ディノままdog garden

庭仕事と犬が大好きなディノままの日記です

退院しました。

2012-06-13 13:29:02 | 病気
フレーズ、昨日 退院しました。

主人と二人で病院にお迎えに行くと、大喜びのフレーズ!

またもやヒャンヒャン鳴き通し

その声が、かすれちゃってるんで これは入院中も鳴いていたんだろうか?

と疑いたくなるほど。



主人が車を 病院の前に持ってこようと出ていくと、

主人に向かって、ヒャンヒャンヒャンヒャン

ずーっと鳴いてて恥ずかしいくらい。

こんなに鳴く子じゃないのに



前日の面会の時、仕事のある主人がまず先に帰って、そのあと病院の周りを

散歩してから、看護師さんに預けたので、

主人が帰ると、また置いていかれるんじゃないかと不安になるのかも。



家に帰る途中、事務所で主人が車から降りた時も

ヒャンヒャンヒャンヒャン主人に向かって吠えてる。

まるで私と二人きりになると、何処かへ連れて行かれるんじゃないかって

「おとーさん 助けてー 置いてかないでー」

って言ってるみたいに聞こえる

何だか複雑な気分。

逆に主人は、気分いいだろうなー。

こんなこと滅多にないから(^m^;)



家に帰って、フレーズがまっ先にしたのは、トイレシートでオシッコすること。

私がまっ先にしたのは、フレーズのブラッシング

だって、頭の毛がクルクルになっちゃってて、すっごく気になってたんだー。



ディノとエルファは、9時過ぎまでクレートイン。

いきなり暴れたら困ると思って。

でも、2頭とも何となくわかるみたいで、ちょっと傷口の匂いは嗅ぐけど

それ以上は、近寄らないし遊ぼうともしない。


フレーズも疲れたのか、安心したのか、ずっと寝っぱなし。

あー見えて、中々繊細なフレーズ。

トリミングでクレートで待ってる時も、フレーズは絶対寝転ばないってトリマーさんも

言ってたから、ましてや病院でなんか(それも初めて行った病院で)

眠れる訳無いよね


フレーズの傷口はこんな感じ(見たくない人はスルーしてね)























横から見ると、よく分かると思いますが、

胸骨の張り方が半端ないフレーズ。

この体型が、胃捻転になりやすいんですよね。







お願いだから、こんな格好で寝ないでほしい
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お見舞い

2012-06-12 10:47:47 | 病気
6月12日 火曜日


フレーズの事を心配して、コメントやメールをくださった皆様!

本当にありがとうございます。

お陰様でフレーズは、相当元気に回復しております(笑)

たくさん頂いたコメントのお返事は、後ほどゆっくり書かせて頂きますね。



実は今日、退院の予定だったのですが、

何でも先生の近しい方が、お亡くなりになったらしく今日は病院をお休み中とのこと。

現在、病院からの連絡待ちの状態です。



そこで今日は、昨日のお見舞いの様子を載せたいと思います。

月曜とあって、この日の待合室は満員御礼状態。

私達(主人とあんちょんさん&鈴乃ちゃん)は外のベンチで待つことに。


看護婦さんをグイグイ引っ張りながら、フレーズ登場~。

先週の金曜日とは、打って変わってちょー元気な様子。



シッポブンブンで、主人に向かってワンワン吠えたり、鈴乃ちゃんの顔をいきなりベロベローッとナメたり、

大はしゃぎ!

(写真は随分、落ち着いてから撮ったものです)



このギャグ分かる人は、かなり年齢いってます(笑)


とにかく、うれしくって仕方のない様子のフレーズ。

土曜、日曜と面会に行ってないので余計にかもしれませんが。

ワンワン!ワンワン!吠えっぱなし!

こんなに吠えるフレーズ見たことない。


おとーさんだー!なんでもっと早く会いに来なかったのーー!

淋しかったんだよーー!

あっ!あんちょんさんも来てくれたんだー!

きゃーっ!鈴乃ちゃんもいるぅ~❤

お顔ベロベロしちゃおー!

あーん、うれしーうれしー!!


喋る事ができたら、多分こんな事を言っていたんでしょう。

ホントは興奮しちゃいけないんだよ。





フレーズ元気です!!








*************************



書き忘れましたが、フレーズは胃捻転だけではなく ひ臓も捻転していて、

こちらの方は壊死していたので、取ってしまったそうです。

そりゃぁ 苦しいよね

そして胃は、捻転しないように縫い付けてもらいました。




そしてそして。。。先程 病院から電話があって退院が決まりましたーー!

今日の午後、迎えに行ってきまーす。
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緊急手術までの長い道のりⅡ

2012-06-10 17:15:13 | 病気
主人に事の次第を説明して待つこと1時間。

意外にも早くW先生から電話がかかってきました。

まだ検査の途中ですが、お話ししたいことがあるので病院まで来て下さい。

というのです。

検査の途中。。。という言葉に不安になりながらも主人と病院に向かいました。



W先生はレントゲン写真を見せながら、この胃に写っている線は胃捻転です。

緊急手術をします、、間に合えばいいのですが。

私は、えっ?と一瞬頭が真っ白に。。。というより。

何故今頃?とか だから言ってるじゃん朝からとか こんなに時間が経ってて大丈夫なの?

とかいろんなことが頭を駆けめぐり、「それはいつからなっているのですか?」と聞くのが精一杯。

先生は、それはお腹を開いてみないとわかりません。

とにかく、今は腫瘍どうのこうのより、胃捻転を直さないと命に関わります。

もし、手術で腫瘍も取り除く事ができれば取ります。


そして更に、フレーズが血液検査でひっかかり、GDI(だったと思う)という合併症の危険性がある事を

知らされました。

GDI の5つある項目のうち2つにひっかかり、更に詳しく検査をして1つはクリアになったが、

あと1つは半分疑わしいと説明されました。

合併症に一旦なってしまうと、もう良くなることは無く、最後は全身から血が吹き出して死に至る怖い症状

なのだそうです。

その為には輸血をし、さらに凝固剤を入れながら手術をする必要があります。

今日は緊急な為、ウチの犬の血を輸血します という先生。

この時、よくブログで白血病の犬の為献血を募集している記事があることを思い出し、

もし、先生の犬の血が足らなくなったら困るのではないかと思い、

ウチにも犬が2頭います、その犬の血が使えますか?

と聞くと、血液型が違っても一度の輸血なら使えること、一つだけ使ってはいけない血液型があるけれど

その血液型でなければ大丈夫だと言われました。

そこで急遽、家まで戻りディノとエルファを連れてくることになりました。


一刻を争うという胃捻転、早く連れてこなければと焦る気持ちの私。

なのに、主人 途中でガソリンなんて入れてる。。。

行って帰っても大丈夫なくらいは残ってるのに、どこまで几帳面な奴なんだ。



やっと病院まで戻り、ディノとエルファの採血が始まったのが8時20分は過ぎていたと思います。

この時ちょっと笑えたのは、ディノの血液の流れがめちゃ遅かった事。

その為中々血が溜まらずイライラ。

その点エルファはディノの半分の時間で採血でき先生から、あなたは早いねとちょっと褒められて?いました。

1頭200ccずつ計400ccの血を取り、ご褒美におやつをもらった2頭。

あーー、多頭飼いしていて良かった! 心から思いました。



それでは今から手術を始めます。

そう先生が言い、よろしくお願いしますと頭を下げ、全てをW先生に託し家路に着いた時には

すでに午後9時になっていました。


家に帰り、ディノとエルファにご飯を食べさせていなかった事に気づき、

餌をやるのですが、我が家はお座りをしてアイコンタクトの取れた犬から順番にやるというルールがあり、

いつもなら食いしん坊のフレーズが、まっ先に座って必死にコンタクトを取ってくるのに、

この日はフレーズがいない為、2頭とも中々お座りをしない。

その姿が妙に悲しく、フレーズがいない寂しさが急に襲ってきて、初めて涙がこみ上げてきました。



W先生から手術が無事終わったと電話があったのは、午後10時半を過ぎた頃でしょうか。

電話には主人が出ました。

胃は完全に一回転しており、変色していた部分もあったそうです。

そして驚いた事に、腫瘍だと思っていた塊は捻れた胃がカチカチになっていたものだったのです。

腫瘍などでは無かった、となれば朝から胃捻転を起こしていたことになります。

最初の病院で腫瘍と診断されてしまったが為に、本来の病状が見過ごされ、

先生たちも、頭から腫瘍と思い込み手術がこんなにも遅れてしまったと言うことでしょうか。

私がもっと、フレーズの苦しみを訴えていればよかったのかもしれません。

それでも、不思議なのは朝の10時から夜の9時までよくもフレーズの体が持ちこたえたなと、

一刻を争うという胃捻転、1,2時間で手遅れになることもあるのに。

あんちょんさんが、フレーズは強い子だから大丈夫!と言った言葉通り、危険な手術を乗り越えてくれたことに感謝です。



それにしても、A病院で撮ったレントゲン写真とW病院の写真では鮮明度がまるで違い、

W先生は、この写真を見て胃捻転じゃないと言う医者はいないと断言したのです。

レントゲン一つ取っても技術の差がある事がわかりました。

A病院の写真を持ってこなくてホントに良かった!



その後、心配した合併症も無く順調に回復しているフレーズです。

あぁ、またフレーズに会えて本当に良かった。




次の日、お見舞いに行った時のフレーズ



まだ念のため輸血中



エルファの血ですが、名前はエルバになってました(笑)




夕方にはお散歩も可能に!



心配してくださった皆様、フレーズの為に祈ってくださった皆様

本当にありがとうございました。

心より感謝、御礼申し上げます。



フレーズの為にわざわざ、お守りを届けてくれたルイプーさん。

ありがとうございます。



どうか、皆さん普段からご自分の犬の体調を良く観察してください。

ちょっとの変化も見逃さないように。

そして、お医者様には少々強引と思われても、犬に代わって病状を訴えてあげてください。

犬は自分で訴える事はできません。

フレーズには長時間、苦しい思いをさせてしまい、可哀想な事をしてしまいました。

私も深く反省しなくては。。。





+++追記+++

次の日、最初に診てくれたA先生から電話があり、その後どうされましたかと聞かれました。

手術に至るまでの経緯、最初に腫瘍と診断されてしまった為に胃捻転の発見が遅れたのでは

ないか、そして腫瘍ではなく捻転した胃だったと言うことを伝えました。

A先生曰く、普通私達が見る胃捻転の犬というのは体型が2倍になるほど、体が膨らんでいる、

そして息遣いも荒く、チアノーゼをおこし舌が紫色に変色している、なにより絶えず嘔吐している

。。。ので、フレーズの胃捻転を見逃してしまったと。

あの症状で、おかしいことに気づき病院に連れて来る飼い主さんは、普段よっぽど自分の犬の事を

よく見ている飼い主さんなのではないか、とお世辞なのか言い訳なのか分からぬ事を言っていました。

まぁ、すみませんでしたと誤ってはくれましたが。


今回の事は先生たちにとっても、いい勉強になったのではないでしょうか。

これを教訓に、もっと飼い主の声に耳を傾けて誠意を持って診てほしいものだと思いました。
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緊急手術までの長い道のりⅠ

2012-06-10 12:32:41 | 病気
6月7日 木曜日 

フレーズは胃捻転の手術をしました。

本来なら楽しかった姉妹オフ会の記事を、載せたかったのですが、

記憶が鮮明なうちに、手術に至るまでの過程(病院の対応等)

今後皆さんのお役に立てるよう、ここに記しておこうと思います。

そう思ったのは、以前ひなたちゃんが胃捻転になった時、もも母さん

詳しくブログにその症状を載せてくださっていた事で、胃捻転になるとどんな症状が出るのかを

前もって知ることができたからです。

知っていると知らないとでは、雲泥の差があると思います。
(もも母さんのブログはリンクできたのですが、残念ながらその記事自体はリンクできませんでした)




朝10時頃 フレーズの様子がおかしいと気づいてから、手術を開始したのが午後9時(何と!)。

その長い道のりを、よろしければお付き合い頂けたらと思います。



その日、またまた偶然にもあんちょんさんが遊びにきました。
(正確には、家の近くの「赤ちゃんデパート水谷」までチャイルドシートを取りに来たついでに寄ったのですが)

ワンズはいつものように、ワイワイ喜んでいました。

が、ふと気がつくとフレーズが突っ立ったままです。

困った顔でこちらを見ていますが、近寄っては来ません。

お腹を触ると、カチカチに張っている感じがするし、座りたくても座れない様子に

すぐに胃捻転ではないか?と思いました。

そこでいつものA先生の病院まで行くことに。

私達はフレーズの苦しそうな様子とお腹の張り、そして胃捻転の家系であることを説明しました。

A先生は、まずエコーで検査をして、そして「すい臓の横に何か塊がある、ひょっとして腫瘍かもしれない」

と言うのです。

その後もっと詳しく見るためにレントゲン写真を3枚撮りました。

レントゲン写真では、ガスが溜まっている為か胃がはっきり写っていませんでした。

そして今度は、フレーズを仰向けにしてエコー検査をしました。

結果やはり「げんこつより、少し小さめの腫瘍がある」と言うのです。

「この腫瘍がどんなものか分からないけれど、CTを撮ればもっと詳しい事がわかるので、

開腹手術をする前に、大体の見当をつけることができる」という理由で

CT検査をすることを強く勧められました。

ここからは、CTのある病院を幾つかあげられ、そこで検査をするように言われ、

いつしか、フレーズのお腹の張りや苦しそうな症状は置き去りにされ、腫瘍ばかりに焦点があてられていく事になるのです。

この時、お腹の張りは胃拡張とまではいかないけれど、少しガスが溜まってそれで苦しいのでしょう。

という診断でした。



腫瘍という思いがけない診断に、ちょっとびっくりしましたが、

あんちょんさんが、マロンの先生が腫瘍なら「W先生」が良いと言っていたと言い

マロンの先生に相談の電話をかけてくれました。

お腹に何かできているのであれば、それが良性であろうと悪性であろうとどうせ開腹するのだから

CTは撮る必要は無い。

そして腫瘍と診断されたのであれば、W先生に診てもらうのが一番いい。

という先生のアドバイスもあり、今度はW先生に電話をすることに。

この時すでに午後12時を回っており、病院は午前の診療時間を過ぎていました。

W先生は私の説明を聞き、ここまでわざわざ来るよりも(W病院は名古屋の瑞穂区にありウチからは3,40分かかります)

そのコの症状を聞くと近くの病院で診てもらったほうがいい(負担が少なくて済むから)といいます。

W先生と親交のある、B先生を紹介してくれました(B病院はウチから車で7分位です)



もちろんB病院も診療は終わっていましたが、B先生は快く診察に応じてくれました。

しかも、もしもの時に備え手術の用意もしてくれていたのです。

でも、フレーズの様子や触診からも、胃捻転ではないと判断され、念の為エコーも撮りましたが

やはり、げんこつより少し小さ目のしこりがあると言われ、そのしこりは後日W先生に診てもらうよう

指示されました。

フレーズのハアハアという息遣いは 今後捻転になる可能性もあるので、クーラーをかけ部屋を涼しく

してなるべくハアハアと言わせないようにとの事でした。



家に帰りクーラーをかけ、部屋を涼しくしましたが、息遣いは相変わらずでやはり寝ることも

座る事もできない状態のままです。

私達は4時まで待って、一度断られたW先生の病院まで行くことにしました。

ここまでW先生にこだわったのは、やはり腫瘍が頭にあったからです。

そうでなければ、設備や先生がたくさんいる病院はこの近くにもありますから。



最初、W先生は私達を見ると怪訝な顔をされました。

診察の前にB先生から電話がかかってきており、胃捻転では無いことを聞かされていたため、

腫瘍の検査を受けに来たのだと思ったようです。

もちろん、それもありましたがその前に、この苦しい状態を何とかしてほしいというのが

私たちの気持ちでした。

腫瘍の検査は予約がいること、そのことはB先生も説明したと言っているのに何故突然来たのか。

悪く言えばそう聞こえる対応でした。

他の患者さんを待たせてまで この子に今から腫瘍の検査を2時間かけてやることはできない。

その間に急患の患者がきたら困る(私達は急患じゃないの?)

そう言いながらも、遠くからわざわざ見えたのだから、このまま帰すわけにはいかないので

他の患者さんの合間を縫って検査をしましょうと言ってくれました。

忘れてはいけないのは、この時フレーズの腰の辺りを指して 全然柔らかいでしょ?と

暗に胃捻転では無いよ的な事を言われた事です。



その後一番最初に行ったA病院のレントゲンは無いのかと聞かれましたが、

私はもらって来ておらず、しかもA病院は木曜は午後は休診。

A先生に電話をすると、今 子供の病院に来ているためレントゲンは渡す事はできない、

W病院で撮ってもらって下さいと言われました。

この時は、体よく断られたとちょっとムッとしましたが、後でW病院でレントゲンを撮って

ホントに良かったと思うのでした。


検査に時間がかかるため、私達はフレーズを病院に残し一旦帰る事に。

あんちょんさんとは、ここでお別れをして私はW病院から車で10分ほどの主人の事務所で、

検査が終わるのを待つことにしました。

検査結果を主人も一緒に聞いて欲しかったからです。
(一人では不安で。。。)


ここまで長い間、お付き合いくださった あんちょんさんありがとうございます。



そしてここから、検査の結果を聞き手術をすることになるのですが、

随分長くなってしまったので、続きは一息入れてから書きたいと思います。



この時すでに時間は6時近くになっていました。
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