境だったらしい・・・・(´;ω;`)
この件は以前に女性ファンとの間で、ひと悶着ありましたよね
まあ、無事にコンサートをやってくれただけでも良かったと思いましょう
そしてその分はカズくんが、不満鬱積している人たちに向けて盛大に伝承していけば良い話なわけで
なんたって30曲は持ち歌があるんでしょう!((´∀`*))
いや、もっと増えたのかあ!!??
色々と趣向と遊び心も加味しつつね((´∀`))

それでは前置きが大変長くなりました
やる気満々の意気込みがヒシヒシと伝わってくる采配
期待感にワクワクときめきながらの観戦

ここいらで本編に入りますよ!

ステージの入れ替えには10分が用意されている
・・・・(-_-;)
サウンドチェックをとうに終えてセッティングは完了しているので十分に余裕があります

皆さま、準備万端整いましたよん
さあ、そろそろ参りましょうか!!
妖艶なるジュリー・ショーの幕開け
詳細なるレポートをお送りしていきたいと思います((´∀`))
せっかくだから、今までに行った「沢田研二カバー・クラブバンド」のレポートも、一部抜粋追加掲載させていただきますので、よろしくご理解くださいませ

ステージサイドからカズ君がスタンバイオーケーとばかりに、ミキサーのミワくんへアイコンタクトを送っていました
華やかすぎて、中間出演にはもったいないくらいさ

BGMに誘われてマイクを手にした司会者兼主催者の斎藤氏がバンドを懇切丁寧声高らかに紹介する
((´∀`)ステージの下手から)

「はい、さてさて、お待たせしました!
小樽市民会館スペシャルライブステージ文化祭はおかげさまで順調ですよ
今日はあちこちでライブイベントが開催されている中、こちらを選んでご来場いただきありがとうございます
まだまだ素敵なバンドがいっぱい出演しますよ
私は司会進行以外にもトリ前にてザ・パーティーズ出演があるのでバタバタですが・・・(-_-;)
1人でMCを担当させていただきます
((´∀`))演奏に先駆けてちょっと説明させてください
お次に控えしバンド、力強い展開で凄い楽しみですよ
興味津々のジャンルは往年のスーパースター、ジュリーのカバーが中心
これからもドンドンと活躍の場を広めていきたいそうです
応援のほどよろしくお願いいたします!
それでは沢田研二カヴァー・クラブ・バンドの皆さんです
心待ちにしていたでしょう
とことんまで楽しませますよ~~!
どうぞよろしくお願いいたします!!」

なんまら力が漲ってきたぞ。
ARE YOU READY!?
OH!YEAH,
HEY!
LET'S GO!

バンドは万雷の拍手によって迎えられた
かなり、緊張感もほぐれてきたようでノリノリのご様子だ
写真で見てもおわかりでしょう
いよっ、待ってました
オーラが半端ない
息つく島もあたえてくれない
悪しからず・・・(-_-;)

「それでは、そろそろいっていいですか・・・・・ダーリング」
威勢よくスタート
ジュリー23枚目のシングル
1978年5月21日発売
アルバム「今度は、華麗な宴にどうぞ。」に収録
オリコンチャートでは貫禄の余裕で第1位を獲得だ
いきなりの開巻にはおあつらえ向きだね
豪快なる波状攻撃の幕開けさ
ほらねえ、また新しいフィールドを披露した器用なバンドなのだ
十八番がカッコよく飛び出した
本家本元はセーラー服を着ていた
今度カズくんもその路線でいってみてね((´∀`)
日本が世界に誇るジュリーの真骨頂
強烈なるギターの鋭すぎるエッジピッキングに追随するイナズナのようなベースラインが鮮烈すぎる
とどめは当然カズ君のエモーショナルな歌声でとどめを刺す
天井高く右指先を突き上げたポーズのままで中性的な佇まいも見事にこなしているしなあ
早速ノリノリにカズ&山本嬢の情熱的なダンスがはじまった
軽快なリズムにのって腰を振り振りホップ、ステップ
連打するキーボードのタッチ感覚も躍動感満点
ブレイクする時に圧巻のドラムスがパワフル過ぎていやが上にも興奮を煽ってきます
ここでも随所に打ち鳴らされる観客席からのタンバリンの音色が効果覿面
エンディングではヒコちゃんの必殺技「モニター周囲グルグル奏法」を唐突にぶちかます
とにもかくにもここいらあたりからステージ上は独壇場の様相を呈しているよ
夢のような凄まじきミュージック・エンターテイメント
気分はもうあの輝かしき昭和歌謡界へとタイムスリップ状態
温故知新への誘い
観客のハートはすでに鷲掴み
改めて・・・沢田研二カヴァークラブバンド・ワールドへようこそ

カズちゃんのMC
「はい、皆さん、こんにちは
楽しんでいますか!!??
ここのステージは初ですよ
だからこそ気持ちが舞い上がっています」
客席から・・・「ジュリー!!」の声援が飛び交う
ヒコちゃんにMCをバトンタッチする
「もう40年くらい前・・・・
いやあ、そんなことない、もっと経ってるかあ・・・
テレビで井上尭之バンドを初めて見たのが、自分にとってはギターの原点です
それじゃあ、頑張りましょう!
危険なふたり」
(1973年4月21日リリースの6枚目シングル
オリコンチャートでは堂々の3週連続1位を記録
(記念すべきジュリー初の1位作品)
故・井上タカユキさんによる、カッコいいトリッキーなギターリックが跳ねまくっている様が、鮮烈で印象的なんだよなあ
ヒコちゃんに井上御大が降臨したかの様相を呈しているではないかあ!!
ここら辺に辿りついたらカズくんはもうすっかりとリラックス・モードに突入したのか、肩の力も抜けてきて思い切りジュリーになりきっている
したたかすぎるくらいに不敵な笑みを浮かべてね
ハンドマイクに持ち変えて、お約束の右足振り上げポーズを決める
(カズくん、ヒコちゃんとで、ステージフロントにてのフォーメーション)
あららら・・・前方のお客さんも一緒に真似しているよん
意気投合だ
美味しい場面ではヒコちゃんが再び前面センターに躍り出てきて、メインリフを弾きまくりの真骨頂
カズくん、本当に心の底からバンドスタイルが大好きなんだなあ・・・というのが、こちらサイドにまでビンビンと伝わってきます
いつもならばそれに飽き足らず、熱唱しながら客席へ下りてきて、一人一人と握手のサービスをするところだ
(半ば強要している様に映っていたのは気のせいかな!?(-_-;))
皆、我先にとスーパースターに駆け寄って手を伸ばして握手攻めだったなあ((´∀`))
(コロナ禍は和らいできたけど、小樽市主催だからさすがに今回それはちょっとまずいもんねえ・・・・・(-_-;)
もちろん、マサ、アッキーも握手を求める気満々だったんだけどなあ・・・・
マサなんてガッシリとハグまでするつもりだったさ((´∀`*))
でも、この後が大変だった・・・・
去年の11月3日(金)銭函ステージでのこぼれ話をば・・・・
なんとアッキー曰く、高さ80センチほどのステージに昇れなくなっちゃったカズくん・・・
心配そうに見つめてたヒコちゃんが救いの手を差し伸べて一応は無事戻れたさ((´∀`*))
あれには相当に焦ったよね・・・・
一部始終がスポットライトで照らされていたカリスマでした((´∀`))・・・・
数多くのライブを経験しているとそりゃあ色々とありまする
舞台には魔物が常に潜んでいるのだ

カズくん
「いやいや・・・もう声が・・・・なんかね・・・・・はあ~~・・・・(溜息・・・・・笑)」
ヒコちゃん
「危険な二人ではなく、危険なズボンだよ、これじゃあ・・・
チャックが開いてる・・・・((´∀`*))
ちゃんとパンツは穿いてる!??」

「大丈夫だよ!!((´∀`*))・・・・・
(気を取り直して)はい、どうもありがとう!
小樽、愛してるぜ~~!!
ちょっと気持ちよくなってきたなあ
これをやってね・・・お願いね
まだまだ負けないぞお!
今日は開き直ってのリハビリだ・・・・・・・・・・・
すみませんねえ
これにて第1部を終了としますよ
第2部はザ・ピーナッツをおおくりしたいとおもいます
え~~とねえ、私たちのバンドは早いもので結成12年目を迎えました!
数えてみたら、大体ね・・・・
ライブの本数も80くらいやっているんだね
これは快挙だ
まあ、これからもエンジョイしていきますよ
それじゃあいきます」
おお!
このコーナーが復活したんだね
流れのアクセントとしては大成功
キーボードの青木嬢が降りてきて入れ替わりにカズくんが若干後ろに下がる
女性2人が揃ってツインヴォーカルの誕生
ツインギターだからゴージャスこの上ない

でも繰り出された曲は「東京ブギウギ」
服部良一作曲による日本のポピュラー音楽
1947年1月発表
笠置シズ子の歌唱によりヒットした
カヴァーも膨大
老若男女問わずバカ受けしちゃうウキウキソングの代表格
終戦から復興に向かう日本を象徴する流行歌として知られる楽曲
これってタイムリーすぎるでしょうやあ
もしかして確信犯かな
ちょっと前にNHKの朝ドラで放映されて話題沸騰した「ブギウギ」の勢いそのままにセレクションしたの!?
だとしたら心憎い采配
山本&青木のご両人は意気揚々とダイナミックに動き回りながら所狭しと歌い踊っている
多分、一生懸命に練習したんだろうなあ
努力は決して裏切らないということを身をもって実証した好例
阿吽の呼吸で息もピッタリだ
開放的な気分でパアッと華やいだ雰囲気作りにはもってこい
カズ君もここでは裏方に回って盛り上げている
カサマイさんもテクニカルなギターで引き立て役に徹して良い仕事をしています
全くタイプの違うギタリスト2人がそれぞれの役割分担をよくわきまえている
これが2人以上の相乗効果を発揮しているのだから驚愕


「YEAH!!」
転調してドラム・フィルからスローに場面転換して満を持しての
「恋のバカンス」
1963年4月に発表された歌謡曲
ジャズの4ビートを生かしたスウィング感がご機嫌
何たって日本でフランス語の「バカンス」という言葉が流行語になるのにも大貢献したのだからね
ザ・ピーナッツの曲中、定番曲の一つとして知名度も大きく現在でも各世代間で親しまれている
ユカ&タクミ嬢は振り付けもキュートにこなして、歌詞の「2人だけの~」では指で2を指し示す
カズくんはエンディングで右手をグルグルと回転させてフィニッシュを決めた
美味しいところ独り占め状態
堂に入ってるねえ
この日は麗しの熱狂的なファン達も、応援に駆けつけてくれたよん
心強いね
心地よく紡ぎ出されるサウンドに身を任せて浸りきっちゃうっていうのも粋なもの

「時間の経つのは早いもので第3部に突入しますよ
何か面白い事を言ってよ・・・・
ここぞという場面で考えてこなかったものでして・・・・(-_-;)
それでは、そろそろいっていいですか・・・・・
お願いします
勝手にしやがれ!」
こいつは壮大なる掟破り
これをここにもってきたのかあ
抑揚の付け方が抜群
カズ君はいつの間にやら目にも鮮やかなる赤い衣装に着替えていた
「ここでお色なしをば・・・・
まるで結婚式みたいだなあ(程よく滑ってるし・・・(-_-;)」
(1977年5月21日発売の19枚目シングル
アルバム「思いきり気障な人生」に収録
オリコンチャートでは通算5週1位を記録
元々は16ビートのバラード風だったんだとか
山口百恵のプレイバック・パート2はこの曲のアンサーソングと言われている)
これは1959年に公開された映画のタイトルからの引用
歌詞の内容もそれにちなんでいる
ジュリーさながらに、お決まりの白いハットをそっと床に置いたカズくん
そして、ジャケット胸元のボタンも外した
斜に構えて、腕組みしながらの歌唱シーンも様になっているよ。
自己陶酔の表情でしたり顔
客席を指差す姿が、めちゃくちゃに嬉しそうだね
カズくんにジュリーが憑依した瞬間
リクエストされた「あ~あ~あ~」のところでの両手を上にあげて広げ左右に揺らすアクションも、全員一体となってやれば誰も恥ずかしくない
「はい、皆さん、ご一緒に!!」
いつのまにやら、GS世代の人たちが陽気に和んでいるではないか
オーディエンスの皆さんは、何から何までとっても素敵なのですよ!

「やったあ!!
すっきりしたあ
はい、どうもありがとうございます
令和のジュリーですよ((´∀`))
あと残すところ1曲ですね・・・・
城嶋茂ではないけど・・・・・最後はTOKIOでお別れしたいと思います
よろしく!!」
(1980年1月1日リリースの29枚目シングル
アルバム「TOKIO」に収録
オリコンチャートでは最高8位を記録)
ラストチューンに相応しき豪快無比なるパワー歌謡路線ロックの極め付け
威勢の良いピアノ連打炸裂でとどめを刺す
息の根も止められるよう
心底、楽しそうだなあ
アライさんのオクターブベースランニングは特筆もの
大きな体を反らしながらスムーズにフレットボード上をかけめぐるフィンガリングには惚れ惚れとしちゃう
ニコニコ笑顔による縦横無尽で、正確無比なる素早いピッキングはとっても勉強になる
御手本のようなコンパクトにまとまった、ストレートでタイトなアンサンブルにも思わず目が釘付け
カズくんは、パラシュート装着まではできなかったけれども、例の「トーキーオ!」の両手アクションではみんなと一緒になってやりまくり
ダメオシとばかりに「もう一回!!」
ここで「TOKIO」のタイトル連呼を「OTARU」に替えての熱唱
これがモロにツボへと当たった!!
轟くドラミングは、インパクトがありすぎだ
盛大にコール&レスポンスを求めて手拍子を絶え間なく打ちまくる
「今日はどうもありがとうございました
また呼んでください
いいですかあ!!??
もう面倒くさいから・・・・また絶対に来るからねえ
1・2・1・2・3・4~!!!」
脳天のヒューズはもうとっくのとうにスパークしまくり
「ギターで何かを弾いて」
のカズくんリクエストに応えて、即興でおどけたフレーズを豪快に披露するヒコちゃん
素晴らしいギターが唸りをあげてレッドゾーンへと響き渡る
これほどまでに演じきれたらさぞかし気持ちいいんだろうなあ
快感という言葉でしか表現できない・・・・
一瞬たりともその音像からは目が離せない
流麗に描き出す情景が衝撃だ
全員が余力を振り絞ってエネルギー全開で燃え尽きたね
汗だくなんだけど、不敵な笑みは絶やさない
目まぐるしい起承転結の臨場感
自然なアンサンブルは抜群
そこから一気呵成に終曲を迎える
汗水飛び散らせながらも、ギターソロが儚い終焉を告げる
メンバー紹介を織り交ぜて、大団円となりました
ラストにふさわしきせめぎ合いで大騒ぎ
「・・・・・小樽!サイコーだぜ!!
アイ・ラブ・ユー!!!」で締め括り
やはり一丸となってのエンディングで決まりさ
笑顔も素敵だ
見事に大役を果たした

 なんまらとプレッシャーのかかるセンターポジションを、盛大に飾ってくれました
完全燃焼で賑やか
もうこれ以上、何も思い残すことはないといったご様子
疲労困憊のカズ君だけれども、また一段と男をあげたね

「まだまだ、この後もイベントは続きますよ
最後までゆっくりと気軽に楽しんでいってください
本日はお誘いいただきましてありがとうございました!
あ!?これからもこのステージに出たいので、どうぞ、今後共よろしくお願いします
((´∀`*))
興味のある方はぜひともお越しくださいませ
また、ライブイベントの話もあれば、どこでも駆け付けますよ(笑)!!」

このライブを観ていてマサは羨む
・・・ああ・・・
もう大評判
全体が一体となっての凄まじき光景
ライブならではの醍醐味だね
だからこそ、やめられないライブイベント出演
安心で信頼度の高いステージング
怒涛の沢田研二カヴァー・オン・ステージはあっという間に終了しちゃったさあ

彼等は達成感に満たされて席に戻っていきました
心地よい疲労感も伴って
観客席のあちこちからは賞賛の声が絶え間なく漏れ聞こえてきた
それも致し方ないだろうね
正直な感想なんだもん
完全燃焼でライブは終了
中身は十分にエキサイティング

お疲れ様でした
感謝感激雨あられだよ((´∀`*))

今さらながらに上手いなあ・・・・

司会進行役の斎藤氏も興奮したままでマイクを手に豪快なるアナウンス
最大級の賛辞を、袖より贈っていた
「ありがとうございました
沢田研二カヴァー・クラブ・バンドの皆さんにもう一度盛大なる拍手をおねがいします!」
惜しみない歓声があちこちから飛び交う

タイミングを見計らったかのように緞帳が降ろされた

真っ白な灰になって燃え果てた
やれるだけのことはやりつくした
満足感に満ち溢れたメンバーらを見れば、それも一目瞭然
熱気ムンムンの渦
すぐにでもまた、ステージに戻ってきたいなあ、という表情を浮かべていた
ソフトドリンクがすこぶる美味しいだろう!!
このユニットの今後の大躍進にも期待していますよ!
ひじょうに器用な連中だけに、まだまだ秘密兵器を忍ばせているのでしょう
まあ、それは次回のお楽しみとして取っておきましょう!((´∀`*))
もう一度、ぜひとも見てみたいバンドでした

今後益々の成長にすこぶる期待しちゃおう
とりあえずは懐かしのジュリー体験はこれにて無事終了だ
素晴らしいひと時を過ごしちゃった

あまりにも熱狂し過ぎて、世の憂さもあっさりと吹き飛んじゃいそうだ
7人も後のイベントライブを堪能していましたよ
とっても熱心で、研究に没頭していたところは感心だ
そうなんだよねえ・・・・
この日のライブは何から何までもが大収穫だ・・・・((´∀`*))

さて、様々なロック、ポップにと多彩なるジャンルのバンドが目白押しで、長丁場、入れ替わり立ち代わりにエネルギッシュなプレイを披露してくれますよ
それぞれに目指す音楽は違えど、拘り抜かれたポリシーは誠実に貫かれています
ぜひとも最後の瞬間まで、このひと時を満喫していってください!!

中盤戦はここまで
****この熱量そのままにお次も負けてはいられません
また違った意味で泣いても笑っても、大御所勢だあ~~・・・・・・!!!!
こいつらもクセモノ連中故に、ゾクゾクとしちゃうね((´∀`*))
これまた異色のバンドで参上しますよ!!****
・・・・((´∀`))

会場に流れるBGMは・・・・
トム・ジョーンズ「デライラ」
スプリームス「ストップ・イン・ザ・ネーム・オブ・ラブ」
ボーイズ・タウン・ギャング「君の瞳に恋してる」
近年復活したABBA で「チキチータ」
マーヴィン・ゲイ「ホワッツ・ゴーイン・オン」
10CC「アイム・ノット・イン・ラブ」
グラス・ルーツ「恋は二人のハーモニー」
サンタナ「君に捧げるサンバ」

****これにて5バンド目は無事に終了!
****
次からの後半戦レポートにも期待してください
泣いても笑っても残り4バンドだよ((´∀`))
まだまだ続く~~
いってみよう!!
お楽しみに!
お待たせしました
そして、どこでやっても浮きまくりの(良い意味で)THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITYは最後の登場だ!
骨太の熱いブラスロック魂が小樽全域に轟き渡る!!****
それではまたねえ!!**** 





















 


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VOL,218 小樽市文化祭 SPECIAL LIVE STAGE5 小樽市民会館(高島ブルージーンズ編)

2024-11-14 10:15:58 | Live Set List
****このライブレポートって、意外にも根強いファンがいるのですよ
チェックも中々に手厳しく、叱咤激励を日々受けております
今後とも、どうぞお手柔らかに
もちろん果てしなく書き進めていくよん!!
( `・∀・´)ノヨロシク・・・・****

まずはステージ上にセットされている機材類の紹介をします
ドラムセットはシルバーシェルのパール
モニターはJBLが4台前面の各所に設置されている
ギターアンプは3台
赤いツィードのフェンダー、そしてマーシャル・バルブ・ステート、ピーヴィー
それらを支える黒い斜めの専用スタンドはフェンダー製
キーボード用アンプはベリンガーとローランドのJCシリーズ
ベースアンプはご存じのスピーカーはピーヴィー、ヘッドはA-35ハートキーシステムMODEL HA-350WATTS

早くも熱気を帯びはじめた会場内に絶えず流れ続けているノリノリのBGM
めっちゃムード満点
B’Zのスーパー・ギタリスト、タック松本の「ミュージック・ステーション」でお馴染みのかっこいいテーマソングも壮大に飛び出した
他にもご機嫌な音楽がこれでもかあ、というほどにあふれ出てくる 
アイム・セクシー(ロッド・スチュワート)、セレブレーション(クール&ザ・ギャング、ドゥ・ゼイ・ノウ・イッツ・クリスマス?(バンド・エイド)、シャウト(ティアーズ・フォー・フィアーズ)、ファンキー・タウン(リップス)、ミスティー・ハート(クオーターフラッシュ)チキチータ(アバ),ギミ―ギミーギミー(アバ)、ショー・ミー・ザ・ウェイ(ピーター・フランプトン)、オールナイト・ロング(レインボウ)、愛ある限り(キャプテン&テニール)、ボーン・トウ・ビー・ワイルド(ステッペン・ウルフ)、スイング・アウト・シスター(ブレイクアウト)、ヴェンチャーズ(10番街の殺人)、バグルス(ラジオ・スターの悲劇)、オリジナル・キャスト(ミスター・マンディ)、レインボウ(アイ・サレンダー)、ザ・ビートルズ(レボリューション)&(アイ・フィール・ファイン)、ストーリーズ(ブラザールイ)、ハイヤー・ラブ(スティーブ・ウインウッド)、グッバイ・イエロー・ブリック・ロード(エルトン・ジョン)、ドント・クライ(ASIA)・・・・

我らがSTAはオオトリ
このブログの主役故最後にタップリとお届けしますよ
というわけでして、それでは皆さん、目いっぱいにゾクゾクと陶酔してね~~!!
覚悟のほうはいいかな!?****

****さあ、もう4バンド目の時間となりました
気分の方は益々と高揚するんだからねえ


それでは景気よくライブに突入と参りましょうか!
心行くまで楽しんじゃおう
もう下手な屁理屈抜きにして、それっきゃない!!

お次の番だよ
時間の方は相変わらず多少押し気味での進行

****このライブ・レポートももちろん果てしなく書き進めていくよん!!
目いっぱいにゾクゾクと陶酔してね~~!!****

中間部には勿体ないくらい・・・・
そんなプレッシャーなんか、余裕と貫禄で軽く吹き飛ばしちゃった最早お馴染みのベテラン勢の登場だ

13:35~14:00
地元・小樽の高島からやってきたその名も「高島ブルージーンズ」
男女混合鉄壁不動の5人編成からなるツワモノ揃い

バンドから熱いメッセージが届いています
「高島育ちの幼馴染4人で中学生の時に誕生!!
何と今年でちょうど結成60年を迎えました
小樽を代表するヴェンチャーズ系の今や天然記念物になりそうなバンドです
どうぞよろしくお願いいたします」

生まれ故郷の地元を愛する高島北山中学校時代の同級生と、その妻(KB)とで結成
驚いたことに、高度経済成長期の荒波を乗り越えつつもマイペースで活動してきたわけさ
気心の知れた仲間達とで延々活動継続していたら、あっという間に半世紀を超えたのだそうですよ!
つまりは60歳後半のメンバー達が一同に集って仲良くプレイ
(再結成してからは14年目)
今でも新しいレパートリーを随時加えて頑張っているそうですよ
(な、な、何と100曲はゆうに超えているとのこと!!)
素晴らしい事だなあ
素直に尊敬しちゃうよん
是非とも、バンドが長続きするコツを伝授させていただきたいものだ

ジャンルは泣く子も黙るヴェンチャーズ&寺内タケシとブルージーンズなどなどを中心にベスト・セレクション・・・・・・
徹頭徹尾に超こだわりのコピーだ

ホノボノとアットホームな雰囲気漂う中で、懐かしのサウンドを豪快に繰り広げてくれたインストゥルメンタル・バンド


メンバー全員が眼鏡姿と衣装は白黒で潔いくらい見事に統一
グッとシックなるいでたち

バンドの編成を解説します!!

まずは、ベーシストの田中さん・・・(ジャズベース、3トーン・サンバーストカラーのボディにローズ指板。
フェンダー黒の布製ストラップ使用
フラットピッキング)

やはりこの手のバンドはツインギターが基本スタイル
リードギタリストは全身真っ黒いコスチュームの本間さん
(愛器は毎度お馴染みパールホワイトのゴールドパーツ仕様ヤマハSGV700ブルージーンズモデルをザ・ワイルドワンズの加瀬邦彦さんがリフィニッシュした貴重なる一品!
こちらはペイズリー柄の布製ストラップを使用
このギターを、以前テツは羨望の眼差しで見つめていた((´∀`*))

もう一人のギター方は山田さん
白のボディカラー、ローズ指板のフェンダー・ジャズマスターを弾いています
同じく黒のフェンダー布製ストラップを使用)
やはり全身を渋い黒衣装で統一している

いぶし銀のバックビートを常に叩き続けるドラマーは前田さん
ストレートにタイトにシンプルに阿吽の呼吸でリズムセクションをパワフルに支えています

そして紅一点、ヤマハのキーボード・プレイヤーは先述のとおりメンバー山田さんの奥様
下手で椅子に座ってプレイするというのが彼女のスタイル

このバンドを見るのは今年7月21日の日曜日、小樽・浅草橋サウンドエナジー以来だ
それまでにも同じ小樽イベントでしょっちゅう対バンだったんだけど、曜日違いでのニアミスも数多かった・・・・
で、せっかくだから、その時のライブ・レポートも散りばめて、ここにお送りしましょう!
ちなみにセットリストは、またもやほとんどが初めて聞く曲ばかりでしたよ
中には全く練習していなくぶっつけ本番なんていう思い出の曲もあったりしてね((´∀`))
正に有言実行を地で行くのだ
徹底的なる意気込みを、ビンビンと感じちゃった次第さ


しかし、世の中にはヴェンチャーズ・カバー系バンドの多い事といったらもう
たまりませんなあ!!
大人バンドのライブ・イベントには、,必ずといっていいくらいに出演していますね
日本中に一体全体ヴェンチャーズなどのコピーバンドはどれだけ存在するのでしょうかねえ!?


おそらくビートルズと1,2を争うんじゃあないかなあ・・・
それも当たり前といえば当たり前でしょう


60年代前半、世界中に吹き荒れたエレキブームの火付け役ともいえるバンドなのですから、ヴェンチャーズを神のように崇拝するギター小僧たちが、その後成長しても変わらず追いかけているという気持ちも痛いほどに理解できるというもの

なんたって理屈抜きに「テケテケテケ~ッ!」のサウンド一発で、皆やられちゃったんだからね(笑)

補足・・・・シカゴのオリジナルギタリスト、故テリー・キャスも多大なる影響を受けている
初期のライブ音源の中でも、曲の合間に例のあまりにも有名なフレーズをチラッと指癖風につま弾いています
他にもジェフ・スカンク・バクスター、ジョー・ペリー、リック・デリンジャーなどなどと名前を挙げていったらキリがないくらいに、ヴェンチャーズをリスペクトしている驚きのビッグネームがズラリだ

それでは前置きが大変長くなりました
やる気満々の意気込みがヒシヒシと伝わってくる采配
期待感にワクワクときめきながらの観戦

ここいらで本編に入りますよ!

ステージの入れ替えには10分が用意されている
・・・・(-_-;)
サウンドチェックをとうに終えてセッティングは完了しているので十分に余裕があります

皆さま、準備万端整いましたよん
さあ、そろそろ参りましょうか!!
華麗なるインストウルメンタル・ショーの幕開け
詳細なるライブレポートをお送りしていきたいと思います((´∀`))

賑やかなBGMに誘われてマイクを手にした司会者兼主催者の斎藤氏がバンドを懇切丁寧声高らかに紹介する
((´∀`)ステージの下手から)

「はい、さてさて、お待たせしました!
小樽市民会館スペシャルライブステージ文化祭はおかげさまで順調ですよ
今日はあちこちでライブイベントが開催されている中、こちらを選んでご来場いただきありがとうございます
まだまだ素敵なバンドがいっぱい出演しますよ
私は司会進行以外にもトリ前にてザ・パーティーズ出演があるのでバタバタですが・・・(-_-;)
1人でMCを担当させていただきます
((´∀`))演奏に先駆けてちょっと説明させてください
お次に控えしバンド、力強いサウンド展開で凄い楽しみですよ
興味津々のジャンルは往年のエレキギターによるテケテケ系のカバーが中心
これからもドンドンと活躍の場を広めていきたいそうです
応援のほどよろしくお願いいたします!
それでは高島ブルージーンズの皆さんです
心待ちにしていたでしょう
とことんまで楽しませますよ~~!
どうぞよろしくお願いいたします!!」

なんまら力が漲ってきたぞ。
ARE YOU READY!?
OH!YEAH,
HEY!
LET'S GO!

バンドは万雷の拍手によって迎えられた
かなり、緊張感もほぐれてきたようでノリノリのご様子だ
写真で見てもおわかりでしょう
いよっ、待ってました
オーラが半端ない
息つく島もあたえてくれない
悪しからず・・・(-_-;)


山田さんがMCを担当
「え~みなさん、こんにちは
今日はお寒い中をおいでいただきましてありがとうございました!
前のバンドの方達・・・・今の若い方はテクニックがありますね
凄いな
私たちは平均年齢が70歳前後
なんとかこれからもがんばりたいと思います
よろしく!最後までいくぞ~!!」
のってきたら遠慮なく、手拍子のほどを!!」
寺内タケシ&ブルージーンズの「黒田節」で威勢よくスタート
いきなりの開巻にはおあつらえ向きだね
豪快なる波状攻撃の幕開けさ
ほらねえ、また新しいフィールドを披露した器用なバンドなのだ
十八番がカッコよく飛び出した
日本が世界に誇るテリーの真骨頂
福岡県民謡をかっこよく料理した、この斬新なるアイディアには感服
おあつらえ向きなセレクション
一時はあのベンチャーズと人気を二分するほどの勢いだった
開巻からいきなりマニアも思わず唸っちゃうようなこだわりを垣間見せてくれました
意外ですね、ここにこれを持ってくるなんてビックリ
まさかトップでこれが炸裂するとは、御見それしましたあ
目の付け所が一味違うね
ギターからキーボードへとソロバトルを繰り広げる様も堂に入っている
どこまでも熱い連中です
リバーブを思いっきりかけた独特のサウンド・メイクで一定の評価を得ていた模様
その後のエレキムーブメントにも多大なる影響を与えている古典ロックの極めつけ
サーフィン・ミュージック花盛りの時代にひと際人気を博したものだ
白熱の鮮烈なステージングが脳裏に浮かび上がる
ドラマーは、リムショットに切り替えて、アクセントで延々とボトムを支える
やっとたどり着いたラストでは、4カウントの打ち鳴らしを合図に、インデイアン・ビートへ豹変
満を持して飛び出したのは、「待ってました!」とばかりのエネルギッシュなドラム・ロール
ドンドンとまくし立て、スネアを中心に満面の笑みで叩きまくっています
素早いタムさばきが正確無比で、お口あんぐり状態
ギターがピックスクラッチ、そしてミュート奏法など、昭和の空気をそのまま運びこんでくれました
磨きのかかった滑らかなるフィンガリングで、フレットボード上を鮮やかに爪弾かせていきます
軽快にワウペダルを駆使して、うねりまくるギター・スピリット
トドメとばかりにブリッジ部でピッキングして「ピキン!ピキン!」と甲高い金属音を発する
ギタリストの教科書みたいなステージですね
気分はあの60年代へとタイムスリップ状態
温故知新への誘い
観客のハートはすでに鷲掴み
心地よく紡ぎ出される音色に身を任せて浸りきっちゃうっていうのも粋なもの
改めて・・・高島ブルージーンズ・ワールドへようこそ

「続いては・・・・・さすらいのギター」
ドラムMCのマイクがオフ状態だった・・・(´;ω;`)
ザ・ヴェンチャーズ・ガールとして人気を博した小山ルミの大ヒット曲(1971年6月1日発売)
彼女は札幌出身なんですね!
ヴェンチャーズは、歌謡界にも多大なる影響を与えていたのですよ
私が中学生の時、友人達と海水浴キャンプに行った際、一日中、ビーチでこの曲が流れていたのを思い出しました
つまりラジオやテレビ以外にも、海に山に街に車中にと夏の間中、どこへ行ってもひっきりなしに流れていたものです
このグルーヴで思わず胸がグッと熱くなるほどに灼熱の太陽が蘇る
南国で思い切りサーフィンをやりたいなあ
ボードや波に乗るのって、とても難しいんだけどさ・・・・
これをいきなり聞かされたら、いつどんな時にでも、ハワイが目に浮かんできちゃって、今すぐにでも飛んでいきたくなっちゃう
特に雪深い土地に生まれた道産子ならば尚の事憧れの島
ステージでは往年のギター少年2人が、競ってスプリング・リヴァーヴを思い切り効かせてヴォリュームもアップ
ノーキー・エドワーズ役を嬉々として演じています

ハイハット4カウントからのメドレーで「空とぶギター」
再び寺内タケシとバニーズのナンバーが登場
アルバム「バニーズ誕生~レッツ・ゴー!寺内タケシ(’66)」9曲目に収録
甘くほろ苦くとろけるような歌心溢れまくる旋律に思わずホロっとしてしまう
今回の基本的なコンセプトは爽やか系なのかな
お手のものの領域を飾る
余裕と貫禄が漲りまくっている
もう自分たちのオリジナルのような感覚でね
超絶技巧派のギターが目にも止まらぬ高速速弾きを延々と繰り広げる
息も絶え絶えだ
控えめにバックを務めあげる安定感抜群のミュージシャンたちもいい仕事をしていますなあ
これならばフロントマンも安心して演奏に専念できるというものだ
それにしてもタイトル通り天空を自由自在に舞い踊るようなフレーズには痺れっぱなしさ
隠れた名曲の金字塔とはこのこと
名物男の工藤さんも熱狂してタンバリンを連打して場を盛り立てているし
その気持ちが痛いほどに伝わってくるよ
羨ましい
お次も過激だ!

「大いに盛り上がって楽しみながら、寒さを吹き飛ばしましょう!
次にいきます!
それでは、クラシック・テイスト満載に・・・・・・・レッツ・ゴー運命をおおくりします!」
こちらは寺内タケシ&バニーズの極めつけ、大胆不敵な楽聖ベートーベンの作品
泣く子も途端に失禁しちゃうという交響曲第5番なのだ
あの「ジャジャジャジャ~~~ン!!」イントロからして大袈裟過ぎる、ドラマティックな展開一発で戦慄が走りまくった(ちょっとズレちゃったけど‥‥(-_-;)
ブレイクの連発技に金縛り状態・・・・というか妙に暑苦しいです
(誤解のなきように…褒め言葉ですよ(;^_^A)
その証拠に誰もが目が点になって、ステージ上へ釘付けさ
革命的な発想力の手腕がフルに発揮された曲だね
ジャパニーズ・エレキ界に名を残す革命児ともいえる、ミスター・テリーの貢献度は最高に絶大だ
その後のギター小僧達からリスペクトを受けているギターの先駆者
しみじみと、胸の奥深くにまでも染み入るね
ここまで徹底的に突き詰められたら愉快痛快ですなあ
全体に漲るエネルギー、狂暴とも言いたいほどのパワー、破れかぶれなテンションの高さは天下一品

スローなテンポで美しいメロディを奏でる「シャドウズ」の「春がいっぱい」
1966年の作品
ヴェンチャーズ、スプートニクスと共に世界の3大エレキ・バンドであるイギリスのバンドのヒット曲
作曲はドラムス担当のブライアン・ベネットで当時は歌詞もあったそうです
よくある単調なバンド演奏ではなくオーケストレーションとの調和
ご本家は当時の技術力ではレコーディングは可能でもライブでの再現は難しく全く演奏されなかったそうです
日本では大ヒットしました
春も風物詩として時代がいくら流れようとも欠かせない傑作として光り輝いています
で、ここでは山田さんの奥様がキーボードでその音壁を程よく構築していて溶け込んでいます
効果覿面ですなあ
技術の進歩はここでも役に立っている
それをいかに最大限に活用するかのセンスも問われますがね
更には後方の巨大なスクリーンに映し出される華麗な飛行機雲も一役買っていて感動的に酔いしれちゃった
贅沢なひと時を堪能するというのも乙なものですなあ

「ラ・クンパルシータ」
これまた斬新なセレクション
今度はタンゴときたもんだ
日本ではNHK紅白歌合戦において菅原洋一さんが1980年と1988年に歌って多くの人に知れ渡っている
イントロで繰り広げられるフロントの弦楽器トリオによるオルタネイトピッキングの凄まじき迫力には息を飲んだ
スタッフとして訪れていたチャーミングなレディも惚れ惚れしていたご様子
しっかし嬉しいほどの裏切り行為に悲鳴をあげたくなっちゃうよ
次に何が飛び出してくるのかは予測不能
ビックリ箱をひっくり返したような驚きを与えてくれる
本当に引き出しの多さには驚愕だ
一体全体どれほどの許容量を所持しているのかな
それとも無限大!?
現在でもドンドンと拡張の兆しを誇る
まさにこの舞台にはうってつけさ
何を演じても憎いほど絵になる軍団
これも含めて、今回初めて聞く曲が目白押し
だから、最初から最後まで一時たりとも目が離せない
これぞコピーバンドの基本コンセプトを貫き通す壮大なるお手本のようなもの
あやかりたいなあ
そんじょそこいらにゴロゴロと転がっているような、くだらない能書きばかり垂れ流している愚かな輩どもにも「高島ブルージーンズ」の爪の垢でも煎じて飲ませたいほど
初志貫徹
楽器の魅力に取りつかれてからの気持ちに一切のブレもなく何十年経過しても尚嬉々として取り組む意気込みに乾杯の音頭を贈ろうではないか 

ライブはまだまだ続行しますよ
律儀にも客席へ向けて丁寧なお辞儀をした
残念なことに、2年前に引退宣言をした加山雄三さん代表作品「夜空の星」
やっぱり日本の歌心で網羅
この曲は故・岩谷時子さんの作詞
加山雄三さんは「団厚作」名義での作曲
ドラムビートによる力強いフィンルインに次いで遂に出た!
・・・・ジャーラア~ン!といえばこれ
焦らしに焦らした挙句やって来た、定番のギター・サウンドにイチコロで木っ端微塵さ!
ベンチャーズ、寺内ときたからには、絶対に外せないビッグナンバー
どのパートも耳に馴染みのある懐かしの旋律だから、ついつい口づさみたくなるのです
本間さんは左手を指板の上から押し添えての曲芸プレイ
スタミナ温存もバッチリ
タフガイだよねえ
驚いたことに序盤よりもエネルギッシュだ
他のバンド・ギタリストも我慢ができずに、客席で自分のギターを手に一緒にフレーズなどをなぞっています
その気持ちは、痛いほどにわかります
いつまでも幅広く国民に愛される珠玉のお約束ともいえる決定打

「拍手をいっぱいいただきありがとうございます
次も加山雄三の・・・・・蒼い星くずをやります!」
この曲はGSサウンドと、エレキブームの美味しいところをショートバージョンでドッキングさせた好例
1966年4月5日発売のシングル「夕陽は赤く」のカップリング曲
何という贅沢さ
お得感満点でしょうやあ
毎度おなじみのコンビネーションで、岩谷時子:作詞、弾厚作:作曲
東宝映画「アルプスの若大将」主題歌
ABC東洋紡ホームソングに使用された
間髪入れず捲し立てるように突き進んでいきます
何はともあれ、どこを切っても文句なしだ!
ファンキーかつトリッキーなアナログ風味が絶妙
ありとあらゆる奏法をつぎ込んで、これでもかあというほどに攻め込んでくる様は圧巻の一言に尽きる
あちこちに座っている観客も「キュッキュッ」「テケテケ」「ギュイーン」などの効果音に素早く反応してニンマリ
意気揚々と貪欲なまでにチャレンジ精神が旺盛なんだもんなあ
超絶にうるさ型のマニア心をくすぐる展開だねえ
確信犯なのか、惜しげもなくフルスロットル
とうにレッド・ゾーンは振り切っていて金縛り状態さ
脳天のヒューズはとっくにスパークしちゃった
最早お手上げですよ
各自が脳裏にキュンとくるほろ苦い青春時代をプレイバックしているのでしょうよ
熱烈なる「ブラボー!」の声援があちこちから飛び交っている
摩訶不思議な雰囲気も良好でいいねえ
唯一無二なあの頃の香りがプンプンと漂ってくる
一気にタイムスリップしちゃおう

ドラマーの前田さんによるMC
「残念ながら最後にいきます!・・・・・・・津軽じょんがら節!」
こちらも寺内タケシ&ブルージーンズの作品
青森県の民謡だね
ミスター・テリーの貢献度は絶大だ
それだけ寺内氏は偉大なる存在なんですよ
その後のギター小僧達から多大なるリスペクトを受けているギター界の先駆者
ロシアにツアーで招かれた際には、国賓級の待遇を受けたという話はあまりにも有名で当時大々的に報道もされていました
しみじみと胸の奥深くまで染み入るね
ここまで徹底的に突き詰められたら愉快痛快ですなあ
気持ち良さそうにメロディを奏でながらも手拍子を求めつつ淡々と演奏を続ける面々
ギターをグッと持ち上げてハーモニクス、アーミングから「はっ!」という掛け声も軽快にエネルギッシュ
この辺は百戦錬磨のなせる技
昔取った杵柄とはこのこと
いぶし銀の佇まいはさすがだ
これほどまでに演じきれたらさぞかし気持ちいいんだろうなあ
快感という言葉でしか表現できない・・・・
一瞬たりともその音像から目が離せない
流麗に描き出す情景が衝撃だ
全員が余力を振り絞ってエネルギー全開で燃え尽きたね
汗だくなんだけど、不敵な笑みは絶やさない
目まぐるしい起承転結の臨場感
追随するかのごとく、ギターソロが儚い終焉を告げる
そこから一気呵成に終曲を迎える
自然なアンサンブルは抜群で、バッチリと大団円を迎えた
締め括りはやはり一丸となってのエンディングで決まりさ
ラストにふさわしきせめぎ合いで大騒ぎ
笑顔も素敵だ
見事に大役を果たした

「どうも今日はありがとうございました
まだまだ、この後もイベントは続きますよ
最後までゆっくりと気軽に楽しんでいってください
本日はお誘いいただきましてありがとうございました!
あ!?これからもこのステージに出たいので、どうぞ、今後共よろしくお願いします
((´∀`*))
興味のある方はぜひともお越しくださいませ
また、ライブイベントの話もあれば、どこでも駆け付けますよ(笑)!!」

このライブを観ていてマサは羨む
・・・ああ・・・
もう大評判
全体が一体となっての凄まじき光景
ライブならではの醍醐味だね
だからこそ、やめられないライブイベント出演
安心で信頼度の高いステージング
怒涛のエレキ・バンド・ショーはあっという間に終了しちゃったさあ

高島ブルージーンズは達成感に満たされて席に戻っていきました
心地よい疲労感も伴って
観客席のあちこちからは賞賛の声が漏れ聞こえてきた
最大級の賛辞が絶え間なく送られていました
それも致し方ないだろうね
正直な感想なんだもん
完全燃焼でライブは終了
中身は十分にエキサイティング

本当にお疲れ様でした
感謝感激雨あられだよ((´∀`*))

当たり前だけど、今さらながらに上手いなあ・・・・

司会進行役の斎藤氏も興奮したままでマイクを手に豪快なるアナウンス
「ありがとうございました
高島ブルージ―ンズの皆さんにもう一度盛大なる拍手をおねがいします!」
惜しみない歓声があちこちから飛び交う

タイミングを見計らったかのように緞帳が降ろされた

真っ白な灰になって燃え果てた
やれるだけのことはやりつくした
満足感に満ち溢れたメンバーらを見れば、それも一目瞭然
熱気ムンムンの渦
すぐにでもまた、ステージに戻ってきたいなあ、という表情を浮かべていた
ソフトドリンクがすこぶる美味しいだろう!!
このユニットの今後の大躍進にも期待していますよ!
ひじょうに器用な連中だけに、まだまだ秘密兵器を忍ばせているのでしょう
まあ、それは次回のお楽しみとして取っておきましょう!((´∀`*))
もう一度、ぜひとも見てみたいバンドでした

今後益々の成長にすこぶる期待しちゃおう
とりあえずは往年のサウンド体験はこれにて無事終了だ
素晴らしいひと時を過ごしちゃったよ

あまりにも熱狂し過ぎて、世の憂さもあっさりと吹き飛んじゃいそうだ
5人も後のイベントライブを堪能していましたよ
とっても熱心で、研究に没頭していたところは感心だ
そうなんだよねえ・・・・
この日のライブは何から何までもが大収穫だよ・・・・((´∀`*))

さて、様々なロック、ポップにと多彩なるジャンルのバンドが目白押しで、長丁場、入れ替わり立ち代わりにエネルギッシュなプレイを披露してくれますよ
それぞれに目指す音楽は違えど、拘り抜かれたポリシーは誠実に貫かれています
ぜひとも最後の瞬間まで、このひと時を満喫していってください!!

前半戦はここまで
****この熱量そのままにお次も負けてはいられません
また違った意味で泣いても笑っても、大御所勢だあ~~・・・・・・!!!!
こいつらもクセモノ連中故に、ゾクゾクとしちゃうね((´∀`*))
これまた異色のバンドで参上しますよ!!
いってみよう!!****
・・・・((´∀`))

会場に流れるBGMは・・・・
トム・ジョーンズ「デライラ」
スプリームス「ストップ・イン・ザ・ネーム・オブ・ラブ」
ボーイズ・タウン・ギャング「君の瞳に恋してる」
近年復活したABBA で「チキチータ」
マーヴィン・ゲイ「ホワッツ・ゴーイン・オン」
10CC「アイム・ノット・イン・ラブ」
グラス・ルーツ「恋は二人のハーモニー」
サンタナ「君に捧げるサンバ」
 
****
お待たせしました
泣いても笑っても残り5バンドだよ((´∀`))
そして、どこでやっても浮きまくりの(良い意味で)THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITYは最後の登場だ!
骨太の熱いブラスロック魂が小樽全域に轟き渡る!!****
 
 
 
 
 




















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VOL,218 小樽市文化祭 SPECIAL LIVE STAGE5 小樽市民会館(シュガーレス編)

2024-11-11 11:30:01 | Live Set List
****このライブレポートって、意外にも根強いファンがいるのですよ
チェックも中々に手厳しく、叱咤激励を日々受けております
今後とも、どうぞお手柔らかに
もちろん果てしなく書き進めていくよん!!
( `・∀・´)ノヨロシク・・・・****

まずはステージ上にセットされている機材類の紹介をします
ドラムセットはシルバーシェルのパール
モニターはJBLが4台前面の各所に設置されている
ギターアンプは3台
赤いツィードのフェンダー、そしてマーシャル・バルブ・ステート、ピーヴィー
それらを支える黒い斜めの専用スタンドはフェンダー製
キーボード用アンプはベリンガーとローランドのJCシリーズ
ベースアンプはご存じのスピーカーはピーヴィー、ヘッドはA-35ハートキーシステムMODEL HA-350WATTS

早くも熱気を帯びはじめた会場内に絶えず流れ続けているノリノリのBGM
めっちゃムード満点
B’Zのスーパー・ギタリスト、タック松本の「ミュージック・ステーション」でお馴染みのかっこいいテーマソングも壮大に飛び出した
他にもご機嫌な音楽がこれでもかあ、というほどにあふれ出てくる 
アイム・セクシー(ロッド・スチュワート)、セレブレーション(クール&ザ・ギャング、ドゥ・ゼイ・ノウ・イッツ・クリスマス?(バンド・エイド)、シャウト(ティアーズ・フォー・フィアーズ)、ファンキー・タウン(リップス)、ミスティー・ハート(クオーターフラッシュ)チキチータ(アバ),ギミ―ギミーギミー(アバ)、ショー・ミー・ザ・ウェイ(ピーター・フランプトン)、オールナイト・ロング(レインボウ)、愛ある限り(キャプテン&テニール)、ボーン・トウ・ビー・ワイルド(ステッペン・ウルフ)、スイング・アウト・シスター(ブレイクアウト)、ヴェンチャーズ(10番街の殺人)、バグルス(ラジオ・スターの悲劇)、オリジナル・キャスト(ミスター・マンディ)、レインボウ(アイ・サレンダー)、ザ・ビートルズ(レボリューション)&(アイ・フィール・ファイン)、ストーリーズ(ブラザールイ)、ハイヤー・ラブ(スティーブ・ウインウッド)、ドント・クライ(ASIA)・・・・

我らがSTAはオオトリ
このブログの主役故最後にタップリとお届けしますよ
というわけでして、それでは皆さん、目いっぱいにゾクゾクと陶酔してね~~!!
覚悟のほうはいいかな!?****

****さあ、もう3バンド目の時間となりました
気分は高揚するんだからねえ


それでは景気よくライブレポートに突入と参りましょうか!
心行くまで楽しんじゃおう
もう下手な屁理屈抜きにして、それっきゃない!!

お次の番だよ
時間の方は相変わらず多少押し気味での進行

****このライブ・レポートももちろん果てしなく書き進めていくよん!!
目いっぱいにゾクゾクと陶酔してね~~!!****

3番手には勿体ないくらい・・・・
そんなプレッシャーなんか、余裕と貫禄で軽く吹き飛ばしちゃった最早お馴染みのベテラン勢の登場だ

13:05~13:25
「シュガーレス」
(安全地帯のカバーバンド)
男女混合、札幌からの出演で6人編成
この日出演したバンド中一番のいぶし銀路線
まあ、それは間違いない
小樽界隈における音楽イベントの常連組
キョンキョンに聞いてみたところ、シュガーレスは「浅草橋」、「そして「北風ピープー」「アズマッシーズ」などは北運河と分けていたそうだ
う~~む・・・・至極納得しちゃったさ
奥の深い采配・・・・
だから、8月25日(日)の北運河でも「シュガーレス」を見たばかりなのでいつも対バンをしているような錯覚に陥ってしまった
まあ、メンバー達は膨大に掛け持ちをしているからねえ
混乱をきたしてしまったさ・・・(-_-;)

つまりは不定期ながらも、ちょくちょくと顔を合わせている仲さ(夏には還暦セッション大会でもお世話になったばかりさ(´∀`*))
このバンドとマサとの付き合いも相当に長い
なんたって10年を軽く超えてるもんね

面白いのは最初の頃は必ず小樽ライブイベントで対バンしていたということ(だから勝手に私は小樽のバンドだと思い込んでいたくらい)

それを切っ掛けに親しくなってからは「STA企画リブレーション」にもたびたび参加してくれるようになりました。

だから、ステージングの細部までをも知り尽くしているつもりだったんだけど、今回は新たな趣向を加味させてきたようだ

なるほどなあ・・・したたかなる猛者集団
そして、近年のセット・リスト中、毎ステージごとに、だぶりは数曲のみという妥協なき徹底ぶり
一体全体、彼らの持ち曲ってどれだけあるんだい!!??
だからこそかえって新鮮この上ない展開が初々しかったんだけどね
次から次へと名曲群が炸裂する様はとっても心地よい
今後も、彼等の活躍には期待大
楽しみがまた一つ増えたよ
これもライブイベントならではの醍醐味です
ライブの前後にメンバー達とけっこう談笑する機会があったんだけど気さくな連中
世代の壁なんて全く関係ない
一瞬で打ち解けて熱く会話も弾むって塩梅
羨ましい関係でしょう( ´艸`)
そんなことも含め盛り上がってしまったさあ

もはや彼らに関しては説明不要なんだよね
ここで、ひと際ユニークなる、このバンド名の由来を説明します(もう既にけっこう浸透してはいるんだけれども・・・・)
「世の中そんなに甘くない
健康の事を考えて、砂糖を控えめにする」という意味なんだそうです
人を食ったようなセンスあふれる意味を含んでいるのだ
ちょっと聞いた感じでは非常にロックっぽいバンド名なんだけど、その実態は大違いでとってもユーモラス

開場直前までみっちりと熱心にサウンドチェックを重ねていたシュガーレス
各自それぞれに個性的でカッコいい奴ら
往年のジャパニーズポップ・ソングを披露
これが全曲マサのドツボにはまった
どれもこれも大好きなナンバーなんだもんなあ
(個人的には数曲演奏した曲もあり)
なるほど・・・と頷ける内容でした((´∀`))

ここ数年は、以前ほどにはあまりご一緒する機会が激減しているような気がしていたんだけど、それも単なる思い過ごしだったようだ
まあ、コロナ禍もあったことだしなあ・・・・
実際には、別のプロジェクトでもある「テケテケ」「アズマッシーズ」「北風ピープー」「ちむどんどん」などを見ていたからだね、多分
そんなわけでして、再度アクティブに活動を本格化するようだ
頼もしい限りさ
(調べてみたら、ただ単にイベント参加の曜日違いでニアミスしていただけのようで、ずっと元気に活動中だったとのこと!
今後も何かと面白そうな趣向を凝らしてくれることでしょう((´∀`))

このバンド、この日はもう、メンバー達がマスクを装着していなかった
ちょっと前までならば、厳重に感染対策を施していたんだけど、こういう姿を見ていると、ああ・・・世の中が以前のように平穏な日々に戻ってきたんだなあ、と痛感した次第

それではシュガーレス6人の皆さんを紹介します!
(以前はエレキギターがツインだった)

中心人物でセンター・フロントをキープしているのは、もちろんトップの「ちむどんどん」に引き続きの出演での花形タッキー
(VO&いつもの愛器オベーション・アコースティック・ギター
ブラウン・サンバーストのボディカラー
白い帽子と黒眼鏡とパンツがよくお似合い)
派手な柄のアロハシャツ姿が涼しそう
どこで買ったんだろうか・・・?
マサはずっと興味津々なんだけどなあ・・・・
とっても好みのデザインだよん

ベーシスト&コーラスは伊達男のトッシーくん
相棒のブラックボディ・ヘッドレスベースで時にはサムピッキング・プレイが飛び出すテクニシャン
これはフェルナンデスだよん
(今年の7月、残念なことに倒産報道された・・・何かとお世話になったメーカーだけに哀しいなあ・・・)
長年、これ一本で貫き通す心意気が素晴らしい
彼も渋い白のTシャツ&キャップとジーンズ、ラフな花柄shirtにスニーカーというラフなスタイルで決めている
この日、会場の入り口でトッシーに呼び止められたマサは談笑を交わした

頑強なるドラマーは、アスリートとしての顔も持つ伝説的存在のアキタヤ・エージくん
引き締まった筋骨隆々の逞しい肉体を誇示するが如く、目にも鮮やかなる黒色のシャツ姿がすこぶるカッコいい
全身を黒で統一するという潔さがとっても凛々しい
心優しきナイスガイ

黒の帽子とサングラスがトレードマークのエレキギター&コーラスはリーダーのコダマッチ
(レスポールスタンダード、ボディカラーはチェリー・サンバーストのギターを使用していました)
ストラップもオシャレなデザインの赤色で統一
目にも鮮やかなるアーニーボール製品
爽やかなブルー系のチェック柄shirt(胸には燦然と描かれたハードロックカフェのロゴ)とジーンズというイデタチ

キーボード&コーラスは、毎度おなじみの我らが姉御キョンキョン
眼鏡を装着して上手ポジションに陣取る
タッキー同様にトップの「ちむどんどん」にも出演を果たしていたアクティブなレディ
縞柄シャツにグッとシックな黒いワンピース・ファッションなのが1ポイント
ローランドJUNO-DSを使用
ヘッドセット・マイクロフォンを装着
スタンディングでプレイするというのが彼女のスタイル

そしてもう一人、花が増えた
同じくキーボード(YAMAHA MX)担当のノリちゃんも、仲良くキョンキョンのならってのスタンディング・プレイ
フリル柄のシャツ姿に黒パンツがミステリアスな雰囲気を醸し出している
ちなみにノリちゃんも、ヘッドセットマイクにてコーラスを担当していました
・・・という布陣

各自それぞれに好みの衣装やアクセサリーなどをワイルドに着込んで自由きままに楽しんでいましたよ

そろそろ客席もほどよく埋ってきたね
熱気も徐々に高まってきている

この会場でのライブは、今のところ、すべてにおいて順調だよ
動員数、スタッフ、対バン、そしてオーディエンスなどなど・・・・
雨の予報、客入りをとっても危惧していたんだけど、そんなこと
全くの取り越し苦労だったようだ
良かったね!

そんな彼らから、元気いっぱいなメッセージが届いています
「2006年3月に結成、フォークソングを中心としたアコギ2台で、男性2名、女性2名のアコースティックグループとして誕生
7月にドラムとベースが加入して安全地帯のコピーを演奏するようになる
女性メンバーがキーボードを弾くようになり、その後、キーボードがもう1台とダンサーも加入して、現在の活動に至ります
今年で結成18周年
20周年まであと2年
皆さん、今後共、応援のほどよろしくお願いいたします!」
う~~む、歴史が深いなあ・・・・。

というわけでして、観客動員数は圧倒的に1番を誇るシュガーレス!
だって好男子タッキーと熟女キョンキョンだけで、毎回軽く50人は動員できるそうだ
開演直後に「もう呼んだお客さん達が来てくれているよ」と教えてくれた
素晴らしい人脈とファン層
会場の中央席で、今か今かと待ちきれない表情で盛大に賑わっていました
超ド派手に光輝く内輪があちこちで振られているよ
最早お馴染みの光景

夏に引き続きシュガーレス・ファミリーのジョージさんもこの日、しっかりと専属カメラマンとして来場していたよ
(午前中のロビーにてマサは偶然にも真横で遭遇したものだからご挨拶させていただきました
何度も、こういう場所で会うんだよね!!)
な、な、何としっかりSTAの写真と映像も撮ってくれた
YouTubeにもアップしていただきました
ありがたいこと、この上ない
音楽はもちろんのこと、人生経験においても大先輩
「ジョージ」って本名なんだよ
改めて直接に確認させてもらいましたもん
生まれた時からロッカー然としていたんだなあ
羨ましい・・・・・
マサが最近、皮パンをやめてジーンズを履いていることを指摘されちゃった
「スミマセン・・・中々気に入った皮パンが見つからないもので・・・」
でも最近は「ジーンズ姿もいいものだね」とニンマリされちゃった
・・・・ホッ・・・
そのジョージさんは相変わらず若々しく、グリーンのキャップ、真っ赤なTシャツとスパッツ姿でした
胸には「ギブソン」のロゴが描かれている
このスタイルは見習わないとなあ・・・(;^_^A
ライブレポートもその都度必ず愛読してくれているとのこと
長文がしんどいらしいけれどね・・・・(-_-;)
あ!そうそう・・・・9月にマサが見に行ったシカゴ公演やグッズにも狂喜乱舞してくれました

前置きが大変長くなってしまいました
早速いってみましょう!!

ステージの入れ替えにはたっぷりと10分が用意されている
・・・・(-_-;)
サウンドチェックをとうに終えてセッティングは完了しているので十分に余裕があります

はい、さてさて、皆さま、準備万端整いましたよん
さあ、そろそろ参りましょうか!!
満を持しての幕開け
詳細なるライブレポートをお送りしていきたいと思います

主催兼司会進行役の斉藤さんが、舞台袖の下手内からマイクを手に声高らかにアナウンス
「一人も欠けることなく18年目を迎えました
記念すべき20周年まで早いものであと2年
盛大なる応援をよろしくお願いいたします
それでは毎度おなじみ、シュガーレスの皆さんです!
どうぞ!」
ヒストリーをさりげなあくアピールすることもしっかりと怠らないところはさすがだ!((´∀`))
なんまらと力が漲ってきたぞ

ARE YOU READY!?
OH!YEAH,
HEY!
LET'S GO!

バンドは万雷の拍手によって迎えられた
写真で見てもおわかりでしょう
いよっ、待ってました
オーラが半端ない
息つく島もあたえてくれない
悪しからず・・・(-_-;)

パワフルなイントロに導かれていよいよ始まった
タッキーが思いっきりのシャウト「シュガーレス!」からのタイトルコール!
史上空前永遠の大ヒット曲「ワインレッドの心」で華々しく幕開け
おお!!
序盤から飛び出したのがこれかあ
開始の狼煙は情け容赦なき掟破りの波状攻撃で火を噴いた
開巻から惜しげもなく取り上げる金字塔
なんという自信のあらわれでしょう
秋田谷くんによる力強いハイハット・カウントから巧みなリムショットに連結する
千手観音のような手数王に目が釘付け
余裕と貫禄漲る極めつけのパフォーマンスを次から次へと展開するものだから一時たりとも気を抜けない

男気に満ち溢れる、骨太なジャパニーズ・ポップ・ビートが炸裂!

激しく火傷しそうなくらいに燃え盛るエナジーの虜

これは、4枚目のシングル
不動の人気を決定的づけた燦然と輝き続ける代表作品だ
1983年11月25日リリース
週間オリコンチャート&ザ・トップテンでは堂々の初1位を記録!
アルバム「安全地帯Ⅱ」に収録
売り上げ枚数は71,4万枚
シンガーソングライター玉置浩二の底力を見せつけられたようなアンセム
作詞は盟友・井上陽水!
プロデュースとアレンジは大御所・星勝
どれだけ多くの人々がこの曲に励まされ泣かされ恋焦がれて嫉妬したことでしょうか・・・・
大人の男女間に揺らめく危険な恋模様を芸術的に描きあげている
これこそプロフェッショナル・ワールドの極致で決定打
それまで何故だかヒットに恵まれていなかった安全地帯・・・・・
玉置浩二氏本人が「歌謡曲っぽくて売れそうな感じの曲」を目指して生み出したという曰く付きで大当たりの傑作
さすがのシュガーレスも、この凄いターニング・ポイントだけは絶対に外すことは許されないね((´∀`*))
これをやらなきゃあ、ステージを降りることは許されない
熱狂的なるファン達から怒られちゃうよん
まあ、玉置浩二の曲ならば、どこに組み込んでも全く違和感はないけれども・・・・
いかにも臨場感を煽るべく仕組まれたような設定の作りは申し分なしだ
普段オフステージでは,おとなしくてにこやかなタッキーも、ステージでは、男の色香が匂い立つほどにダンディーなふるまい
サビのパートでも遊び心も交えて、粋なくらいに決まっている
シュガーレスもスピード感あふれる迫力のプレイで聞き手に極上の刺激を注入してくれたよ
大手を振って皆で大合唱!

これ1曲でコアなオーディエンスのハートをも一瞬で鷲掴み

「ハイ!
ありがとうございます
シュガーレスです
こんにちは!!・・・・て、これでシーンとされたらいたたまれないよねえ‥‥(-_-;)
今日はお忙しい中をこんなにもたくさん集まっていただきまして感謝しています
だからこそ、ついつい力が入ってしまう
全然、大丈夫じゃない!!?
精神的にもつまらない話をしてしまうからついへこんでしまうよ
だって、このステージは滅茶苦茶に広いんだもん
もう年なのかなあ・・・・?」
間髪入れずに客席から・・・・
「可愛い!!」
「あはは・・・・(-_-;)」
すかさず会場のあちこちから
「タッキー!!」
「キョウコちゃ~~ん!!」と歓声が飛び交う
・・・・・・・・((´∀`))

2曲目は甘美に切ない「マスカレード」

1984年7月25日発表のヒット曲

6枚目のシングル

オリコンチャートでは最高ランキング59位を記録

同年5月1日発売のセカンド・オリジナル・アルバム「安全地帯Ⅱ」4曲目に収録

セカンド・ナンバーにはもってこいの采配だね
多彩な表情による珠玉のゴージャス・ナンバーですよ
一切遠慮ない号砲が豪快に解き放たれた
エナジー溢れるほどエレキギターによる斬新なメロディも、グイグイと圧倒的に迫ってくる

イントロのエレキギターによるメロディも官能的

さすがベテラン勢だけにエンジンも全開でフルスロットル

ゴージャスゆえに、際立つサウンド・ヴァリエーションの彩も豊か

ツイン・キーボードにコーラスも充実しているもんね

全体を包み込むように奏でられるシンセサイザーの定番音色が心地よい

この時の、会場内はとってもゴキゲンモードだ

抑揚の付け方も絶品の音像を構築

 ドラムもタイトなボトムラインでしっかりと牽引

転調後も強引なまでにノリノリで引きずり込んでくるパフォーマンスは、なるほど勉強になります

しっとりとした、お約束バラードもノスタルジックで出色の出来栄え

レッドゾーンも振り切れ寸前
漲る絶妙のエナジーも大量に放射

タッキーによるMC
「会場が暗いのでよく見えないのですよ・・・・(-_-;)
かろうじてネオンのスティックを持参してくれている4人が確認できる程度・・・
多分、全席満席のソールドアウトなのでしょうねえ・・・・((´∀`))
(後方上段の席以降は着席利用は厳禁の張り紙と長いロープが張りめぐらされていた)
拍手の具合で人数がよくわかります((´∀`))
(と、ここでキョンキョンがキーボードの音を鳴り響かせた!)
何ですか!!??
いきなり!
もうやめろということかいな!!??・・・」
キョンキョンにMCをバトンタッチ
「ちょっと喋れる状況ではないのですが・・・・
(ゴホゴホと咳込む・・・・)
今年も残すところ、あともう少しだから頑張っていこうかな!
次の曲もシットリ系で・・・・・
あなたに・・・・・」
1984年5月1日リリースのセカンドアルバム「安全地帯Ⅱ(オリコンチャートでは最高ランキング2位を記録)」5曲目に収録
シングルカットはなし
しかし隠れた傑作としてうるさ型の通には今でも根強い人気があります

ドラマティックなストーリーに誰もが思わずグッと聞き入ってしまいます
言葉を失うほどの雰囲気に不覚にも引き込まれてしまった
タッキーの真骨頂
彼の奥行きのある魂の熱唱は最高だ
このムーディーなイメージ・・・・油断も隙もありゃあしない
それはストイック過ぎるバッキングにも言えること
これでもかあ、というほどに泣きのシリアスなフレーズがエモーショナルに響き渡る
5度のギター・コードによる刻みとアルペジオ
正に贅沢な黄金のパターン
追随して歌に合わせた最高のギターのオブリがツボにはまる
「キュイーン(^^♪」との鋭いチョーキングの高音が伸びやかに轟きわたって息の根を止められる
ああ・・・あまりにも残酷過ぎる快楽よ
一切の出し惜しみはなし
恋する男のやるせない、狂おしく胸を締め付けられるような想いを表現している内容
熱狂してハイになったオーディエンスが星形のタンバリンを無心になって猛烈な叩き込みを繰り広げる
タイトでストレートでシンプルな構成による進行だけどパーフェクトなアレンジには非の打ちどころがない
繊細なピアノのリフにのって心の襞に囁きかけるようなハーモニクスや細かい速弾きを織り交ぜ、粘っこく煽る極控えめなオーバードライブが効果てきめん
ダイナミックにフレットボード上を移動しながら、アームや指先でのビブラートを全開に聞かせる
息が詰まるほど気恥ずかしいくらい淡々と情感を込めて歌い紡ぐ美しいタッキーの声
濃厚なる十八番の世界観をたっぷりと味わってくれたまえよ
生々しいほどに共感すること間違いなし
絶対的に保障しますよ
超絶ときめきドキドキラブソングに最早お手上げさ
たまりませんなあ
切なくも痺れるバランス感覚だねえ・・・・
迂闊にも鋼の涙腺も決壊寸前
ご本家の玉置浩二も顔負けな勢い、とまで言ったらちょっと言い過ぎかな
身を任せて珠玉のメロディに浸りきってみるというのも一興かと・・・・・
いやが上にも興奮を煽るという塩梅だ
我を忘れたかのように観客が口笛をピーピーと吹き鳴らす

「客席からのその声・・・・誰なのかはようくわかりますよ((´∀`))
手に持っているライトではじめっから見抜いていたんだからねえ
それにしても観客の動員数が気になるなあ・・・・
次の曲で最後です・・・・」

ジョージさんが最前列のベストポジションにて激写を繰り広げている…と思っていたら、それに飽き足らずマサの元へとやってきたさ
「よくよく考えてみたら、自分がシュガーレスのライブ中に写っているのがないことに気づいたよ
手伝ってよ!」
お安い御用です
マサは即座にジョージさんと熱演を繰り広げているシュガーレスを縦から横からと一緒に写真へと収めた
浅草橋オールディズナイト、北運河サウンドエナジーに引き続き、少しはお役に立てたかな((´∀`))

ここで・・・・一息入れてのタッキーによるユニークなメンバー紹介
懇切丁寧に一人一人を指さしてのアナウンス
((´∀`))
ほっこりとした仲良しムードが伝わってくるシーン

「オンドラム、アキタヤエイジ!!」
ハイハットによる4カウント
バスドラムが正確なテンポで踏み鳴らされる
いつも以上に力が漲っているようだ
そこからリズムセクションの相棒でもあるベースがリズミックなるオクターブ奏法で被さり、フランジャー効果を施したギターから、お約束のラスト・ナンバーは「真夜中すぎの恋」へと雪崩込む

1984年4月16日発売の安全地帯による5枚目スタンダード・シングル
アルバム「安全地帯Ⅱ」に収録
陽水&玉置浩二による共作
なぜだかオリコンチャートでは20位なんだね、不思議だ
名曲中の名曲なのに
まあ、チャートなんて単なる一つの目安にしか過ぎないんだけどね
しかし、いつ聞いても、中々にオシャレな歌詞だ
タッキーは最前列中央に陣取る女性ファンを直々に指さして「美しくなれ~♪」と演出効果を狙う
張り切って元気一杯
綺麗で煌びやかな広いステージだけにね
互いに息を合わせてジャンプしてみたり、ドラムに駆け寄ったり、両手を高々と振り上げてみたり、両サイドの弦楽器プレイヤーと絡んでみたりと縦横無尽の活躍
ドラマーは、時にはセーブ気味に全体を盛り立てる典型的職人派
やっぱり、歌ものバンド・アンサンブルは、こうでなくっちゃあねえ
究極の御手本ともいえる
ゴージャスな編成ゆえに、ヴァリエーションも豊か
少し早めのビートで繰り広げられる重厚なコーラスとの掛け合いやギター
それに呼応するかのように各メンバーが順々にソロを駆使してバトンを受け継いでいく
声援も盛大にかかります・・・・・
余力を振り絞って、一丸となってのお祭り騒ぎにいつの間にか金縛り
汗飛び散らせての、はじけまくり
ノリノリでキャッチーなリズム・アクセントに、誰もがアドレナリン噴出しての狂喜乱舞状態
この一体感こそが、ライブならではの醍醐味
もう、たまりませんなあ!
こうなりゃあ、くだらない能書きなんか消し飛んで粉砕
ドッカ―ン
引っ張りに引っ張ったエンディングで、見事フィナーレを迎えた
「さようなら~~!!」
バッチリとまとまりのある所を見せつけてくれましたよ
天井高く華麗にはじけ飛んだ
硬軟取り混ぜた巧妙なる安全地帯ショーに、誰もがやられっぱなしだったね
十分に納得のゆくまでやれたかな

エキサイトした司会の斉藤さん
「WOW!!
とってもいいなあ
ありがとうございました
シュガーレスの皆さんでした!!
もう一度、盛大なる拍手をお願いいたします
プチ情報です
ドラムの秋田谷君は中学生の時、陸上の長距離ランナーを務めていて小樽チャンピオンに輝いていたのですよ
バスケットなどもこなすマルチなスポーツマン」
会場中から驚きの声が沸き上がったのは当然だ

完全燃焼でライブは終了
心地良い疲労感に満たされて、メンバー達はステージを後にしました
「見違えるほどに怒涛のステージングだ」とライブ後、タッキーに下手袖でコメントすると「やはりライブだからねえ」とまんざらでもないような不敵な笑みを浮かべていた

真っ白な灰になって燃え果てた
やれるだけのことはやりつくした
満足感に溢れたメンバーらを見れば、それも一目瞭然
熱気ムンムンに心地よい汗を流せたね
すぐにでもまた、ステージに戻ってきたいなあ、という表情を浮かべていた
ひじょうに器用な連中だけに、まだまだ隠し玉を忍ばせているのでしょう
まあ、それは次回のお楽しみとして取っておきましょう!((´∀`*))
もう一度、ぜひとも見てみたいバンドでした

****本当にお疲れ様でした!!!
今回のライブも大団円!!
ステージ後、方々からメンバー達は称賛を受けていました
大賛辞をたまわりつつ上機嫌
あまりにも熱狂し過ぎて、世の憂さもあっさりと吹き飛んじゃいそうだ
6人も長丁場イベントライブを堪能していましたよ
とっても熱心で、研究に没頭していたところは感心しきりだ
そうなんだよねえ・・・・この日のライブは何から何までもが大収穫だよ
豪華な凄腕が目白押しだしねえ・・・・((´∀`*))

・・・・((´∀`))

さあ、いよいよお次に控えしはまた違った意味で泣いても笑っても、大御所勢の彼らだあ~~・・・・・・!!!!
こいつらもクセモノ連中故に、ゾクゾクとしちゃうね((´∀`*))****

会場に流れるBGMは・・・・
トム・ジョーンズ「デライラ」
エルトン・ジョン「クロコダイル・ロック」
ザ・ビートルズ「ヒア・カムズ・ザ・サン」
そして大人のデュエット・ソングのダイアナ・ロス&ライオネル・リッチー「エンドレス・ラブ」でズバリと決まり






















コメント
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VOL,218 小樽市文化祭 SPECIAL LIVE STAGE5 小樽市民会館(蝦夷紫編)

2024-11-10 21:40:14 | Live Set List
****このライブレポートって、意外にも根強いファンがいるのですよ
チェックも中々に手厳しく、叱咤激励を日々受けております
今後とも、どうぞお手柔らかに
もちろん果てしなく書き進めていくよん!!
( `・∀・´)ノヨロシク・・・・****

まずはステージ上にセットされている機材類の紹介をします
ドラムセットはシルバーシェルのパール
モニターはJBLが4台前面の各所に設置されている
ギターアンプは3台
赤いツィードのフェンダー、そしてマーシャル・バルブ・ステート、ピーヴィー
それらを支える黒い斜めの専用スタンドはフェンダー製
キーボード用アンプはベリンガーとローランドのJCシリーズ
ベースアンプはご存じのスピーカーはピーヴィー、ヘッドはA-35ハートキーシステムMODEL HA-350WATTS

早くも熱気を帯びはじめた会場内に絶えず流れ続けているノリノリのBGM
めっちゃムード満点
B’Zのスーパー・ギタリスト、タック松本の「ミュージック・ステーション」でお馴染みのかっこいいテーマソングも壮大に飛び出した
他にもご機嫌な音楽がこれでもかあ、というほどにあふれ出てくる 
アイム・セクシー(ロッド・スチュワート)、シャウト(ティアーズ・フォー・フィアーズ)、ファンキー・タウン(リップス)、ミスティー・ハート(クオーターフラッシュ)チキチータ(アバ),ギミ―ギミーギミー(アバ)、ショー・ミー・ザ・ウェイ(ピーター・フランプトン)、オールナイト・ロング(レインボウ)、愛ある限り(キャプテン&テニール)、ボーン・トウ・ビー・ワイルド(ステッペン・ウルフ)、スイング・アウト・シスター(ブレイクアウト)、ヴェンチャーズ(10番街の殺人)、バグルス(ラジオ・スターの悲劇)、オリジナル・キャスト(ミスター・マンディ)、レインボウ(アイ・サレンダー)、ザ・ビートルズ(レボリューション)&(アイ・フィール・ファイン)、ストーリーズ(ブラザールイ)、ハイヤー・ラブ(スティーブ・ウインウッド)、ドント・クライ(ASIA)・・・・

はい!
我らがSTAはオオトリ
このブログの主役故最後にタップリとお届けしますよ
というわけでして、それでは皆さん、目いっぱいにゾクゾクと陶酔してね~~!!
覚悟のほうはいいかな!?****

****さあ、もう2バンド目の時間となりました。
この日、一番ヘヴィな爆音サウンドを豪快に目いっぱい轟かせてくれましたよ
しかも唯一の全員が骨太の野郎集団
心して臨んでくれたまえ!!それではスタート!!****

「蝦夷紫」
紫のコピー
12:35~12:55

彼等を見るのは超ひさしぶりさ
記録を紐解いてみたらば2021年10月3日の小樽ゴールドストーン以来
ずいぶんとご無沙汰だったなあ・・・・・

さてさて、皆さま、北海道だから「蝦夷」
それに引っ掛けて古くから食卓の美味しい素朴なおかずとしてお馴染みの「江戸紫」改め「蝦夷紫」
なるほど、愉快痛快だ
道産子ならではのナイスなセンスみなぎる命名力
・・・・そう噂の「蝦夷紫」だ
泣く子も失禁しちゃうという強力なるプロジェクト
この手のイベントにはなくてはならない名物男、彦ちゃんの発案で生まれたのさ
遂に長年の夢が実現したんだね・・・・ワクワクもの
以前からずっとこのバンドの構想は公に発表されていたのですが、コロナ禍の影響にてずっと棚上げされていたのです
もっと早くにガンガンとライブを演じているはずだったのに・・・・・ご多分に漏れず蝦夷紫もずっと二の足を踏むことになったのだ
しかし、2020年にやっと動きが活発化
めでたく本番を迎えられたというわけ
嬉しいねえ
感無量のことでしょう
良かった、良かった

だからこそ今回は貴重なるライブだよね。
そう、往年のジャパニーズロックファンたちならば、知らない人はいないでしょう
70年代に、日本中を席巻した、その名も「紫」
もはや伝説と化していますね
ブリティッシュ様式美ハードロックの元祖、ディープ・パープルを彷彿とさせるサウンド構成
正に日本のディープ・パープル」がキャッチコピーだった
誰もがイロメキだったさあ
実は現在でも熱狂的ファンが多いのだ
まだ本格派ロックが日本において確立されていなかった時代
地元では人気&実力ともに筋金入りの紫が、いきなり本土へ勢いよく殴り込みをかけてきたわけだ
そして格の違いをこれでもかあ、というほどに見せつけてくれた
そりゃあ話題独占状態でしたよ
そして荒れ狂うハリケーンのごとく、アッという間に去って行ってしまった
隠れマニアは異常なほどの数が存在しています
かくいう私もその中の一人なんですがね・・・・(笑)
幾度もの再結成を経てメンバー達の数人は現役で頑張っています
(本家はな、な、何と結成50年目を迎えた!!)
今年の浅草橋会場のテント内で斎藤さん、ヒコちゃん、マサとでその話題になった時「蝦夷紫」の小樽イベント出演の話が出た

おお!!
照明も紫色が中心にド派手に光り輝いている
心憎い演出力だなあ((´∀`))
 
さてさて、6人のメンバー紹介をば・・・
(と言っても皆よく見かける顔ぶれだ)
ギタリストにはその彦ちゃん!
お馴染みのハンチングとサングラス姿
紫のシャツと黒パンツ
(ワイヤレスを使用
愛器は、今回フェルナンデスのブランドでバーニーの色合いも鮮やかなチェリーサンヴァーストLPスタンダードで登場)
十字架のペンダントもポイント高し
ちなみに今回のライブはこのバンドと先の「ちむどんどん」ともう一つ・・・・・相変わらず弾きまくっているんじゃあないかい(笑)
 
本家「紫」同様にツインギター編成です
今回も楽しいよ
華麗なるツインギターだもん!
そのギタリストとはマサと同郷のガスくん
黒いキャップを被っている
メドルムーンや四入囃子の凄腕ギタリスト
彼は最近ウィッシュボーンアッシュのコピーバンドも手掛けています
使用ギターはフェンダーのストラトキャスター
光り輝く3トーンサンバーストで差別化を図る心意気
ローズ指板
 
神々しいくらい仁王立ちのボーカルにはサラサラとしたストレートの長髪が良く似合うトミー
リズムに合わせて華麗に髪を振り乱す姿がバッチリと決まっている。
見るからにガッシリとした体形を誇示するハードロックシンガー然としたルックスだ
強烈に素晴らしくかっこいいねえ(写真参照のこと)
ジーンズに蝦夷紫の紫色のTシャツをラフに着込みマイクスタンドをガッと握りしめ、汗飛び散らせてシャウトするスタイルが見事絵になるクールガイ
メンバー中1番ロッカー然としている
大袈裟な話ではなく真面目に日本のイアンギランさながら(本人はデヴィッド・カヴァーディルの大ファンなんだとか!)
見た目だけではなくヴォーカルスタイルも筋金入りだ
超ハイトーンも彼の持ち味の一部
オフステージでは物静かな佇まいなんだけど、一旦ステージにのぼるとヴィーストに豹変するんだもんな
そのスイッチングON&OFF状態は、とっても勉強になる
実は私が彼を初めて見たのは小樽のジェフベックこと、コバちゃん率いるラルクアンシェルのカバーバンド「ショックス」なのだ
その頃からずっと密かに注目していたんだけど、案の定、蝦夷紫のボーカルに抜擢されていた
以前、じっくりとトミーとマサはお互いの音楽観やバンド論を話し合ってみて早速意気投合
また新たな出会いから派生して面白いことになりそうだよん!!
補足ながらトミーは8年前まで聖飢魔Ⅱのカバーバンドで活動していたそうだ
彼の音楽ルーツの一部が垣間見えた瞬間だ
 
ベースはシンシアのメンバーでもある大御所のアライさん
(ワイヤレス使用
ご存じナチュラルボディのジャズベースを使用
メイプル指板
ちなみにシンシアにはSTAのレディース・ジョンロードことアッキーも数年前まで在籍していました)
驚いたことに渋く髭をたくわえてイメージチェンジを図ってきたよ
ダンディーでお似合い
ガッと大股開きで腰を低く落として構えるいつもの奏法はお馴染み
やはり紫色のエゾムラサキTシャツを着用
 
ドラムスはいつもならばノロちゃんなんだけど、今回はガスくんの盟友フルくんが助っ人に
眼鏡姿
彼がハードロックを叩くのは久しぶりだったみたいだけど、さすが昔取った杵柄だけにいぶし銀のスティックワークで土台をガッシリと支え続けていました
ジャンルはなんでもこなせちゃう才能溢れる器用な奴だ!!
因みにミョウテン君やモッチンもエゾムラサキのサポートをこなしたことがあります
 
そして下手にどっしりと陣取るキーボード
彼を知らない人はいないというほどにワーカホリックな売れっ子で引っ張りだこのキムキムだ
眼鏡姿
椅子の着席してのプレイ
彼は最近ダイエットに成功して、よくそのことをMCでいじられているねえ(その極意を尋ねたら・・・・炭水化物を極力控えることなんだとさ・・・・笑)
驚愕なのはこの日のキムキムは一切スタジオ・リハをしていなくて、正真正銘のぶっつけ本番だったということだ
これは百戦錬磨の彼にしかできない荒業だ
本番中、ソロを演じるごとに徐々にこなれてきて、内心では「よっしゃ~~!!」とほくそ笑んだとのこと
不敵で恐ろしい奴だ
楽器はいつものクロノスではなく、珍しく真っ赤なNORDエレクトロ6STAGE2を使用
(アッキー嬢の取材による
そのアッキーはキムキム不在時に蝦夷紫のサポートを依頼されて取り組んだことがあったらしい
結局はコロナでお流れになったんだけどね)
 彼もこのバンド名入りのTシャツ姿
もちろん紫色
この辺の細かい配慮が彼ららしいところ

それでは前置きが大変長くなりました
やる気満々の意気込みがヒシヒシと伝わってくる采配
期待感にワクワクときめきながらの観戦

ここいらで本編に入りますよ!

・・・・(-_-;)
10分間の転換を経てサウンドチェックもとうに終えた
セッティングも完了しているので十分にゆとりがあります

準備万端整いましたよん
ゴーサインがスタッフへと送られる
さあ、そろそろ参りましょうか!!
荘厳なる本格的な南国ミュージック・ショーの幕開け
詳細なるライブレポートをお送りしていきたいと思います((´∀`))

賑やかなBGMに誘われてマイクを手にした司会者兼主催者の斎藤氏がバンドを懇切丁寧声高らかにアナウンスで導く
((´∀`)ステージの下手から)

「お待たせしました!
毎年恒例、小樽文化祭スペシャルライブVOL,5ですよ
今日はあちこちでライブイベントが開催されている中、こちらを選んでご来場いただきまして本当にありがとうございます
今日はゴージャスなバンドがいっぱい出演しますよ
私は司会進行があるのでバタバタですが・・・(-_-;)
1人でMCを担当させていただきます
私もボーカルなんですけどね・・・・・((´∀`))
演奏に先駆けてちょっと説明させてください
(ここでこの日のイベントの趣旨や注意事項などを説明)
次に控えしバンドは力強いハードなサウンド展開で凄い楽しみですよ
興味津々のジャンルは伝説の紫のカバーが中心
これからもドンドンと活躍の場を広めていきたいそうです
2021年に結成したばかり
応援のほどをよろしくお願いいたします!
それでは蝦夷紫の皆さんです
とことんまで盛り上がってください~~!
どうぞよろしくお願いいたします!!」

緞帳が勢いよく上昇した
(昭和なテイストが満載なデザイン
株にはスポンサー名がずらりと記載されている
バンビ・キャラメル、今井、三つ馬ゴム、北の誉

なんまら力が漲ってきたぞ
ARE YOU READY!?
OH!YEAH,
COME ON BABY
HEY THERE EVERYBODY!
LET'S GO!
HERE WE GO!!

バンドは万雷の拍手によって迎えられた
かなり、緊張感もほぐれてきたようでノリノリのご様子だ
写真で見てもおわかりでしょう
いよっ、待ってました
オーラが半端ない
息つく島もあたえてくれない
悪しからず・・・(-_-;)

軽快なるライブが始まりました
「よろしくお願いします
紫のコピーバンドで蝦夷紫と申します
じゃあいきますか!!」
オープニングは堂々たる必殺チューンで「DOUBLE DEALING WOMAN 」
紫のデビューアルバムからで、そこでもTOPを飾る代表作
圧倒的メガトン級ユニゾンからの幕開け
強烈すぎるくらいの音壁
情け容赦ないくらいに攻撃的なリフが襲いかかってくる
この日の出演バンド中、一番ヘヴィーなこの蝦夷紫
ファン達も・・・・耳栓を装着しながら怒涛のサウンドを最前列にて浴びまくっています( ´艸`)
リズムセクションはプログレッシブ要素の疾走感でアグレッシブに熱演
とにかくボトムが迫力の重低音で埋め尽くされている
私も久しぶりに聞いたこの手のジャンル
やっぱり文句なしに気持ちがいい
下手な屁理屈なんて一切通用しない
おかげさまで心身ともにリフレッシュして若返っちゃったよ
思う存分にワイルドなフレーズを、全身で目いっぱいに堪能しちゃおう

猛然とモニター前に駆け出しソロを弾きまくる彦ちゃんの歪みまくった歯切れのよいギターはいつもの数倍は狂暴だ
足元に設置されたエフェクター操作も匠の技
キムキムのハモンドオルガンもそれに負けじと、濃厚すぎるくらいの音圧でうねりまくって対抗しているよ
理想の図式が展開
ソロもジョンロード風でクラシック臭が抜群
聞けば聞くほどにディープ・パープルからの影響がそこいらに充満していてご機嫌この上ない
当然フューチャーされるのはトミー怒涛のボーカル
まずはご挨拶代わりに軽くぶちかます
強靭なる喉が鋭い武器
スタミナ抜群でなければとてもじゃあないけど、この曲はこなせないよ
アッキー嬢いわく「トミーは本家の紫よりも歌が上手いしイケメンだわ!」とのこと
もうすでにこれ一発でオーディエンスのハートはガッチリと鷲掴み


ヒコちゃんはMCも兼任
「はい、ありがとうございます
先ほども沖縄のバンドが出演していましたがこちらも沖縄
どちらも有名どころを一大網羅していますが、こちらの方はハード
バンド名はご飯の佃煮みたいな名前ですがね((´∀`))

メンバー全員が男臭いロックを基調としたファッションで統一
軟弱なモヤシっ子なんて一瞬で消し飛んじゃうほどに、男の中の男丸出しの無骨さが潔い

トミーにMCのバトンタッチ
「ありがとう!あ~久々のハードロック演奏は疲れますね
音がでかいから難聴になるし・・・・
でも我々は気持ちいいんだよ
いったんやりはじめたらやめられない
ハマってしまう
スタジオ・リハの時にはこのような横並びポジションではなく、グルっと円になります
で、彦さんの正面にキムキムが座っている
彼のそばにギターアンプがあるんだけど、もろに大音量の被害を受ける
あまりにもうるさすぎるから逃げ出しちゃう
それを俺が押さえつけちゃいます(笑)
それも慣れてくると快感になってくるものなんですよ
更にはテンションが上がってくると演奏が走ってきます
速くなる傾向に陥っちゃう
それじゃあスピード違反だってばさあ
おしゃべりばかりしていてもあれなんで、もうそろそろ次の曲に行きます
・・・・・DO WHAT YOU WANT」
これは12インチで発売された曲
(マサは紫のLP,EP,12INCH、オムニバスまで網羅しているのだ!)
とにもかくにも最初から最後まで、息つく隙さえも与えてくれないほどにテンションマックス状態だ
単調な進行に収まらず、予測不能なリズムチェンジも爽快
中間部分でガスくんの奏でるでソロの音色は並みのテクニック程度じゃあ、とてもじゃあないけれども太刀打ちは不可能
狂暴なるグルーヴが音符の塊となって所狭しとばかり、やりたい放題に暴走しまくり
ここではじっくり堪能するというのもありかもだよ
しかしここでも本家ディープパープルに対するオマージュのフレーズが、そこいらじゅうにチラチラと顔をのぞかせているんだから微笑ましい
もろに「ストレンジ・ウーマン」系じゃん((´∀`))
ご丁寧にスローなパートも含めてね
全てにパープル愛が散りばめられているしね
でも、レッド・ツエッペリンやブルースっぽいエッセンスも聞き逃さなかった
そりゃあ、紫の音楽は膨大なるバックボーンがあったから成り立つというもの
パープルのみじゃあ即座に煮詰まってしまうから
隠し味として故郷・沖縄の旋律も備わっているしね

また彦ちゃんのMC
トミーとの和気藹々なやり取りの雰囲気も一興
「どうもです!
(と、ここでアライさんのベースに接続しているケーブルがトラブった・・・・
ミワくんが素早く交換作業)
え!!??・・・大丈夫ですか??
紫といっても
還暦過ぎのおじさん達にしかわからないと思うけどね(笑)
紫は結成50年以上の大御所
紆余曲折を経てもなお、人気は衰えることを知りません
紫が絶頂期の頃はミュージックライフの日本ロックバンド部門に於いて人気投票では第1位でした
バンド名からもわかるとおりに、元々はディープパープルのコピーから始まっています
沖縄には米軍基地がたくさんある
そこでライブ出演すると、当たり前だけど観客はほとんどがアメリカ兵ばっかり
で、演奏が良かったらそれはそれでいいんだけど、出来が悪いと酔っぱらっているからガンガンとビール瓶が飛んでくる
恐いねえ・・・・
そんな中で鍛え上げられたバンドで唯一認められたのが紫だったのだ!
しかもいまだに現役
だからこそ私もあと10年はやってみたい
(と言いつつガッシリと腕を組む・・・・)
やれるかなあ・・???
(拍手喝采!!)
嬉しいなあ
その時にはドローンに乗ってライブ会場にやってきますよ((´∀`))
ここ数年で技術は凄い進化をしていますからね

話を戻して・・・・ぜひ我々も紫をやりたかった
コロナの影響でずっと延び延びになっていたんだけど、やっとここまで辿り着けました
正直な話、ひじょうに光栄ですね
いやあ、長かったです
あまり曲数がない・・・・・・
手探りで・・・・・・ROCK&ROLL NIGHT MARE」
こちらも記念すべきデビューアルバム「紫(1976年4月1日発売)」からで3曲目に収録
キムキムによる荘厳なるハモンドの響きが不気味なくらいに轟き渡る
追随するかのごとく彦ちゃんのギターが自己主張を虎視眈々と図る
見事すぎるくらい着実に足跡を残しているね
ガスくんも札幌ギター界の草分け的存在だけにピッキング、ウォームなコードストロークの一つ一つに説得力がある
デンジャラスでシャープないぶし銀のカッティングは鳥肌もの
ここぞという場面でキムキムによる芸術的なる荘厳なキーボードソロが鍵盤上を滑らかに紡ぎ出す妙にうっとりしちゃって迂闊にも酔いしれてしまうぞ
マイクスタンドを鷲掴みにして斜に構えたり、ハンドマイクに切り替えたりと様々なポーズで喉を震わせるトミーの伸びやかなる雄叫び、驚異の声域、正確無比なる音感とどれをとっても光るものがある
魂の咆哮・・・・・カリスマ的要素に満ち溢れている
フロントセンターのポジションを貫禄たっぷりに陣取っている
本人が語ったところによると「歌詞カードを見ていてもちょっと間違えてしまったよ・・・(´;ω;`)」とのこと
言われなければ全く気付かなかったけどね(笑)

「この曲は好きすぎてついついアクセルが踏まさるさ(北海道弁丸出し)
次の曲で最後です・・・
最後です・・・最後です・・・3回も言ったよ(笑)」
観客もお約束のコール&レスポンスで
「えええ~~~!!(爆笑)」
「最後ということで、地球最後の曲をば
地球の最後はどうなるんだろうか・・・・?
隕石が落ちてくる?
ウィルスが蔓延する・・・・??
まあ、長いこと音楽をやっていると、ちょっとしたキッカケで健康の話題になる
この間も誰が死んだとか
僕らの年代にもなるとみんな次々と死んじゃう・・・・
友達でもしばらく会わないと、あいつどうしているんだろう・・・・?とやたら気になる
たまに会うとホッとしたりしてね
永ちゃんや小田和正のようにいつまでも元気いっぱいに頑張っていきたいと思います
コロナなんかに負けていられないね
ワクチンなんか打つよりもバンド活動をやっているほうが絶対に効果覿面
免疫力のつくワクチンバンドを皆で奨励しましょう
あ、こんな変な事ばかり言ってるとまた怒られるね
目いっぱいに生きていきますのでよろしく!
抹殺されないうちにラストナンバーといきましょうか(笑)・・・・・DOOMS DAY」
上手くおさまりがついたものだ
フィナーレにはもってこいの究極アンセムをセレクション
鳥肌が立つくらいのパーフェクトな流れに戦慄が走った
これはどう見ても「嵐の使者」をお手本にしているね
それは火を見るよりも明らか
より円熟味を増しスケールアップを図る壮大な音絵巻
満を持して隠し玉ともいえる怒涛の旋律が会場中を包み込む
憎いポジションをキープしていたもんだ
これは誰のリクエストかな!?・・・・
やはりヒコちゃんの采配?!
確信犯だね
まるで自分のオリジナルのような振る舞いも様になっている
効果覿面で説得力もたっぷり
このテイストからバックボーンが透けて見え隠れする
言葉を失うほどの美しき調べ
しっとりとクールで不思議な躍動感が漂う
彦ちゃんから阿吽の呼吸でガスくんにソロのバトンタッチ
鋼の涙腺が崩壊寸前さ
それを引き立てるべくナチュラルトーンでプレイするGUSくんも、なかなか的確にコダワリぬいた、いい仕事をしています
尚もエモーショナルに絡みつくギター
テクニカルコンビの佇まいにおもわず息を呑む
バッキングではドッシリと鎮座した岩石のようなドラミング
自由自在に這いずり回るベースライン
トミーは右手を差し出しながら身をよじっての熱演
発音も感情表現も非の打ちどころがないヴォーカル
締め括りはキムキムが満を持しての鍵盤さばき
空間をミステリアスに浮遊するキーボード
益々の活況を醸しだしています
ゾクゾクしてきて目が点になっちゃいました
これほどまでに演じきれたらさぞかし気持ちいいんだろうなあ
快感という言葉でしか表現できない・・・・
一瞬たりともその音像から目が離せない
流麗に描き出す情景が衝撃だ
全員が余力を振り絞ってエネルギー全開で燃え尽きたね
汗だくなんだけど、不敵な笑みは絶やさない
目まぐるしい起承転結の臨場感
追随するかのごとく、ギターソロが儚い終焉を告げる
そこから一気呵成に終曲を迎える
自然なアンサンブルは抜群で、バッチリと大団円を迎えた
締め括りはやはり一丸となってのエンディングで決まりさ
ラストにふさわしきせめぎ合いで大騒ぎ
笑顔も素敵だ
見事にセカンドアクトという大役を果たした

このライブを観ていてマサは羨む
・・・ああ・・・何という贅沢漲る空間
もう大評判

全体が一体となっての凄まじき光景
ライブならではの醍醐味だね
だからこそ、やめられないライブイベント出演

「どうも今日はありがとうございました
まだまだ、この後もイベントは続きますよ
最後までゆっくりと気軽に楽しんでいってください
本日はお誘いいただきましてありがとうございました!
あ!?これからもこのステージに出たいので、どうぞ、今後共よろしくお願いします
((´∀`*))
興味のある方はぜひともお越しくださいませ
また、ライブイベントの話もあれば、どこでも駆け付けますよ(笑)!!」

安心で信頼度の高いステージング
怒涛の沖縄ハード・ロックショーはあっという間に終了しちゃったさあ

蝦夷紫は達成感に満たされて席に戻っていきました
心地よい疲労感も伴って
観客席のあちこちからは賞賛の声が漏れ聞こえてきた
最大級の賛辞が絶え間なく送られていました
それも致し方ないだろうね
正直な感想なんだもん
完全燃焼でライブは終了
中身は十分に濃厚でエキサイティング

本当にお疲れ様でした
感謝感激雨あられだよ((´∀`*))

当たり前だけど、今さらながらに上手いなあ・・・・
・・・・実はここだけの話、ライブ後ガス君から聞いたんだけどエフェクターが途中で使えなくなるというトラブルに見舞われてしまい(ちょうどアライさんのケーブルもトラブっている最中での出来事・・・・)ダイレクト接続に急遽切り替えたとのことさ
あまりにも素早い対応でほとんどの人たちは気づかなかったはず・・・・


司会進行役の斎藤氏も興奮したままでマイクを手に豪快なるアナウンス
「ありがとうございました
蝦夷紫の皆さんにもう一度盛大なる拍手をおねがいします!」
惜しみない歓声があちこちから飛び交う

真っ白な灰になって燃え果てた
やれるだけのことはやりつくした
満足感に満ち溢れたメンバーらを見れば、それも一目瞭然
熱気ムンムンの渦
すぐにでもまた、ステージに戻ってきたいなあ、という表情を浮かべていた
ソフトドリンクがすこぶる美味しいだろう!!
このユニットの今後の大躍進にも期待していますよ!
ひじょうに器用な連中だけに、まだまだ秘密兵器を忍ばせているのでしょう
まあ、それは次回のお楽しみとして取っておきましょう!((´∀`*))
もう一度、ぜひとも見てみたいバンドでした

今後益々の成長にすこぶる期待しちゃおう
とりあえずはサイケデリックなアートロックのライブ体験はこれにて無事終了だ
(蝦夷紫のセットリストは前回とほぼ同じだった)
素晴らしいひと時を過ごしちゃったよ
あれ!?彦ちゃん、自己紹介「私が福山雅治です!」はカットしたのかなあ・・・・?(笑)

あまりにも熱狂し過ぎて、世の憂さもあっさりと吹き飛んじゃいそうだ
5人も後のイベントライブを堪能していましたよ(ヒコちゃんはちむどんどん、この蝦夷紫を終えて、そしてまだもう一つ出演するけどね((´∀`))
キムキムも実はもう1バンド出演が控えているし・・・・(-_-;)
とっても熱心で、研究に没頭していたところは感心だ
そうなんだよねえ・・・・この日のライブは何から何までもが大収穫だよ・・・・((´∀`*))

さて、様々なロック、ポップにと多彩なるジャンルのバンドが目白押しで、長丁場、入れ替わり立ち代わりにエネルギッシュなプレイを披露してくれますよ
それぞれに目指す音楽は違えど、拘り抜かれたポリシーは誠実に貫かれています
ぜひとも最後の瞬間まで、このひと時を満喫していってください!!

****この熱量そのままにお次も負けてはいられません
また違った意味で泣いても笑っても、大御所勢だあ~~・・・・・・!!!!
こいつらもクセモノ連中故に、ゾクゾクとしちゃうね((´∀`*))
これまた異色のバンドで参上しますよ!!
いってみよう!!****
・・・・((´∀`))

会場に流れるBGMは・・・・
トム・ジョーンズ「デライラ」
スプリームス「ストップ・イン・ザ・ネーム・オブ・ラブ」
ボーイズ・タウン・ギャング「君の瞳に恋してる」
近年復活したABBA で「チキチータ」
マーヴィン・ゲイ「ホワッツ・ゴーイン・オン」
10CC「アイム・ノット・イン・ラブ」
グラス・ルーツ「恋は二人のハーモニー」
サンタナ「君に捧げるサンバ」
 
****
お待たせしました
泣いても笑っても残り7バンドだよ((´∀`))
そして、どこでやっても浮きまくりの(良い意味で)THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITYは最後の登場だ!
熱いブラスロックが小樽全域に轟き渡る!!****
 
 
 
 
 



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