「ルイジアナの青い空」キンバリー・ウィリス・ホルト作/河野万里子訳
1950年代のルイジアナ。祖母と両親と暮らす12才の女の子「タイガー」が主人公。
タイガーの両親は「ごゆっくりさん」。そんな両親を恥じたり、イヤになったり、でも大切に思ったり。
共に暮らす母方の祖母が、通常母親がするべき事をしてくれる。そして都会のバトンルージュには母の妹である叔母が成功して一人暮らしをしている。
友情や淡い恋の姿を描きながら、家族の絆が説かれています。途中、おばあちゃんが亡くなりますが、祖母を送るそれぞれの姿が切ない。そして叔母は、姉ばかり大切にする母親に対して屈折した感情を抱いていたが、タイガーの言葉でそこからも救われていく・・。
昨日、DVDのハードに入ってるモノを処分しようと眺めていて、1年位前にフジテレビ50周年記念に作られたドラマ「ハッピーバースデー」をまだ見てない事に気づき、夜中に途中まで視聴しました。原作は持っているので筋はわかっているんですが、ネグレクトされた少女と家族の和解までを描いたドラマです。その、ドラマの母親も、実は幼少時、心臓病を患う姉ばかり気にかける親に対して屈折した感情を持っていました。そんなドラマを観た直後に読んだので、不思議なシンクロを感じました。
本もよかったです。
満足度90
今年の書き込みはここまで。よいお年を
1950年代のルイジアナ。祖母と両親と暮らす12才の女の子「タイガー」が主人公。
タイガーの両親は「ごゆっくりさん」。そんな両親を恥じたり、イヤになったり、でも大切に思ったり。
共に暮らす母方の祖母が、通常母親がするべき事をしてくれる。そして都会のバトンルージュには母の妹である叔母が成功して一人暮らしをしている。
友情や淡い恋の姿を描きながら、家族の絆が説かれています。途中、おばあちゃんが亡くなりますが、祖母を送るそれぞれの姿が切ない。そして叔母は、姉ばかり大切にする母親に対して屈折した感情を抱いていたが、タイガーの言葉でそこからも救われていく・・。
昨日、DVDのハードに入ってるモノを処分しようと眺めていて、1年位前にフジテレビ50周年記念に作られたドラマ「ハッピーバースデー」をまだ見てない事に気づき、夜中に途中まで視聴しました。原作は持っているので筋はわかっているんですが、ネグレクトされた少女と家族の和解までを描いたドラマです。その、ドラマの母親も、実は幼少時、心臓病を患う姉ばかり気にかける親に対して屈折した感情を持っていました。そんなドラマを観た直後に読んだので、不思議なシンクロを感じました。
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満足度90
今年の書き込みはここまで。よいお年を