段ボールの備忘録

'80~'90年代のYAMAHAに乗ってます、メンテ記録のメモ代わりなブログです。

同一ライン上のリム

2018年04月16日 | 2J2(SR500)

久しぶりに屋外へ出された2J2フレーム…書類を見たらH23に廃車、つい最近と思っていたが7年ほど寝てたことになる。

そうえいば大八あったな…フレームのねじれを見てみるかと足回りを組み付け自立させてみる。

F1.85のR2.15のリム幅、外幅の実測は67ミリと75ミリ…ピボットシャフトとリアアクスルの平行を確認後

Rリムの側面をFリムまで伸ばしてその「離れ」を見てみる。

75-67=8ミリ…なので、ピッタリ一直線上にあるなら、「離れ」は4ミリになるハズ…

もちろん、メーカー側では制作時の公差を設けているだろうから、ぴったり4ミリは期待してない

公差をゼロに設定したら、それこそラインが止まってしまう…せいぜい0~2ミリが限界?

公差の設定を大きくすればフレーム作製はラクにはなるが、乗った時の感触が悪くなる…

1KTフレームのカッチリした精度の快感を覚えてからは、一層こだわるようになったw

いつも使っているのはアルミ製のコの字型の2m角材…もちろん、これが曲がっている可能性は充分あるが

右と左で全く同じ使い方をすれば、そのひずみは問題にならない。

車体右側…離れ8ミリ、左側はツライチwちとズレてるかなぁ…

左ディスクのSR…以前、右側のブレーキ一式を入手し、ダブルディスクで遊んだことがあったが

ブレーキをかけた途端に対向車線に引っ張られ、えらく怖い思いをしたことがあったが

もしかしたらフレーム!?なんで右に行きたがるのか不思議でいたのも、数字で見るとなんとなく納得。

もちろん、手を添えていればどこまでも真直ぐ走るし、タイヤの偏磨耗も皆無…実用上は問題ないわけだが

1KTの節度感からいくと、なんて曖昧なフレームかと。

まぁ、1970年代に作り始めて手溶接の、バイトがくっつけたの?といった感が強いフレームだけに

細かいことを言うのは酷かもしれないw

ついでにスペアのフレームも見てみる…

足回りをそっくり移植して自立後、同じ方法でチェックを入れてみる。

結果6ミリの2ミリくらいか…年式的にはこっちが古いが、そう狂ってはなさそう。

ま、いいんじゃね?ってことでw