前後セットでGS11を履いた印象を、忘れないうちにメモ…
使用環境:山岳道路5割 郊外のツーリングペース4割 市街地走行1割 使用リムは2.15
前後とも5,000キロが寿命のようだ、フロントは5分山のリアはスリップサイン、もちろん使用車種、乗り方の影響があるので
人、バイクが変われば数字は変わる…自分がSR500に履いて「使用環境」で使ったらこうなった…というレベルの話。
ハンドリング自体は素直、適度に軽いしフロントは7分山くらいまではコーナー中に「しっとり感」がある。
この値段でこのしっとり感!?お買い得じゃね?…と、驚いたがマジで7分山まで!その先は普通のタイヤ…w
グリップ自体はSRの旧式ディスクでキューキュー鳴くので、そう高くはないかと思ったら、ロックは出来なかったw
リアはパターンブロックがたわむのか、倒してアクセルを開けると外側にニュルッ!っと出ていく感じがある。
決して滑ってるわけではなく、ブロックの変形がストレートに伝わってくる感じといえば、より正確か。
ここまではドライの話、問題はウェット…
濡れた路面に入ると、まずフロントのしっとり感が消える、なんか軽くなった感じ…マクロ的に滑っているのだろうか?
んで、フロントの排水性…ストレートグルーブのパターンは横へ水を飛ばせない上に、ちどり配置のブロックのせいか
踏んだ水がブロックに引っかかって、きれいに前に飛ばないような、抱き込んでるような気がした…と、言うのも
水深5ミリ!?くらいの轍の中を80くらいで走行中に、勝手に切れ込むことが3回ほど…たまたま、水面下の状況が悪かったのかもだし
部分的に水深が他より深いゾーンだったのかもだけど3回は多いよな…
と、いうことでそれ以降はクルマのペースに合わせ、前に出るようなことは控えた…これは7分山くらいでの話。
んで、リア…現在6~7分山だけど、アクセルオン!よりはGで滑る感じがするので、ウェット路面は静かに走るしかない
基本的に雨には合わないコンパウンドなのかなぁ…そんな気がする。
…と、いうわけで7分山くらいまでは街乗り、ツーの行った先の峠道もそこそこに楽しいタイヤ
ただ、雨が降ったらクルマより前に出るのはやめた方がいいタイヤ、5分山になったら早めに交換といったところか。
何か特徴があるといいのだが…こんな場面はIRCのタイヤが一番ダネ!みたいな…
地味にいいタイヤ作ってるメーカーだよなぁ…と思ってただけにコンパウンドに残念感w