DALAB情報発信用ブログ:OpenCAE+GPGPU+Peridynamics編

DALABで行っている研究活動の中で、OpenCAEやGPGPUや破壊解析の取り組みについてまとめてゆきます。

草原を走るな!

2006年06月08日 05時41分33秒 | Weblog
良く分からないタイトルかも知れないが、これは人生と言う旅のなかで、見晴らしの良い草原での行動を戒めた言葉である。自分の身の回りで色々な事が起きるなかで、自分への注意喚起のためにも書き記しておく。
旅の中では、色々な場面がある。険しい岩場では、自然と自分の足元を見て、ゆっくりと進むことになる。手も使って体を支え、とにかく慎重に進んでゆく。こんなときは、意外と事無く終わることが多い。
しかし、広々とした草原では、視界も広がり平坦な土地なので、足元を見ることもなく、快調に進みだす。そこで、調子に乗り出すと、つい走り出すことがある。が、ここが用心のしどころのような気がする。
得てして、こう言う見晴らしの良い草原には、地雷が埋まっていることが多い。ゆっくり歩けば、掘り返した跡を見つけて避けられるはずなのに、足元を見て走ることは出来ないので、どうしても地雷を踏むことになる。つまり、「調子に乗りすぎた」と言う状態である。追い風を受けているときは、それに乗って進みたくなる。当然だと思う。整備された公園なら良いが、人生と言う草原には、何が隠れているか分からない。
リスクとリターンを考えると、ある程度の危険は承知で、走って早く進みたくなるのも大切だし、折角の追い風を無駄にしてゆっくり進むのも考え物だ。ここは、リスク管理とバランス感覚などだと思う。万に一つの地雷を避けるために、ゆっくり歩くか、多少のリスクは覚悟で突っ走るか、この選択こそが人生であり、生き方であり、その人らしさなどだと思う。
自分の場合には、どちらかと言うと、ゆっくり歩く方だと思う。多分。

CCS上で姫野ベンチを動かせたよ

2006年06月08日 05時31分20秒 | WindowsHPC
ちょっと時間がかかったが、何とか CCS のクラスタ上で、姫野ベンチマークを実行することが出来た。UNIX 系のソフトで MPI を使った並列処理プログラムを、CCS 用にどうコンパイルするかが分からなかったのです。
結果的には、Visual Studio の cl を利用することで、簡単に出来た。出来れば簡単だけど、やり方が分からずに、試行錯誤するのは、結構大変だった。
姫野ベンチのコンパイル方法は、ここの、性能評価を見てください。
で、結果は以下の通り。
A: CPU: AMD Athlon64 3000+ RAM: 2048MB
B: CPU: AMD Athlon64 3000+ RAM: 2048MB
C: CPU: Intel Celeron 2.53GHz RAM: 512MB

まず、1台のみの結果です。A: 881.23 MFLOPS B: 881.60 MFLOPS C: 606.36 MFLOPS
次に、2台での結果です。A+B: 1243.12 MFLOPS
最後に、3台での結果です。A+B+C: 1355.99 MFLOPS

条件にもよるので、単純な比較は出来ませんが、台数の効果をそれなりには表していると思います。まあ十分な性能かなと思います。多分、設定や調整を工夫することで、もう少し良い性能になるのではないかと期待しています。

研究日誌H180608

2006年06月08日 05時25分45秒 | 研究室情報
*慌しい1日だこと*
1日に1つの場所で、落ち着いて仕事をすることはまず無い。別にフラフラしているわけではないが、色々とこなそうと思うと、どうしても営業みたいに外回りも多くなる。で、今日は共同研究会議があるので、何とか成果を出そうと、擬似徹夜状態となる。岐阜では朝4時半ごろには、空に光が広がってくる。この群青色がとても好きだ。
=午前は、家庭の事情があって、そのあと研究資料の調達へ。
 何だかんだで、毎週10冊ぐらいは興味のある本が出る。
 でも、それを全部読めるかと言うと、それは別。あくまで資料だから、役に立ても良し!
=午後は、共同研究の書類提出やら、学校の用事の書類やら、とにかく調整のための時間が続く。
 でも合間をぬって、システム構築をしていたら、簡単な手順で突破できた。ラッキー!
 そのあと、学校の会議があるのを忘れていて、遅れて参加する。
 夕方は、学科の用事で打合せをする。
=一旦すぐに帰って、家庭の用事をこなし、9時ごろには研究室に戻る。
 やはり11時過ぎると、思考が澱むので、諦めて仮眠する。
 結局3時に起きて、ずーっとドキュメントを作成し。朝5時に完成!!