小うつな人・ケアマネな人、を応援する日記

小うつな方・ケアマネな方、どっちでもある方のために捧げる、ネタのたわごとです。めざそう癒し人!?

東日本大震災: イギリスの子供たちから応援メッセージ:エミリーとベスとエミリーMからのメッセージ

2011-09-13 09:33:19 | 弱さへの思考
東日本大震災: イギリスの子供たちから応援メッセージ:エミリーとベスとエミリーMからのメッセージ


Messages to Japan
英国エセックス州の小学生から東日本の皆さんへの応援メッセージ

エミリーとベスとエミリーMからのメッセージ
Messages from Emily, Beth and EmilyM (Class 3R)

http://blog.goo.ne.jp/msg_to_japan

エミリーの字がかわいい。そして、内容がとてもいいです。

「わかりやすさの本質」野沢和弘:著 生活人新書・NHK出版を読んで その1

2011-09-13 09:28:30 | 弱さへの思考
「わかりやすさの本質」野沢和弘:著 生活人新書・NHK出版を読んで その1

著者は毎日新聞東京本社の記者である(本刊行当時)。
現在は…とりあえず、PandA-Jhttp://www.panda-j.com/panda-j/panda-j.html>を参照のこと。このサイトも興味深いです。

本書は、新聞記者と知的障害者が、ともに取材・執筆・編集に挑戦する新聞「ステージ」を通して、難しい記事をわかるやすく表現する試行錯誤を通して新しいコミュニケーションを考察したものだ。

これは、昨日blogったが、
「わけのわからん哲学者のわけのわからん発言」よりも、現実的であり、
コミュニケーションを向上させるという点において、レベルが高い。
哲学者も見習って、わたしのような下々の者どもにもわかるようにして欲しい。

この本の冒頭からして、気を惹きつけられた。

「福祉っぽいのはやめようよ」

これは、「ステージ」誕生の歳、障害者の支援者たちからそのような声が上がったものだ。

だいたい、現行の制度(障害者自立支援法や介護保険法)は、障害者や要介護高齢者のためになっていない。がんじがらめの法律のなか、あれはやれこれはやれ、あれはだめこれもだめで、話しにならん。
「福祉っぽいのはやめようよ」というスタートがなければ、利用者主体への関わりに近づかない。

ところで、それまでの障害者広報誌と言えば、施設の紹介であったり、福祉制度の説明であったり、趣味や娯楽に関する情報提供だったり…。これでは一般社会のなかで生きていこうとする障害者に必要なものとはいえそうにない。というかなんだか面白くない…と著者は言っている。
機会があれば、手に入れて読んでいただきたい。相変わらず、その形態は変わっていない。

「小学校3年生ぐらいが読んでわかるように書いてください。だけど、子供扱いはダメ。彼らは政治にも観光問題にも、もちろん恋愛や性にも興味がある人たちですから」と障害者の支援者たちから釘を刺された著者…

どのような奮闘があり、結果どうなったのかを、「わかりやすさ」を通して考えていきたい。
それは、ケアプランの作成やら、恋人との会話に役立つに違いない。