あかまど(仮)

net初心者で自称ソフト技術者。Gamer属性。netは人の望み?それとも?

文書の作法。

2006-03-02 21:56:38 | ことば
「ドキュメント作成」の概念は、利用のされ方(出力、読まれ方)の想定がまずあって、それに縛られてる。ぼくが聞いたことのある文書作成作法ってのはあんまり多くないけど、なんか理系の授業で習った「実験レポートの作法」の第一原則は、「図やグラフを入れるな」、「全部文章で表現しろ」だったように思う。
当時はなぜか、理由について「作法だから」以上の回答が得られなかったんだけど、今の世の中の文脈で考えると、「プレゼンテーションとか説得材料としてじゃなく、アーカイブとして検索対象として利用しやすいことが優先」、という想定が暗黙的にあったんだと思う。

ぼくが学校に行ってた頃の話だから、もうずいぶん昔。今も、作法の方向として正しいと思うけど、「インデックス付けより全文検索がえらい」世の中になったら、出力側の縛りは緩くなるべき、あるいは多様であるべきと思う。
そういう想定(あるいは出力方法を想定しないという想定?)が定着したら、文書の作法がどうなるか、興味深い。文書という概念じゃなくなるのかもしれない。

3次元モデルデータとか、あるいは、散文とか4行詩とか。


Wikiのライフサイクルって微妙だなぁ、とかblogのライフサイクルってどんなかなぁ、と考えてて、ふと思った。
Wikiやblogの文書形態って、なんかの利用のされ方に最適化して収束しつつあるのかも知れない。
それがアフィリエイトとかだったらなんかやだな。

KimI


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