Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2023年2月25日(土)[箕面]鉢伏山から、役行者昇天の地・天上ヶ岳へ!

2023年02月27日 | 山登りの記録
■メイン写真
役行者像がある天上ヶ岳。瀧安寺の奥の院とされる


■今回のコース
止々呂美ふるさと自然館前バス停→鉢伏山→エキスポ90みのお記念の森→天上ヶ岳→
箕面滝→箕面駅


この日は箕面の山を北からアクセスしてみた。止々呂美から知る人ぞ知る雑木林の
道をたどって鉢伏山に登り、役行者が昇天した場所と伝わる天上ヶ岳を経て、
箕面滝へと歩いてきた。
北風が冷たい日だったが、25,000歩のあいだにいろいろな発見があり楽しかった。



集落横の小径に入ると、ほんの少しで里山風景になる。
栗や柚子が植えられている横を抜け、全壊した植林小屋の脇を抜ける。
かつて炭焼きに使われたクヌギは、およそ10年ごとに、新たに伸びた幹を切ることを
繰り返し、ヘンテコな形になった。「台場クヌギ」と呼ばれるが、このあたりにも
たくさん見られる。池田方面へ出荷された「菊炭」は、茶道で珍重されたという。



クヌギをはじめとする落葉広葉樹の葉が積もった踏み跡を行く。
道中、自転車の轍が複線化したり、そこへ雨水が流れてⅤ字に侵食されたところも
散見され、痛々しいところもある。



シンボリックな大カエデの木がある、すり鉢状の地形になる。
鹿の糞がころころ落ちているが、鹿の餌になりそうな下草はほとんど見られない。



明ケ田尾山から続く尾根道に合流する。
ここから先は、道標も整備された「大通り」である。



鉢伏山の山頂でランチ。日が差しているときは暖かさを感じるが、陰って北風が
吹き抜けると一気に寒さを感じる。



折れた木の幹、人の手が届かない上のほうに、ヒラタケだろうか、えらいデカい株。
あそこまで大きくなると、もう食べても硬いだけだろうな。



エキスポ90みのお記念の森の木製展望台は、補修がなされないまま立ち入り禁止が
続いている。展望台からの眺めは楽しみの一つだっただけに、はやく修理してほしい。



しばらく車道を歩く。この道は、五月山へと続いている。
途中、六甲山系や大阪湾が見えた。

政の茶屋への標識が立つ分岐で、ふたたび山道に入る。
ぼちぼちお猿さんの落とし物を踏んづけないように気をつけながら行く。



次の乗越の分岐で南へ少し下ると、天上ヶ岳だ。
南側が少し開け、大阪の海が見える。役行者は遠く熊野の空を眺めておられるのか。



政の茶屋へ下りずに、自然研究路路2号線を下ると、少しショートカットできる。
百年橋にも、お猿さんの証拠品がたくさん落ちていたが、お猿さんご本人には会えず。
ここで山歩きとしては無事終了。



箕面滝に到着。観光客は少なかった。



箕面川の澄んだ淀みに目をやると、幸運にもオオサンショウウオを見つけた。
前日に雨が降ったのが功を奏したか。ここに棲んでいるのは、けっこう有名らしい。
短い手足がプニプニしてかわいい。向こうも見られていると恥ずかしいのか、
もぞもぞと動いてくれた。



箕面駅までは、いつもの観光遊歩道。もみじの天ぷらを買ったり、解散後、
お茶に寄る仲良し組など、アフター登山を楽しんだ。

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