DALAB情報発信用ブログ:OpenCAE+GPGPU+Peridynamics編

DALABで行っている研究活動の中で、OpenCAEやGPGPUや破壊解析の取り組みについてまとめてゆきます。

新・気持ちは伝わる1

2006年04月20日 06時10分22秒 | Weblog
共同研究では、それぞれの思いを持った学生さんが、別の思いを持った指導教員のもとで、活動してゆく。簡単なことなら、何でも良いのだが、結構時間を掛けて、ある目的を達成しようとなると、そんなに単純ではない。
今年度の場合、多くのスタッフはこちらの提案に納得してもらえたか、取り敢えず取り組んでみるか、とにかく進んできた。しかし、HBさんの研究課題は、本人の意向を最大限考慮しようと思ってきたが、どうにもまとまらず、本人ももどかしい思いだったろう。こちらが相手に歯がゆい気持ちを持っているとき、相手ももどかしい気持ちを持っているもので、昨日はとにかく率直に話してみようと思い、時間を作ってもらった。
(HBさん)やはり、自分の研究課題には納得できていないようで、ちょっと寂しい雰囲気になったが、色々話してゆくうちに、本人の意向が少しは理解できた気がして、取り敢えずの提案をしてみたら、何とか納得してもらえたようだ。この研究課題ならば、柴田的にはアクセスグリッドだと言えば、結構受けるし、面白い展開にもなりそうだ。
(OZさん)その後、OZさんと話したら、材料の実験のことを考えていて、その後の話が展開できていなかったので、こちらも得意の数値解析を用いて、結構高度な研究課題を設定することが出来た。もしこのまま進めば、すごい成果になるよ!でもそのためには、有限要素法の数値解析を勉強しないといけないね。
(IWさん)様々なツールの使いこなしを進めていて、単体の動作は出来るようになっている。この時点で、これだけのツールを使いこなせるのは、余程努力しているのだろうと思う。毎日夕方、あれだけ努力しているのだから、すごいよ!あとは連携の方法やグリッドへの展開を考えて行きたい。少しずつでも、自分の可能性を広げてゆくように、努力してください。
(OTさん)サーバー構築と言う作業を積極的に取り組んでくれている。先輩の助言を得ながら、どんどんこなしてゆくエネルギーには期待できるし、安心できます。多少の迷いはあっても、とにかくどんどん前へ進むことが大切です。もう少ししたら、耐震診断に進んで、本来の研究になるので、もう少しの辛抱です。
(TDくん)殆ど任せっぱなしだったかが、確実に進んでいるし、情報収集も出来ているので、すこし様子を見せてもらった。いいところまで進んでいるのだが、最後の詰めが足りずに、次のステップに上がれていないようである。そこで、色々と情報を確認してみると、別に難しいこともなく、それなりに動作させることが出来た。あと一歩だよ。
(SKさん)コツコツとプログラミングの練習をしていて、迷いはあるのだろうが、スキルが重要なので、とにかく目的を達成するための手段は着実にものにして欲しいと思っています。ツールの導入なども自分で出来るようになっているし、後少しで、VRシステムの動作に進めると思います。次には、本当の研究課題である、建築計画的な内容に進めます。

研究日誌H180420

2006年04月20日 05時33分50秒 | 研究室情報
*またも徹夜です*
共同研究の作業が完了しないので、3日目の徹夜になりました。それでも出来ない。これまでいろんなピンチに遭遇したけど、これだけ手が出ないことは珍しいです。多分、学生さんも柴田から課題出されて、こんな気持ちで取り組んでいたんだろうな。まあ、それも試練だから、頑張ってね。柴田も頑張るから。
=午前は、学内の研究発表会であった。んーーん、すこし残念な結果である。もう少し指導が必要でした。反省!
 これまでに研究に費やした時間では、だれにも負けていないのに、その成果を伝え切れてない。
 研究は、論文発表などで、周りに理解してもらってこそ、意義がある活動だね。だから、もっと意識的に進めよう!
=午後は、授業を1つこなして、その後は研究室で個人的に色々話をした。
 新生DALABとして、今年こそはと意気込んだが、着いてきてくれるか?本当に不安だった。
 しかし、段々きつくなる課題を出したところ、すごく前向きに取り組んでくれている。とても嬉しい!
 取り敢えず6人全員の、進むべき方向が決まった。
 あとは、皆さんの頑張りと柴田の指導で、大きな成果を挙げましょう!オーー!!
>で、研究室にずっと居て、夜中に2時間仮眠して、2時過ぎからずっと作業をしています。もう、何だか分からない状況でも、インストールして確認作業しています。でもでもでも、動かないのです。ちょっと、冷静に考え直さないといけない。