Danchoのお気楽Diary

高校3年間応援団だった「応援団バカ」の日記。スポーツ観戦や将棋等の趣味の他、日常感じる事を、「ゆるゆる」綴ります。

『第27回 ジャパンカップ』レース回顧

2007-11-25 17:04:52 | 競馬
金曜日からの3連休も今日が最終日。

競馬の方も、この3連休に合わせて23日から3日間開催となっています。
資金繰りが難しい中、23日に遊び程度に投資した『京阪杯』と『キャピタルS』を的中(回収率が570%超)させたおかげで、何とかここまで転がせた様な気がします。

昨日の『ジャパンカップダート』は残念な結果になりましたが、これはこれで納得しています。


そして今日25日は、昨日と同じ東京競馬場で、今度は芝の国際招待GⅠレースである、『ジャパンカップ』が行われましたね。

早速ですが、このレース回顧をしましょう。

スタートして鼻を切るのは、恐らくコスモバルクと思われましたが、意外にも、チョウサンでした。
毎日王冠の競馬から、想像ができなかったのですが、積極的に行って、よどみない流れにする作戦だったかもしれませんね。これで、コスモバルクは、出鼻をくじかれて、競馬にならなくなってしまった感があります。
止む無く2番手に下げ、一時は鼻を切るのではという勢いだった、アドマイヤムーンや、フサイチパンドラあたりも先頭集団につけて、チョウサンの作戦通りのよどみない展開になりました。

確認をしてみると、前半の1,000mの通過タイムは、60秒1ですから、馬場を考えた場合、確かに平均~スローのペースです。
中段から前目で直線を向いて「よ~いドン」の競馬になりやすい展開と言えます

これを微妙に察知して、どちらかというと中段~後方に控えて脚を貯めて、直線勝負で実力を発揮するポップロックが、この先頭集団の一角を担う位置にいたのは、大成功でしたね

優勝したのは、5番人気のアドマイヤムーンでした
向こう正面では一時我慢できずに引っかかっていたのも拘わらず、直線を向くまで我慢させた岩田 康誠 騎手の好プレーが光りました。
ラスト3Fもメンバー中2番目タイの33秒9ですから、距離が微妙なこの馬にとっては前半のスローに近いペースで、2,400mより距離が短くなった様なレース内容になりましたから、展開が向きました。おめでとうございます
このアドマイヤムーンの勝利で、エンドスゥイープの価値が、さらに高められたような気がしますね。
諸外国のプレスにも、この馬の名前は広く知られているようですし、国際レースという大舞台になればなるほど、力を発揮できる大器かもしれません

2着は、エンジンの掛かりが遅い追込脚質で、小生が○に推したポップロックが入りました。
今日の競馬は、完全にO・ペリエ 騎手のファインプレーです
あの位置より後方では、この着順に持ってくることはできなかったと思います。
自分で競馬ができない分だけ、流れにうまく乗れるかがポイントでしたが、見事でした。
最後は、脚を貯められてしまったアドマイヤムーンと一緒のラスト3Fが33秒9ですから、直線を向いて危ないところはありましたが、やはりこのコース向きの馬です。
有馬記念では、直線が短くなる分だけ、この「エンジンの掛かりの遅さ」をいかに克服するか…がポイントになると思います。

3着は、1番人気で、小生が◎に推したメイショウサムソンでした。
昨日の『ジャパンカップダート』では、ペースを読みきって好プレーが光った武 豊 騎手でしたが、今日は、昨日ほどの冴えはなかったように思います
ペース配分を読むのに長けている武 豊 騎手らしからぬプレーで、もう少し先行集団につけていれば、勝負根性は非凡な馬なだけに、結果は違っていたかもしれません。
ですが、ラスト3Fは、1,2着馬と同じ33秒9ですから、違った一面を引き出すことはできたといえるかもしれません。
オールラウンドプレーヤーにこれで成長した感じですから、もっと堂々とした競馬をすれば、天下は取れるし、それを持続させることができる器です。

4着は、▲に推したウォッカでした。
この馬が、やはり「3歳牝馬最強」でしょう
この強い超一流の相手と、堂々と渡り合っての、この着順です
ダイワスカーレットが最強…とは、とても言えないと思います。
何故なら、この最強メンバーで、最後方から直線だけでまとめて交わしてこの着順。しかも、ラスト3Fは、なんと33秒6と最速です
この厳しい流れにも対応できることを考えれば、逃げて折り合うことが勝負のポイント…と注文が付くダイワスカーレットより、柔軟にレースができるので、この馬の方が力は上位です。
今日の結果は、位置取りが後方過ぎたことが全てですが、負けて強しの競馬をしたのは、この馬です。

ダイワの2頭が有馬記念で「兄妹対決」をするとの事ですが、恐らくこの2頭を一刀両断するだけの力は現時点で備わっているので、もし有馬記念に駒を進めるなら、このレースの上位4頭を中心に考えれば充分でしょう。

逃げた格好のチョウサンが、6着に粘っていることを考えると、やはり前で競馬をした実力馬が上位になる展開だったことが良く理解できます。

人気を落としたデルタブルースが5着ですが、徐々に復調してきている感じです。
有馬記念に駒を進めるなら、この馬の調子をみて、取捨を考えれば良いかもしれませんね

上位人気した馬で、だらしがなかったのが、インティライミですね。
この馬が…というより、やはり厩舎に問題があります
タップダンスシチーの時もそうですが、「絶好調宣言」をする度にファンの期待を見事なまでに裏切ります
この厩舎の態度と、メイショウサムソンの人気の被り方で、小生も◎○のワイドへの爆弾投資の勝負を決め込みました。
この馬がこのレースに出てこなければ、思い切って手を広げたのですが、この馬に振り回されるのが嫌で、点数を絞った経緯があります。
馬は、徐々に復調気配にあるのですから、もっとリラックスさせてあげれば、ファンも上手にこの馬を絡めて馬券が買えるのに、惜しいですよね

骨折休養明けのドリームパスポートは、次が試金石です。
調子が戻れば、勝ち負けにはなるはずですから、有馬記念を使うなら、入念な調整が必要でしょう。
ちょっとでも調子が戻らないようでしたら、この着順(14着)ですから、ファンが多い馬ですから無理はさせない方が良いかもしれません。


馬券は、快打でした
インティライミの厩舎サイドの発言で、思い切って◎○のワイドと、◎○▲の3連複のみの2点に絞ったのは正解でしたね
◎○▲も、2,3,4着ですから、我ながら拍手です

競馬ファンの読者の皆様に、ようやく貢献もできました

次週は2歳牝馬のGⅠ『阪神JF』です。
基本的に小生は、2歳馬のレースの馬券は買いませんが、軽く予想して、読者の皆さんに貢献できるように、頑張りたいと思います
Comment (1)
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