
昨日、植田正治写真美術館に行ってきました。
植田正治さんは、鳥取県出身の写真家です。
2000年に亡くなるまで生涯この山陰地方に拠点を置き、
砂丘を背景にした写真や子供をテーマにした写真など、たくさんの作品を残されました。
ー 写真はあくまで私的風景である。 ー
ブログを始めてから何かしらシャッターを押す機会(癖?)の多くなった私ですが、
写真は現実の風景をそのまま切り取ったものではなくて、
あくまでシャッターを押す人の目に見えた私的な風景である、という捉え方に、
新鮮な感銘を受けました。
私が植田正治さんを知ったのは、福山雅治さんがきっかけです。
シングル『HELLO』のジャケ写を植田さんが手掛けたのを機に、
自身も写真を撮る福山さんが植田さんを師と仰ぎ、
以降、二人の間には深い交流がありました。
福山さんと植田さんについて、こんな話があります。
この写真美術館からさほど遠くない場所に天文台があり、
福山さんも、そこを訪れたことがありました。
その天文台で最近、一つの新星が発見されたのですが、
新星の名前は発見者が付けることができるので、
天文台ではそこを訪れたことのある福山さんにちなんで、
『福山雅治』
と名付けたいと、福山さんに打診しました。
すると福山さんは、
「『福山雅治』ではなく、その星の名前は『植田正治』としてください。」
と言ったそうです。
そして、『植田正治』という星が誕生し、
この地方が生んだ偉大な写真家の名前が、永遠に残ることになりました。
どんなにたくさんの賛辞を聞くよりも、
一瞬で福山さんの気持ちが伝わってくるエピソードだなぁと思いました。
福山さんがきっかけの、相変わらずミーハーな私の行動ですが、
また一つ新しい世界を知って、とても充実した気持ちになりました。
植田正治写真美術館って・・・米子にあるやつだよね?
いいなぁー 去年島根に行った時に 米子まで足を伸ばして行こう!!って思ってたのに時間的余裕がなくて断念したのぉー
ー 写真はあくまで私的風景である。 ー
私も何かと写真を撮っては公開する事が増えてるから
この言葉にグっときたの
あー機会があれば私の是非行きたいとまた思いを新にしました。
実は福山さんつながりで行ったんですが(ミーハー)
この美術館、周りの環境が抜群に良いですよね。建物もすっきりしていて見やすいし・・・
なかなか行けるところではないですが、また機会があれば行きたいです。
天文台も行ってみたいです。
やっぱりお二人とも芸術的なセンスというか、
素敵な感覚をお持ちなんでしょうね。
びっくりして、そして勝手にちょっと嬉しくなってしまいました。
そうですー!
米子から車で多分15分くらいじゃないでしょうか。
確かに、私はたまたま親戚の家から車で1時間くらいですけど、
普通はなかなかそれだけのために行き易い場所ではないですよね
でも、ほんとにほんとに素敵な場所でした
立地も、建物の雰囲気も、もちろん作品も。
「静」という言葉がぴったりな感じだなーと個人的には思いました。
もし行かれるときには、たっぷり時間に余裕を持って行ってみてください。
バタバタと時間に追われて鑑賞するなんてもったいない所でしたよ。
私も、この言葉がほんとに心にきました。
これからも、気軽に素直にシャッター押していこうと思いました。
あんな所(といっては失礼ですが
大阪からだと結構不便な場所だと思うんですが・・・まるさん、あなたすごい
いくら福山さんがきっかけとはいえ、その行動力に惚れてしまいそうです
天文台の話、なんかすごくじーんとしたんですよね
福山さんの植田さんに対する敬愛の念っていうのがすごく伝わってきて。
もう亡くなってしまっているのが残念ですが、
とても魅力的な方だったんだろうなーと思います。
次に帰省したときにも、ふらっと行ってしまいそうです。
素敵な場所を見つけられて、良かったなーと思いました。