あやし小児科医院 第2ホームページ

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市民医学講座 「認知症の理解とケア」

2010-02-17 18:56:38 | Weblog
今日、仙台市医師会館で市民医学講座がありました。
今月の演題は「認知症の理解とケア」。
講師は、いずみの杜診療所、山崎英樹先生です。


会場は年配の聴衆でほぼ満席。
家にいるのに「家に帰りたい」という患者をどう理解するか、アルツハイマー病とピック病の違い、治る認知症・治らない認知症、などについての興味深い話が聞けました。




医師会館に来たときは近くの蕎麦処、武田屋に寄ることにしています。
場所は医師会館前の横断歩道を渡り、掘割沿いに東に50m行ったところにあります。
その掘割は昔藍染に使われたことで有名です。




メニューです。天ざる1050円、鍋焼きうどん800円、天蕎麦700円などと庶民的。




店内の様子。お客さんが次々とやって来る。




今日は天ぷら蕎麦にしました。
蕎麦は更科系、ひとかけの柚子が効いています。
山形の蕎麦とは異なり、あっさりしている。



こういう町中の蕎麦屋は、夕方ふらっと入りたい。
焼海苔、蒲鉾を肴に冷酒を一合だけ呑んで出てくるのが粋。

 番地は 仙台市若林区南材木町60  電話 022-222-5924




近くには仙台駄菓子の老舗、石橋屋がある。
京都風のれんじ窓を切り、入口に長いのれんをかけ、店先には天水桶。江戸情緒がある。

平成6年に仙台市都市景観賞、平成14年には仙台景観重要建造物指定建物に指定された。
季節には枝垂れ桜が風情を醸します。
近くにお越しの際は、ぜひこの界隈を散策してみて下さい。



ついでに仙台駄菓子の由来を・・・

江戸時代、武士は貧乏で町民は裕福であった。
幕府は町民の生活をなんとか抑圧しようと考え、庶民が食べる菓子には、一切白砂糖は使用できないものとした。

そこで町民用には、糯(もち)きび、粳(うる)きび、粟きび、トウモロコシなどを材料に、黒砂糖や米飴の甘さを用いて菓子が作られるようになった。甘さはつるし柿の甘さが基準とされ、上菓子に対して駄菓子と呼ばれた。

おこし、黄粉、胡麻、くるみ、粟等を使ったねじり菓子、餅菓子等が今に伝わっている。