ディノままdog garden

庭仕事と犬が大好きなディノままの日記です

不思議なこと

2015-02-19 17:17:42 | フレーズ
ディノが亡くなる2週間ほど前のこと

久しぶりに、庄内緑地のドッグランに行きました

此処のドッグランを ボランティアで管理をされてるご夫婦

が、飼っていたスタンプーの「たから」

ディノのお母さんです


その 「たから」が去年の8月13歳で天国へ召されたと聞きました

本当に眠るように逝ったそうです

ディノは、姿形も性格も 「たから」にそっくりだったので

ディノの元気な姿を見せれば、おばちゃん達も喜んでくれるだろうと

そう思って、連れて行ったのです





おばちゃんも、おじさんも、「たから」にそっくりだと言って

本当に喜んでくれたので、連れてきてよかったなーと

思っていました





きっとディノも、死ぬときは「たから」のように

12、3歳で眠るように死んでいくのだと、

勝手にそう思い込んでいました




夕方になって、常連のボランティアさん達が集まってきて

「たから」の息子、毛の色がそっくりーと

たくさんたくさん、撫でてくれました

この夕日の逆光の中、影が長ーく写っている写真が大好きです


このとき、庄内緑地のドッグランに行って本当に良かった

ディノの元気な姿を、見せられて良かったと

ディノがいなくなってしまった今、改めてそう思います









さて、ディノがいなくなり、2頭になった我が家のワンコ達

2頭になったパックが、どう変わるのか

最初は、ライバルだったディノがいなくなって

これからは、フレーズの天下になるんじゃないかと

思っていたのですが。。。


どうやらフレーズは、ディノがいなくなって3頭から2頭になってしまったのが

不安らしく、落ち着かない様子

逆にエルファは、目の上のたんこぶがなくなり

前より、延び々としているようです

散歩に行くときも、前は呼べばすぐ来たのに

このごろは、ゆっくりと背伸びをしてから

やってくるようになりました

まるで、ディノがそうしていたように。。。

わたし達は、エルファはディノ化していると笑って話しています







そして ディノがいなくなって何日か経ったある日

それが何時からかは、覚えていませんが

気が付くと、フレーズが夜 廊下に出て寝ているのです

寒がりなフレーズが、廊下で寝ているなんて妙だなーと

思っていました

でも、それからも ふと気が付くとフレーズは

夜になると廊下に出て行くのです


で、あることに気づいたのです

フレーズが廊下に出て、30分程経った頃

主人が帰って来るということに

主人の会社から、我が家まで車で約30分の距離です


ひょっとして、フレーズは主人が帰ってくるのが分かるのかも
(ちなみに主人、毎日々きっちり同じ時間に帰宅する訳ではありません)

そこで、フレーズが廊下に出たら 主人にメールをすることにしました

夜8時を少し過ぎた頃、突然フレーズがむっくりと起き上がり

廊下に出て行きました

そこで、主人にメールすると、間もなく電話がかかってきて

丁度、その時間に帰り支度を始めてトイレに立ったというのです


やっぱりフレーズには、分かるんだ

その後、一度リビングに戻ってきましたが

玄関の方を向いてずっと座っています



これがその時の写真です



このままずっと待っていましたが

8時30分頃になると、吠えて玄関まで出て行きました

まだ主人は帰ってきていません

それから、5,6分後にようやく主人の車の音がして

帰ってきたのが わたしにも、分かりました


フレーズが玄関に行った、8時30分頃

主人の車は、大きな主要道路を曲がって我が家に続く坂道を

上がりかけた頃です

この瞬間、フレーズは主人が帰ってきたことを

確信したんだと思います


元々、勘のいい犬でしたので、こんな事があっても

さもありなんなのですが。。。

主人とフレーズどこかで、繋がっているのでしょうかねぇ






コメント (8)
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皆さま ありがとうございました

2015-02-02 18:21:47 | ディノ
ディノの突然の訃報に、メールや電話を下さった方

家やお寺まで わざわざお別れに来てくださった方

そして、たくさんのお花や、おやつをくださった方々

こんなにも たくさんの方々に愛されて 

ディノは本当に幸せな犬だったと、思います

皆さまのディノを思ってくださる気持ちが嬉しく

感謝してもしきれません

この場を借りて お礼申し上げます



思えばディノは、子犬の頃から本当に変わった犬でした

初めて我が家に来たときもシッポも振らず、

クレートの中からも出てこず、

サークルの中に入れれば、何時間でも鳴かずに入っている

例えば、朝入れて気づけば夜の9時に初めてワン!と鳴くような

そんな、ある意味手のかからない犬でした





散歩に行っても、子犬の頃から一度も引っ張ったこともなく

小さな歩幅でトットコトットコと 気取って歩き

そのくせ気位だけは高く、イヤなことは絶対イヤだと主張する

いつも一段上から、人を見下しているようなヤツ

こんな偉そうな犬は初めてでしたが、スタンダード・プードルの

面白さを教えてくれたのもディノでした





多分 ドッグラン等で会った事のある人は

ディノはいつも、椅子の上でまったりしている

そんなイメージを持たれたと思います

でも、ディノは本当はボール遊びも大好きだったんです

みんなと一緒にやると、足の速いフレーズ達に取られてしまうので

一緒にやりたくなかっただけなんです

いつも散歩から帰ってきて、家の前で主人とやる

1対1のボール遊びは大好きでした

プライドの高いディノは、絶対負ける試合はしたくないのです

そんなディノの為に主人は棺の中にビニールのサッカーボールを

入れてあげていました

ディノは、ボール投げが大好きだったんだ!

と言って譲りませんでした(笑)





ディノは本当に安定した、ぶれない犬で

どんな時も冷静で、慌てることはありません

ディノがそういう犬だったからこそ

わたし達は、何も考えることなくエルファやフレーズを

迎えることができたんだと

いなくなった今になって、ようやくその事に気づいたのでした





ディノがどれだけ、わたし達の支えになっていたか。。。

3頭が安定したパックでいられたのは、全てディノがいたお陰だったんだと

ディノがいたときは、それが当たり前のことだったのに。。。

ディノは、エルファやフレーズの支えだっただけではなく

わたし達夫婦の支えでもあったことに気づき

ディノがいなくなった穴が、どれだけ大きいのか

いま、思い知らされています





もうディノのような犬には、二度と会えない

その喪失感が余りにも大きく、

今はまだ泣くだけの日々が続いています

エルファとフレーズの、不安定なパックに

新しい犬を迎えることなど、到底考えられません

ディノ、エルファ、フレーズの3頭の中に

4頭目の犬を迎えることはできても、

エルファとフレーズの中に、3頭目の犬を迎える

それは、全くと言っていいほど、わたし達の頭の中に

その考えは浮かびませんでした

ディノを失った穴は、とても大きくどんな犬でも埋められないのだと






我が家の玄関

頂いたお花は全てここに置いてあります

朝、起きて1階に下りてくると、お花の匂いに包まれ

ふわーーっと優しい気持ちになります




忙しい中 長楽寺まで駆けつけてくれたじゅんぴさん

棺の中を胡蝶蘭で飾ってくださいました

本当にありがとうございます










ディノを長楽寺まで連れて行くとき

最後だからエルファとフレーズも一緒に連れて行こうと

主人の車にみんなで乗りました


ディノは助手席に乗せて、エルファとフレーズとわたしは

後部座席に乗ったのですが

車に乗った途端、フレーズがガタガタ震えだしました

最初は、慣れない車だから怖いのかな?

と思いましたが、その震え方が尋常ではなく

心臓もバクバクして、息も段々荒くなっていきました


本当はこんな時は、知らんふりをして気にしないのが一番だとは

分かっていても、このままフレーズまで逝ってしまうんじゃないかと

そんな気持ちに襲われてお寺に着くまで、

きつくフレーズを抱きしめていました


幸いにも、お寺の駐車場で あんちょんさんに会った途端

震えはおさまり、いつものフレーズに戻っていました

多分、車という狭い空間の中と雨が降っていたことも

あって、独特の匂いがしていたんだと思います

フレーズは敏感な犬ですので、何かを感じとっていたのでしょう





ディノを寝かせていた、このベッドにもしばらくは誰も乗らず

2,3日して ようやくエルファが乗ったあと

安心したのか、フレーズも寝るようになりました



ディノが抜けて2頭になった今、エルファとフレーズの関係が

どう変わっていくのか、わかりませんが

これからも 2頭を見守っていきたいと思います


ディノもきっと、空から見守ってくれているでしょう





みなさま、今までディノを可愛がってくださって

本当にありがとうございました




初めて フランソワ王国のオフ会に参加した時の写真です
フランソワ王国のママさんが、送ってくださいました

コメント (18)
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