Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2007年11月24日(土)蓬莱峡でクライミング練習

2007年12月01日 | 山登りの記録
晴天に恵まれたこの日、先週に引き続き、六甲の蓬莱峡に練習しにいった。
今日は純粋にクライミングを楽しもう。

朝、先週の講習の”先生”T田さんにばったり会う。今日は大学山岳部の
指導だと仰る。毎週のように後進の指導にあたられているのには、本当に
頭が下がる。
ゲレンデに着くと、府岳連のお知り合いもいらっしゃった。
世間は狭いのである。

今日は、ともちゃん、元気者フミちゃん、エレガントF原さん、
ポチK本さん、きっしー、宇宙人I村さんという面々。
まずは初級者向けのトラバース練習を指揮。
ともちゃんと元気者フミちゃんが、大根おろしフェースで先に
トップロープを張っていてくれていたので、次にそこで”アップ”。
Mr.Dashだけは登山靴で臨んだが、以前のような恐怖感はなくなっていた。

進化中のエレガントF原さんが、右フェースで、初めてのリードを成功させた。
初リードをやるには、ちょうどいいゲレンデだった。

やったね。来年の沢登りが本当に楽しみになってきた。

きっしーは、すかつり上達した懸垂下降に酔いしれて、それをやるために
繰り返し繰り返し、大根おろしに取り付いていた。

Mr.Dashも負けてはおれない。一番奥の凹角ルートに初挑戦。
なぜか、今まで登ったことがなかったのだ。
クライミングシューズに履き替え、オンサイトでのリードに挑んだ。
はじめは、なかばチムニー的に快適に登れるが、次第に岩が立ってくる。
チムニーもできなくなり、小さなスタンスを微妙に見つけていかねば
ならない。もっとも、手のホールドがガバで豊富なのが幸い。

快調に登っていったが、途中、進路に悩んでしまう。
かなり微妙な箇所でいったん止まり、ルートファインディング。
このあたりは、2mおきにハーケンやボルトが打ってあり、ビレイするのに
苦労はないが、途中であまり疲れたくはない。
いったん身体を右に振って右上に伸びる小クラック沿いににじり上がり、
再び左に振りなおすトリッキーな”正解”を発見してクリア。

最後の最後は、ややモンキークライム的に攀じ登った。
いやはや、やっぱり、こういう登りは、スリルがあって面白い。

Mr.Dashに続き、ともちゃん、エレガントF原さん、
ポチK本さんが登ってきた。みんなの上達にはホレボレする。
ともちゃんは、指の負傷後、長いゲレンデは初めて。

がんばって登っていたが、途中、あまりのスリルに、指のことはすっかり
忘れていたという。

最後に、他のメンバーを岩に残して、元気者フミちゃんの希望で
アイゼンワークにつきあう。先週の復習になるから、ちょうどよかった。
こっちは、一度歩いているルートだから、えらい簡単に感じるが、
フミちゃんは、本格的アイゼンを履き、ピッケルを握ること自体、初めてという。
履き方、握り方から教える。

フミちゃんは、部のなかでもクライミング技術はトップクラスだが、
総合的経験値はマダマダ。おっかなびっくりで、すっかり腰が引けている。
それでも、がんばり屋さんの意地で、一度も転倒せず、ズボンにアイゼンの
爪を引っ掛けることもなく周回ルートを歩き通した。
最後は日暮れギリギリ。充実した練習になった。








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