読む日々

テーマばらばらの読書日記

海は広いね、おじいちゃん

2016-06-23 | 読み聞かせ
五味太郎「海は広いね、おじいちゃん」



6/23、7/7の読み聞かせ資料3

1、2で既に14分経過しているので悩んだけど、3年生には笑いも必要との司書の先生のご意見もあり時間オーバーだけど読んでみた。正解。

おじいちゃんと孫で海へ遊びに来て、おじいちゃんが宇宙の本を読んでいる間に宇宙人が孫と遊んでくれる。最後おじいちゃんがパラソルを宇宙船仕様にしたところで男子が「なんで~?あはは」と受けてくれた。
難しい本ばかりじゃ退屈だもんね。読んでよかった。

見えづらそうだし、お話じたい簡単でほぼ暗記していたので膝にのせて紙芝居方式で読んでたみた。

7/7 4年生。すでに読んだことがある男子が、次の展開を予告しつつ盛り上げてくれた(笑)
絵本館
3分


かわ

2016-06-23 | 読み聞かせ
鈴木のりたけ「かわ」



6/23、7/7の読み聞かせ資料2

これも川の始まりから、海までの様子。物語というよりは理科の教科書的に感じ。
絵がリアルで図鑑としてもいいかも。

これはみんなに「ぜひ図書館で細かいところまで見てください」と言ってきた。
全員に見えるよう、一ページ読むたびに本を掲げて見せてみた。


7/7 4年生。リアルな絵にみんな釘付け。

幻冬舎

6分30秒

読むだけなら4分くらいかな。

川はどこから ながれてくるの

2016-06-23 | 読み聞かせ
「川はどこから ながれてくるの」トマス=ロッカーさく みのうら まりこ やく



6/23と7/7の読み聞かせ資料1

川のほとりに住む兄弟が、川の始まりを知りたいと思い、祖父を誘って徒歩で始まりを探す旅に出るお話。
とにかく絵がステキ。おじいちゃんイケメンだ(笑)


6/23は3年生。
最初ざわついていたけど読み始めたら真剣に聴いてくれました。
ただ絵が細かいので良さが伝わったが心配。みんな図書館で手元で見てくれるといいな。

7/7 4年生。
今ひとつ入り込めずざわついての開始。3年生の方が集中してたかも?でもこの年代には読み聞かせとしては少し不向きかも。


偕成社
7分30秒

あなたはそっとやってくる

2016-06-20 | 小説・現代
「あなたはそっとやってくる」ジャクリーン・ウッドソン作 さくまゆみこ訳

私立高校へ転校した白人女子と黒人男子が恋に落ちた!
世間の目を気にしつつ二人で歩いて行こうと決めた矢先不幸な出来事が。


泣けたー(;>_<;)
そして、現代のアメリカで未だこんなに人種間の違いを乗り越える事が大変なんだと初めて知った。

ヨーロッパなら何となくわかるけど。映画やドラマでも人種間のりこえた友情とか描かれてるから、全然関係ないとばかり。
恋愛や結婚となると難しいのね。

幸せになってほしかったな。

水のねこ

2016-06-15 | 絵本
「水のねこ」テルサ・トムリンソン作/久慈美貴訳/高橋常政絵

写真撮る前に返却してしまった。

終戦後間もなくのイギリス、カーリングローブが舞台。
母の出身地であるこの土地に引っ越してきた姉弟。川で遊んでいた時、緑の目の猫に出会う。その場で母の友人の息子と知り合い、その猫は連れて帰れないと聞かされ、実際ある場所まで行くと重くて運べないことに気づく。

この地には、昔飢饉から救われた史実に乗っ取り、カーリング豆を年に一度食べるお祭がある。
その伝説と、猫の正体である男の人魚の行動にはある関係が。

人魚を海へ返すべく奮闘する3人と、人魚を昔助けた少女の亡霊からの手助け。

どんどん引き込まれるし、お話の展開も自然だし、とても面白い本だった。