昨日のバーレーン戦で勝点3を手にしたことによって、W杯への道は明るく照らされたように見えた。しかし最終予選はそんな甘いものではない。現在のグループBの順位はイランが勝点7で首位に立ち、次いで日本が勝点6。そしてバーレーンが勝点4で二強を追いかけ、北朝鮮はここまで勝点0と苦境に立たされている。北朝鮮は2位日本との勝ち点差が6と開き、最終予選グループ上位2チームの無条件でのW杯出場を諦め、3位でプレイオフを勝ち進んでのW杯出場を狙うことに目標を変えざるを得なくなった。しかし現在のホーム2試合を終えた時点での勝点0という現実から考えて、W杯出場はかなり厳しくなった。奇跡が起こらない限りW杯への道は見えない。そのため、当面日本のライバルはイランとバーレーン。現在日本は2位につけているが、既にホームを2試合終えているため、安心は出来ない。イランもバーレーンもまだホームゲームを2試合残しているのだ。
特にイランは後半戦1試合目をホームで北朝鮮と戦い、2試合目もホームでのバーレーン戦となる。イランとしては最終戦のアウェーでの日本戦の前にW杯出場を決めておきたいため、ホーム2試合は必勝体制で臨むことになる。まず一試合目のホームでの北朝鮮戦は問題なく勝点3を手にすることだろう。この時点でイランの勝点は10。まだこの時点でW杯出場は決まらないが、大きくW杯出場へと前進することになる。そして迎えるバーレーンでの日本対バーレーン戦。日本は勝点1を狙うことだろう。それに対してバーレーンは勝点3狙いということになる。可能性としては総合力で少し上回る日本が引き分けに持ち込む可能性が高く、もしここで引き分けなら日本の勝点は7、バーレーンの勝点は6となる。そして続く第5節。日本はアウェーのバーレーンから北朝鮮へと移動することになり、日本では死のロードと言われているが、北朝鮮も同じようにイランから北朝鮮へと移動するため、あまり北朝鮮代表と状況は変わらない。逆にホームを万全の状態で迎えられない北朝鮮のほうが痛手といえるだろう。先日の北朝鮮でのイラン対北朝鮮の試合で観客に暴動があったため、この試合は何かしら対策がとられている可能性が高い。そのため、日本にとって思ったほどアウェーらしさはないだろう。そしてこの試合日本は是が非でも勝点3をとらなくてはならない。ここで勝点を落とすと2位以上に入るのは難しくなる。北朝鮮にとっても最後のアウェーのため猛攻を仕掛けてくるだろう。しかし実力的には日本が上にあることは誰の目にも明らか。日本代表が勝ちたい気持ちを表に出してプレーできれば勝点3も付いてくるだろう。もし日本が勝てば、日本の勝点は10。この時点でイランと並ぶことになる。そしてこの試合と同時に行われるバーレーン対イランの結果にすべての注目が集まることになる。もしイランが勝てば、イランと日本のW杯出場がこの時点で決まる。引き分けでもイランと日本のW杯出場は決まる。なぜなら最終結果でこの試合にバーレーンが引き分けて、最終戦に勝っても勝点は9。日本も最終戦負けても勝点は10。勝点で上になる日本の勝ち抜けも決まることになる。しかし、もしイランがバーレーン戦で負ければ、日本を含めた3チームが勝点2の中にひしめき合うことになる。そして最終戦にアウェーの日本戦を残すイランにとって、これはあってはならないこと。ホームでのバーレーン戦は少なくても勝点1がとれる戦い方をすることだろう。逆にバーレーンにしてはここで勝点3を手にしない限り2位以内に入り込むことは不可能。死ぬ気で攻めにいくことだろう。しかし、イランのホームでイランが負けることは考えにくい。引き分ける可能性が高いだろう。ここで最終予選は終わることになる。つまりイランと日本のW杯出場が決まり、バーレーンのプレーオフ進出が決まる。最終節はどこが勝っても負けても結果は変わらない。
もしイラン対バーレーンの試合がバーレーンの勝利となれば、イランと日本の勝点は10。バーレーンの勝点は8。そしてバーレーンの最終節はホームでの北朝鮮戦。勝点3を手に出来る可能性が高く、最終的にバーレーンの勝点は11となる。もし日本がイラン相手に引き分ければ、3チームが勝点11で並ぶことになる。この場合得失点差の勝負になるが、FWの調子が悪い日本には不利だ。イランに勝たなくてはいけないため、日本にとってはかなり厳しい戦いとなる。
もし日本が第4節のアウェーでのバーレーン戦で負ければ、その時点でイランの勝点が10。日本の勝点は6で、バーレーンは7。もし次の試合がイランとバーレーンの引き分けと考え、日本が北朝鮮に勝利したと考えると、日本の勝点は9。イランは11。バーレーンは8。そして最終節バーレーンはホームで北朝鮮に勝った場合、バーレーンの勝点は11。日本はまたしてもイランに勝たなくてはいけなくなる。このパターンも厳しい。
もし日本がバーレーンに負け、北朝鮮に引き分けた場合、勝点はイランが11。バーレーンは8、日本は7。最終戦バーレーンが勝てば11となるため、この場合日本は最終節でイランに勝っても2位以内に入ることは出来ない。これは最悪の場合の話であるが。
もし日本がバーレーン戦、北朝鮮戦共に引き分けるとその時点で勝点はイランが11、日本は8、バーレーンは6。そしてもしバーレーンが最終戦で勝てば勝点9。うまく行けば引き分けでもW杯出場が決まる。ただもしバーレーンが北朝鮮に2点差以上で勝っていた場合、日本はプレーオフとなるため、やはりイランには勝ちたい。
これだけシミュレーションした結果分かったことは、やっぱりアウェーのバーレーン戦は少なくても勝たなくてはいけない。もし引き分けでも、北朝鮮相手に勝つことが出来、イラン対バーレーン戦の結果次第ではその時点でW杯出場が決まる。第4節、第5節を1勝1分で乗り切れれば、その先にW杯は見えてくる。そのために大切なのはジーコの采配。特にヨーロッパ組の扱いとFWの選出。調子の悪いヨーロッパ組や連携が出来ていないヨーロッパ組を使う必要はないし、自分で決めてやろうという気持ちのないFWもいらない。ジーコは勝てるイレブンとフォーメーションを考えなくてはいけない。
ちなみにプレーオフの相手はまずグループAの3位であり、クウェートがなる可能性が高い。もしこの試合に勝てば、北中米カリブ海4位との対戦となり、ここはグアテマラかパナマとなるだろう。
特にイランは後半戦1試合目をホームで北朝鮮と戦い、2試合目もホームでのバーレーン戦となる。イランとしては最終戦のアウェーでの日本戦の前にW杯出場を決めておきたいため、ホーム2試合は必勝体制で臨むことになる。まず一試合目のホームでの北朝鮮戦は問題なく勝点3を手にすることだろう。この時点でイランの勝点は10。まだこの時点でW杯出場は決まらないが、大きくW杯出場へと前進することになる。そして迎えるバーレーンでの日本対バーレーン戦。日本は勝点1を狙うことだろう。それに対してバーレーンは勝点3狙いということになる。可能性としては総合力で少し上回る日本が引き分けに持ち込む可能性が高く、もしここで引き分けなら日本の勝点は7、バーレーンの勝点は6となる。そして続く第5節。日本はアウェーのバーレーンから北朝鮮へと移動することになり、日本では死のロードと言われているが、北朝鮮も同じようにイランから北朝鮮へと移動するため、あまり北朝鮮代表と状況は変わらない。逆にホームを万全の状態で迎えられない北朝鮮のほうが痛手といえるだろう。先日の北朝鮮でのイラン対北朝鮮の試合で観客に暴動があったため、この試合は何かしら対策がとられている可能性が高い。そのため、日本にとって思ったほどアウェーらしさはないだろう。そしてこの試合日本は是が非でも勝点3をとらなくてはならない。ここで勝点を落とすと2位以上に入るのは難しくなる。北朝鮮にとっても最後のアウェーのため猛攻を仕掛けてくるだろう。しかし実力的には日本が上にあることは誰の目にも明らか。日本代表が勝ちたい気持ちを表に出してプレーできれば勝点3も付いてくるだろう。もし日本が勝てば、日本の勝点は10。この時点でイランと並ぶことになる。そしてこの試合と同時に行われるバーレーン対イランの結果にすべての注目が集まることになる。もしイランが勝てば、イランと日本のW杯出場がこの時点で決まる。引き分けでもイランと日本のW杯出場は決まる。なぜなら最終結果でこの試合にバーレーンが引き分けて、最終戦に勝っても勝点は9。日本も最終戦負けても勝点は10。勝点で上になる日本の勝ち抜けも決まることになる。しかし、もしイランがバーレーン戦で負ければ、日本を含めた3チームが勝点2の中にひしめき合うことになる。そして最終戦にアウェーの日本戦を残すイランにとって、これはあってはならないこと。ホームでのバーレーン戦は少なくても勝点1がとれる戦い方をすることだろう。逆にバーレーンにしてはここで勝点3を手にしない限り2位以内に入り込むことは不可能。死ぬ気で攻めにいくことだろう。しかし、イランのホームでイランが負けることは考えにくい。引き分ける可能性が高いだろう。ここで最終予選は終わることになる。つまりイランと日本のW杯出場が決まり、バーレーンのプレーオフ進出が決まる。最終節はどこが勝っても負けても結果は変わらない。
もしイラン対バーレーンの試合がバーレーンの勝利となれば、イランと日本の勝点は10。バーレーンの勝点は8。そしてバーレーンの最終節はホームでの北朝鮮戦。勝点3を手に出来る可能性が高く、最終的にバーレーンの勝点は11となる。もし日本がイラン相手に引き分ければ、3チームが勝点11で並ぶことになる。この場合得失点差の勝負になるが、FWの調子が悪い日本には不利だ。イランに勝たなくてはいけないため、日本にとってはかなり厳しい戦いとなる。
もし日本が第4節のアウェーでのバーレーン戦で負ければ、その時点でイランの勝点が10。日本の勝点は6で、バーレーンは7。もし次の試合がイランとバーレーンの引き分けと考え、日本が北朝鮮に勝利したと考えると、日本の勝点は9。イランは11。バーレーンは8。そして最終節バーレーンはホームで北朝鮮に勝った場合、バーレーンの勝点は11。日本はまたしてもイランに勝たなくてはいけなくなる。このパターンも厳しい。
もし日本がバーレーンに負け、北朝鮮に引き分けた場合、勝点はイランが11。バーレーンは8、日本は7。最終戦バーレーンが勝てば11となるため、この場合日本は最終節でイランに勝っても2位以内に入ることは出来ない。これは最悪の場合の話であるが。
もし日本がバーレーン戦、北朝鮮戦共に引き分けるとその時点で勝点はイランが11、日本は8、バーレーンは6。そしてもしバーレーンが最終戦で勝てば勝点9。うまく行けば引き分けでもW杯出場が決まる。ただもしバーレーンが北朝鮮に2点差以上で勝っていた場合、日本はプレーオフとなるため、やはりイランには勝ちたい。
これだけシミュレーションした結果分かったことは、やっぱりアウェーのバーレーン戦は少なくても勝たなくてはいけない。もし引き分けでも、北朝鮮相手に勝つことが出来、イラン対バーレーン戦の結果次第ではその時点でW杯出場が決まる。第4節、第5節を1勝1分で乗り切れれば、その先にW杯は見えてくる。そのために大切なのはジーコの采配。特にヨーロッパ組の扱いとFWの選出。調子の悪いヨーロッパ組や連携が出来ていないヨーロッパ組を使う必要はないし、自分で決めてやろうという気持ちのないFWもいらない。ジーコは勝てるイレブンとフォーメーションを考えなくてはいけない。
ちなみにプレーオフの相手はまずグループAの3位であり、クウェートがなる可能性が高い。もしこの試合に勝てば、北中米カリブ海4位との対戦となり、ここはグアテマラかパナマとなるだろう。