あかまど(仮)

net初心者で自称ソフト技術者。Gamer属性。netは人の望み?それとも?

/home/abe/blood以外借り物。

2006-09-11 04:07:34 | Weblog
SlashdotJの記事から。

SlashdotJ: 安倍晋三オフィシャルサイトの謎のUnixコマンド

netというかBlogで話題になることを見越した作戦(特に興味がない層のHP閲覧頻度アップ、あわよくばそっち系ニュースに取り上げられる)らしいので乗せられてみよう。
でも、自称ソフト技術者としては、彼がWinny(と、暗黙的にその作者)に対して取った態度は永遠に忘れない。


穴埋め。
[ccs@05JAPAN]$ cd 3rd_gen_koizumi_cabinet
[ccs@05JAPAN]$ cvn co https://jp.bluequartz.org/seisaku/proud .
[ccs@05JAPAN]$ ./configure --with-passion=/home/abe/blood
[ccs@05JAPAN]$ make proud_japan ; make check
[ccs@05JAPAN]$ su
Password:***********
[root@05JAPAN]# make install
[root@05JAPAN]# ln -s /usr/local/bin/proud_japan /usr/bin/new_japan
[root@05JAPAN]# cp ./proud_japan /usr/etc/new_japan.cfg
[root@05JAPAN]# chkconfig --level 0235 new_japan
[root@05JAPAN]# /etc/init.d/rc3.d/seisaku/new_japan_seisakud
[root@05JAPAN]# top
[root@05JAPAN]# I
太字箇所が推定。自信度はそこそこ。


意味。
要約すると、

line01-04)
 わたしは、コイズミ内閣に入って、
 暖めてきた「誇り政策」というのを、
line05-06)
 日本の支配者になって、
line07-13)
 断固実施します(というかもう決定事項です)。

という、unix系OS風なコマンド列。おおざっぱに言えば、「Linux系OSに、ソース持って来て、サーバソフトをインストールした経験があるような人」向けの隠語。
解説しようとも思ったけど長くなったのでやめ。
読める人は普通に読むし、読めない人は解説しても楽しめない。

svnだけは使ったことなかったけど、Subversionのcheckout操作らしい。


いろいろブラックなツッコミは可能だけど、面倒だからその辺は流そう。
本体へのリンクは負けた気がするのでしない。
動向はこんなんで拾えるかな?


追記(2006/09/11 12:30):
1)ユーザー名"ccs"はChief Cabinet Secretary(内閣官房長官)という指摘がいくつかのBLOGで。用語の正確さ、文脈的に妥当っぽい。
2)システム名"05Japan"は2005年日本。Googleで辿れる過去の記事を見て行くと、このスクリプトが実は2005年に書かれたものであると考えられる(けど信憑性の検証はむずかしい)。2005年時点でsuは決定事項だった…。
3)穴埋め問題の"local/bin"はSlashdotJ記事にもある過去ログから類推。字数合ってるので多分正しい。
4)穴埋め問題の"--level 023"の根拠はやや薄いけど、5らしきものは見えるし、文脈からして--levelは確定だろうし、字数は合ってるし、シングルユーザーモードを抜くとしたら妥当な線だろう。
5)穴埋め問題の"rc.3"は字数から判断。3以外も有り得るけど、個人的には慣習的に3を推す。ln -sするあたりの自信のなさ慎重さと、普通ここで5とは打たないだろうというあたりからの類推。
6)IはI-beamカーソル。ズレてるけど、一貫性からするとそう解釈すべき。ちなみにtopはWindowsでいえば「見るだけタスクマネージャ」。ここ10年来のLinuxディストリビューションなら大抵デフォルトで入ってるコマンド。


追記(2006/11/12 09:20):
なんか換わってた。
あかまど(仮): 再チャレンジ

KimI

Opera9 for DevicesのFlash対応は依頼次第。

2006-09-06 22:02:10 | Opera
Opera9 for Devicesに関するPress Releaseがまた出てました。
In a Flash: Opera and Adobe enter into reseller agreement for Macromedia® Flash® Player 7 SDK
記事を読んだ限りでは、「Opera9 for DevicesにFlash Playerがついて来易くなった」ということなようです。「Operaを載せるDeviceのベンダーから依頼があればOpera社がFlashPlayerの移植をする。その同意をOpera社が、Macromediaから得た。」というように読んだのですが、バックグラウンドな話をよく知らないので、ちょっと自信ないです。
もともとSWFファイルの仕様とかFlashPlayerのソースって公開されてたんじゃなかったでしたっけ?


と、まぁ、とりあえず、わたしは「WiiでFlashが動くことはほぼ確定」と読んだのですが、
記事の終わりの方の、
Flash Player 7 SDK is available for your product by request only.

を、「依頼があれば何にでも楽勝で移植するよ(でも、依頼がなければ移植しない=付けて欲しかったら追加料金を)」と読むのは、うがちすぎでもなさそうです。「小型デバイスだと、付けない方が性能がいいから判断はベンダに任せる」、とかいう読み方も可能ではあるのですが、わたしは、エイゴのニュアンス的に、「お金」、と書いてあるように読みました。

Operaの収入源はデスクトップじゃなくてこっち方面らしいので、正しいと思うのですが、個人的には、あんまり見たくなかった気もします。
「小型デバイスのOperaって、重いページ見ると固まったりするけど、かっこいいし会社好きだから、まぁいいか」とかいう寛容さは持ちにくくなりますが、それこそがプロというものなのかも知れません。
WiiやOperaやFlashPlayerの値段付けや、ソフトとかの対応次第では、Operaのイメージに打撃がありそうな気もします。
営利企業である以上、たぶん、ほかに道はないのだとか、まだシェアを拡大する必要があって、公に(Press Releaseのような形で)宣伝する必要がある、とかも思うのですが、ちょっと寂しい気がしました。


参照記事:
Opera Press Release: In a Flash: Opera and Adobe enter into reseller agreement for Macromedia® Flash® Player 7 SDK(Oslo, Norway - September 6, 2006)

Diska

Opera9 for Devices。

2006-09-06 01:24:19 | Opera
Opera for Devicesのバージョン9が出てるらしいです。

Opera社のPress Releaseによると、Widgetでデバイスのコントロール(ボリュームとかSTBのテレビのチャンネルとか)ができるとか書かれているのですが、いかにOperaと言えど、ちょっとリスキーな感じがしなくもないです。野良Widget(や、それらがクラックされたもの)に国際電話掛けさせられたりしないかしら。

同日付のIBCとかいうショウでいわゆるセットトップボックス関連のOperaのニュースも関連してるような気もするのですが、こちらの記事はOpera8 for Devicesなような気もするのでちょっと微妙です。STBのメーカーがどれくらいあるか知りませんが、ブースがいくつも紹介されてて、印象的にはOperaが「ギョウカイを席巻してる」感じです。

あくまで印象ですが、これらのニュース。「近い将来、1年とかのスパンで、STBとか携帯デバイス上でOpera9とかWidgets(や、その前提となるWeb仕様)が動き出す」というイメージを描かせる取り合わせになっています。


だから何?という話ではあるのですが、さしあたってわたしが興味を持ちそうなのは「Wii上のOperaの仕様がちょっと見えてくるかなー」とか「DSブラウザー早速バージョンアップかしらー(たぶんまだないと思いますが、ガイコクで出たり…?)」いうあたりでしょうか。
関わるのはお店で何かしらのハードを買ってからかなぁ。


参照記事:
Opera Press Release: Bringing the World Wide Web and Widgets to any device: Opera 9 for Devices is now available Oslo, Norway - September 5, 2006
Industry partners showcase the Opera browser at IBC Oslo, Norway - September 5, 2006

Diska

PSUはじめました。

2006-09-04 21:38:05 | games
PSUはじめました。

ちょっと出遅れたのですが、ネットワークモードの方が、ちょっとたいへんな状況になってるようで、数日の遅れは問題じゃなくなってる気もします。よかったよかった。
現状では9月いっぱいβ扱いで無料期間。元々の無料期間30日分は、10月サービスインの後改めて開始、その時点でロールバック(事実上ワイプ)、になるものと思われます(PSU: 2006/09/04 15:00『ファンタシースターユニバース』をお楽しみのみなさまへ)。
このところのネットゲームと、ユーザー、というかそっち系の圧力集団との関係を見ると、メーカーがヘビーユーザーの圧力に屈する(「公平」を捨てる)可能性も否定はできません。

で、まぁ、βも楽しませて頂きましたし、実質上ワイプ覚悟で遊ぶという選択肢ももちろんおおありなのですが、いまのところオフラインモード中心で遊んでいます。


オフラインモード(ストーリーモード)は、お仕着せのキャラクターで、一話完結の連続テレビアニメっぽい演出で進んで行きます。
いちいちオープニング、エンディング、次回予告が入ります。
実は最近アニメというかテレビ自体あんまり見てないので比較しにくいのですが、なかなかこのへんはベタベタです。好きです。
オープニング、エンディングは全部英語で、まだ全部は聞き取れないのですが、日本人にわりと聞き易くて、かなり平易な言い回しのようです。内容も、もう、実際のアニメでも見られないぐらい、この上ないぐらい王道な感じのようです。
キャラクターは、「ちょっとないだろうというぐらい、『これから』いろいろ成長しそうな主人公」に始まって、「キザで軟派だけどちょっと影のあるライバル」、「えらそうで現実主義だけどちょっと脆いところがありそうな女性教官」、「圧倒的に強くて権力もあっていかにも悪そうだけどそれなりの正義に従ってるように見える敵役」、「悪人だけどちょっと抜けてて、人情味がありそうな3人組」。
もう、出典をあたるまでもないぐらいの王道感です。
演出的に、カメラワークとか音声のタイミングとか、いろいろ安心感という点での不満もあって、ある程度の脳内翻訳は必要とするのですが、いいです。好きです。主人公のちょっとアレなまでの直情短絡も、味です。
まだ4話あたり。ストーリーは、かなり期待です。


戦闘に関しては、それなり。極論すればPSOからさしたる変化はないと言えそうです。L1でのロックとかR3での照準とか、PPの概念とか、ふっとびとか、新しい要素はいっぱいなのですが、NPCの動きはNPC任せで、「ここは敵を引きつけてもらってテクニックで援護したい、とか、ソードで突っ込むからスキをハンドガンで援護してもらいたいとか」思ってもそうは動いてくれないので、戦い方に幅が出て来にくい気がします。
いわゆるフルイドがとても高価みたいなので、生粋のフォースのあり方はPSOとだいぶ違うのかもしれません。
トライアルの評価でSを出すとアイテムがもらえたりするみたいなので、なおさら締め付けられる感じもあります。最初は、Sとか、アイテムボックス全回収とか、あんまり狙わない方が楽しめるかも知れません。


ネットワークモードは、まだあんまりやってないので評価しにくいのですが、βで遊んだ経験からすれば、わりといい感じです。戦闘中にチャットできるようになってからが本番です。
ゲーム性はもっと長く遊んでみないとまだ何とも言えません。


オフラインゲームで、「ひとりごと」ができないのは、遊びというかRPGというか、PSOの後継として、「かなり痛い」です。
イーサンとしてはルミアちゃんと話をしたり、ピートにツッコミを入れたりしたかったです。開発者インタビューで、「ストーリーモードはネットワークモードのチュートリアルだ」という発言があったようですが、そのうえで「ひとりごと」できない仕様にするのは、ネットワークモードで「遊んだ」ことがないんじゃないかと思えたりもします。


とりあえずサーバが安定するまで、万人にオススメはしかねます。
負荷耐性に自信がある発言をしてたように思う(「初動の対応などにはノウハウがあります…漕ぎ出しにはあまり不安を感じてはいないです」)ので、反感もあります。
でも、このストーリーモードは、アニメファンとか、アニメファンだった人、萌えたり燃えたりする魂のある人、にオススメしたいです。
主人公がちょっとアレですけど、熱いです。
イーサンにツッコミながら、いっしょに喜んだり悔しがったりしながら、エンディングまで進もうと思います。
あるいは、この世界に感情を持って接することができるようになる、というのが、RPGのチュートリアルとしての役割かも知れません。それならば、このチュートリアルは、ネットゲーム最強かも知れません。


Phantasy Star Universe

Diska

自律型スピーカー、miuro。

2006-09-01 02:10:03 | cyber
iPodとか無線LANとかを使って音楽再生するロボットが発売されるそうです。

ITmedia+D: ロボット×家電、ロボ技術が投入されたAV家電「miuro」

ラジコンで動く変な形のスピーカー、というだけでなく、センサーがあって自律的な移動をしたり、音楽に合わせて踊ったり、ソフト次第ではおなかがすくと自分で充電器におすわりとかもできるはず、だそうです。
発売は12月予定。
価格が10万ほど、とか、
ごろごろできるスペースがある室内環境が必要、とか、
ハードルはありそうですが、ちょっと目からウロコでした。


家庭用ロボットとして、「『なごむ』以外の目的に『常用』できる」という点は、画期的と思います。
「鉄腕アトムの世界では、座り込むと背中がテレビになるロボットが大人気」とかいう話を思い出したりしました。


参照記事:
miuro
ITmedia+D: ロボット×家電、ロボ技術が投入されたAV家電「miuro」

Diska

9番惑星。

2006-09-01 01:28:04 | ことば
アメリカは期待を裏切りません。

asahi.com: 冥王星降格に「ちょっと待った」 著名学者ら署名集め
紙媒体では2006/08/31夕刊3面あたりです。

アメリカの、12人の学者さんが、「冥王星は惑星じゃないことにしよう」というIAUの決定にいろいろ文句をつけてるそうです。天文学者さんのことはよくわからないのですが、わりと有名というかちゃんとした人が含まれてるらしいです。

記事によると、「採決したときの出席率が5%未満だった」、「この定義だと地球や木星も惑星でなくなる」という主張で、IAUの決定を覆すことについて、既に300人分の署名が集まったとか。


「軌道近くに自分以外の、衛星じゃない天体がないこと」みたいな文言があったらしくて、木星はそれに引っかかるんだと思うのですが、地球はどうなのかとか土星とかの輪はどうなのかとか、詳細の情報は見つけられてません。

実際問題として、「惑星と呼ぶかどうか」が小中学校とか博物館とか以外にどういう影響があるのかはすごく疑問だったりもするのですが、あるいは、「科学者のお財布を決定しているのは小中学校とか博物館とかの教育」だと考えるのが一番納得し易いのかも知れません。
だって、イッパンシミンからできてる民意だとか、国会だとか、大統領だとかって、科学者の出すプランの内容とかにお金どれくらい出していいか、わかんないですよねぇ。小中学校とか博物館の説明レベル以上の判断は、「その道の人」に任せるしかないですし。
冥王星が惑星と「呼ばれるかどうか」で困る人といえば、教育関係のひとと、冥王星の研究にお金が欲しい人ぐらいしか。
問題とされてるのは、「惑星」ブランドの商業的価値なのかも知れません。

Diska