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ダプール・バリ 神々の島の台所

インドネシア・バリ島から愛をこめて。

イワン・ファルスとマンゴ

2014-11-11 13:10:07 | 日々雑記
「毎日毎日、埋め立ての記事ばっかりでつまんない」と思ってる方はいませんか。
きっといますよね。
でも止めませんよ、私は(笑)。
毎日毎日、ネタがあるだけ、時間の許す限り、書いていこうと思いますが
同時に、埋め立て以外のこと(ブログタイトルに沿った記事)も書きますから、どうか読んで下さいね。

ベノア湾埋め立て問題の経緯や背景、埋め立てちゃいけない理由、反対運動の活動など
一通り本筋は追ったので、今日からしばらく「こんな人も反対の声をあげてるよ!」シリーズでいってみます。

【こんな人も反対の声を上げてるよ!シリーズ・その1】

Bang Iwan !!!



大御所の中の大御所、イワン・ファルスです。
ひと言で表すなら、「インドネシアのボブ・ディラン」。
社会派・カリスマ・フォーク/ロック・シンガーソングライター。1961年生まれ。
1970年代終わりごろからジャカルタでストリート・ミュージシャンとしてそのキャリアをスタートさせ、
1980年代には数々の反体制ソングにより発禁・ライブ禁止・投獄までされて
それでもインドネシア全国でその人気は衰えるばかりか爆発的に支持され、熱狂的なファンを生み続ける。
後年、特に長男の突然死以降は先鋭的でダイレクトな歌詞よりも、
もっと深みのある歌を創作するようになったが、今でも音楽活動は精力的に続けている。

Iwan Fals Menolak Reklamasi Teluk Benoa, Bali
(イワン・ファルスからのメッセージ:「僕ももちろん埋め立て反対さ!バリのみんな、闘ってくれてありがとう!」)



この人は上にも書いたように「反体制派アーティスト」として有名になったのですが
今では押しも押されぬ国民的歌手の一人として
2009年の大統領選挙前の公開討論TV番組の中で、ゲストとして
ユドヨノ、メガワティ、ユスフ・カラという候補者の前で歌っちゃうくらい、不動の地位を築いています。
(この時歌ったのは、さすがに反体制ソングじゃなくて、
「Bangunlah Putra Putri Pertiwi (立ち上がれ、大地の子供たちよ)」
という、未来のインドネシアに光と希望を見いだす歌だったんですけどね。)



そして、なんとジョコウィ大統領ともお友達だった!→こちらの記事へ。(ジョコウィさんはメタル好きだそうな・笑)

また、イワン・ファルスは1991年に、すでに原子力発電に関して問題提起する歌も歌っていたのでした。→こちらの記事へ

ジョコウィさん、なにやら先日安倍首相と対談した折りにインフラ整備のひとつとして「発電所」のことが話題に出たそうですが
止めて下さいよ、アレは。
そして一日も早く、大統領令No. 51/ 2014を撤回してくださいね。

さて。
お待たせしました。ユル記事にいきます。
昨夜、ウブドからの帰宅途中に珍しくスコールが降りました。
雨ダダ漏れのオンボロ・キジャンを操る身としては、またもや辛い日々が始まる憂鬱な季節なのですが・・・

雨期の始まりの季語と言えば、バリでは「ハエ(が多くなる)」と「マンゴ(が美味しくなる)」。
マンゴーはインドネシア語で「Mangga マンガ」、バリ語で「Poh ポー」。
この季節のバリのマンゴと言ったら、もう、それはそれは。
人目を憚らずむしゃぶりつきたくなる熟れ熟れ艶艶の果肉、
うっとりするエロい香り、
まるで蜂蜜のような官能的な甘さ、
・・・・むふ〜〜

バリで買えるマンゴはいろいろ種類がありますが
先日、ウブドのスーパーでゲットしたのは「Mangga Manalagi」です。
一個ほぼ 1kg!デカ!
2個買って、一個はそのまま家族で食べ
一個はリンゴと一緒にジャムにしました。

   

この時期にバリに来る方は、果物ナイフを持参しましょうね。

*注:マンゴはウルシ科なので、漆にかぶれる人は要注意です。




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