絵本
2010-05-29 | 絵本
「くさいろのマフラー」 後藤竜二/文 岡野 和/絵
北海道の漁村で暮らす1年生のコウくん。大好きな夏が終わり早い冬が来ると、仕事のない両親は東京へ出稼ぎにいってしまいます。
春になったら帰ってくるからと、おかあさんが草色のマフラーを編んでコウくんの首にかけて行ってくれました。
ことあるごとに「やい、北風。早く春を連れてこい」と叫ぶコウくん。親を待つけなげさに、声に出して読んでいても つい涙ぐんでしまいました
さいごは北風に飛ばされたマフラーを見つけてどかしてみたら、下からフキノトウが三つ顔を出してして、コウくんは北風にそっと「おまえ、春を連れてきてくれたんだな」と語りかけます。
舞台は昭和30年代後半頃。多くの大人達が冬場出稼ぎに行ってた時代ですね。
あと 息子が小2ですが、教科書に「ふきのとう」というお話が載っているので、思いがけず最後にふきのとうが出て来て大興奮でした
満足度75
北海道の漁村で暮らす1年生のコウくん。大好きな夏が終わり早い冬が来ると、仕事のない両親は東京へ出稼ぎにいってしまいます。
春になったら帰ってくるからと、おかあさんが草色のマフラーを編んでコウくんの首にかけて行ってくれました。
ことあるごとに「やい、北風。早く春を連れてこい」と叫ぶコウくん。親を待つけなげさに、声に出して読んでいても つい涙ぐんでしまいました
さいごは北風に飛ばされたマフラーを見つけてどかしてみたら、下からフキノトウが三つ顔を出してして、コウくんは北風にそっと「おまえ、春を連れてきてくれたんだな」と語りかけます。
舞台は昭和30年代後半頃。多くの大人達が冬場出稼ぎに行ってた時代ですね。
あと 息子が小2ですが、教科書に「ふきのとう」というお話が載っているので、思いがけず最後にふきのとうが出て来て大興奮でした
満足度75