読む日々

テーマばらばらの読書日記

ありがとう

2017-11-25 | 雑感
ミスターアルビレックス、本間勲選手が現役引退を発表。

とうとうこの日がやって来た。先日のチーム降格に続いて、ひとつの節目が来たんだなぁ、という感じ。

私のサッカーとの関わりは2011年春の、息子のサッカースクール入学から。それまでは熱狂する友人や弟を横目に、はまるのが怖くて入り込まないようにしていた。

けれど、本来のスポーツ観戦好き魂に、結局火がつき、息子がサッカー始めると共にスタジアム観戦、テレビ観戦もスタート。

特に応援する選手もいなかったけど、当時唯一知っていた選手が勲選手。

そして息子の初めてのエスコートキッズの際、手を繋いで入場したのが勲選手。

まだよくアルビの選手の名前も知らなかった息子にとって、内田選手と共に知っていた数少ない選手でキャプテン。

入場前にそんなにペラペラ話す選手はいないみたいだけど、とっても優しく話しかけてくれたそう。

その後もたまたま公園で遭遇したり、息子にとってもすっかり「ミスターアルビレックス」になった勲選手。

感化されて私もすっかり大ファンに。スタジアムで姿を追うと、さすがキャプテン、的確な指示を出し的確にボールを捌いていて、勲選手にボールが回るとホッと一息つけたんだ。(ポジションのせいもあるけど)

あの、劇的な降格回避の時。本当に痺れたよなぁ。

だけどだんだん出場機会が減り、新天地を求めて栃木へ。
全試合放送ありがとうスカパー!と思いながらテレビ画面を追った日も。

そんな勲選手が新潟に戻ってきた今シーズン。なかなか出場機会がないなか、息子も脚の手術後にモチベーションが保てずサッカー止めたり。私もチーム変えてからあまりフットサルにも行けなくなって、気持ちがだんだんサッカーから遠退いていた1年。

これからもアルビレックスに関わっていく、とコメントにあったので色々期待してる。私も息子の受験が終わったらまたフットサル、再開するつもり。

けれど、自分の中で何か区切りがついたような気分。

息子も、うっすら覚悟していたとはいうものの、残念そう。

来週は引退セレモニーだけど、仕事、休めなさそう。けど行きたいなぁ。

長い間お疲れさまでした。今後のご活躍、お祈りしています。

雪つもりし朝

2017-11-24 | 小説・近代
植松三十里「雪つもりし朝 二・二六の人々」



2・26事件に関わった5人の人々のその日とその後。みんな少しずつ繋がってる感じ。先に出てきた人のその後が次の人でわかったり、とかそんな感じ。

義弟が身代わりになった岡田首相→その岡田から終戦時の首相を請われる、事件当日は妻のお陰で一命を取り止めた鈴木貫太郎侍従長→その鈴木貫太郎の妻、タカが教育係りを務め彼女を母同然に慕った秩父宮。同じく彼女を母と慕う兄、昭和天皇の怒りの凄まじさもわかる。可愛がった後輩が鈴木貫太郎を襲ったと知り困惑。→安保締結の首相、吉田茂の娘、麻生和子。当日は祖父の別荘にいて、祖父を庇いつつ難を逃れる。戦後は父を支えて生きる。→訳もわからず決起部隊の所属だった、ゴジラの監督の本多猪四郎。

どれも視点が襲われるがわであり、その体験を踏まえての、大戦、戦後の姿が描かれていてとっても感じるところがありました。
個人的には麻生和子さんが幼子を残して働き続け、安保締結後に帰国し、待ち続けた息子、太郎くん(麻生元首相ですね)の様子に涙が出ました。基本的に母と息子の話に弱い(^-^;

決起部隊が、秩父宮が味方してくれると思い込んでいた様子がわかりましたし、この事件を期に陸軍の派閥の均衡が崩れ、日米開戦に向かっていったのだ、とわかり、何とか避けられなかったのか、ということと、終戦を実現させるための苦労もわかりました。原爆落ちる前に何とかならなかったのか、と思っていたけど、終戦失敗したら冗談抜きで総玉砕か植民地だったのかも、と思うと恐ろしい。

なんだかさらにこの事件について知りたくなってきたかも。

どうしようもない時代のうねり、
も、あるんでしょうけれど。

満足度100



日本名曲アルバム

2017-11-22 | テレビ
今回は忘れずに録画できた。

クラッシックの名曲特集。
しょうこおねえさんがゲスト。

♪出船

圧巻です。さすがです。こういうお歌を歌ったら、しょうこおねえさんの右に出る人はいないのではなかろうか。

♪泣かせたまえ

名曲っていうだけあって、曲名知らないけど聴いたことある。
曲調に、しょうこおねえさんの歌声、歌い方がマッチしていてこちらも素晴らしい。


あとは、コーラスのみなさんで。
個人的に懐かし過ぎる
♪流浪の民

中3の合唱コンクールの課題曲だったなぁ。ソプラノだったけど、覚えてた(笑)歌える。若い頃覚えたことは忘れないのね人間て。

こちらも中学でうたった
♪モルダウ

と、思ったら、曲は同じスメタナだけど、詞やらアレンジやらが違う。そういえば教科書に載っていたのは♪モルダウの流れ って曲名だった気もする。

なのでこちらは懐かしさ半減^^;

しょうこおねえさんの歌声はうますぎて鳥肌が立つなぁ、相変わらず。

新作CD

2017-11-19 | 雑感
明菜様のCDが今月、2枚同時発売。


カヴァーとオリジナル、という贅沢さ。
カヴァー「Kage」は、80年代ディスコソング、ということで。

ダンシングヒーローとか、give me upとか、私達世代には懐かしい曲のオンパレード。

オリジナル歌手の若かりし声とまた違い、染み染み聴けたりする。


もう一枚のオリジナルアルバム「明菜」。

これ、すごい!いい!!

詞も曲も、所謂、The明菜、って感じだし、明菜の歌自体もさすが、自然!聴いてて安らぐ感じ。

捨て曲なし。どれもいい!ずっと聴いていたい。

しょうこおねえさんのアルバムと合わせ三枚を順番に聴いている日々(^^♪

しばらく、いきものがかり ばかり聴いてて明菜からは離れていたので買おうか悩んだんだけど、買ってよかった。

最近、占星術が気になっていろいろサイトやブログを読み漁っているんだけど、今は木星が蠍座に入っているらしく、木星は約1年同じ星座に留まるそう。
天秤座の1年は、やたら「いきものがかり」ばかり聴いていて、蠍座に入った途端、中森明菜が懐かしくなった。
明菜の曲、って考えてみたら蠍座っぽいよなぁ、と(笑)

いきものがかりのボーカルさんは、私と誕生日1日違いの魚座さんだけど、歌は軽やかな感じ。
木星てんびん座の私にとって、昨年1年間は彼女の歌声がはまっていたのかしら。

ちなみに私の月は蟹座、なので、小さい子が気になったり、子供向けの歌とか本とか好きなのはこのせいなのかしら?とか。

調べたり読んだりしていくのが今はすごく楽しかったりする♫

私は占星術師ではないので、書いたことに責任は持てません^^;あくまで私個人の感じること、です。


オウリィと呼ばれたころ

2017-11-17 | 小説・近代
佐藤さとる「オウリィと呼ばれたころー終戦をはさんだ自伝物語ー」



コロボックルで有名な児童文学者で近年亡くなられた佐藤さとるさんの自伝的物語。

父母の出会いや横須賀、横浜での幼い頃の生活、そして海軍の父がミッドウェー海戦で亡くなってからの生活が描かれた後、戦局混迷での過酷な日々からの疎開、そして旭川で迎えた終戦。進学で横浜に戻ってからのこと。

今毎日観ているドラマ「トットちゃん」と少し時代が被るので興味深く読みました。
今、気になるのは、日本の借金の額との対GDP比が終戦時を超えていること。終戦の時の、預金引き出し額制限や新円切り替えで庶民が味わった混乱が知りたい。

なんちゃって。

あと毎朝観ている朝ドラ再放送「花子とアン」も、花子が児童文学の賞を取るところをやっているのでその辺りも被ったなぁ。

本を書く人、って、やはりなにか突き上げて来たり、チャンスや流れがやって来たりして自然に書くようになるのかしら?

児童文学者だけあって、ものすごーく明快で読みやすい文章で、こういう本、大好き。