楽しい空港検疫官

2008-01-07 17:47:37 | 日本へ里帰り
飛行機を降り立ったらそこは真夏でした。

ニュージーランド、ハミルトンからお届けするひつじのブログです。


二週間の里帰りからニュージーランドへ戻って参りました。



2週間なんてすぐ・・・なんですが、その間どっぷり日本のサービスの良さに浸かっていたもので、いきなり到着ロビーの免税店で

サービスの悪さに血管切れそうになりました。

睡眠不足だったから・・・


ニュージーランドの空港では到着客も免税品を買えるんです。

だからいつも私はジン3本を買うことになっていて(←全部頼まれ物。毎回同じ数=毎回同じ人たち)

いつもいつも、店員の遅さにイライラ。

レジがひとつしか開いてないことにイライラ。

他の店員がのんびり埃払ってたりするのでイライラ。

毎度のことなんだけど、今回もやっぱりぶち切れそうになりました。


入国審査は今回はじめて「永住権保持者もしくはニュージーランド・オーストラリアパスポート」という窓口から入国。

そして荷物をピックアップ後検疫を通るんですけどね、

ニュージーランドの検疫、特に食べ物に対する検疫は非常に厳しくて、申告書に「食べ物無し」と書いて、実は隠し持っているのを発見されると

ただちに200ドル~100,000ドルの罰金または・さらに懲役刑だそうなんで、

小心者の私はしっかり申告したんですけど実は二つ、心配していたものがあるんです。


ひとつは成田空港のコンビニで買った太巻き寿司(汗)

ほら、1個120円くらいの、海苔を自分で巻くタイプのやつ・・・


ドラえもん(うちの夫)がどうしても食べたいというので買ったのだけど、何せ「生もの」と言えば生ものだし、ダメ元で申告したんですけど

あっけなく許可になりました


寿司が今ほどこっちの国で浸透していなかったら通らなかったかも・・・・

中身がツナじゃなくて肉みそだったら通らなかったかも・・・・・

色々考えたのですがせっかく買ってきたものなので夫に食べてもらえて良かったです。


5日の朝オークランド空港のロビーでスシロールをむさぼり食うガイジンを見た方がいたら、それがうちの夫です。


検疫に通るか心配だった二つ目の物・・

それは


うさぎの毛の猫じゃらし。



実はニュージーランドの猫のおもちゃ事情は大変おそまつでして、

うちの近くのペットショップやスーパーのペットコーナーには猫のおもちゃは同じメーカー品、同じ種類のものしかありません(たぶん卸業者が同じと見た)。

なので日本から何個か買ってきたんですけど

こちらも

まったく問題なく検疫オッケー

というだけでなく


検疫官1「これ何に使うの?」←ただの興味っぽい

私「猫のおもちゃです」

検疫官2=自分のレーンが暇だから 「知らなかったの?こうやるんだよ」

と検疫官2がいきなり猫じゃらしを持って検疫官1をくすぐり始めたんです・・・

ふたりとも「桜でんぶ」に(ピンクの魚ということで)異常な興味を示していたし←これも単なる興味っぽい 




私の申告物で楽しくお仕事してもらえて何よりでした・・・(汗)



とういことで、本年もひつじの日常生活ニュージーランド、よろしくお願いします。



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