読む日々

テーマばらばらの読書日記

少女

2015-07-30 | 
湊かなえ「少女」

1人の少女の遺書がプロローグ。
プロローグとエピローグを繋ぐお話がメイン。

友情と家族の問題と絆を描いたお話かと思いつつ読み進めるものの、湊かなえだしなぁ
、一筋縄では終わらないよなぁ。って、事でやはりラストは怖かった。
ここからまた他の少女に何か感染?しないといいけど。

面白かったです。
満足度100
コメント (5)

恋歌

2015-07-29 | 
朝井まかて「恋歌」

江戸の旅籠の娘、登世が、恋した水戸藩士、林以徳へ嫁ぎ、その後藩の内紛に巻き込まれ過酷過ぎる体験をして、明治、歌人として萩の舎を開設し、一世を風靡した人生を描く。

その歌人は中島歌子です。
名前は聞いたことあるけど下田歌子の方が有名かしら?

水戸藩の内紛のひどさに読んでて吐きそうに。
同じ藩内で、武士が殺し合うだけでなく、負けた側の妻子悉く殺戮。人間じゃないわ。

そんな事をした張本人、市川なんとかって奴も、後に全く同じ目に遭うんだけど。
その娘が1人生き延びて、登世との間に最後強い絆が。

とにかく涙なくしては読めない一冊です。途中つらくて読むの止めようかと思ったくらい。でもオススメです。

満足度100
コメント

2015-07-26 | 雑感

昨日の夕方の新潟西港

縦に繋がる変な雲発見。地震雲か?
…飛行機雲の名残かな(^_^;
コメント

さよなら渓谷

2015-07-22 | 
吉田修一「さよなら渓谷」

20年前の大学野球部員による集団レイプ事件の加害者と被害者が歩んだ道を、シングルマザーの子殺し事件の顛末の中で描いてる、なかなか深刻なお話。

でもどちらの気持ちも切なくて理解できました。
事件というのは関係者に多大な傷を残すのだ、とよくわかりました。トラウマって想像以上なんだな。

ハッピーエンドを望みますが。

満足度90
コメント

みをつくし料理帖完結

2015-07-21 | 

田郁・みをつくし料理帖「美雪晴れ」「天の梯」

なんと2冊も見逃していたとは。本屋さんで見つけてびっくり。すぐ買って一気読み。


美雪晴れでは御寮さんこと芳が幸せをつかみ、その後も様々事件は起これど天の梯ではついに澪の心願が成就。しかも大きなおまけつき。

どうやら発行から約1年経ってるらしいのでネタばれ全然O.Kかな。

芳の息子・佐兵衛が遊女を殺したと思い込んで流浪の身になった原因が登龍楼の店主に騙され、公方様のみが食することを許される「酪」を作らされ、その仲間から外れたことだった。
今回その「酪」が芳の嫁ぎ先「一柳」に置き忘れられたことにより芳の夫柳吾がとらえられてしまう。

その義父を救わんと自首した佐兵衛。その佐兵衛を救ったのは将軍の食担当の小松原・・。
そして医師源斉は、出世するより町医者でいたいと願うもののそれが許されず懊悩している。
お互いの悩みを打ち明けあい、医師は6年間の想いを澪に打ち明けプロポーズ。
澪は鼈甲玉という人気商品の作成方法を身請けの代金としてあさひ太夫を身請けする。

大坂で医塾を開く源斉、彼と結婚し、野江を連れ大坂へ帰る澪。
澪の身請けは澪ではなく、野江の実家としたことで人々の好奇の眼も逃れ、みんな幸せ、大団円。
すべてのエピソードも回収され、心残りはまったくない、スッキリとした終わり方でした。

スピンオフ作品がこれからも出るらしいけど、私はもう満足。
この2冊は号泣しっぱなしで目が腫れました。

願いをかなえる力って信じる力なのかな。
コメント