前のめりの車両姿勢…リアサスが柔らかいこともあって、「殿様乗り」をしてるぶんには
コーナーもゆるっと回っていくが、これは好みではない。
フロントからスリップダウンしそうで、なんと不安で仕方ないのだが
じゃ、普通に乗ったらというと、旋回中にフラフラ…これはこれで、どーなの!?と思う次第。
フラフラ分、ラインが変わるならまだ使い道もあるが、ひやひやする割りには
ラインそのものの変化は無い。
フロントに対して、リアの5センチアップは結構、強烈…前を上げたくてY!オクをチラチラ…
いまどき26Φのインナーなんて、ホントに見かけなくて最低でも30Φ…33Φなんてものあったな。
とりま26Φで検索をかけたら、ヒットしたのはスズキのエポ50のみ。
流用前提に出品した業者が、スケールと一緒に写真を撮ってたため全長42センチ前後と判明。
アクシスが35センチくらい…あら?いいんじゃない!?と、ステムと一緒に取り寄せてみた。
早速バラして単品で比較…エポのインナーにアクシスのスプリングが入ることを願いながらの作業…
早速、スプリングを当ててみたが…入らないw
ブレーキの都合上、ボトムケースはアクシスを使うのが絶対条件。
写真、上から エポ:インナー
アク:インナー
エポ:シートパイプ
アク:シートパイプ
じゃ、シートパイプ等のパーツはどうなのか…というと、ヤマハが太い
インナーだけスズキでシートパイプ、スプリング等はヤマハを使えれば、一番ラクな組上げなのだが
スプリング、シートパイプもダメ…おまけに、シートパイプを固定するボルト径まで違う。
写真 左:アク 右:エポ
アクのボルト径よりエポが細い…ケースの穴、でかすぎじゃん、シートパイプとセンター、合うの!?と
アクのボルトを使えないか、タップを立てることも考え、つき合わせてみる。
タップ通したら、肉厚が薄すぎかな…強度、どうなの!?という不安。
ちなみに外径差はこんな感じ…ホントに少しの差だが、アクのシートパイプは
エポのインナーを通らない。
アレもダメ、これもダメ…インナーとシートパイプをそっくりアクのボトムケースに入れることにした…
が、しかし…ボルトを通してトルクをかけたら、シートパイプがケースにめり込んでこない!?と思ったので
ワッシャーを一枚、噛ませてみることに。
サス、取り付け部分は見かけは違うが、構造的には全く同じなので、取り付け自体に不安はないが
このまま付けたら、スプリングが傾きそう。
サス、アッパーにもスプリングシートは入るが、これは樹脂製なので力がかかると変形する。
シートの外形とスプリングの内径はほぼ同じなので、ガタが出るほどの遊びは無いので
圧縮方向の変形だけ考えればよい…金属製のシートを鉄板から切り出すか、鉄パイプを輪切りにするか…
ところでエポのステムにはどう付いてたっけ?…と
取り付け部分を見てみると…これを切り出せばよくね?
とりま、切り出してみる…Cリングの形状だけに、応力で「開いて」くるかもしれない…
隙間を溶接で埋めちまうかとも思ったが、これだけ広いと収縮量も大きい。
埋めたはいいが、インナーに通らないことも考えると、とりまこのまま使って
開いてくるようなら、その時にまた検討するかと、バリを削り落として終了。