De cela

あれからいろいろ、昔のアルバムから新しい発見まで

教科書の始末

2008-10-11 17:09:30 | 生活情報
引き続き物理の教科書の記録と廃棄
昨日のShiffの海賊版教科書の後ろのほうがきれいだったという話、整理を続けていると日本語訳(井上健訳)の下巻が出ていました。1958年の初版発行となっていますから、後半はこの訳本を使って勉強していたことがわかります。教室に持ち込む本は英語でも日本語でもかまわなかったので、英語に弱い私は訳本を無理して購入して臨んだことがわかります。このころから急速に訳本が出てきたこと、同じ英語版でも海賊版を買わなくともAsian editionというのが発行されるようになりました。あの頃、外国の本はとても高価で、訳本やAdian editionは買いやすい値段でした。
 今日はもう一冊、山内恭彦の「一般力学」です。この教科書も物理を専攻した人は皆おなじみではないでしょうか。
 ニュートン力学や電磁気学は2年次に学び、量子力学は3年次、そのころ将来実験物理か理論物理のいずれに進むか結論を出さなければいけませんでした。数学理論に弱い私は楽な実験物理を選ぼうと、あんまり量子力学には力を入れなかったような気がします。今ページを開いてみても記憶がよみがえりません。一般力学はさすがにある程度追っていけるのですが・・・。まあ、今になってはどうでもよい事で、これを最後にサヨナラするのですが・・・。