ディノままdog garden

庭仕事と犬が大好きなディノままの日記です

サセル事の大切さ

2011-06-19 11:39:35 | TOUGH LOVE
エルファを、後ろに付けて歩くいわゆる「ドナドナ歩き」をしていて、

気づいた事がありました。

それは犬が後ろを歩いていると、気分的にすごく安心するんです。

犬も安心かもしれませんが、私も気持ちが落ちつくし、

何より、気を大きく持つことができます。

私が守ってやるから、ビクビクしないで付いて来いってな具合です。

これが、横に付いていたらどうでしょう?

犬と私は対等で、エルファはすぐに飛び出す事ができる位置にいる為、

私は不安でしょうがないと思います。


セミナーでMASUMIさんが教えてくれた事の一つに「スペースを奪う犬が1番ドミナントだ」

と言うことがありました。

逆に言えば、犬からスペースを奪えばその犬の上に立つことが出来る訳です。

そこで、エルファが私の前に出ようとした時これを試みる事にしました。

つまり、エルファと対面して後ろに下がらせるんです。

私が前に出れば、自然とエルファは後ろに下がります。

下がったら「スワレ」をさせます。

これは思ったより効果的で、シッポもすぐに下がり素早くサミッシブな状態にもっていけます。

シーザー・ミランの番組を見ている人なら分かると思いますが、

よく彼は「シッ!シッ!」と言いながら、人差し指を立てて犬をコーナーに追い込みますよね

あの要領です。

この技は色んな所で活用できて、私はフレーズにも試してみることにしました。

フレーズは、玄関先で物音がすると吠えながら玄関まで走って行きます。

玄関の所有者はフレーズです。

そこで、フレーズから玄関を返してもらうことにしました。

要領はエルファの時と同じです。

ただ、フレーズは「シッ!」の音に弱いのでエルファより効果があったかもしれません。

まだまだ、玄関に向かっていってしまう時もありますが、不思議なもので散歩に行く時

玄関を開けても私が出るまで、一切出なくなりました。







エルファを側溝の網々部分に座らせてみました。

何故こんな事をさせたかと言うと、訓練所時代 訓練士さんがエルファをこの上に座らせ、伏せをさせたのです。

「これくらい、やらせる事ができなければ駄目だ」と言われました。

その頃の私は、ただスゴイなーと思うだけで、これに何の意味があるのか皆目見当もつきませんでした。

MASUMIさんのセッション、セミナーを受けた今は充分過ぎる程その意味がわかります。

この時の訓練士さんも、私が超えられない壁を超えさせてくれようと必死に教えてくれていたのかもしれません。

ただ、私には理解ができず、彼のやり方についていけなかったのでした。




いつもの散歩コースの中で、この「激吠えゴールデンの家の前を通るコース」というのがあります。

意識的に通ります。

家の人にとっては傍迷惑な話ですが、こちらは絶好のトレーニングコースです。

本当はもっと近くで写真を撮りたかったのですが、迷惑なのでやめました。

実はこの先には、もっと近い距離で吠えてくる「凶暴なミックス犬コース」というのがあるのですが、

この日はそこのお婆さんが出てきたので、その前での写真撮影はできませんでした。

写真の向こうでは、ゴールデンはずっと吠えていましたがエルファの顔をみると穏やかですね。

ちょっとは成長した証でしょうか。




家に帰ったら、ディノがボールで遊んでもらっていたので、エルファもボールを投げてもらいました。

エルファはボールを咥えて、ブンブンふりまわしながら走ります。

ディノはしません。

この性格の違いは何なのか。

エルファの方がより野生に近いのかもしれません。

コメント (16)
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