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MRI検査

2010年08月28日 14時28分12秒 | 諸々
腹部のMRI検査なるものを受けました。
20数年前に肝炎を患って インターフェロン治療にてどうにか治癒し 今は普通に生活しています。

数年前から 脂肪肝(しもふり状態)のきらいとγ-gtpの値が少し高いので 定期的に検査していましたが 2年間検査していませんでしたので 今回の検査となりました。

検査する前に『以前に MRI検査を受けたことがありますか?』と検査技師の方に尋ねられて『はい!』と答えましたが 検査が始まってみると それは受けたことのない検査でした。以前に胸部(心臓)のMRI検査をしようとして 造影剤に異常反応が出て検査できなかったことを忘れていました。

朝食を絶食してゆきましたが そのことは何も聞かれなかったので 絶食の必要性はなかったのかも知れません。
金属類は身につけられませんので ファスナーのあるズボンを検査用のズボンにはきかえます。
検査用の寝台に仰向けで横になって 腹部に呼吸センサーを取付けます。そのうえに日の字形の枠のようなものを置いてベルトで2箇所固定します。
なにかあったら このブザーの先端を握りしめてくださいと 右手に持たされました。CTスキャンは大きな輪っかですが MRIは身動きできない いわば棺おけ状態です。頭にはシャワーキャップのビニルをかぶって 耳にはヘッドフォン(クラシック音楽と鼓動のような音が流れてきます)をします。
検査の途中で何度も 気分は大丈夫ですか? なんともないですか? と確認しながらの検査です。

所要時間は約15~20分とのことでした。最初1分間とか3分間の断続的な検査がおこなわれます。最初は音もたいしたことなく 普通な感じでしたが 次に熱を感じるような検査がはじまりました。輪切りにされているのが 熱でわかります。
少し休憩して 息を吸って吐いて 14秒間の息止めの検査があります。14秒間はけっこう長いです。
つぎに 3回連続の10秒間 息止めの検査です。続いて3分間とかの断続的な検査です。 腹部につけた呼吸センサーがスウィッチになっていて 息を吐いたときに撮影されています。検査の速度は自分の呼吸の速度で決まります。最初は音だけでしたが 最後のあたりには 振動も加わった検査がありました。棺おけ状態の中での検査ですので 閉所恐怖症とか音と振動に耐えられない人には苦しい検査かも知れません。
音と振動と熱とパルス けっこうハードな検査でした。最後の検査ですと言われて 検査は終わったのですが 5分くらい経っても 棺おけから出してくれません。しばらくして もう1回だけ追加の検査をします ということで検査は終わりました。20分以上かかった感じでした。検査費用が1万くらい請求されるかと思いましたが 3000いくらでしたのでそんなに高くないなという印象です。2週間前のCT検査は1万数千円でしたので高かったー!

専門の医師による診断がされるようで 結果は1週間後です。