誰にも合いたくない時

2009-03-06 08:53:22 | ニュージーランド雑記
ニュージーランド、ハミルトンからお届けするひつじのブログです。

みなさん、こんにちは。


さて・・・

ニュージーランドへ来てから「化粧しなくなった」とか「着るものにこだわらなくなった」という日本人女性。

結構多いと思うんですけれど、私もそのひとり。


元からファッションに関してはかなり横着者な上、車だと移動中人に見られないという安心感から、時々ものすごい格好をしていることがあります。


先日も、夕方スポーツジムへ行こうと思ってですね、夫のボロなTシャツに、ゴム草履、そして履いている運動用パンツはゴムが緩んでズリ落ちるという格好をしていました。



予定では家からジムの駐車場まで降りるはずではなかったのですが、夕方って駐車場が劇混みで、時々中に止められず路駐ということがあります。

その日も何台も入り口でつかえていたため、諦めて少し遠くに止めました。

夫の車だったんですが、なんかその日は(私の)調子が悪くてエンストを何度か起こしたり、半クラッチがうまく入らず落ち込んで、トボトボと、ずり落ちるパンツを必死にあげながらゴム草履で歩いていたんですよ。



こんな時、知り合いに会いたくないですよね。

もっとまともな格好をしてくればよかったと後悔しても、まあ数百メートルだからと我慢していたんですよ。


でも不運の神様っているんです。
日ごろの行いは(たぶん)悪くないのにやっぱり・・・・(泣)


向こうから、ストライプのパリっとしたシャツを着て颯爽と歩いてくる人が、私に気づいて

「やあ!元気?」・・・と。

仕事場の展覧会などでいつも絵をお買い上げいただいているお客様でした。

オープニングパーティーでスピーチをしていただく時もあります。



私は自分のボロ姿を意識して、返事もそこそこにそそくさと通り過ぎてしまいました。


ああ、もっとフレンドリーにご挨拶すればよかった。

ごめんなさい、決してあなたが嫌いなわけじゃないんです。


ただただその時の私には眩しすぎただけ・・・。


なんで運転手つきの公用車に乗っていないんですか?

なんで街中を歩いていらっしゃったのでしょう?





市長さん・・・





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