読む日々

テーマばらばらの読書日記

なつかしのアイドル

2011-09-01 | 雑感
'70後半~'80年代のアイドルの歌が好きでした。
で、ときたま聴きたくなる。

iTunesで何曲かダウンロードして、車で聴いてます。
今、聴いているのが

河合奈保子「十六夜物語」
今井美樹「オレンジの河」
岩崎宏美「シンデレラ・ハネムーン」
斎藤由貴「情熱」

それぞれの歌手で「これが好き」って曲がたいてい1曲あって、その1曲を聴いてます。
特に「十六夜物語」は、本当に大好き。この頃はもうアイドルというよりは立派なアーティストって雰囲気でしたけど。
作曲も本人だし。
で、この歌詞が20年以上経ってなんだかしんみりと理解できるようになりました。若い頃はさっぱり分からなかったこの曲が入ったアルバムは実家にあります。ただしLPレコードだけど

あと、「情熱」は、「雪の断章」という映画の主題歌でした。この頃、斎藤由貴が大好きで、映画は全部観に行ってたなあ。
この映画は 世良公則がものすごくかっこよくてで、ストーリーというか雰囲気に主題歌がとても合っていて、忘れられない1曲になりました。

家に、懐かしの明星の付録、ヤンソンが何冊か残ってまして
最近、子供の「チャレンジ」で貯まったポイントで、ローリングピアノという代物をゲットしました。
ヤンソンの楽譜を見ながら、たどたどしく弾いて、昔を懐かしんだりしてます
なんてったって3年間ピアノを習ってもバイエルが終わらなかった腕前なので、弾いてるとオットに「うるさい」と怒られますが。

それにしても、昔の曲を気軽に1曲ずつ購入できるなんて、便利な時代だなあ。

台風

2011-09-01 | 雑感
新潟へは、来るのか来ないのか・・。

今は、こんな。

ラジオで「関越道が通行止め」って言ってると聞きました。
調べたら、群馬の山付近が大変なことになっていそうです。

いろいろ検索していて、とってもステキなサイトを見つけました
リンクフリーって書いてあるから、貼っちゃおうっと。

http://kasayan.naganoblog.jp/
すごく面白いです。
天気の事が、ものすごく判り易く解説されてます!!


で、新潟はどうなんだ・・?と言われると、よく読みこめてない自分がいる



クローバー

2011-09-01 | 
島本理生「クローバー」


大学生で東京で2人で暮らす双子の姉弟の恋の様子を描いた本です。

奔放というか自分に正直で分かり易い姉・華子。
なんだかこめんどくさい思考回路でシャッキリしてない弟・冬治。

姉は華やかな恋愛遍歴があるものの、すぐに飽きる。そこに登場するのが熊みたいな公務員・細野。(でも姉弟からは熊野と呼ばれる)
高校の時の失恋を引きずり、恋に臆病な冬治には、同じクラスで地味な容姿の雪村さんが登場。

そこに同級生やら姉弟の従弟やらが登場し、てんやわんやなんだけど、一つ一つの章にしんみりしたり、なるほどなあ、と唸ったり、とってもおもしろかったです。

なんだかたくさん、涙がじんわり出てきました。

将来を決めなくちゃいけない時期。「子ども」でいられるのも、両親が作った家庭の「家族」でいられるのもあとわずか、って時ですよね、大学生って。
そんな時期の心の揺れみたいなのが結構伝わってきました。

タイトルは、姉弟と両親を表しています。

最後は姉も弟もその四ツ葉から旅立って、自分の人生を始める時がくるんだな、という気配で終了。


冬治が、雪村さんの為に、実家近くの大学院を諦めて東京の院に進みたい、という相談をしに実家へ行った時の父親のセリフがとってもよかった。

ちょっとだけ引用
「人間は人生の必要な時期に、必要な人間としか出会わないし、そこで色々と学び尽くして一緒にいることの意味がなくなれば遠ざかっていくのは仕方ない。」

深いなあ。でも、一緒にいる意味があり続ける人、というのがいるんだよね、っていうメッセージだと思うんだけど。

満足度100