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サッカー、NBA、プロ野球、ラグビー、何でも書きます。想いをそのまま文章にぶつける。

プロ野球開幕!! ~セ・リーグ編~

2005年04月02日 18時09分18秒 | Weblog
昨日のセ・リーグ開幕戦は今までセを引っ張ってきた巨人と阪神が敗れるスタートとなった。去年のセ・リーグ覇者の中日は劇的なサヨナラ満塁ホームランで白星を手にした。今年のオープン戦と開幕戦を見た感想から、今季のセ・リーグを予想してみたい。
まず去年の覇者である中日。開幕戦はエースの川上の完封でしたものの、中日の先発陣には不安が付きまとう。まず山本昌は今年で40.シーズンを通しての活躍を期待するのは酷な話だろう。そしてドミンゴは開幕を故障で出遅れた。実戦から離れているため試合勘が心配だ。そして山井は去年の日本シリーズの活躍だけでシーズンを通しての活躍はない。そして怪我から復帰したばかりの朝倉に実績のないチェンとマルティネス。こう考えると実績があり、一年を通して期待できるのはエースの川上のみ。さらに岡本や平井といった救援陣のオープン戦での防御率も5点台。去年の疲れが抜けていなくても不思議ではない。抑えの岩瀬は安定感があるが、やはり毎年50試合以上投げているので心配は付きまとう。打線も去年出来すぎの感があった荒木と井端とアレックス。今年は他のチームのマークもきつくなる。さらに36歳になる立浪。山本昌と同様に一年を通しての活躍は厳しいか。活躍が期待できるのは首位打者を狙う福留、二年連続ホームラン王のウッズ。ベテランでいぶし銀の井上や谷繁も去年以上の活躍は難しい。中日にはマイナスの要素が多いのは確かだ。去年の優勝チームに他のチームのマークが厳しくなるのは当然のこと。2連覇に黄信号が灯った。
そしてプロ野球のドン、巨人。上原はオープン戦出遅れたが、しっかり開幕に合わせてきた。エースの上原を中心に久保、内海、工藤、桑田。高橋尚と木佐貫は少し出遅れたが、他にも三木や林、真田など駒が揃う。その中でも内海や久保、林、三木といった若手に期待がかかる。上原がメジャー挑戦を志している以上、次のエースを探さなくてはならない。今季が巨人にとって変革のときとなるだろう。しかし問題は中継ぎと抑え。開幕戦で抑えのミセリが打たれ、計算が狂った。河原も西武に放出したため、もしミセリが使い物にならなかった場合、どうするのか。やはり投手陣に不安が残る。それに対して打線は重量級だ。一番の仁志から二岡、高橋由、清原、ローズ、小久保、キャプラー、阿部と繋がる打線はどこからホームランが出ても変ではない。高橋由が開幕に間に合わせ、清原が120%と言っている今、不安は見つからないように見える。ただやはり小技や足が使える打線ではない。今年飛ばないボールに変わったこともマイナスに働きそうだ。ただやはり120%の清原が何本ホームランを打つのか、など注目を集めることは確かだ。今年の巨人に欠けているもの、救援陣と足の使った攻撃。この欠如を巨人はシーズン終了後に嘆くこととなるだろう。
そして2年前のセ・リーグの覇者である阪神。今年はエースの井川の契約が長引き、エースは思ったとおりの結果を残していない。しかし二番手の福原が去年からの成長を継続しているのは心強い。それ以外の先発陣は下柳、ブラウン、安藤、太陽、能見、中村泰、杉山、筒井、江草など駒は揃っているが、活躍は未知数。しかしそれぞれがオープン戦で結果を出したことは心強い。さらに救援陣のウィリアムスと藤川が安定し、さらに抑えの久保田はオープン戦自責点0と期待できそう。一昨年活躍した吉野が戻ってこれるかも注目だ。さらに打線は赤星、藤本、シーツ、金本、今岡、スペンサー又は桧山、矢野と続く打線はあまり長打は期待できないが、足や小技を絡めて攻撃できる。ベンチに関本や片岡、浜中がいることも心強い。今年の阪神がなぜ優勝候補にあがってこないか不思議なほど戦力は充実している。
そして去年何気に二位に入ったヤクルト。先発陣は去年の新人王川島が出遅れたが、エース石川、完全復活を狙う藤井、さらに若手の高井や坂元が先発ローテか。石堂も故障で出遅れ、若松監督としては頭の痛いところだろう。救援陣は大黒柱の石井は健在。問題は石井以外に安定した投手が出てくるかどうか。抑えには五十嵐が控えるだけに、中継ぎをしっかりと安定させたい。そして打線はクリーンアップの岩村、ラミレス、古田が中心。40歳の古田は今年2000本安打を達成することだろう。ただ全体的に古田や宮本、鈴木健など高齢化しているのが気にかかる。一年間の活躍を期待してよいのだろうか。さらに一軍での実績のない青木にとってもきびしいシーズンになりそう。新外国人リグスが二軍スタートなのも痛手だ。
横浜は牛島監督に代わり、Aクラス入り、そして優勝を狙いたい。先発には番長三浦に斉藤、セドリック、吉見、さらに加藤、門倉といったところか。ただ三浦以外にここんとこ安定した成績を残したものがいないことが気がかりだ。中継ぎにはクルーンや川村などが控え、抑えには大魔神佐々木。佐々木も去年の中盤からの不調によって不安は募るが、今年はしっかり万全にしてくるだろう。今年打たれたら佐々木も引退の二文字がくっきりと見えてくる。打線は石井、種田、金城、多村、佐伯、ウィット、村田、相川と続く打線は穴がない。さらに控えには古木や内川らが出番を伺っている。開幕にはウィットと多村が出遅れたが、それでも層の厚さで補っている。投低打高という去年の状況を変えることが出来るか、そして去年大きく負け越した接戦をものに出来るかが鍵となる。牛島監督の手腕に期待が集まる。
そして最後に広島。先発はエース黒田、ベテラン佐々岡、若手の大竹、復活を期する長谷川。ただ問題はそれに続く投手がいないこと。それは先発陣に限らず、中継ぎと抑えにも当てはまる。広島の投手陣は若手をたくさん起用することによって、成長を待ちたい。若手の成長がない限り、広島の優勝がないことは明らかだ。そして打線もいまだ前田や緒方、野村といったベテランに頼っていることは否めない。しかし去年から中軸に座る嶋やラロッカが今年も決定的な仕事をしてくれそう。問題は一二番に座るであろう尾形と東出。足も使えて小技もあるだけに、中軸に回る前に相手をかき回したい。そしてこの2人の出塁率が大きな鍵となるだろう。ただやはり全体的な層の薄さは隠せない。
ことし巷では中日か巨人の優勝だと言われているが、そんな二強のマッチレースになるとは思えない。そして確信している、そこに阪神が割って入ってくると。ヤクルトと広島は他のチームと比べると層が薄く、少し厳しいか。横浜は先発陣次第だろう。三強である中日は中継ぎが去年のような活躍を見せることが出きるか。去年の酷使がここで響いてきそうな気がする。巨人も同じように救援陣次第。ミセリは本当に抑えることは出来るのか。シコースキー以外の中継ぎにも安定感はない。阪神は先発陣が鍵。井川はいつもどおりの活躍が出来るのか。早めに先発ローテを固めたい。

プロ野球開幕!! ~パ・リーグ編~

2005年04月02日 17時37分56秒 | Weblog
昨日のセ・リーグの開幕でついにプロ野球が開幕した。現在パ・リーグは6試合を終えてトップに立っているのは優勝候補大本命のソフトバンク。そして昨日のセ・リーグの開幕でも優勝候補本命の中日がサヨナラ満塁ホームランで白星スタートを飾った。優勝候補がそれぞれ順調な走り出しを見せたため、このまま何も波乱なく10月まで走ってしまうのだろうか。今回はオープン戦、そしてプロ野球開幕を見ての自分の今年のプロ野球予想をしたいと思う。
まずパ・リーグ。現在トップにソフトバンク。1ゲーム差でロッテ。そしてさらに1ゲーム明けて去年日本一に輝いた西武。もう1ゲーム開いて四位に日ハムとオリックスと新入球団の楽天が並んでいる。オープン戦前に予想したときには今年のパ。リーグの覇者はソフトバンクになるとしたが、まさにその通りの展開となっている。しかし予想では斉藤、新垣、和田、杉内の4本柱が中心となると書いたが、斉藤が故障でまさかの出遅れ。しかし開幕から和田、新垣、馬原、杉内、星野の5人で開幕5連勝を成し遂げた。新垣はまだ本調子ではないが、開幕投手の和田を中心とした先発陣は安定感があり、今先発陣がいる限り、まず大きな連敗をすることはない。打線では故障の癒えない四番松中が休みながらのプレーとなっているが、城島がその穴を埋める活躍を見せ、新外国人のバティスタやカブレラにも当たりが出だしている。さらに新一二番コンビの大村と川崎の活躍も際立っている。やはりソフトバンクが優勝候補の一番手であることになんだ違いはない。
現在二位に付けているロッテは開幕で新入球団の楽天にまさかの敗北を喫したものの、その後見事な立ち直りを見せた。エースの清水直が好調でさらに二番手の渡辺俊も楽天を完封。小林宏は打たれたものの、その後セラフィニ、小野で連勝したのも大きい。打線では李が不調で二軍スタートとなったが、開幕後は今江や西岡が活躍し、現在の順位となっている。しかしやはり中心である福浦やベニーに当たりがないと寂しい。そして李の力も必要になってくる。今年好調な先発陣に実績のある藤田や薮田の救援陣、そして守護神の小林雅とピッチング・スタッフは充実している。問題は打線。特に打線の核であるベニーや李などの長距離砲に当たりが出れば、チームも軌道に乗ることだろう。
去年日本一の西武は開幕から松坂、西口、帆足で三連勝したが、そのあとの三連敗で五分に戻ってしまった。しかし去年二桁勝ち星を挙げた帆足のピッチングは見事なもので、今後松坂に次ぐ柱になることが期待させた。しかし期待の若手である岡本や涌井が滅多打ちにあい、張がいない今、先発陣は不安を抱えている。さらに長田や大沼らの救援陣も打たれている。問題がないのは抑えの豊田だけ。それに対して打線は中心のカブレラや中島が好調なのは心強い。問題は5番を担っている和田の調子が上がってこないこと。これからフェルナンデスも復帰するだけに和田の復活次第では去年日本一をとった打線が復活することになる。
日ハムはスーパースターの新庄が相変わらずの活躍を見せている。やはり新庄が打つと盛り上がる。しかしエースのミラバルが打たれ、さらに二番手のトーマスも打たれるなどチームの成績はいまひとつ。金村や江尻ら好調な投手を巧く生かさなくてはいけない。なにしろ去年ブレークした抑えの横山が思うように相手を抑えることが出来ていない。打線では既出の通り、新庄が去年から続く活躍をみせ。さらに小笠原、セギノール、高橋信ら中軸に当たりが出ている。投手陣が不調な今だからこそ、好調な打線でカバーして白星を拾いたい。
続いて近鉄と合併したオリックス。打線と投手陣が噛み合わず、最下位に沈んでいるが、先発陣は至って好調だ。川越、JP、パーラ、ケビン、ユウキと好調なピッチングが続き、さらに新人の光原までもが安定したピッチングを見せた。さらに抑えの山口も安定している。打線は中心の谷を故障で欠くこともあって、いまひとつ波に乗れていないが、もともと2チームを作るだけの戦力があるので、10月まで安定した戦いぶりが出来るだろう。オリックスは今季ダークホース的存在といえるだろう。
最後に新入球団楽天。開幕ではエースの岩隈の好投もあって歴史的勝利を手にしたが、その後まさかの4連敗。ホッジス、藤崎、ラス、矢野とオープン戦では好投したものの、その調子を持続することが出来なかった。今のところエースの岩隈が2連勝と結果を出している。問題は岩隈に次ぐ投手の存在だろう。その存在が現れない限り、岩隈に全ての比重がかかり、岩隈自身も潰れかねない。打線はここに来て磯部、ロペスに当たりが出たのは良いニュースだ。しかしやはり他のチームと比べると小粒であることは否めない。あとは田尾監督の戦術が鍵を握ることだろう。
ここまで6試合パ・リーグを見てソフトバンクの優勝、そして楽天の最下位は可能性がかなり高いといえる。西武は帆足の独り立ち、そして涌井や岡本などの若手投手の活躍が鍵となる。ロッテは打線の復調次第。日ハムはやはり先発ローテーションを早く固定したい。オリックスはやはりチームとしてのまとまりが鍵。今年もパ・リーグはプレーオフ制度のため、3位以内に入れば日本一の可能性がある。そしてその3枠はまずソフトバンクが確実。そして残りの2枠を西武、ロッテ、オリックスが争うことになるだろう。日ハムは横山やミラバルといった去年の中心に疲れがたまっていることが気がかり。去年は北海道移転一年目ということでモチベーションも高かった。楽天はやっぱり力不足は否めない。
今年はオリックスが楽しみだ。まさにダークホース次第。仰木マジックに期待したい。ロッテは去年の悔しさが最後の粘りに繋がるか。そして松坂頼りの西武はどうなるか。ソフトバンクの独走を許してはいけない。