Danchoのお気楽Diary

高校3年間応援団だった「応援団バカ」の日記。スポーツ観戦や将棋等の趣味の他、日常感じる事を、「ゆるゆる」綴ります。

第54回 『六旗の下に』 鑑賞記(7)/Epilogue

2008-05-23 18:38:30 | 東京六大学応援団
第54回『六旗の下に』の観賞記シリーズ。

今回で最終回となりますので、54回目の『六旗の下に』を総括します。


会場の『日比谷公会堂』。
会場は、小生が現役だった当時(もちろん、それ以前も)から今回まで、変わらずここ日比谷公会堂で開催される。
例年、6月第2週目か3週目の土曜日に開催されるが、今年は既に6月14日に決定している。
東京六大学のOBはもちろん、小生のような元・応援団員の方や、東京六大学応援団ファンの方が多数来場し、毎年大盛況である。

かつては開催前のセレモニーが始まる前も、各大学がそれぞれステージ演技のために日比谷公園内で練習をしていたが、小生自身も会場には2時間ほど前に到着したが、その様子がなかった。時代の流れであろうか…。
かつて行われていた練習の光景を眺めると、「応援団の格好良さ」は、着ている学ラン等から滲むものでは決してなく、晴れ舞台を成功させるために直前まで練習をする、こうした陰の「格好悪さ」から自然と表れてくるものであるということが認識できたものであるが…。


さて、今回の『六旗の下に』をライブとDVDで観賞して振り返ると、リーダー部員が少ない中で、一番頑張っていたのは、やはり今回の幹事大学である東京大学であったように感じる。
逆に、現状も将来も心配なのが、立教大学である。
他校とも水が開いている感じがし、実際に小生の前の座席の観客が、立教大学の演技中に寝入っていたという状況を踏まえても、相当な努力が必要であろう。

前回のDVDを鑑賞した限りでは、小生が現役当時は抜きんでていた法政大学が、やや迫力に欠けた印象を持ったが、1年生(現・2年生)が数多く入部したこともあって、輝きを取り戻しつつあるように感じた。
法政大学には、小生も籍を置いた埼玉県六校応援団連盟加盟校出身の「ルーキー」が入部しており、今後が益々楽しみである。
彼の活躍により、埼玉県六校応援団連盟の実力がいかなるものか…というのも、観客に植え付けることが可能であるため、個人的には大いに期待を寄せている。


明治大学応援團に、昨年末から残念な不祥事が発覚し、それが尊い人命をも奪ったという反社会的であることから、当然の措置としてリーダー部の廃部・解散という出来事はあったにせよ、今年6月14日の『六旗の下に』は、昨年に引き続き日比谷公会堂へ足を運んで、ライブで観賞したいと考えている。
(その上で、DVDも購入するのはもちろんだが。)

今回は、出演者が事件当事者の可能性が払拭できないために紹介を控えた明治大学応援團だが、事件発覚後、活動が許された2部体制で新たな応援方法を模索しているが、大学当局から「校旗」を譲り受け、エール交換もしているとか…。
何とか『六旗』が揃いそうでもあり、2部体制での応援スタイルを見守りたいと思う。


なお、各大学に対して、これからも発展して欲しいという親心から、時には厳しい苦言も呈した。
その点は、どうかご理解いただきたい。


最後になるが、東京六大学応援団連盟に、栄光あれ

(本シリーズは、これにて完結。)
Comments (3)
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