段ボールの備忘録

'80~'90年代のYAMAHAに乗ってます、メンテ記録のメモ代わりなブログです。

キャブがなぁ…

2014年09月17日 | 3Y5(XT250)

 

キャブ分解中…なんか調子が悪いw普通ならキック1~2発で火が入るのに、最近は5~6回、蹴らないとダメ。

掛かれば普通に調子良い、ゴミが詰まったかなぁ…と思いきやかかってしまえば低速でも、普通に調子良い。

まぁ、開けてみるか…と開けた次第。

写真中、右側の紙パッキンは純正だったと思うが、はっきり言ってダメ…フロートチャンバーの締め付けはそこそこにかけても

微妙にガソリンが染み出して蒸発するのでキャブの下部がピンク~茶色に染色されるw

組み上げ時は左側の「キースター燃調キット」同梱のパッキンを試してみる予定。

スロージェット(S/J)は標準、戻し回転もS/Mとだいたい同じ所で調子が出る。でも、かかりが悪い…

パイロットスクリューも絞ると当然エンジンは止まるが、開ける方向には、いくら開けても止まらない

止まるのが普通なんだけど…なんだろね?

フロートチャンバにゴミは無かった。乾いた表面をよ~く見たらうっすらと粉っぽい?チリがあったけど、ジェットに詰まって

悪さをするレベルではない。

とりま、「キースター燃調キット」の1番手濃いS/Jで組み上げてみる。

んでメインジェット(M/J)。実はすでに標準より1番手濃いM/Jを使っていた。STDだと夏場にノッキングが出て

「あ~、やばいな…溶けるわピストン」事件があったので、ちょっと濃い方へセットしていた。

交換直後、差ははっきりと出た。5速3~4000rpm時の「パタパタ感」が全然違う、燃焼条件が良くなったせいで

パルス感に差が出たわけだ、ところが!…

高回転が重い…回転は上がるがそこまでに達する「伸び」が悪い、つまりまだ薄いのだ。

「う~ん、中低速の実用域は問題ないからノッキングさえでなければいいか…」と納得して乗っていたが

その納得も馴れてしまうと不満に変わるwww

さらに1番手、大きなM/Jを組んで様子を見ることにした。

問題はジェットニードル(J/N)STDで組んでしまうと相対的に中高速域で濃くなるのはもちろんだが

低速でも若干濃くなってしまう。

欲しいのは高速域。中低速域に不満は無い…STDのJ/Nのクリップ位置を上げて対処か一番手、太いJ/Nを組むかで悩む…

全開にしてしまえば、どちらも同じ…問題は中低速域を犠牲にしないこと…なら、全域で薄くなる太目のJ/Nで組んで様子を見て

ダメならSTDのクリップを変えることにした。

ちゃっちゃとキャブを組んで、車体に取り付ける。作業をしたのは夜…試走に出るには遅い時間なので、

走りに出るのは明日にした。

部屋に戻り、机の上を片付けようと何本かあったJ/Nを仕舞おうと番手を確認していたら…

「あ~~~っ…」

組んだはずの一番手、太めなJ/Nが、しれっと机の上にあるではないか…

あ”~またキャブを降ろすのか?めんどくさい(TT