「アルマ~運命のペン~」ウィリアム・ベル著/岡本さゆり訳
1930年代カナダの小さな港町が舞台。お話を読んだり書いたりするのが大好きなアルマは、母と二人、貧しくともけなげに暮らしている。その町の唯一の御屋敷に新しく越してきた老婦人と娘。老婦人の手紙の清書をする仕事を仰せつかったアルマは、お屋敷に通ううちに、老婦人リリーと仲良くなる。
そして、リリーこそ自分が敬愛する、ベールに包まれた謎の作家本人だと気付く。
年齢を超えた友情物語。
アルマと母クララの暮らしぶりも堅実で好感が持てるし、リリー母子も話しが進むにつれいい味を醸し出してきます。
そして読後感と言ったら最高です。
ラストにアルマの書いた物語が書かれてますが、これまた涙が・・・。
子どもたちにぜひ読んで欲しい1冊。
あとがきによれば、プリンスエドワード島が舞台の港町のモデルだそう。
確かに、書かれている景色もとっても素敵です
満足度90
1930年代カナダの小さな港町が舞台。お話を読んだり書いたりするのが大好きなアルマは、母と二人、貧しくともけなげに暮らしている。その町の唯一の御屋敷に新しく越してきた老婦人と娘。老婦人の手紙の清書をする仕事を仰せつかったアルマは、お屋敷に通ううちに、老婦人リリーと仲良くなる。
そして、リリーこそ自分が敬愛する、ベールに包まれた謎の作家本人だと気付く。
年齢を超えた友情物語。
アルマと母クララの暮らしぶりも堅実で好感が持てるし、リリー母子も話しが進むにつれいい味を醸し出してきます。
そして読後感と言ったら最高です。
ラストにアルマの書いた物語が書かれてますが、これまた涙が・・・。
子どもたちにぜひ読んで欲しい1冊。
あとがきによれば、プリンスエドワード島が舞台の港町のモデルだそう。
確かに、書かれている景色もとっても素敵です
満足度90