おそば

2008-01-22 09:32:05 | 日本へ里帰り
食べ物の話題が続きますが・・・


暮れに日本へ里帰りした際に、以前勤めていた会社の上司とお昼をいただく機会がありました。


職場から歩ける距離にあるお蕎麦屋さん・・・・



コース料理をごちそうしていただいたのですが、それがなんとまあ、


うまかった、うまかった、うまかった~~~

日本の料理の醍醐味は、目と舌で味わえること。

ニュージーランドの料理に於いてはこれが非常にレアでして・・・・

まあ、普段人が集まれば当然のようにバーベキューで、日本のように薄切りにした肉とか野菜とか炒めるわけでもなく、大切りの肉、ソーセージ(しかも大きい)が並びます。
ちょっと手が加わっても肉にマリネしてあるくらい。

外食しても、たいがいは大皿にドン。

食べきれない量がこんもりと盛られていて、コショウとか乾燥パセリとかパラパラと振ってあって一応見た目は客に出すものとしてきれいになってるんですが、味は・・・・・うーん・・・美味しいといっちゃ、美味しい。けど今ひとつ、こう舌に訴えかけるような、印象に残るような料理が少ない。

そんな料理を食べ続け1年半。

たぶん自分でも相当「美味しいもの」に飢えていたんだと思う。


そこへ、このお蕎麦。

店の雰囲気よし、そば茶も香ばしく、店員さんから料理人さんから、深々と頭を下げながら歓迎されると、料理プラスで心地よいひとときが過ごせる期待にわくわくしてしまいます。







炊き合わせ・・・・


この手前の野菜は「芋」と言われたような気がするのだけど、関西系の野菜らしくて東京では(私は少なくとも)見たことがありません。

素朴な粗塩がやはりいい。


ホクホクして、それぞれの素材の味が引き出されてました。



とろとろ、熱々の卵焼き・・・・、と卵焼きが入った太巻き。





ニュージーランドで卵を美味しいと思ったことがないので、泊まりに行ってもホテルの朝食に卵を頼むことはありません。卵が悪いのではなくて、どうも火の入りすぎた卵料理が自分ではダメらしいのです。。。。

太巻きを作るのも苦手な自分、この柔らかい卵をつぶさずにどうやったら巻けるのだろうと、やっぱりプロの仕事は凄いなと思いながらお寿司と卵の相性の良さを堪能しました。







おそばと天ぷらは同時に。天ぷらは塩で。おそばははじめ塩、後で付け汁で食べられるようになってました。




ちなみにおそばって、音をたててずずずず・・・・が快感。それが堂々とできるのは日本でだけです。

万が一うちで蕎麦とか麺類を作って、ニュージーランドの客と一緒に食べた時には、一応、静かにすすらないよう食べた方が無難・・・でないと、日本に馴染みのない人には非常に不快感を与えます。

ちなみにラーメンのスープとか、おみそ汁。これも器に口をつけて飲まないように気をつけないと、まじで白い目で見られます。

いまいちだけどね~。おみそ汁をスプーンで飲むのは!

お店のHP

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