読む日々

テーマばらばらの読書日記

紫匂う・最終回

2013-06-30 | 
新潟日報連載・葉室麟「紫匂う」

とうとう完結しました。
最後、むらさき花を自宅の玄関先で見つけるのかと思いきや、雫亭で見つけて二人で眺め「さあ、うちに帰ろう(家でも咲いてるかしら)」ってラストでした。

澪が額田王の歌を呟き、蔵太が意味を問う。
本来言い伝えの意味ではなく、独自の解釈を告げる澪。

自分の心が本当に正しい事を知っている

という蔵太の言葉と

人妻が恋する相手は夫以外ない

という澪の言葉

これが、この過酷な数日を乗り越えた夫婦の行きついた先、でした。

無事済んだからこんな事いえるのさ、とは思うけど、でも無事済んでよかったわ。

半年間、本当に楽しませていただきました。
単行本化の際には(発売に気付けば)必ず買いたいと思います

また振り返っていろいろ書くかも

息子の学校へ

2013-06-29 | 雑感
今日は、全日参観日。来週行く合宿で作るカレーの予行練習でした。

家庭科室にエアコンがないと聞き、非常にいや~な気分で行きました。が、
そうだった、海に近くて周りより高い位置にあるから、寒い位風が吹く学校だったんだ
思ったより、全然涼しくてよかったです。

鍋で炊くごはん。上手く出来ました。

カレーも。

完成!!!!!

それにしても・・
ハ○ス ○ー○ントカレー甘口、って・・・。
保育園児じゃあるまいし・・。

まあ、でも美味しかったですよ~。よく煮えてたし、手際もよかったです。

硝子の葦

2013-06-27 | 
桜木紫乃「硝子の葦」



母の愛人と結婚した節子の半生。

夫が事故で植物状態の最中、実家で焼身自殺した節子。
物語は夫の事故当日にさかのぼり、この火事を経てある真実へ。


ミステリー?サスペンス?ラブロマンス?
と迷うけど、とにかく面白かったです。節子という人になんだか心惹かれました。

母は20歳で節子を産み、北海道・厚岸でスナックをやる。
愛人は次々代わり、飽きると娘を差出し金を取るような最低な女。

その愛人でラブホテル経営の男を頼り、高校卒業後は会計事務所で働く節子。
その会計士と恋人関係になるのに、突然、30歳年上のラブホテルの経営者と結婚しちゃう。


それなりに夫も愛していたようだし、会計士ともずっと続いている。
これはつまり結婚と言う名の就職だわね。

こう書くと「なんてこと?!」って感じだけど、何故かこの節子はそれが正解、って感じがする。

あと短歌仲間も倫子と、その再婚相手にに虐待される倫子の娘・まゆみとか
節子の義理の娘・梢とか、変わった人達がたくさん出てくるけど、こういう人達も嫌いじゃないなあ(お話の中ではね)

かなり、かなーり引き込まれました。
満足度100

クレープ

2013-06-27 | 雑感
昼に、会社近くの大型SCへ。

ランチ後フラフラしていたら、新潟県内の物産展発見

他県のも楽しいけど、県内だって普段行かない場所多数なわけで、こういうのは楽しい

で、村上の村恭クレープ見つけましたここのクレープ大好き。
しかも季節限定の「レモン味」だって。食べたいよ~


って事で、ダイエットするつもりがまたおやつ買っちゃったよ




中はこんな


さっぱりしたクリームで美味しかったです。

紫匂う・6/27

2013-06-26 | 
新潟日報連載「紫匂う」

女同士の対決は、意外にあっさり終了。

「自分の心に従って行動する」ことは、僧上慢だ!と激昂する志津に「あんただってそーじゃん」と語る澪。
その言葉に(いやもちろん丁寧語です)ハッとし、懐剣を置く志津。

そして出かけたと見せかけて様子をうかがっていた源三郎(四じゃなくて三だった)登場で終わり。


2日後、これまた蔵太が「またせたな」とあっさり登場。
武家の果たし合いとして、久野を斬った事はお咎めなしになった、と。

よかった~。

やはりこのお話は、澪と蔵太の夫婦の関係がテーマに違いない。
明日は「むらさき」の花を見るのかな。子供達、喜ぶだろうなあ~。