ディノままdog garden

庭仕事と犬が大好きなディノままの日記です

オビディエンス試験終わったぁ

2013-12-04 17:03:53 | マロン
オビディエンスの試験(CDⅢ)が終わりました。

去年はディノで受験、今年はフレーズで挑みました。

去年のディノの失敗を繰り返さないように、練習はほどほどにして。。。

結果としては合格できました。


苦手な「障害」も、試験の2,3日前にやっと跳べるようになり



「物品持来」も、喜んで取りに行き

「3分間の休め」も立ち上がることなく無事に待つことができました。




出来としては、試験前日の練習のときが一番の出来!

当日は、やっぱり緊張しちゃってフレーズの集中力もイマイチ

なんせ20科目もあるのですから、

規定はまだしも、自由課題はもうグダグダ~

試験官からは声指府の多さを注意されてしまいました。






何はともあれ無事に済んでホッとする面々。

みんな合格おめでとう。



この日は、訓練士の方から色々為になるお話を聞くこともできました。

訓練は、犬自らが進んでやるようにしなければいけない、

させられていると感じると犬はやる気がなくなる。

犬が飽きてしまわないように、集中力をとぎれさせないようにしなければいけない。

そうなんですよ!

オビディエンスのトレーニングは、犬が(人間も)楽しんでやるもの、

そして集中力を高めるために、執着を持たせることが大事になってくるんですね。


ところが、その後 問題犬の話になり、

咬む柴犬のトレーニングをした際、その柴が暴れなくなるまで押さえつけたと

いう話をされました。

手を咬まれても、ずっと押さえ続け最後は犬のほうが諦めて大人しくなったそうです。



ここなんですよね。

訓練士さんは、自然に使い分けているんです。

オビのトレーニングと問題行動のトレーニングの違いを。

オビでは集中力をつけ、犬がやらされていると感じさせないように

自らが進んでやるように、

一方 問題行動を直すためには犬に諦めることを教え、

執着を取り、そして飼い主によって「やらされている」と感じなければいけない。

まるで、真逆なんです。


マスミさんは、そのことをわかりやすく親切に教えてくれました。

だから、わたしはトレーニングをしていても矛盾を感じることはありません。

別のものだとわかっているから。


日本のトレーナーさん、訓練士さんもその辺りをもっとわかりやすく

噛み砕いて説明をする必要があるのではないでしょうか。

何故端折るのでしょうか。

飼い主にわかりやすく教えることが一番大事なのだと思います。



話は変わりますが、ディノやフレーズは集中力が長く続かないんですね。

モチロン試験のときはおやつ無しなので、途中で飽きてしまってやらなくなるということになります。

でもエルファは割りとおやつ無しでも、動いてくれるんです。

まっ、エルファには一番がんばってトレーニングをしたということもありますが、

ディノ達に比べ集中力が持続する気がします。

これってトレーニングには向いていますが、実はこの集中力(執着)こそが

問題行動に繋がっているように思うんです。

一旦、犬にロックオンすると目が離せなくなりずっと執着してしまう、

集中力のある犬、訓練性能の良い犬ほど問題行動を起こしやすいのかもしれません。



来年は、エルファでCDⅢを受けようと思っています。

エルファの苦手な物品持来、さてできるようになるのでしょうか。

自ら進んで持ってこさせるようにするのは至難の業かもしれません。
コメント (16)
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